2024.10.24(更新:2024.10.24)

@nifty光の速度は平均300Mbps超え!ただし快適に利用するにはIPv6が必須

速度
丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

“@nifty光”といえば、特に月額割引やキャンペーン内容が魅力的な光回線ですが、インターネットを快適に利用する上では速度が重要となります。

そこで今回は「@nifty光の速度ってどれくらいなの?速いの?」という、@nifty光の速度についての疑問を解決していきたいと思います。

結論から言ってしまうと、@nifty光の通信速度は、IPv6を使えばネットサーフィンや動画視聴など一般的な用途なら十分快適に利用できる速さです。

また、超高速プランである“@nifty光 10ギガ”であれば、どんなヘビーユーザーであってもストレスフリーで利用できる速さが期待できます。

詳しくは本文で解説していきますので、@nifty光を検討している方はぜひ最後までご一読ください。

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@nifty光の速度は他社と比べても決して遅くない

@nifty光の速度ってどれくらい?

平均速度は300Mbpsを超えています。

前提として、光回線の速度は「Gbps(ギガビーピーエス)Mbps(メガビーピーエス)といった単位で表記されます。1Gbps=1,000Mbpsで、数字が大きいほど速いことを意味します。

また、プランによって「最大通信速度」が決まっていますが、これは理論上計測できる最大値であって、保証されている速度ではありません。

実際の使用環境で出せる実測値は、最大通信速度の約20~30%程度に落ち着くことが多いです。

今回は、@nifty光と代表的な光回線の最大通信速度と実測値(平均速度)をまとめたのでご覧ください。

@nifty光と代表的な光回線 平均速度

光回線名最大通信速度平均速度
(戸建て)
平均速度
(マンション)
@nifty光1Gbps320Mbps362Mbps
NURO光2Gbps639Mbps693Mbps
auひかり1Gbps617Mbps420Mbps
ソフトバンク光1Gbps334Mbps361Mbps
ドコモ光1Gbps310Mbps340Mbps
ビッグローブ光1Gbps295Mbps334Mbps
楽天ひかり1Gbps245Mbps221Mbps

出典:みんなのネット回線速度

@nifty光は、正直NURO光やauひかりほどの速度は期待できませんが、ドコモ光やソフトバンク光などと同等の速さであることがわかりますね。

つまり、@nifty光の速度は超高速とまでは言えませんが、決して遅くはありません。

インターネットを快適に利用するための速度

この@nifty光の速度って普通に使える速さなの?

一般的な用途なら十分快適に利用できる速さです。

まず、インターネットを利用する際、用途によって必要となる通信速度が異なり、容量の大きいデータをやり取りする用途ほど速い通信速度が必要となります。

そこで、インターネットの主な用途で必要となる通信速度をまとめたのでご覧ください。

必要な通信速度の目安

利用用途通信速度の目安
メール1Mbps
Webサイトの閲覧1~10Mbps
動画視聴(4K画質)20Mbps
Web会議10~30Mbps
オンラインゲーム30~100Mbps

最も速い通信速度が必要とされるオンラインゲームでも、大体30~100Mbpsほどが目安となります。

つまり、300Mbps以上の速度が見込める@nifty光であれば、どんな用途でも十分快適に利用できるということです。

ただし、このような通信速度で利用するためには、IPv6を使っているかどうかが重要になってきます。

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インターネットを快適に利用するためにはIPv6が必須

IPv6って何?

通信の際に起こる混雑を回避できる通信規格のことです。

通信規格というのは、異なる通信機器同士が共通の手順で通信できるようにするためのルールのことですが、例えるならインターネットの世界とパソコンなどの端末をつなぐ道路のようなものです。

これまでは、IPv4という道路(通信規格)が使われてきたのですが、インターネットの利用者が想定よりも遥かに多くなってしまった影響もあり、常にIPv4という道路は渋滞していて速度が出づらい状況になっていました。

そこで新たにつくられたのが、IPv6という従来のIPv4よりも車線数が多くなった道路(通信規格)です。

通信規格とは道路の車線のようなもの。従来の規格(IPv4)では渋滞の起きやすい1車線でしたが、IPv6の車線が増えた道路では混雑が解消されていて快適なインターネットが利用できます。

車線数が多いIPv6は車が分散しやすく、渋滞なくスムーズに速度を上げることができるのですね。

そして、IPv4では「PPPoE方式」という方法でインターネットに接続しているのですが、IPv6はその「PPPoE方式」「IPoE方式」という2つの方法でインターネットに接続することができます。

専門的な話になってしまうので詳しくは省略しますが、この「PPPoE方式」と「IPoE方式」、どちらを使ってインターネットに接続しているかによって、通信速度が大きく変わってくるのですね。

@nifty光 接続方式別の平均速度

PPPoE接続IPoE接続
113Mbps391Mbps

この通り「IPoE方式」だと@nifty光の平均以上の速度が出ていますが、「PPPoE方式」では平均を大きく下回る速度しか出ていません。

つまり「IPoE方式」に対応したIPv6を使っていないと、速くて快適な環境とは言えないのですね。

@nifty光なら無料でIPv6を利用できる

IPv6はどうすれば使えるようになるの?

