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フレッツ光のプロバイダーは“ぷらら”がおすすめ!ただしスマホに合わせた光コラボにするのが最適

丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

フレッツ光を利用するうえで、別途契約しなければいけないのがプロバイダーです。

フレッツ光の申し込みを進めていて「フレッツ光のプロバイダーってどれにしたらいいの?」と迷う人も多いと思います。

実際のところ、プロバイダーは数百社もあり比較も難しく、そもそも何が違うのかがわかりにくいんですよね。

今回は、そんなお客様に向けて、当社が厳選したおすすめプロバイダーとして「ぷらら」をご紹介します。

なぜ、「ぷらら」が良いかということは記事内で説明するとして、まずは「プロバイダーとは何なのか?」から、順番にわかりやすく解説していきますね。

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プロバイダーの役割とは?

そもそもプロバイダーって何?

プロバイダーというのは、インターネットを接続する業者のことです。

「プロバイダー」とは耳慣れない専門用語のようですが、実はほとんどの人が毎日欠かさず使っています。

というのは…皆さんが使っているスマホ。これで検索したり、WEBページを見たり、SNSを楽しんだりする時も、スマホのキャリアがプロバイダーの役割を担っているから通信ができるのです。

つまり、フレッツ光も同様に、プロバイダーがないとインターネットができないのです。

フレッツ光にはプロバイダーの役割はないの?

フレッツ光というのは物理的な光回線で、プロバイダーの役割はないのです。

インターネットを「水」に例えるなら、フレッツ光は「水道管」、プロバイダーは水道管に水を流す「水道局」の役割を果たします。

水道局がなければ、水を供給することができません、また、水道管がなければ水をみなさんのご家庭に運ぶことができません。

プロバイダーとはインターネットに接続するための業者のこと。回線を水道管に例えるなら、プロバイダーは水道局。両方揃っていないとインターネットができないという事です。

つまり、水道管であるフレッツ光回線と、水道局であるプロバイダーの両方の契約がないとインターネットができないという事なのです。

そして、プロバイダーによって通信速度に違いがあるため、しっかりとこだわって決めないと、インターネットをする上で“速度が出ない”という、致命的な選択ミスにつながるのです。

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フレッツ光のプロバイダーは“ぷらら”がおすすめ

じゃあ、フレッツ光のプロバイダーってどれにしたらいいの?

「ぷらら光メイトwithフレッツ」通称“ぷらら”がおすすめです。

ぷららは、NTTドコモが運営しているプロバイダーなのですが、以下の3つの点で優れているので順に説明しますね。

  • ネットの混雑が少ない“IPv6”が利用できる
  • “IPv6対応ルーター”が無料でレンタルできる
  • 2年間の月額料金割引がある

第一にIPv6が使えるプロバイダーが必須条件

IPv6ってなんなの?

インターネットの混雑を避ける仕組みのことです。

まず、フレッツ光では「IPv6」が利用できるプロバイダーを選ぶことが必須条件です。

IPv6とは何かというと、新しい“通信規格”のことで、簡単に説明すると快適にインターネットを利用するための新しい道路のようなものです。

通常、フレッツ光でインターネットをする場合は、従来の1車線道路を利用するのですが、たくさんの人が利用していて渋滞が多く、快適にインターネットを利用することができないのです。

そのため、IPv6という車線数が増えた新しい道路が作られ、渋滞が解消されたため快適なインターネットが利用できるようになったのです。

このIPv6が利用できるプロバイダーを選ぶかどうかで、インターネットの速度が大きく変わるのです。

その点、ぷららはIPv6に対応しているので、条件をクリアしていると言えます。

IPv6対応ルーターは無料レンタルが最適

IPv6って他のプロバイダーでも使えないの?

