2025.07.04(更新:2025.07.04)

ドコモ home 5Gの6つのデメリットと対策|契約前に確認すべきポイントを解説

デメリット
丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

ドコモのホームルーター「ドコモ home 5G」、コンセントに挿すだけでインターネットが使える手軽さは、とても魅力的ですよね。

しかしその一方で、「何かデメリットはないの?」といった不安が頭をよぎり、あと一歩が踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、このドコモ home 5Gのデメリットについて、徹底的に解説していきたいと思います。

先に結論を言ってしまうと、ドコモ home 5Gのデメリットは6つ、これらは人により快適ではないサービスになり得るため、慎重な判断が必要です。

この記事を読めば、そのデメリットとその具体的な対策、そして契約すべきかどうかの明確な判断基準が分かります。

ドコモ home 5Gを利用しようか迷っている方は、ぜひ最後までご一読ください。

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ドコモ home 5Gの6つのデメリットと対策

ドコモ home 5Gにはどんなデメリットがあるの?

通信の安定性や5Gエリアの問題、オンラインゲームへの不向き、3年間の実質的な契約縛りなど、複数のデメリットがあります。

「ドコモ home 5G」は、手軽に高速インターネット環境を構築できる魅力的なサービスですが、いくつかの重要なデメリットがあります。

まずは、ドコモ home 5Gのデメリットをまとめたのでご覧ください。

これらのデメリットを一つひとつ確認することで、ご自身の使い方にドコモ home 5Gが本当に合っているのかを、より正確に判断できるようになります。

それでは、各デメリットの原因と対策について詳しく見ていきましょう。

デメリット01
通信速度が不安定・時間帯によって遅くなる

ドコモ home 5Gって、いつでも快適な速度で使えるの?

モバイル回線なので、利用環境や時間帯によって速度が不安定になることがあります。

ドコモ home 5Gの最も注意すべき点が、通信速度が時間帯や環境によって不安定になりやすいことです。

これは、スマホと同じモバイル回線を利用しているためで、ご自宅と基地局との間に建物などの障害物があると電波は弱まってしまいます。

また、回線は地域の利用者と共有するため、皆がインターネットを利用する平日の夜間や休日には混雑しがちです。

これは、広い道路も交通量が増えれば渋滞するのと同じ原理ですね。

用語解説

モバイル回線とは
携帯電話会社が提供する、基地局からの電波を使った無線通信網のこと。物理的なケーブルで繋ぐ光回線と違い、スマホなどでどこでもネットが使えるのが特徴です。

【対策】設置場所の工夫で速度は改善できる

この問題は、ルーターの設置場所を工夫することで、大幅に改善できることがあります。

最も効果的なのは、屋外の電波を掴みやすい「窓際」で、床から1〜2mほどの高い場所に設置することです。

テレビや、特に電波干渉を起こしやすい電子レンジなどの家電から離すだけでも違いが出ます。

端末本体のランプは、電波の強さを「青(強) > 黄(中) > 赤(弱)」で示しているので、このランプが「青色」に点灯するベストポジションを探してみましょう。

用語解説

電波干渉とは
複数の電波が互いに影響し、通信を不安定にさせる現象。電子レンジなど同じ周波数帯の家電がWi-Fiの近くにあると発生し、速度低下や接続切れの原因になります。

デメリット02
5Gで接続できるエリアはまだ限定的

ドコモ home 5Gって名前だから、どこでも5Gが使えるんだよね?

いいえ、5G対応エリアはまだ限定的です。契約前に自宅がエリア内か確認することが必須です。

ドコモ home 5Gという名前から、どこでも5Gの超高速通信が使えると期待してしまいますが、まだ5G対応エリアは都市部が中心です。

ご自宅が5Gのエリア外の場合、ルーターは自動的に4G回線へ接続します。

もちろん、ドコモの4G回線は十分に高速で、動画視聴など多くの用途で不便を感じることは少ないでしょう。

しかし、「5Gならではの速さ」を強く期待して契約すると、「思ったより速くない」という期待外れに終わってしまうので注意しましょう。

5Gの種類について
一口に5Gと言っても、電波の周波数帯によって「Sub6(サブシックス)」と「ミリ波」の2種類があります。ドコモ home 5Gでは主に、繋がりやすくエリアを広げやすい「Sub6」が使われています。

【対策】契約前に公式サイトのエリアマップで確認

この期待とのギャップを防ぐ最も確実な方法は、契約前にドコモ公式サイトの「サービスエリアマップ」でご自宅の住所をピンポイントで確認することです。

確認手順はとても簡単です。

自宅が5Gエリアか確認する方法

  • ドコモの公式サイトで「home 5G サービスエリア」と検索。
  • メーカーと機種を選択。(メーカー:SHARP、機種名:home 5G HR02)
  • ご自身の住所を入力。
  • マップ上で自宅が5Gのエリア(濃いピンク色で表示されるエリア)に含まれているか確認。

この一手間をかけるだけで、「こんなはずではなかった」という後悔を防げます。

デメリット03
上り速度とPing値が遅い

「上り速度」や「Ping値」が遅いと具体的に何が不便なの?

