
IIJmioからの“最適な乗り換え先”の見つけ方

また「やめておけばよかった」とは思いたくないんだよね。

そうならないために、まずは“なぜIIJmio契約後に後悔したのか”を整理しておきましょう。
IIJmioからの乗り換えで後悔しないためには、次の会社を「安さ」だけで選ぶのではなく、「ご自身のライフスタイルに合っているか」という新しい判断軸を持つことが何より重要です。
おそらくお客様は、その安さに惹かれてIIJmioの利用を決断したはず。そして今抱えるIIJmioへの不満は以下のような点ではないでしょうか。
- お昼や通勤ラッシュの時間帯に、通信が遅い
- 通話料が思ったよりも高い
- 困ったときに誰にも相談できない
- すぐ速度制限にかかってしまう
これらはすべて、料金だけで乗り換えを決めた結果、ご自身のスマホの使い方とIIJmioのサービス特性とがミスマッチだったことから生まれたものです。
言い換えれば「ライフスタイルとの合致度が低かった」ことが後悔の根本的な原因と言えます。
なので、次の乗り換え先は「ライフスタイルとの合致度が高い」ものにすべき。ライフスタイルとマッチしているかを重視して、IIJmioからの乗り換え先を見つけると良いです。
ライフスタイルとのマッチ度を見極めるには?

どうしたら、ライフスタイルとマッチしているか見極められるの?

まずは、ご自身がどんなライフスタイルなのかを把握することから始めるべきです。そうすれば、使うスマホを絞り込めます。
マッチ度を見極めるには、まずはご自身が「どんなライフスタイルなのか」を把握・理解することが大切です。
スマホにもそれぞれ特徴や特性があります。自分のライフスタイルがわかると、「自分のライフスタイルにおいて必要な要素が何か」がわかります。
たとえば、お昼の時間帯に頻繁にスマホを使うなら、その時間にそれなりの速度は欲しいですよね。
それなら「お昼など混雑する時間帯も速度を出せるスマホであればストレスは起きない」と言えるでしょう。スマホ選びの判断軸は“混雑時間帯の速度”となります。
このようにしてご自身の使い方を振り返ったうえで「スマホと自分との合致度を測る判断軸」を見つければOK。そのようにして判断軸を持てば、今度こそ自分に合うスマホが見つけられるはずです。
クイック自己診断
この内容を踏まえて、IIJmioからどのようなスマホに乗り換えればいいか、方向性を判断できるチェックリストをご用意しました。
チェックが2つ以上付いた方は、IIJmioから乗り換えるべき。ご自身の判断軸をもとに、最適なサービスを見つけ直していきましょう。
“IIJmioが適さないライフスタイル”を知ろう

自分はいったいどんな判断軸を持てばいいんだろう?

以下に、ライフスタイル例をご用意しました。各パターンにおける判断軸とそれに合致する通信ブランドをまとめたので参考にしてみてください。
最適な乗り換え先を見つけるためには、ご自身がどんなライフスタイルなのかを理解するのがまず一番。
ということでここからは、“IIJmioに不満を抱きやすいライフスタイルの例”をご紹介します。加えて、各例における判断軸と、それに合致する通信ブランドもいくつか、セットにしてご紹介。
ご自身に近いライフスタイルはどれか、この中からまず見つけてみてください。そのうえで、「では自分はどのような判断軸を持つべきなのか」も理解していきましょう。
1.平日12時台・通勤ラッシュでの利用が多い

