

- 記事の監修責任者
- 丸山 和輝
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So-net光の速度は速い?遅い?評判と実測値から見る結論

So-net光の通信速度ってどのくらい?

実際の平均速度は下り約380Mbpsなので、快適な利用が期待できますよ。
結論から言うと、利用目的に合ったプランを選び、v6プラスの性能を100%引き出す環境を整えれば、So-net光は多くのユーザーにとって高速で快適な光回線です。
その根拠として、まずは客観的なデータを見てみましょう。
インターネット回線の速度投稿サイト「みんなのネット回線速度」によると、So-net光全体の平均実測値は以下の通りです。
平均速度 | |
---|---|
下り(ダウンロード)速度 | 378Mbps |
上り(アップロード)速度 | 305Mbps |
Ping値(応答速度) | 17.92 ms |
※参照:みんなのネット回線速度
この数値は、高画質の動画視聴やオンライン会議、基本的なオンラインゲームなどをストレスなく楽しめる、十分な速度が出ていることを示しています。
ただし、これはあくまで複数のプランを合算した平均値である点に注意が必要です。
So-net光を快適に使うためには、この平均値だけを見るのではなく、プランごとのより詳細な速度特性を理解することが何よりも重要になります。
用語解説
- Ping値(ピンち)とは?
- インターネットの「応答速度」のこと。データ通信の往復にかかる時間を表し、数値が小さいほど速く快適であることを意味します。
単位は「ms(ミリ秒)」です。オンラインゲームやビデオ会議など、リアルタイム性が重要な場面で特に影響します。快適に利用できるPing値は30ms以下が目安。
他社比較から見るSo-net光のポジション

So-net光の速度って他の光回線と比べて速いんですか?

正直にお答えすると、全体の平均速度では他社より控えめです。
では次に、So-net光の速度は市場全体で見ると、どの位置にいるのでしょうか。他の主要な光回線サービスと比較してみましょう。
主要光回線の平均実測速度比較
サービス名 | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
---|---|---|---|
So-net光 | 378 Mbps | 305 Mbps | 17.92 ms |
ドコモ光 | 437 Mbps | 379 Mbps | 20.42 ms |
ソフトバンク光 | 487 Mbps | 431 Mbps | 16.68 ms |
auひかり | 626 Mbps | 593 Mbps | 15.93 ms |
NURO光 | 769 Mbps | 661 Mbps | 11.10 ms |
この表を見ると、正直なところ、So-net光の「全体の平均速度」は、他の主要な光回線サービスと比較して、速いとは言えないことが分かります。
では、なぜSo-net光を選ぶ価値があるのでしょうか。
それは、So-net光が「平均速度」という一つのものさしで勝負するサービスではないからです。
So-net光の最大の魅力は、この後詳しく解説する「S・M・L」という、目的が全く異なるプラン設定にあります。
「夜は使わないから、とにかく月額料金を安くしたい」という方から、「時間帯を問わず常に安定した速度が欲しい」という方まで、自分にピッタリのプランを“選べる”自由度こそが、So-net光の本質的な価値なのです。
では、各プランの具体的な速度と選び方を詳しく解説していきますね。
So-net光 速度比較!S/M/L/10ギガプランの違い

So-net光のS, M, L, 10ギガプランって、具体的に何が違うんですか?