大手のプロバイダーであれば、だいたい使えます。

現在は、多くのプロバイダーがIPv6に対応しているので、どこでもいいかと思うかもしれませんが、IPv6を利用するためには「IPv6対応ルーター」という機器が必要になるのです。

そのため、IPv6対応ルーターを“自前で購入”するか、NTTから有料で“ひかり電話対応ルーターをレンタル”する必要があるのです。

購入する場合はおおよそで¥5,000~¥10,000程度の費用がかかり、Wi-Fi機能付きをレンタルする場合は、NTT東日本でWi-Fi付きで¥825、NTT西日本は¥275(2年契約)の月額料金がかかるのです。

また、IPv6対応ルーターをプロバイダーがレンタルしていることは少ないのですが…

ぷららでは、IPv6対応のWi-Fiルーターが無料でレンタルができるから優秀なのです。

レンタルなので、もし故障した場合は交換ができるほか、2年間利用すると無償で譲渡されるので購入するよりもお得なのですね。

IPv6対応Wi-Fiルーターを無料でレンタルしているプロバイダーは他にもあり「GMOとくとくBB」がそれにあたります。

ただし、GMOとくとくBBでは、ぷららのような2年間の月額料金割引が無いため、費用面でもぷららが最適なプロバイダーなのです。

ぷららは2年間の月額料金の割引がお得

結局、ぷららって料金はいくらなの?

戸建てタイプとマンションタイプ料金が異なりますが、以下の月額料金です。

ぷららの月額料金の割引キャンペーンは「利用開始月が無料+23か月割引」という内容になっています。

住居タイプ月額料金割引額
(23ヵ月間)
割引後
月額料金
戸建て¥1,100-¥330¥770
マンション¥880-¥330¥550

このプロバイダー料金が高いのか安いのかというと…

一般的な大手のプロバイダーが戸建ての場合は約¥1,000/月、マンションでは約¥800/月程度なので、ぷららは平均的な料金のプロバイダーと言えます。

また、期間は限定されていますが、月額料金が割引されるのでかなり安く使えるプロバイダーなのです。

プロバイダーの中には、月額¥500程度で利用できるものもありますが、利用はおすすめしません。

というのは、安いプロバイダーであるとIPv6に対応しておらず、通信速度が遅かったり、IPv6を利用するには対応するコースに変更が必要であったりと、不要な手間が生じることがあるからです。

フレッツ光は料金プランによっては高くなる

それで、フレッツ光と合わせた、合計の月額料金はいくらなの?

フレッツ光とプロバイダーの料金は、住居タイプによって金額が異なります。

フレッツ光は、回線の料金に加えてプロバイダーの料金がかかります。以下にプロバイダーをぷららにした場合の合計料金を表にしました。

住居タイプ
料金プラン
NTT東日本NTT西日本
ファミリータイプ(戸建て)¥5,940¥5,500
マンションタイプ
プラン2
¥3,795¥3,685
マンションタイプ
プラン1
¥4,235¥4,125
マンションタイプ
ミニ
¥4,895¥4,895

※東日本:ギガラインタイプ、西日本:スーパーハイスピードタイプ 隼
※マンションタイプ:光配線方式の場合

戸建て向けのフレッツ光の月額料金は、一般的な戸建て向けの回線の料金相場が¥5,000~¥6,000なので、東日本はやや高いものの平均的と言えますね。

マンションタイプの関しては、料金相場が¥4,000前後なので、プラン2,プラン1は相場通りですが、“ミニ”に関してはだいぶ高いですね。

マンションのプラン2、プラン1、ミニの違いって何?

マンションの世帯数の違いです。

フレッツ光はマンションタイプの導入時に、その建物の世帯数に応じて、加入が見込める数(契約者数)を計算し、料金プランを分けているのです。

つまり、世帯数が大きいマンションでは多くの人の加入が見込まれるので、月額料金を安くしても採算がとれるため“プラン2”という最安の料金に設定されているのです。

逆に、世帯数が5世帯などの小さなマンションでは、全員加入しても安い料金プランでは採算が取れないことから、月額料金が高い“ミニ”が適用されているのです。

このように、フレッツ光のマンションタイプは、建物全体の世帯数よって料金が最初から設定されているので、お住いのマンションがどのプランに当たるのか?というのは申込時に確認しましょう。

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フレッツ光回線を使うなら光コラボが最適

じゃあ、フレッツ光のプロバイダーは“ぷらら”で申し込めばいいのね?