Web会議で映像が固まったり、オンラインゲームで操作が遅れたり、大容量ファイルの送信に時間がかかったりといった不便が生じます。

まずは、ドコモ home 5Gを実際に利用しているユーザーからデータを集めた実測値(平均速度)をご覧ください。

ドコモ home 5G 通信速度

項目平均速度
下り速度
(ダウンロード速度)
184Mbps
上り速度
(アップロード速度)
18Mbps
Ping値
(応答速度)
46ms

出典:みんなのネット回線速度

インターネットの快適さは、データを受け取る「下り(ダウンロード)」の速度だけで決まるわけではありません。

データを送り出す「上り(アップロード)」が遅いと、様々な場面で不便が生じます。

例えば、Web会議やオンライン授業では自分の映像や音声が途切れがちになり、スムーズな会話を妨げます。

また、高画質な写真や動画をクラウドへアップロードする際にも、非常に長い待ち時間が発生してしまいます。

それから、通信の応答速度を示す「Ping値」が大きい(遅い)と、あらゆる操作の反応が鈍くなります。

最も影響が分かりやすいのがオンラインゲームで、自分の操作からキャラクターがワンテンポ遅れて動くため、特に対戦型では致命的なハンデになります。

それだけでなく、Webサイトのボタンをクリックしてからページが反応するまでの一瞬の「間」が長くなるなど、日常的な利用でも動作の鈍さとして感じられる原因になります。

【対策】LANケーブルを使って接続する

この技術的な弱点を根本的に解決することは難しいですが、利用者ができる工夫で、通信を少しでも安定させることは可能です。

最も効果的なのは、パソコンやゲーム機をWi-FiではなくLANケーブルで直接ルーターに繋ぐことです。

これにより、宅内の無線通信が原因の遅延や不安定さを緩和できます。

デメリット04
3年以内に解約すると端末代金の残債が発生する

端末代金は実質0円って聞いたけど、いつ解約しても大丈夫?

いいえ、36ヶ月(3年)以内に解約すると、高額な端末代金の残債が一括請求されるので注意が必要です。

ドコモ home 5Gに利用する端末代は71,280円ですが、「月々サポート」という月額割引で実質無料となります。

この実質無料というのは、71,280円の端末代金を36回の分割払いにし、それと全く同額の割引を毎月の利用料金から36ヵ月間適用するというもの。

つまり、3年間使い続けることで初めて端末代が0円になる計算です。

そのため、もし3年未満で解約すると割引だけが終了し、以下のような高額な端末代金の残債が一括で請求されてしまいます。

  • 1年(12ヶ月)で解約した場合:残債 47,520円
  • 2年(24ヶ月)で解約した場合:残債 23,760円

このことから、ドコモ home 5Gは3年以上の長期利用が基本のサービスであると理解しておくことが重要です。

【対策】乗り換え先の違約金負担キャンペーンを活用する

やむを得ない事情で3年以内に他のインターネット回線へ乗り換える場合、この残債負担を軽減できる非常に有効な方法があります。

それは、乗り換え先の事業者が実施している「違約金負担キャンペーン」を活用することです。

これは、他社からの乗り換えユーザーに対し、以前の回線の違約金や端末代金の残債を、数万円を上限としてキャッシュバックなどで補填してくれるキャンペーンです。多くの光回線サービスなどが実施しています。

ただし、これはあくまで他の回線へ乗り換える場合の救済策です。インターネット回線自体が不要になり、単純に解約する場合には利用できない点にご注意ください。

ちなみに、ドコモ home 5Gからドコモ光へ乗り換える場合は、dポイントが20,000pt還元される「移行特典」が利用できます。

デメリット05
登録した住所以外では利用できない

コンセントに挿すだけなら、旅行や出張に持っていって使える?