料金はもちろんですが、特に時間帯によって出る“実際の速度”が大きく違います。まずは一覧で全体像を掴みましょう
ここからは、So-net光の速度選びで最も重要なプラン比較に入ります。So-net光には、大きく分けて4つのプランが存在します。
これらのプランは、月額料金だけでなく、通信が混雑する時間帯の速度に大きな違いが出るように設計されています。
つまり、それを知らずにプランを選ぶと、利用したい時間帯に速度が遅くなり、後悔の原因になってしまいます。
まずは、各プランの料金と特徴をまとめた比較表で、全体像を把握しましょう。
So-net光 プラン比較一覧表
最大通信速度/プラン | 平均速度 (下り) | 月額料金 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|---|
<最大1Gbps> Sプラン | 269Mbps | 戸建て:4,500円 マンション:3,400円 | とにかく通信費を節約したい方 夜間はあまりネットを使わない方 |
<最大1Gbps> Mプラン | 333Mbps | 戸建て:5,995円 マンション:4,895円 | 迷ったらコレ!バランス重視の方 動画視聴や在宅ワークも快適にしたい方 |
<最大1Gbps> Lプラン | 445Mbps | 戸建て:7,095円 マンション:5,995円 | 速度と安定性を最優先する方 オンラインゲームや大容量通信を頻繁に行う方 |
<最大10Gbps> 10ギガプラン | 1529Mbps | 戸建て・ マンション共通: 6,270円 | 提供エリア限定の超高速回線 家族全員で同時に高画質動画やゲームを楽しむ方 大容量データを扱うクリエイターや配信者の方 |
このように、最大1ギガのプランでは、Sプランが最も遅く、料金が高くなるにつれ速度も速くなり、Lプランが最も平均速度が速いのです。
一方、最大10ギガのプランは、光回線のスペック自体が10倍になっているため、平均速度としても1ギガプランの3~5倍は速度が出ています。
ここからは、各プランの時間帯別の“実測速度”を見ながら、プランの違いを、一つひとつ詳しく解説していきます。
【Sプラン】の実測速度とおすすめな人

一番料金が安い「Sプラン」って、実際のところ使える速度なんでしょうか?

日中は快適ですが、夜間は速度が落ちる設計になっています。そのため、利用する時間帯がとても重要になるプランですね。
Sプランは、数ある光回線サービスの中でもトップクラスに月額料金が安い、通信費を何よりも節約したい方向けのプランです。
ただし、その安さには明確な理由があります。まずは、時間帯ごとの実測データを見てみましょう。
時間帯 | 下り平均速度 (ダウンロード) | 上り平均速度 (アップロード) | Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 301 Mbps | 239 Mbps | 18.5 ms |
昼 | 419 Mbps | 345 Mbps | 18.2 ms |
夕方 | 390 Mbps | 247 Mbps | 19.1 ms |
夜 | 139 Mbps | 264 Mbps | 19.8 ms |
深夜 | 293 Mbps | 250 Mbps | 18.95 ms |
表を見ると一目瞭然ですが、夜間の下り速度が日中の半分以下にまで大きく低下しているのがわかります。
これは、インターネットの利用者が増える夜間帯に、通信量を調整する「帯域制御」が行われるためです。この仕組みによって、Sプランは格安の料金を実現しているのです。
用語解説
- 帯域制御とは?
- 回線が混雑する時間帯に、通信できるデータ量を意図的に調整する仕組みのことです。
Sプランでは、多くの人が利用する夜間にこの制御が働くことで、通信速度が遅くなる代わりに安い料金が設定されています。
この特徴から、Sプランがおすすめなのは以下のような方です。
- 夜間はほとんどインターネットを使わない方
- 日中のWebサイト閲覧やメール、SNSチェックが主な用途の方
- とにかく通信費を安く抑えたい一人暮らしの方
逆に、夜間に高画質な動画を見たり、オンラインゲームをしたり、家族みんなでインターネットを使いたい方には、Sプランは明確に不向きと言えます。
【Mプラン】の実測速度とおすすめな人

So-net光で一番人気のMプランも帯域の制御があるんですか?