毎日、通勤の電車の中でスマホを触るのだけど、通信が遅くてすごくストレスなんだよね。

電車の中など混雑している場所、また混雑しやすい時間帯でも快適に使えるスマホを選ぶと良いですね。
毎日会社に出社するサラリーマンや学校に行く学生の方なら、朝夕の満員電車の中ではスマホを操作するのが日常になっている方も多いことでしょう。
平日のランチタイムはスマホを片手に情報収集したり、好きな動画を見たりするのが習慣になっている方もいると思います。
ただ、こうした時間帯は速度が遅くて動画が止まってしまうなど、ストレスを感じてしまうことも。
これは、多くの人が一斉にスマホを使い回線が非常に混雑することによって起こります。IIJmioのようなMVNOは、その性質上この混雑の影響を受けやすく、通信速度が低下しやすい傾向にあるのです。
判断軸:混雑時間帯の実効速度/優先制御の有無
このように1日のうちでスマートフォンを利用するのが「お昼の12時台」「朝夕の通勤時間」に集中している生活を送っている方は、“混雑時にどれくらいの速度が出るのか”を判断軸とすべきです。
なぜなら、MVNOの弱点が最も顕著に現れるのがこの時間帯だからです。
MVNOは大手キャリアの回線を使ってはいますが、あくまでも“一部を借りているだけ”。使える範囲が限られているので、混雑が起こりやすいのです。
そしてこの現象はIIJmioだけで起こるわけではありません。MVNOならほぼすべてでピークタイムの速度遅延が起こりやすいと言えます。
大手キャリアのサブブランドなど、回線が優先的に制御されるサービスを選ぶと、混雑時のストレスが大幅に軽減されます。
- 候補となるサービス例:大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、UQモバイル、ワイモバイル
2.動画視聴・クラウド同期・テザリングなど月30〜100GB級

高画質で動画を見たりしていると、あっという間にデータ容量が上限に来てしまう…

IIJmioは55GBまでのプランしかありません。それを超す大容量プランのあるサービスを選ぶと、ストレスが解消されますよ。
自宅にWi-Fi環境がないものの、サブスク動画サービスで配信中の映画やドラマをスマホで楽しむのが日常の方。
あるいは、外出先でノートPCを開いてテザリングで作業したり、撮った写真や動画を常にクラウドへ自動バックアップしたりする方もいるでしょう。
しかし、こうした使い方ではIIJmioの最大20GBプランではすぐに容量が尽き、月末には厳しい速度制限に悩まされてしまいます。
速度制限がストレスでギガを買い足してしまい、請求額がかなり高くなってしまうこともあるでしょう。
これは、IIJmioの料金プランが、そもそも月間30GB以上を消費するようなヘビーユーザーの利用を想定して作られていないために起こっています。
判断軸:大容量・無制限のコスパ/速度制御条件
このように毎月大容量のデータ通信を行うライフスタイルの人は、“どれだけ多くのデータを、どれだけ安く使えるか”というコストパフォーマンスを判断軸にすべき。
そもそもIIJmioにはデータ容量に上限があるので、Wi-Fi環境外、つまりモバイルデータ通信ばかりしていると、すぐに上限が来てしまいます。
そのうえ、上限を超過した際の制限速度は300kbps。これは実質「何もできない速度」と言っても過言ではありません。
そのため、データ無制限のプランがあるサービスや、100GBを超える大容量が使えるサービスを選ぶことが具体的な解決策です。
- 候補となるサービス例:楽天モバイル、ahamo(大盛りオプション付き)、ドコモ・au・ソフトバンクの無制限プラン
3.ビデオ会議やライブ配信など“上り”の安定が必須

スマホでビデオ会議に参加することが多いのだけど、相手から「声が聞きとりづらい」と言われることが多いのだよね。

電車の中など混雑している場所、また混雑しやすい時間帯でも快適に使えるスマホを選ぶと良いですね。
Wi-Fiのないカフェや移動中にビデオ会議に参加する営業担当の方や、旅先からスマホを使ってライブ配信を行うインフルエンサーの方もいるでしょう。
しかし、先方や視聴者から見ると映像がカクついたり音声が途切れたりしているせいで、仕事や活動に支障が出てしまうこともあったのではないでしょうか。
この問題の原因は、データを送信する“上り”の通信、つまりアップロード速度が不安定なことにあります。
IIJmio含むMVNOは回線帯域の制約上、このアップロード速度が大手キャリアに比べて不安定になりやすい傾向があるのです。
判断軸:上り帯域の安定性/ピーク時の遅延
このような方は、“上り通信の安定性”を判断軸とすべきです。
先ほどお伝えした通り、ビデオ会議やライブ配信の快適さは、データをダウンロードする下り速度、つまりダウンロード速度以上に、アップロード速度の安定性に大きく左右されます。
そしてこの問題はMVNO共通の課題。つまり、他のMVNOを選んでも同じことが起こってしまう可能性が高いということです。
回線帯域が広く安定している大手キャリアやそれに準ずるサブブランド、大手キャリアが提供している格安料金プランを選ぶことが直接的な解決策になります。
- 候補となるサービス例:大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、それに準ずるサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)、大手キャリアの格安料金プラン(ahamo・povo・LINEMO)
4.モバイルゲームで低レイテンシ必須