正直に言いますと、フレッツ光を利用するなら“光コラボ”がおすすめです。

「光コラボ」というのは…フレッツ光回線とプロバイダーがセットになった光回線のことです。

例えるなら「パック旅行」のようなもので、航空券とホテルを別々で予約すると高いですが、まとめてパックで予約することで合計額が安くなりますよね。

さらに、レンタカーのサービスまでついたりする…光コラボとは、そんなパック旅行のイメージです。

では、なぜ光コラボがフレッツ光よりおすすめなのか具体的に説明すると、3つのメリットがあります。

  • フレッツ光とプロバイダーが一体型
  • マンションタイプの料金プランがシンプル
  • スマホのセット割引がかなりお得

光コラボは、フレッツ光の回線とプロバイダーが一体型になっているため、別途プロバイダーを契約する必要がないのです。

フレッツの場合は、インターネットの接続トラブルや、引越しの時の連絡先がフレッツ光とプロバイダーに分かれていて、それぞれに連絡が必要になるので面倒ですが、光コラボは1つにまとまっているので、2重に手間がかからずわかりやすいのです。

他にも、光コラボにはNTT東西のエリアによる料金の区分けが無いのも特徴です。

また、マンションタイプに限ったことですが、光コラボはフレッツ光のような料金プラン(プラン2、プラン1、ミニ)の観念がないのでシンプルなのです。

最後に、最もおすすめできる点ですが、光コラボによっては“スマホのセット割”が利用できるという事です。

スマホセット割を使えば光コラボが圧倒的にお得

光コラボって、フレッツ光よりどのくらいお得なの?

スマホのセット割を利用すれば年間で¥13,200以上もお得になる場合があります。

以下、代表的な光コラボとして3社の料金と、スマホのセット割の対象になるキャリアを表にしました。

回線名戸建て
月額料金
マンション
月額料金
スマホセット割引
対象キャリア
フレッツ光
¥5,500~¥5940¥3,685~¥4,895なし
ドコモ光¥5,720¥4,400ドコモ
ソフトバンク光¥5,720¥4,180ソフトバンク
ビッグローブ光¥5,478¥4,378au

上記の光コラボ各社の月額料金は、相場に見合った平均的な価格で、高くも安くもないといったところです。

光コラボの料金をフレッツ光と比べると、戸建ては同じくらいで、マンションタイプは“プラン2”には負けますが、“ミニ”には勝っているといったところですね。

しかし、光コラボはスマホのセット割引を適用させることで非常にメリットが出てくるのです。

スマホのセット割というのは、利用しているスマホに対応した光コラボとセットで利用することで、スマホの料金が1台当たり最大¥1,100割引されます。

つまり、スマホが1台であってもセット割を利用すれば、年間¥13,200もの割引額になるのですね。

もし、ご家族で同じキャリアのスマホを複数台所有しているなら、台数によって割引額も大きくなるのです。

光コラボはスマホセット割を利用することで、回線とスマホのトータルコストの削減ができるというわけです。

こういったスマホのセット割は、“フレッツ光+プロバイダー”の契約では利用できないので、光コラボがおすすめなのです。

光コラボの通信品質はフレッツ光と変わらない

プロバイダーがセットになっている事にデメリットやリスクは無いの?