Mプランは最もスタンダード場プランで帯域制御もありません。ただし、夜間はSプランと同様に速度が低下する傾向にあります。
Mプランは、So-net光の料金ラインナップにおける「スタンダードプラン」と位置づけられています。
SプランとLプランのちょうど中間にあり、多くの方が最初に検討する中心的な選択肢です。
ただし、「スタンダード」という言葉から、「いつでも安定して速い」とイメージするのは少し早いかもしれません。
このプランの本当の姿は、時間帯ごとの実測データに表れています。
時間帯 | 下り平均速度 (ダウンロード) | 上り平均速度 (アップロード) | Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 418 Mbps | 286 Mbps | 13.9 ms |
昼 | 295 Mbps | 192 Mbps | 19.1 ms |
夕方 | 369 Mbps | 252 Mbps | 14.6 ms |
夜 | 153 Mbps | 250 Mbps | 17.5 ms |
深夜 | 485 Mbps | 339 Mbps | 14.7 ms |
データが示す通り、このスタンダードプランは利用時間帯によって速度に大きなメリハリがあるのが最大の特徴です。
利用者が少なくなる深夜から朝方にかけては、400Mbpsを超える非常に高速な通信が可能です。
一方で、インターネットが最も混雑する夜間には、Sプランと同程度まで速度が落ちこむ傾向にあります。
この特性を踏まえると、Mプランは以下のような使い方をする方にとって「コストパフォーマンスの高いスタンダードプラン」と言えるでしょう。
- インターネットの主な利用が、深夜から午前中の方
- 夜間は高画質な動画視聴などをあまりせず、Webサイト閲覧程度で済ませる方
- Sプランの昼間の速度では物足りないが、Lプランの料金は避けたい方
もしあなたが「夜間も安定した速度」をスタンダードと考えるなら、次のLプランがよりイメージに近いかもしれません。
【Lプラン】の実測速度とおすすめな人

Lプランはだいぶ料金が高いですが、その分速いんですか?

Mプランが速度を落とす夜間でも400Mbpsを維持できる、その安定性にこそ価値があります。いつでも快適に使いたいならLプランが最適解です。
SプランやMプランの「夜間の速度低下」という共通の課題を解決するのが、このLプランです。
Lプランは、いつでも安定した通信環境を求めるユーザーのための、信頼性の高い上位プランと言えます。
その真価は、実際のデータ、特にMプランと比較した際の夜間の速度に明確に表れています。
時間帯 | 下り平均速度 (ダウンロード) | 上り平均速度 (アップロード) | Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 407 Mbps | 246 Mbps | 18.3 ms |
昼 | 502 Mbps | 471 Mbps | 12.6 ms |
夕方 | 432 Mbps | 339 Mbps | 16.6 ms |
夜 | 400 Mbps | 417 Mbps | 21.0 ms |
深夜 | 638 Mbps | 554 Mbps | 19.1 ms |
Lプランの最大の強みは、Mプランが150Mbps台まで速度を落とす夜間帯においても、下り400Mbpsという十分すぎるほどの高速通信を安定して維持できる点です。
この「最低速度の高さ」こそが、Lプランの核心的な価値となります。
時間帯によって速度が大きく変動するMプランと異なり、Lプランならいつでも安心して大容量通信を行えます。
Lプランがおすすめなのは、以下のような方です。
- 夜間のオンラインゲームを快適な環境でプレイしたい方
- 在宅ワークのWeb会議を、時間帯を気にせず行いたい方
- 家族2~3人で、夜間に同時に利用してもストレスを感じたくない方
- Mプランの夜間速度では不安が残るが、10ギガはオーバースペックだと感じる方
Mプランとの月額料金の差は、「夜間でも速度が落ちない」という保険料と考えるとしっくりくるかもしれません。
いつでも揺るぎない安心感と快適さを手に入れたいなら、Lプランが最も確実な選択肢です。
【10ギガプラン】の実測速度とおすすめな人

10ギガプランって、Lプランと比べてどれくらい違うものなんですか?