対戦型ゲームをしていると、ラグのせいで気づいたら負けていることがよくあって困っている。

速度よりも、“レイテンシ”を重視して乗り換え先を選びましょう。
一瞬の判断が勝敗を左右する、対戦型のオンラインゲームを本格的に楽しんでいる方も多いはず。FPSやRTS等のゲームでは、コンマ数秒のラグが致命的になります。
それなのにもかかわらず、IIJmioでそのようなゲームをやっている最中、大事な場面で通信が不安定になってラグが発生し、悔しい思いをした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
タップした選択をサーバーが受け取り、その挙動が画面上で見えるようになるまでの時間をレイテンシと言い、その所要時間のことをPing値と言います。
この値が小さいほど応答が速く、数値の小ささが、即応性が重要となるオンラインゲームでは重要となってきます。
そしてIIJmioは、このレイテンシが高いのです。利用者が増える時間帯であればなおさら。だから、IIJmioでオンラインゲームをするとタイムラグが発生しやすいのです。
判断軸:混雑時のping/回線優先度
オンラインゲームを日常で頻繁にプレイする方であれば、この“レイテンシの低さ”、つまりはPing値の低さを判断軸にしましょう。
オンラインゲームでは、通信速度の速さよりも操作の遅延に直結するPing値のほうが重要です。
IIJmioもそうですが、MVNOはこのPing値が安定しにくいためおすすめできません。大手キャリアの回線を借りているだけのため、混雑時は回線の持ち主である大手キャリアが優先されるからです。
その大手キャリアの中でも、ソフトバンク系はPing値が比較的低いとされています。応答速度を最優先するならソフトバンクのサービスが有力な選択肢です。
- 候補となるサービス例:ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO
5.通話が多く、標準電話アプリで定額にしたい

通話が多いのだけど、IIJmioのかけ放題オプションはかなり高額…。でもアプリではなくて標準の電話で電話をしたい。

かけ放題が、月額料金に含まれているのが一番オトクですね。オプションによる料金の加算がありません。
仕事の連絡やスマホを持たない家族との電話で、毎日何度も普通の電話アプリで発信する方も多いでしょう。
このように通話回数も時間も多いという方にとっては、IIJmioはストレスを感じやすいと言えます。
IIJmioにもかけ放題オプションはあるのですが、これは有料のオプション。基本料金と合計すると、結果的に他のサービスよりも割高になってしまう可能性があります。
さらにIIJmioは、大手キャリア間で通話した時のような、非常にクリアな高音質通話(VoLTE EVS)には対応していません。
特に仕事で電話をする方なら、音声が悪く相手の声が聞き取りづらいのはかなり困ってしまうと思います。
まずは月間の通話時間や回数を確認してみてください。“毎月の通話時間が100分以上・通話回数が50回超え”であれば、電話のヘビーユーザーと言えます。
IIJmioからお乗り換えをすることで快適になるはずです。
判断軸:アプリ不要の通話定額/ナビダイヤル等の課金設計
電話をたくさんかける方にとって、乗り換え先選びで最も重要なことは、「かけ放題」プランがオトクかどうか。
最有力候補はワイモバイルとUQモバイル。プラン料金の中に「10分以内の通話かけ放題」などが、あらかじめ含まれています。IIJmioより料金は上がりますが、それでも立派に“格安”と言える額です。
さらに、「5分以内の通話が無料」「一ヶ月合計で60分以内の通話が無料」など、“無料”の内容が違うオプションがあるのもポイント。お客様の電話のかけ方に応じて賢くプランを設計できます。
もちろん、ここで挙げたどのサービスもスマホにもともと入っている標準の電話アプリがそのまま使えるため、通信の安定性を気にする必要もありません。
まずは、「月額料金にかけ放題が含まれているか」を優先的に確認しましょう。
そのうえで、必要な方は「どのような通話の仕方が多いか」、そして「それに合ったオプションがあるか・いくらか」も判断基準に入れると良いです。
- 候補となるサービス例:ワイモバイル、UQモバイル、ahamo、LINEMO、日本通信SIM
6.店舗での対面サポートが必要(家族・高齢者サポート含む)