利用する光コラボを間違えなければデメリットはありません。

光コラボというのは、名称が違うだけで本質的には「フレッツ光+プロバイダー」なのです。

つまり、フレッツ光のプロバイダーを選ぶように、光コラボも間違いのないものを選べばデメリットやリスクはありません。

そして、光コラボの通信品質も同じ“フレッツ光の光ファイバー”を利用しているため、フレッツ光とプロバイダーを別々で利用するのと同じなのです。

以下に、フレッツ光と光コラボ各社の“下り平均速度”に着目して比較をしてみました。

ちなみに、ドコモ光は光コラボでも唯一プロバイダーが選べるサービスで、今回は「GMOとくとくBB」を比較対象にしています。

サービス名
(プロバイダー)
下り平均速度
フレッツ光
(ぷらら光メイトwithフレッツ)
269Mbps
ドコモ光
(GMOとくとくBB)
290Mbps
ソフトバンク光316Mbps
ビッグローブ光264Mbps

参照:みんなのネット回線速度

下り速度とは、ネットサーフィンや動画視聴、アプリのダウンロード待ち時間などに実際に体感できる速度で、この平均値がその回線のクオリティと言えるからです。

速度の単位は“bps”と言い、数値が大きい方が速いという事ですが、プロバイダーによる違いはあるものの、光コラボであっても各社IPv6に対応しているので、フレッツ光に遜色がない速度が出ていますね。

結局のところ、フレッツ光と光コラボは料金体系が違うだけで、本質的には同じです。

それならば、スマホのセット割が利用できる光コラボを選んだ方が、最適な選択という事なのです。

<関連記事>
おすすめの光回線厳選7社!スマホを軸に選ぶ最安・最速回線を一挙紹介

まとめ
丸山 和輝
プロバイダーにこだわりが無いのであれば、メリットが大きい光コラボが最適

フレッツ光はプロバイダーが選べることが唯一のメリットです。

なので、仕事の関係で特定のプロバイダーを使わなければいけない場合や、贔屓にしているプロバイダーがある場合などには、フレッツ光は最適な光回線になります。

しかしながら、特にプロバイダーにこだわりがない場合に、フレッツ光を利用するメリットは全くありません。

というのは、現在はフレッツ光とプロバーダーが一体化している“光コラボ”が主流の回線となっており、フレッツ光回線の利用者の約7割が光コラボを利用しているのです。

参考資料:NTTグループ財務概要 契約数

実、光コラボはキャンペーン特典が豊富にあり、初期工事費が無料であったり、契約特典でキャッシュバックが付いたりするので、フレッツ光より導入ハードルが低いのです。

また、特定の光コラボでは、フレッツ光では提供できないスマホキャリアならではのスマホセット割を提供しているため、定着率の良いサービスとなっているのです。

もし、フレッツ光の導入を検討しているのであれば、ご利用中のスマホに合わせた光コラボを選択することで、よりお得にインターネットをご利用いただければと思います。

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Q&Aフレッツ光のプロバイダーに関する“よくある質問と回答”

プロバイダーを申し込むにはどうすればいいの?

フレッツ光の公式WEBサイトで“フレッツ光回線と同時に申し込み”ができます。

フレッツ光の公式WEBサイトから、フレッツ光回線とプロバイダーをまとめて申し込むことが可能です。

フレッツ光とまとめて申し込めるプロバイダーを、NTT東日本では「プロバイダーパック」、NTT西日本では「withフレッツ」といい、料金の支払も先もNTTファイナンスにまとめることができるので便利です。

ただし、プロバイダーパック・withフレッツで選択できるプロバイダーは約10社程度なので、その他のプロバイダーを選びたい場合は、そのプロバイダーの公式WEBサイトにて申し込みが必要です。

フレッツ光のプロバイダーって変更はできるの?

プロバイダーの変更はいつでも可能です。

フレッツ光のプロバイダー選択をミスってしまって速度が出ない場合など、変更することが可能です。

変更したいプロバイダーの公式サイトから申し込みをしたうえで、会員証・アクセスキー等のロングイン情報が届き次第、設定を切り替えることでインターネットに接続するプロバイダーを変更することができます。

ただし、今まで利用していたプロバイダーはお客様自身で解約をしないと、月額料金が発生し続けるので、ご注意ください。

また、解約の際に、特別な割引サービスを受けていた場合など違約金が発生する場合がありますので、あらかじめ確認のうえで解約してくださいね。
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