実測値で常に1Gbpsを大きく超え、深夜には2Gbpsに迫る別次元の速度です。ただし、提供エリアは限られているのでご注意ください。
これまでのS・M・Lプラン(最大1Gbps)とは根本的に一線を画す、通信速度の限界を求める方向けの最上位プランが「10ギガプラン」です。
提供エリアは限られますが、エリア内であれば選択可能です。
Lプランが「1Gbpsの上限の中でいかに速度を維持するか」という戦いだったのに対し、10ギガプランはその上限を軽々と超えていく、まさに別次元のプランです。
時間帯 | 下り平均速度 (ダウンロード) | 上り平均速度 (アップロード) | Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 1.29 Gbps | 1.51 Gbps | 13.5 ms |
昼 | 1.61 Gbps | 1.99 Gbps | 12.6 ms |
夕方 | 1.44 Gbps | 1.79 Gbps | 12.8 ms |
夜 | 1.36 Gbps | 1.49 Gbps | 13.9 ms |
深夜 | 1.93 Gbps | 1.91 Gbps | 11.4 ms |
ご覧の通り、最も速度が落ちる夜間帯ですら、Lプランの最速値をダブルスコアで上回る速度が出ています。深夜には実測で2Gbpsに迫る、圧倒的なパフォーマンスを誇ります。
ただし、この性能は誰にでも必要なわけではなく、以下のような特殊な使い方をする方々にとって、初めて真価を発揮します。
- 家族全員が同時に4K動画視聴やオンラインゲーム、大容量ダウンロードを行うようなヘビーなご家庭
- 数十GB単位の巨大な映像・設計データを日常的に送受信するプロのクリエイター
- 自身のゲームプレイを、4Kなどの超高画質でライブ配信したいストリーマー
- 将来登場するであろうVR/ARコンテンツなど、次世代のサービスを最高の環境で楽しみたい方
このように、通信速度を重視する用途でインターネットを利用する方には、10ギガプランが最適です。
ただし、10ギガの性能をフルに活かすには、お使いの機器が10ギガに対応していなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
超高速通信を体感するには、以下の準備が必要です。
- 10Gbps対応のWi-Fiルーター
- パソコン側のLANポート(10GBASE-T)
- LANケーブル(カテゴリ6A以上)
10ギガ対応のルーターはSo-netから月額550円でレンタルが可能ですが、パソコン側のLANポート・LANアダプタは10ギガ対応のものを用意しましょう。
なお、パソコン側のLANポートが1ギガ対応のものであっても、インターネットの利用は問題なくできます。
ただし、1ギガ対応のポートでは、速度は最大でも1Gbpsしか出ないので、速度にこだわりたいのであれば10ギガ対応のものに取り換えましょう。
So-net光を快適に使うには「v6プラス」が必須

「v6プラス」って難しそうな用語だけど、何なの?

v6プラスはネットワークの混雑を避けて通信することができる接続方式のことです。So-net光のどのプランでも利用できますよ。
さて、ここまでの解説で、あなたにピッタリの料金プランが見えてきたかと思います。
しかし、せっかく最適なプランを選んでも、その性能を100%引き出せなければ非常にもったいないですよね。
So-net光は、どのプランであっても「v6プラス」という高速な通信方式が標準で利用できます。
用語解説
- v6プラスとは?
- 従来の混雑しやすい道路(PPPoE方式)を避け、空いている新しい専用道路(IPoE方式)を通ってインターネットに接続する技術です。
これにより、夜間など回線が混み合う時間帯でも、速度低下が起こりにくくなります。
この「v6プラス」の能力を最大限に引き出すには、ご家庭の通信環境における2つの重要なポイントがあります。
もしあなたが「So-net光のはずなのに遅い」と感じているなら、原因の多くはここに隠されている可能性があります。
ポイント1:v6プラス・Wi-Fi 6以上対応のルーターを選ぶ

「v6プラス」を利用するにはどうしたらいいの?