いいえ、規約で禁止されています。登録住所以外で使うと通信を止められる可能性があります。

ドコモ home 5Gは、契約時に登録した一つの住居で利用することが前提のサービスです。

そのため、規約によって登録住所以外での利用は固く禁止されており、旅行先や出張先へ持ち運んで使うことはできません。

もし登録住所以外で利用した場合、接続先の基地局情報からシステムがそれを検知し、通信を止められてしまう可能性があります。

【補足】引っ越し時はオンラインで簡単な手続きが可能

それでも、引っ越しが多い方にとってドコモ home 5Gは、最適な選択肢になり得ます。

なぜなら、ドコモ home 5Gは光回線のように面倒な移転手続きや開通工事は一切不要で、オンラインの「My docomo」から数分で簡単に設置場所の住所変更が完了するからです。

新居のコンセントにルーターを挿すだけで、その日からすぐにインターネットを使い始められる手軽さは、ドコモ home 5Gならではの大きな魅力です。

デメリット06
速度制限がかかることがある

ドコモ home 5Gって本当に使い放題なの?

基本は無制限ですが、ごく一部の異常な使い方をした場合のみ速度が制限される可能性があります。

ドコモ home 5Gは「データ容量無制限」が大きな魅力ですが、実は完全な無制限というわけではなく、例外的に速度が制限される可能性があります。

公式サイトには「直近3日間のデータ利用量が特に多い場合、通信が遅くなることがある」という趣旨の記載があります。

これは、一部のユーザーによる極端なデータ通信で、他の多くのユーザーの通信品質が低下するのを防ぐための、ネットワークの公平性を保つための措置です。

【補足】通常の利用で制限の心配はほぼ不要

では「特に多い」とはどれ位の量なのか、具体的な基準は公表されていません。

しかし、実際の利用者からの評判を見ると、数TB(テラバイト)級の明らかに異常な使い方をしない限り、まず制限はかからないようです。

一般的な動画視聴やWeb会議、オンラインゲームといった使い方で、この制限を心配する必要はほとんどありません。

常識の範囲で使う分には、事実上の「使い放題」と考えて差し支えないでしょう。

 

ドコモ home 5Gが快適に使えるか用途別に解説

ドコモ home 5Gって、結局どんな使い方に向いてるの?

動画視聴など下り通信が中心の用途に適しています。反対に上り通信の安定性が求められる作業には注意が必要です。

6つの注意点を踏まえた上で、次に「では、自分の使い方ではどうなのか?」を具体的に見ていきましょう。

「動画視聴」「Web会議・オンライン授業」「オンラインゲーム」「家族での利用」という4つの代表的な利用シーンをピックアップし、ドコモ home 5Gの実力を検証します。

ご自身の生活スタイルと照らし合わせながら、読み進めてみてください。

①動画視聴(YouTube/Netflixなど)

ドコモ home 5Gで、4Kみたいな高画質の動画も止まらずに観れる?

動画視聴はドコモ home 5Gが最も得意とする分野なので、4K動画もスムーズに再生できる十分な性能があります。

インターネットの使い道として、YouTubeやNetflix、Amazonプライムなどの動画視聴がメインという方は非常に多いのではないでしょうか。

まずは、どの程度の速度が出ていれば問題なくインターネットを利用できるのか、動画視聴も含めた用途別に必要な通信速度をまとめたのでご覧ください。

必要な通信速度の目安

利用用途通信速度の目安
メール1Mbps
Webサイトの閲覧1~10Mbps
動画視聴(4K画質)20Mbps
Web会議10~30Mbps
オンラインゲーム30~100Mbps

動画視聴には20Mbps前後が必要ですが、ドコモ home 5Gの下り速度は、平均でも100Mbps以上、良好な環境ならそれ以上の速度が出ます。

また、動画視聴は、サーバーにある映像データを常にダウンロードしながら再生する仕組みです。

そのため、求められるのは「下り(ダウンロード)」の通信速度。そして、ドコモ home 5Gはこの下り速度が非常に高速なのが最大の強みです。

つまり、4Kのような超高画質動画を視聴するために必要な速度を、余裕でクリアしているため、読み込みで待たされることなく快適に楽しめる、というわけです。

【注意点】夜間は不安定になることもある

モバイル回線の特性上、同じエリアの利用者が増えて回線が混み合う平日の夜間(20時~24時頃)や週末には、通信が不安定になることがあります。

その結果、動画の再生が始まるまでに少し時間がかかったり、再生中に画質が一時的に少し低下したりする可能性はゼロではありません。

②Web会議・オンライン授業

ドコモ home 5GでWeb会議は問題なくできる?