IIJmioが急に使えなくなった時、自分で対処しなければいけなかった。誰かに助けてほしかった…。

対面サポートができるサービスを選ぶと安心です。その分料金は上がってしまうかもしれませんが、「安心料」だと考えると良いでしょう。
IIJmioでは、使用中のトラブルも、公式の「よくある質問」等を駆使して自分で解決しなければなりません。
IIJmioはその安さの分オンラインでのサポートを基本としており、人件費のかかる実店舗を用意していないからです。
しかしそのトラブルを自分ではどうしようもできずに、誰かに助けてほしいと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
特に、ご家族にITリテラシーがあまりない方が多いのであれば、いつでも頼れる専門スタッフのサポートがあったほうが肩の荷も軽くなるはずです
料金が高いこともスマホを使ううえでのストレスとなりますが、いざという時に頼れる場所がないことが、ストレスや使いにくさにつながることもあります。
判断軸:ショップ網/初期設定・故障時の対応
このような方は、料金よりも“困ったときに駆け込める実店舗があるかどうか”を最優先の判断軸とすべき。
スマホのトラブルは予期せぬ時に起こり、その際の不安感はオンラインのテキストや電話サポートだけでは解消しきれない場合もあるものです。
いくら料金が安くとも、それと引き換えに「対面サポートがない」ことで使いにくさを感じては元も子もありません。
この悩みを解消するための解決策は、全国にショップ網を持つ大手キャリアやそのサブブランドを選ぶこと。
実店舗があれば、初期設定から故障時の対応まで、対面でサポートしてもらえます。困った時は「とりあえずお店に行く」ができるので安心ですね。
大手キャリアはその料金の高さと引き換えに、いつでも使える豊富なサポートを用意しています。
そのサブブランドは、IIJmioより料金は上がるものの大手キャリアよりは安く、なおかつ対面サポートは受けられるという、安さと手厚さのいいとこどりができるサービスです。
どちらにせよ、多少なりとも料金を上げてでも、全国にショップがありサポートが受けられるサービスを選ぶべきです。
- 候補となるサービス例:大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)
7.家族でまとめて割引を効かせたい

IIJmioの割引はあまりオトク感がない。家族で支払いをまとめられもしないし、手間が多いのがストレス。

ご自身の使っているネットや電気とそろえると、大きな割引が発生するサービスがあります。また、支払いもお1人にまとめられるサービスがあるので、ご安心ください。
家族みんなでスマートフォンを利用していて、通信費は親御さんなど誰かおひとりがまとめて支払い・管理をしたいご家庭もあると思います。
しかしIIJmioでは原則として“契約名義者と一致する名義のカード・口座”からしか支払いができません。お子様名義で契約してしまうと、お子様名義のカードもしくは口座からしか支払えないのです。
またIIJmioではIIJmioひかりをご利用のお客様であれば“mio割”が、ご家族でIIJmioをご利用であれば“家族割”が発生します。ただし割引額がかなり少ないので、思ったほど節約ができていないのが実状です。
その他、インターネットや電気等の生活インフラの料金と併せて考えると、結局そこそこ料金が高いと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
IIJmioは料金が安いのでご自身のスマホ単品で見るとオトクですが、家計全体で見ると意外と使い勝手が悪かったりします。
判断軸:家族割・光回線セット割の有無/名義・支払い統一のしやすさ
このように家族全体の通信費や支払いを最適化したい方は、“家族割や自宅のインターネット回線とのセット割が適用できるか”を判断軸にすべきです。
わかりやすく言うと、「ご家族の使っているスマホキャリアやご利用中のインターネット回線で、スマホを決めましょう」ということ。
たとえばソフトバンク光をご利用なら、ソフトバンクやワイモバイル…といった形です。1回線あたりの料金はIIJmioより少し高くても、割引を適用することで家族全員、それぞれの通信費が安くなります。
また、大手キャリアやそのサブブランドであれば、契約名義と支払名義が違っていても問題ありません。家族のうち誰か一人がまとめて支払うようにできるので、家計の管理もしやすいでしょう。
具体的な解決策としては、まずはご利用中のインターネットもしくはご家族のスマホキャリアにそろえること。
そのうえで家族割やセット割をシミュレーションして、もっとも手間を抑えられるものを選ぶと良いと思います。
ちなみに、ahamoやpovo・LINEMOといった“大手キャリアのオンライン専用プラン”には、こういった割引がないのでご注意を。
- 候補となるサービス例:ドコモ、au系列(au、UQモバイル)、ソフトバンク系列(ソフトバンク、ワイモバイル)
8.海外渡航が年2回以上/eSIMで楽に運用したい