「v6プラスに対応」かつ「Wi-Fi 6以上」のルーターを利用すれば自動で適用されます。ルーターは「購入」か、手軽な「レンタル」を選べますよ。
So-net光の性能を最大限に引き出すためには、ご家庭のネットワークの心臓部となるWi-Fiルーター選びが重要です。
ご自身で購入する場合、チェックすべき点はシンプルに2つあります。
- 「v6プラス」に必ず対応していること
前提、「So-net光なのに遅い」という原因のほとんどは、「v6プラス非対応」の古いルーターを使い続けているケースです。
- Wi-Fiの通信規格が「Wi-Fi 6」以上であること
v6プラスで高速道路に入った後、その速度をスマホやPCまでしっかり届けるのがWi-Fiの役割です。
So-net光の1ギガプランの速度をしっかり活かすには、最低でも「Wi-Fi 6」に対応したルーターを選ぶことを強く推奨します。
Wi-Fi 6は高速なだけでなく、多くの機器を同時接続しても通信が安定しやすいメリットがあります。
So-net光の「レンタルルーター」という選択肢もあり
「自分でルーターを選ぶのは難しそう…」と感じる方のために、So-net光では公式の「レンタルルーター」サービスも用意されています。
■So-net光 レンタルルーターの概要
1ギガプラン向け | 10ギガプラン向け | |
---|---|---|
月額料金 | 660円 →最大6か月無料 | 550円 →最大2か月無料 |
メーカー・型番 | バッファロー WSR-1500AX2L | NTT XG-100NE |
性能 | v6プラス対応 Wi-Fi 6対応 | v6プラス対応 Wi-Fi 6対応 |
Wi-Fi最大速度 | 1201Mbps | 2,402Mbps |
このように、So-net光のレンタルルーターは、特典として無料期間が設定されています。
この2つのルーターのほかに、So-net光電話をご利用の場合は、光電話に対応したルーターがレンタルされるため、それを使いv6オプションの接続も可能です。

ルーターはレンタルと購入、どっちがいいのかな?

長期利用するなら「購入」がおすすめです。ただし、レンタルには無料期間があるので、試しに使ってみてから電波状況に合わせたルーターを購入するのがおすすめです。
では、レンタルと購入はどちらが良いのでしょうか。それぞれのメリットを比較してみましょう。
レンタル | 市販品購入 | |
---|---|---|
メリット | ・設定済みで届き、手間いらず ・初期費用が安い ・故障時のサポートが安心 | ・長期的に見ると合計コストが安い ・家の広さや接続台数に合わせ、 高性能なモデルを自由に選べる |
デメリット | ・月額料金がかかり続け、割高に ・性能は基本的なエントリーモデル ・解約時に返却の手間がある | ・数千円~の初期費用がかかる ・機種選びを自分で行う必要がある |
レンタルと購入、一長一短ですが、結論としては、以下のように分かれます。
- こんな人は「レンタル」がおすすめ!
ルーターの設定に自信がなく、とにかく手軽に始めたい方。
短期間の利用を考えている方。 - こんな人は「購入」がおすすめ!
2年以上長く使う予定で、トータルコストを安くしたい方。
3階建ての家で使いたい、接続台数が非常に多いなど、より高性能な環境を求める方。
ご自身の状況に合わせて、最適な方を選んでくださいね。
ポイント2:「v6プラス接続」を確立させ、性能をフル解放する

v6プラス対応のルーターを買って繋いだのに、なぜか速度が速くなりません…。

ルーターがv6プラス接続を自動で認識できていないのかもしれませんね。簡単な手順で接続状況を確認し、設定を最適化することで、性能をフル解放できますよ。
v6プラス対応の高性能ルーターを用意したら、いよいよ最後の仕上げです。
このルーターが、実際に「v6プラス」でインターネットに接続されているかを確認し、もしなっていなければ確立させる。
この一手間が、So-net光のポテンシャルを100%引き出すための、2つ目のポイントとなります。
ステップ1:v6プラスの接続状況を確認
現在v6プラスで接続できているかを確認する方法は、とても簡単です。
- Webサイトで確認する方法
お使いのパソコンやスマートフォンで、以下の確認サイトにアクセスするだけです。
アクセスして「IPv6で接続されています」と表示されれば、設定は完璧です。これ以降の作業は必要ありません。快適なインターネットをお楽しみください。
もし「IPv4で通信しています」と表示された場合は、次のステップに進みましょう。
ステップ2:v6プラス接続を確立させる3つの方法
v6プラスで接続できていない場合、以下の対策を上から順番に試してみてください。多くの場合、1番目か2番目の方法で解決します。
- 機器をすべて再起動する
最も基本的で、最も効果的な方法がすべての通信機器の再起動です。
①Wi-Fiルーターの電源ケーブルを抜きます。
②壁から光回線に繋がっている機器(ONUやホームゲートウェイ)の電源ケーブルを抜きます。
そのまま5分ほど待ちます。
③壁側の機器(ONU等)の電源を入れ、ランプが落ち着くまで2〜3分待ちます。
④Wi-Fiルーターの電源を入れ、ランプが落ち着くまで2〜3分待ちます。
この手順で再起動した後、もう一度ステップ1の確認サイトにアクセスしてみてください。 - ルーターの動作モードを確認・変更する
ルーターの背面や底面に、「ROUTER / AP / BRIDGE」といった物理的な切り替えスイッチがある場合は、必ず「ROUTER」(または「RT」)に設定してください。
また、一部のルーターでは、設定画面から手動で「v6プラス」モードを選ぶ必要がある場合があります。 - ルーターのファームウェアを更新する
ルーターを制御しているソフトウェア(ファームウェア)が古いと、v6プラスがうまく作動しないことがあります。
各ルーターメーカーの公式サイトの手順に従って、ファームウェアを最新バージョンにアップデートしてみてください。
これらの対策を行えば、v6プラスの性能が解放され、見違えるように速度が改善されるはずです。
So-net光が遅いと感じたら?3つの原因とすぐできる改善策