映像を受け取るだけなら問題ないですが、自分が発表するなど双方向のやり取りが発生するならストレスがかかるでしょう。

Web会議やオンライン授業は、会議や授業の映像・音声を受け取る「下り」通信が中心の場面では、快適に利用できるでしょう。

相手の音声がクリアに聞こえ、共有された資料の文字も鮮明に表示されるため、情報を受け取る側としては問題ありません。

一方で、自分が発表者になったり、グループディスカッションで発言したりといった、双方向のやり取りが重要になる場面では注意が必要です。

モバイル回線は「上り」の通信速度や応答速度が不安定になりやすく、自身の発言が重要な場面で「ブツッ…」と途切れたり、渾身のプレゼン資料がカクカクして見えたりすると、伝えたい内容の説得力も半減してしまいます。

結論として、一般的な参加には十分対応できますが、重要な商談やオンライン試験など、絶対に失敗できない場面では光回線が最も安心です。

もしドコモ home 5Gで臨む場合は、有線LAN接続や、スマホのテザリングをバックアップとして準備しておくと良いでしょう。

③オンラインゲーム

ドコモ home 5Gでオンラインゲームは遊べる?

できなくはないですが、一瞬の反応速度が重要な対戦ゲームには非推奨です。

ドコモ home 5Gは、オンラインゲームのような一瞬の反応速度が求められる用途には不向きと言えます。

理由は、モバイル回線特有の「上り速度」「Ping値」という2つの指標にあります。

オンラインゲームでは、自分が操作したキャラクターの動きなどの情報を、リアルタイムでゲームサーバーに送るために使われます。

ドコモ home 5Gのようなモバイル回線は、動画視聴などで使われる「下り(ダウンロード)」の速度は速いのですが、「上り」の速度は光回線に比べて遅くなる傾向があります。

また、ドコモ home 5Gは光回線に比べて「Ping値」が高く、光回線ならPing値は安定して10ms以下を保てることが多いですが、ドコモ home 5Gでは30ms~50ms、時間帯や環境によってはそれ以上に高くなることも珍しくありません。

この2つが原因で「ラグ(遅延)」が発生し、FPSや対戦格闘ゲームなどでは勝敗に直結する大きなストレスとなってしまいます。

④家族での複数台同時接続

家族みんなで同時にネットを使っても、速度は遅くならない?

一般的な使い方なら3~4人でも快適です。ただ、回線速度は全員で分け合うため高負荷な作業が重なると遅くなります。

ご家族でインターネットを利用する場合、ドコモ home 5Gの性能を正しく理解しておくことが重要です。

まず、ルーター(HR02)自体の接続性能は非常に高く、最大66台の機器を同時にWi-Fiに繋ぐことができます。この点ではスペック不足の心配はまずありません。

しかし、ご家庭に届くインターネット回線はあくまで一本なので、複数の人がそれぞれインターネットを使うと、速度が分け合われてしまい、結果として全員の通信が遅くなる可能性があります。

家族それぞれがWebサイトを見たり、SNSを使ったり、標準画質の動画を見たりする程度であれば、多くの場合は全員が快適に利用できるでしょう。

一方で、誰かが4Kの高画質動画をストリーミングし、別の誰かがオンラインゲームの大規模なアップデートを行い、さらに他の誰かがビデオ通話をするといった、高負荷な作業が同時に重なると話は別です。

一般的なご家庭での利用であれば十分な性能ですが、ご家族全員がインターネットをたくさん使う「ヘビーユーザー」である場合は、より安定した大容量通信が可能な光回線の方が、より安心と言えるでしょう。

 

光回線や他社ホームルーターとの違いを比較

本当にドコモ home 5Gが自分にとって最適なのかな?

手軽さを求めるドコモユーザーならドコモ home 5Gが最適です。

ドコモ home 5Gの特性を理解したところで、最終的に契約すべきかを判断するために、他の選択肢と比較してみましょう。

比較対象は、インターネット回線の王様である「光回線」と、競合サービスである「他社のホームルーター」です。

それぞれの長所と短所を知ることで、あなたにとっての最適解が見えてくるはずです。

ドコモ home 5G vs 光回線

工事不要なのは魅力だけど、やっぱり光回線の方がいいのかな?