海外では、モバイルWi-FiがないとIIJmioが使えなかった。とても困ってしまったし手間がかかるのがストレスだった。

日本国内で使いやすいかだけでなく、「海外ローミング込みで使いやすいか」を基準にしてスマホを選びましょう。
仕事や趣味で海外に何度も出かけることがある方には、はっきり言ってIIJmioは不向きです。ストレスを抱えてきたのも無理はありません。
というのも、そもそもIIJmioでは海外では音声通話とSMSしか利用できず、データ通信には対応していないから。
海外で、IIJmioユーザーがインターネットを使うには、ポケットWi-Fiをレンタルしたり、海外用のSIMカードやeSIMを購入・契約するしかありません。スマホ一台だけで海外渡航はできないのです。
その他、渡航先から日本国内への通話料もかけた分だけかかります。こういったことを踏まえると、IIJmioは頻繫に海外渡航する方からすると利便性は高くありません。
判断軸:海外ローミング込みの使い勝手/eSIM発行の柔軟性
海外渡航の機会が多い方は、“海外でスマホを使う際の利便性”を判断軸としましょう。渡航のたびに海外用モバイルWi-Fi等の通信手段を用意するのは非効率です。
このような人に向いている乗り換え先は、ずばりahamoか楽天モバイル。
IIJmioと違って、ahamoは海外でもデータ通信が30GBまで利用可能。楽天モバイルは専用アプリを使えば海外から日本への通話が無料になります。
ahamoや楽天モバイルのように、追加の料金や手間をかけずに海外渡航が可能な格安SIMであれば、ストレスを軽減できます。
- 候補となるサービス例:ahamo、楽天モバイル
9.最新iPhone/Androidを発売日近辺でお得に入手したい

これまでは、新しい機種が出たらすぐに買い替えていたんだけど、IIJmioでは最新機種はすぐには買えないの?別で購入するのはすごく手間だと感じる。

IIJmioで最新機種が購入できるようになるのは、発売から少し経ってからです。すぐに欲しいなら、大手キャリアのような、潤沢に在庫があるところの方が良いですね。
「新しいiPhoneが発売されたら、すぐに・オトクに、入手したい」と考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、IIJmioではこのニーズをかなえることが少し難しいです。
そもそも、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアでは、メーカーとの連携により、最新機種の発売日には潤沢な在庫を確保する体制が整えられています。これはサブブランドも同様です。
さらに大手キャリアには、「端末購入プログラム」という仕組みがあります。
これは、2年後などに端末を返却することを条件に分割払いの残債が免除され、実質半額程度の金額で新しい機種へ乗り換え続けられるというもの。
また、他社からのお乗り換えの場合に、発売直後の最新iPhoneを含む端末を実質数円で購入できるといったキャンペーンを展開することもあります。
IIJmioは、そもそもコスパ重視のユーザーが多いこともあり、高額な最新機種が発売日当日から豊富に用意されていることはあまりありません。
もちろん、大手キャリアのような端末返却を前提とした購入プログラムもありません。端末割引はあるものの発売から少し時間が経過した後に実施され、その額も数万円程度です。
「誰よりも早く、最も安く」を追求する方にとっては、IIJmioを使うことが大きなストレスとなってしまってもおかしくありません。
判断軸:端末割引・在庫・発売同時提供の有無
このような方は、最新機種が発売日と同時に提供され、なおかつ潤沢な在庫はあるか。さらに端末の割引もあるかを、次の乗り換え先を判断する基準とすると良いでしょう。
これらの条件を高いレベルで満たすのが、ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアです。
この3社は、端末割引のひとつ“端末購入プログラム”を行っています。大手キャリアということもあり、最新機種も発売日と同時に購入可能。もちろん、在庫も潤沢です。
次に、割引の大きさで注目したいのが、大手キャリアのサブブランドであるUQモバイルやワイモバイル、そして楽天モバイル。
こちらは乗り換えを条件に、数万円規模の大胆な端末割引があります。キャンペーンのタイミングが合えば、最新機種が「実質数十円」といった驚きの価格で手に入ることも。
「最新機種を、誰よりも早くオトクに」という希望をかなえるには、最新機種の取り扱いがあるうえで端末割引や購入プログラムも充実しているサービスを選ぶと良いでしょう。
- 候補となるサービス例:大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、サブブランド(UQモバイル、ワイモバイル)
10.支払いをクレカ以外(口座振替・デビット等)で行いたい