So-net光を使っていて、速度が遅い場合の対処法はありますか?

Wi-Fiルーターや契約プランを見直すと改善できる可能性が高です。また、Wi-Fiをどの接続帯域につなげているかも確認してみてください。
ここまでの解説を実践すれば、So-net光の通信速度はかなり快適になっているはずです。
それでも「なんだかまだ遅いな…」「時間によって不安定になる…」と感じる場合、他にどんな原因が考えられるのでしょうか。
インターネットが遅い原因は、複雑に見えて実はとてもシンプルです。So-net光の場合、考えられる原因はほぼ以下の3つに絞り込むことができます。
ここからは、この3つの原因を特定するためのチェックポイントと、誰でもすぐに試せる改善策をセットで分かりやすく解説します。
このフローに沿って一つずつ確認すれば、きっとあなたの環境の問題点が見つかりますよ。
原因①[機器]:Wi-Fiルーターが古い・性能が低い

光回線をSo-net光に変えたのに、体感速度が全然変わらない…。
この場合は、Wi-Fiルーターを新しいものに交換しましょう。
So-net光が遅いと感じる場合、真っ先に確認・交換を検討すべきはWi-Fiルーターです。これが最も多く、そして最も効果が出やすい原因となります。
具体的には、以下のようなケースが考えられます。
- v6プラスに非対応のルーターを使っている
前の章で解説した通り、これではSo-net光のv6プラスによる高速通信は利用できません。性能を全く引き出せていない状態です。 - Wi-Fiの規格が古い(Wi-Fi 5以前)
Wi-Fi 5(11ac)などの古い規格は、現代のようにスマホ、PC、タブレット、スマート家電など複数台が同時に接続する環境では力不足になりがちです。 - ルーター本体が経年劣化している
Wi-Fiルーターも精密な電化製品です。一般的に寿命は4〜5年と言われており、長年使っていると熱による性能低下や、突然接続が不安定になるなどの不具合が起こりやすくなります。
せっかく高速なSo-net光を契約しても、ルーターがこれらの状態だと、そこがボトルネック(通信の詰まり)となり、回線全体の速度を著しく下げてしまうのです。
対策:v6プラス・Wi-Fi 6以上対応のルーターに交換する
この問題の解決策は非常にシンプルです。「v6プラス対応」かつ「Wi-Fi 6以上」の新しいルーターに交換すること。
これが、速度改善において最も劇的な効果が期待できる対策です。
数千円の出費にはなりますが、これまで悩んでいた速度の問題が嘘のように解決するケースが本当に多くあります。
So-net光のポテンシャルを最大限に活かすためにも、3年以上同じルーターを使っている場合は、ぜひ交換を検討してみてください。
原因②[プラン]:利用状況とプランが合っていない