通信品質を最優先するなら光回線、工事ができない事情や手軽さを求めるならドコモ home 5G、という明確な基準で選ぶのがおすすめです。

多くの方が最初に悩むのが、この「ホームルーターか、光回線か」という選択です。

両者の違いは、以下の比較表を見ると一目瞭然です。

ドコモ home 5G・光回線 比較

比較項目ドコモ home 5G光回線(例:ドコモ光)
月額料金4,950円マンション:4,400円
戸建て:5,720円
速度・安定性〇 (速いが、不安定な場合も)◎ (非常に高速で安定)
Ping値△ (オンラインゲームには不向き)◎ (非常に速く、低遅延)
手軽さ・工事◎ (工事不要・即日利用可)× (開通工事が必須・時間もかかる)

この表から分かる通り、判断基準は非常にシンプルです。

通信の速度や安定性を何よりも重視する方は、迷わず光回線を選びましょう。

特に、一瞬のラグも許されないオンラインゲームをプレイしたい方や、仕事で常に安定した環境が必要な方にとっては、光回線一択となります。

一方で、賃貸物件で工事ができない方や、すぐにインターネット環境が欲しい方にとっては、ドコモ home 5Gが最適解です。

動画視聴やWebサイトの閲覧が主な用途であれば、ドコモ home 5Gの通信品質でも十分に満足できるでしょう。

ドコモ home 5G vs 他社ホームルーター

ホームルーターに決めたんだけど、どのホームルーターを選べばいいの?

最も重要なのはお使いのスマホキャリアです。スマホとのセット割を適用できるサービスを選ぶのが、一番お得になる基本の選び方です。

「工事不要のホームルーター」というカテゴリでは、ドコモ home 5Gの強力なライバルとして「WiMAX +5G」「ソフトバンクAir」が存在します。

3社の主な違いを比較表で見てみましょう。

ホームルーター 比較

比較項目ドコモ home 5GWiMAX +5G
(HOME 5G L13)
ソフトバンクAir
月額料金4,950円約4,000円~5,000円5,368円
平均下り速度184Mbps156Mbps134Mbps
平均上り速度18Mbps26Mbps12Mbps
平均Ping値46ms45ms47ms
スマホセット割ドコモau / UQ mobileSoftBank / Y!mobile

実際のユーザーデータを見ると、平均速度ではドコモ home 5Gが最も優れている傾向にあります。

しかし、多くの方にとって最も重要な判断基準は「スマホセット割」です。

お使いのスマホキャリアに合わせてサービスを選ぶことで、毎月のスマホ代から割引を受けられます。

ご家族の分も対象になるため、世帯全体の通信費で考えると、年間で数万円単位の差が生まれることもあります。

なので、特別な理由がない限り、ご自身のスマホキャリアに合わせたサービスを選ぶのが、最も経済的で合理的な選択と言えるでしょう。

 

まとめ

ドコモ home 5Gのデメリットを理解して後悔のない選択をしよう

本記事では、ドコモ home 5Gを契約する前に知っておくべき6つのデメリットから、具体的な利用シーン、他の回線との比較までを詳しく解説しました。

ご紹介した通り、ドコモ home 5Gは「工事不要ですぐに使える」という大きなメリットがある一方で、通信の安定性や3年間の利用が前提である点など、光回線にはない注意点も存在します。

大切なのは、これらのメリットとデメリットを天秤にかけ、ご自身のライフスタイルや「何を一番重視するか」という価値観に照らし合わせて判断することです。

ドコモ home 5Gは、お客様の使い方や環境にさえフィットすれば、これ以上なく手軽で強力なインターネット環境を提供してくれます。

Q&A
ドコモ光 home 5Gのデメリットに関する“よくある質問と回答”

サポートの電話は繋がりやすい?
時間帯によっては繋がりにくい場合があります。

これはドコモに限った話ではありませんが、サポートセンターが混み合う時間帯(平日の昼休みや夕方以降、土日など)は電話が繋がりにくいことがあります。

お急ぎの場合は、比較的空いている平日の午前中などを狙うのがおすすめです。

また、チャットサポートでの問い合わせなど、電話以外の手段も用意されています。

ルーターのデザインは選べる?
選べません。現在提供されている1種類のみです。

端末の色や形は選ぶことができず、現在提供されているダークグレーのモデル(HR02)のみとなります。

もしデザインがお部屋のインテリアに合わないと感じる場合は、市販のルーター収納ボックスなどを活用しておしゃれに隠すという手もあります。

どの支払い方法に対応している?
クレジットカードか口座振替の2択です。

月額料金の支払い方法は、クレジットカードまたは特定の金融機関の口座振替のみとなります。

デビットカードでの支払いや、現金でのコンビニ払いなどには対応していません。

契約前に、ご自身が利用できる支払い方法があるか確認しておきましょう。

丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。