IPv6対応のWi-Fiルーターを用意するだけです。

光回線によっては、別途IPv6の申し込みが必要になる場合もありますが、@nifty光ならその必要はありません。

IPv6に対応したWi-Fiルーターを用意するだけで、IPv6が使えるようになります。

ご自身で市販のWi-Fiルーターを購入してもいいのですが、@nifty光にはIPv6対応Wi-Fiルーターのレンタルサービスがあるので、特にこだわりがなければそちらがおすすめです。

月額550円でのレンタルとなりますが、現在は最大25ヵ月間無料レンタルキャンペーン中なのでお得です。

ということで、IPv6を使った速度であれば、多くの人が快適にインターネットを利用できますが、速度にとことんこだわるなら「@nifty光 10ギガ」も検討してみてください。

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ヘビーユーザーには「@nifty光 10ギガ」がおすすめ

@nifty光10ギガって何?

最大通信速度が10ギガの超高速プランです。

「@nifty光 10ギガ」の実測値は、Wi-Fiルーターやパソコンのスペックなどにより大きく変動しますが、平均でも通常プランの最大通信速度(1Gbps)は超えてきます。

@nifty光の通常プランの平均速度が300Mbpsほどだったので、約3~4倍速い速度が期待できるということです。

これだけの速度が出ていれば、平均速度を下回るような時間帯や、大人数で同時接続をして混雑してしまっている場合でも、十分快適に利用することができます。

ただし、10ギガにもいくつかデメリットはあるので、それを踏まえた上で検討してみてください。

「@nifty光 10ギガ」のデメリット

10ギガのデメリットって何?

エリアが限られていることと、料金が高いことです。

まず、@nifty光の通常プランは、回線が全国に整備されているので、ほとんどの方が利用することができます。

しかし「@nifty光 10ギガ」はこれとは異なった回線を使用しており、この10ギガ用の回線はまだ全国に整備されているわけではありません。

なので、まずは10ギガを利用できるのか、エリアを確認する必要があるのですね。

@nifty光 10ギガ 提供エリア

東日本エリア西日本エリア
・東京都
・神奈川県
・千葉県
・埼玉県
・北海道
・宮城県
・新潟県
・栃木県
・群馬県
・茨城県
・長野県
・大阪府
・京都府
・奈良県
・兵庫県
・滋賀県
・和歌山県
・愛知県
・静岡県
・岐阜県
・三重県
・岡山県
・広島県
・愛媛県
・福岡県
・佐賀県
・熊本県
・宮崎県
・鹿児島県

※2024年10月時点

現在は47都道府県の内、半分ほどの地域で提供されていますが、まだまだ通常プランのように誰でも使えるといった状況ではありません。

この提供エリアが限られているという点が1つ目のデメリットで、2つ目のデメリットは通常プランよりも料金が高いという点です。

10ギガプランと通常プランの月額割引を含んだ料金をまとめたのでご覧ください。

@nifty光 月額料金(月額割引適用時)

10ギガ(戸建て)通常(戸建て)10ギガ(マンション)通常(マンション)
開通月0円0円0円0円
2~13ヵ月目4,620円4,620円3,278円3,278円
14~21ヵ月目5,280円4,620円5,280円3,278円
22ヵ月目~6,380円5,720円6,380円4,378円

戸建てもマンションも、最初の13ヵ月目までは1ギガと同じ料金で利用できますが、それ以降は1ギガよりも高い料金で利用することになります。

10ギガプランの料金は、通常プランと違って戸建てもマンションも一律料金なので、特にマンションに関しては差額が大きくなります。

それでも問題ない、速度を重視して光回線を利用したいという人には「@nifty光 10ギガ」がおすすめです。

まとめ
丸山 和輝
@nifty光の速度は十分快適に利用できる速さ。
より速度を重視したいなら10ギガがおすすめ。

今回は、@nifty光の速度に重点を置いて解説してきましたがいかがでしたか。

@nifty光の平均速度は300Mbpsを超えるほどの速さで、これは他の光回線と比較しても遅くありません。

ただし、このような速度で利用するためにはIPv6が使える環境になっているかが非常に重要なので、必ずIPv6対応のWi-Fiルーターを準備しておきましょう。

また、通常プランよりも提供エリアが狭く料金は高くなりますが、とことん速度を重視して快適さを求める人には10ギガプランがおすすめです。

まとめると、適切な環境と事前準備、自分に適したプランをしっかり選べば、@nifty光は快適に利用できる光回線ということです。

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Q&A@nifty光の速度に関する“よくある質問と回答”

@nifty光に速度制限はあるの?

他のお客様と比べて極めて利用量が多い場合は一時的に制限がかかる場合があります。

メールやWebページの閲覧、動画視聴など一般的な用途には影響が出ない範囲で、同じ設備を利用しているお客様のうち、著しく通信量が多いお客様から順番に、通信速度を制御する場合があります。

通常プランから10ギガプランへの変更はできるの?

10ギガのエリア内であれば可能ですが、工事は必要です。

@nifty光の通常プランから10ギガプランへの乗り換えは、10ギガが提供されているエリア内であれば可能です。

ただし、使用する回線や設備は異なるので、基本的には新規工事を行う必要があります。工事費に関してはキャンペーンで無料です。
丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。