夜になると速度が落ちて困るという方は、プラン変更がおすすめです。
「最新のルーターを使っているのに、なぜか速度が改善しない」
「特に、平日の夜など決まった時間になると決まって遅くなる…」
もし、このような症状に心当たりがあれば、原因は「あなたのインターネットの使い方」と「契約プランの特性」が合っていないことにあります。
この記事の前半で解説した、プランごとの時間帯別実測データを思い出してみてください。
- Sプラン
夜間に帯域制御が行われ、下り速度が大きく低下する設計のプランです。 - Mプラン
Sプランほどではありませんが、同じく夜間には下り150Mbps程度まで速度が落ち着く傾向にあります。
もし、あなたがインターネットを最もよく使う時間帯が、まさにこの夜間(19時〜23時頃)なのであれば、SプランやMプランではスペック不足になっている可能性が非常に高いのです。
これは機器の問題ではなく、プラン自体の仕様なので、ルーターを買い替えても解決は難しいでしょう。
対策:利用状況に合わせてプランを見直す
この場合の解決策は、ご自身の使い方に合ったプランへ変更することです。
まずは、ご自身のインターネットの使い方を一度振り返ってみましょう。「自分はどの時間帯に、どんな目的でネットを使うことが多いか?」を把握することが第一歩です。
その上で、もしあなたが夜間帯にも安定した速度を求めるのであれば、時間帯を問わず高速な「Lプラン」への変更が最も確実な解決策となります。
プランの変更は、So-netの会員サポートページである「マイページ」から簡単に行うことができます。
ご自身の使い方と現在のプランが本当に合っているか、一度見直してみてはいかがでしょうか。
原因③[無線環境]:Wi-Fiの電波が届きにくい・干渉している

最新ルーターを使っているのにWi-Fiが遅いといった場合は、接続している周波数帯を確認してみてください。
「プランはLプラン、ルーターも最新のはず。それなのに、特定の部屋だけ繋がりにくい、場所によって速度が全然違う…」
この場合、原因はSo-net光の回線やルーター本体の性能ではなく、ルーターとスマホやPCとを繋いでいる「Wi-Fiの電波」そのものにある可能性が濃厚です。
Wi-Fiの電波は、壁や家具などの障害物に弱く、特にコンクリートの壁や金属製の棚、水槽などがあると著しく弱まります。
そのため、ルーターの設置場所が非常に重要になるのです。
また、Wi-Fiの電波には性質の違う2つの周波数帯、「2.4GHz」と「5GHz」があることも知っておきましょう。
Wi-Fiの周波数帯のちがい
周波数帯 | メリット | デメリット |
---|---|---|
5GHz | 通信速度が速い 電波干渉が少ない | 電波が届く範囲が狭い 壁などの障害物に弱い |
2.4GHz | 電波が届く範囲が広い 壁などの障害物に強い | 通信速度が遅い 電子レンジなどと電波干渉しやすい |
もしあなたが接続しているWi-Fiの名前(SSID)の末尾が「-G」や「-2G」で終わるものなら、それは速度の遅い2.4GHz帯を使っているサインです。
対策①:ルーターの設置場所を見直す
まずは、Wi-Fiルーターを最適な場所に移動させてみましょう。
- 【理想的な場所】
家の中心に近い場所
床から1〜2mの高さがある棚の上など
周りに物を置かず、開けた場所 - 【避けるべき場所】
部屋の隅、床の上
テレビの裏、棚の中、箱の中
水槽や金属製ラックの近く
少し置き場所を変えるだけで、家全体の電波状況が大きく改善することがあります。
対策②:高速な「5GHz帯」のWi-Fiに接続し直す
これが最も手軽で効果的な改善策です。お使いのスマホやPCのWi-Fi設定画面を開き、接続先を切り替えましょう。
現在接続しているWi-Fi(SSID)とは別に、末尾が「-A」や「-5G」で終わる名前のWi-Fiがあるはずです。
こちらが高速な「5GHz帯」ですので、選択して接続し直してみてください。これだけで、速度が劇的に改善されることは本当によくあります。
これらの対策を試しても特定の部屋で繋がらない場合は、「メッシュWi-Fi」や「Wi-Fi中継機」の導入を検討するとよいでしょう。
まとめ
So-net光はプランによって速度が異なるからプラン選びが重要!
今回は、So-net光の各プランが持つ速度の特性とプランの選び方について、実測データを交えながら深掘りしてきました。
この記事で最もお伝えしたかった結論は、So-net光を快適に使うには、ご自身の使い方に合ったプランを選ぶこと、という非常にシンプルな一点です。
なぜならSo-net光は、S・M・Lの各プランで「夜間の速度特性」が意図的に変えられているという、他の光回線にはあまり見られないユニークな特徴を持っているからです。
夜間に速度が落ち着く代わりに安価な「S/Mプラン」は、日中の利用がメインの方にとっては非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となります。
一方で、時間帯を問わない安定性を求めるのであれば、夜間も高速な「Lプラン」が確実な答えです。
ライフスタイル(特に夜間の使い方)に合わせて、最適なプランを選択しましょう。
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Q&A
So-net光の速度に関する“よくある質問と回答”
- Sプランの夜間速度は、ゲームやビデオ会議はできますか?
- 一人での利用なら可能ですが、安定性に欠けるため注意が必要です。
Sプランの夜間速度は、数値上はオンラインゲームやビデオ会議を一人で行うことは可能です。
しかし、注意すべきはSプランの夜間速度が「帯域制御」の結果であるという点です。 これは、回線が混雑する中で速度を調整している状態のため、ベストな状態で通信をすることができません。
結論として、「一人で、かつ他に大きな通信がない状態」であれば可能な場合はありますが、快適で安定した利用を求めるなら、やはりM・Lプランの選択をおすすめします。
- 10ギガプランを契約すれば、パソコンもスマホも全部速くなりますか?
- 回線速度は圧倒的に速くなりますが、その速度を体感するには、PCやスマホ側も対応が必要です。
10ギガプランは、例えるなら「道路を10車線に広げる」ようなものです。しかし、料金所であるルーターや、その先の一般道にあたるLANケーブル、そして目的地である車(PCやスマホ)が1車線分しか対応していなければ、結局は1車線分の速度しか出ません。
10ギガの速度をフルに体感するには、最低でも以下の環境が必要です。
有線接続の場合:「10GBASE-T」に対応したLANポートと、「カテゴリ6A」以上のLANケーブル
無線接続の場合:「Wi-Fi 6E」や「Wi-Fi 7」といった最新規格に対応したPC・スマホ
お手持ちの機器がこれらの規格に対応していない場合、せっかくの10ギガプランもオーバースペックになってしまう可能性があります。 - So-net光の1ギガから10ギガにプラン変更はできますか?
- 可能ですが新規契約に近い手続きと工事が必要になります。
So-net光の1ギガプラン(S/M/L)から10ギガプランへの変更は、提供エリア内であれば可能です。
ただし、これはWebサイトで完結するような簡単なプラン変更ではありません。 光回線自体を「フレッツ光クロス」という10ギガ用の設備へ切り替えるため、派遣工事を伴う「品目変更」という手続きになります。
申し込みから開通までは1〜2ヶ月程度かかる場合があり、簡単なプラン変更というよりは「新しい回線を引く」のに近いイメージで準備を進めるとスムーズですよ。手続きはSo-netのサポートデスクにてご相談ください。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
「So-net光の速度って実際どうなの?」
「S、M、L、10ギガ…どのプランが自分に合ってるんだろう?」
「もし契約して速度が遅かったらどうしよう…」
実は、So-net光を選ぶ上で最も重要なポイントは、料金プランによって通信速度の快適さが大きく変わるという点です。
「Sプラン」のように料金を抑えたプランもあれば、「Mプラン」や「Lプラン」のように速度を重視したプランも用意されています。
そのため、あなたの使い方に合ったプランを選ばないと、「思ったより遅い…」と感じてしまう可能性があるのです。
この記事では、各プランの実際の速度データを比較し、あなたの使い方に本当にマッチするプランはどれなのか、分かりやすく解説します。
So-net光の速度はどのくらいなのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。