あまりクレジットカードを使いたくない。でもIIJmioではクレジットカードでしか支払いができないのがストレス。

支払い方法に選択肢があるものが良いですね。ポイントで支払えたりするサービスであれば、オトクにもなります。
「スマホの料金は口座振替や現金で支払いたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。
家計管理の都合があったり、そもそもクレジットカードを持ちたくない・あるいは持てないという人も少なくないはずです。
しかし、IIJmioの支払い方法は、原則としてクレジットカードのみ。
公式サイトでも明記されている通り、月々の料金を銀行口座から引き落としたり、請求書で支払ったりすることはできません。
クレジットカードを持っていない方や、何らかの理由で使いたくない方にとっては、契約そのものが難しいのが現状です。
なおかつ、そのクレジットカードも“契約者本人の名義”でなければなりません。
なのでたとえば、携帯の名義を親御さんから「クレジットカードを持たない子供」に移してしまうと、お子さんはIIJmioが使えなくなってしまいます。
「クレカ以外の方法で支払いたい」という方にとって、IIJmioは残念ながら選択肢には入らない、不向きなサービスと言えるでしょう。
判断軸:支払手段の選択肢/ポイント経済圏との連動
このような方が次の乗り換え先を決めるにあたっての判断基準はいたってシンプル。
ずばり“ご自身が希望する支払い方法が、きちんと用意されているかどうか”に尽きます。この一点を確認するだけで、乗り換え後のストレスをなくすことが可能です。
まず、ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアや、そのサブブランドであるワイモバイル・UQモバイルは、口座振替や請求書払いに対応しています。
中でもワイモバイルはPayPay残高払いも可能です。そのほか、MVNOの中では、mineoも口座振替が選べるようになっています。
さらに最近は、ソフトバンクや楽天モバイル等、スマホ料金をポイント払いできるサービスも増えてきました。該当経済圏で生活している人にはうれしいですね。
一方で注意したいのが、LINEMOやpovoといったオンライン専用ブランド。
これらはIIJmioと同じように、支払い方法がクレジットカード限定の場合があるため、乗り換え先としては不向きと言えます。
乗り換え先を検討する際は、必ず公式サイトのQ&Aなどで「口座振替が可能か」、または「デビットカード払い」など、希望の方法で支払いが可能かどうかを確認するようにしてください。
- 候補となるサービス例:大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、サブブランド(UQモバイル、ワイモバイル)
11.“メイン回線は絶対安定”が最優先

IIJmioをメイン回線として使っているのだけど、安定感に欠ける。メイン回線は絶対安定していてほしいんだよな。

IIJmioはその特性上、どうしても安定性が弱いサービスです。メイン回線は大手キャリアなど混雑時に優先されるサービスを選びましょう。
IIJmioをメイン回線としてご利用されている方なら、仕事の連絡や緊急時のために「いつでも繋がる」という回線の安定感を最優先に考えるはず。
このように“絶対の安定”を求める場合、IIJmioではストレスを感じてもおかしくありません。IIJmioは、通信の安定感はそれほど高くないからです。
これは、IIJmio含むMVNOは、大手キャリアの回線の一部を借りてサービスを提供しているからです。IIJmioはドコモとauの回線を借りて通信をしています。
借り物であるが故に、回線が混雑した時は、ドコモユーザーやauユーザーが優先されます。また借りている範囲が狭いので、ユーザーの混雑も起こりやすくなっています。
そのため、災害時や回線が混み合う時間帯には、通信が不安定になってしまいがち。
実際に過去には、設備トラブルが原因でIIJmioの音声通話が利用できなくなる障害も発生しています。
過去の通信障害で痛い目を見た経験があるなら、IIJmioは不向きと言えます。また「仕事や家族のために絶対に安定感が欲しい」回線である場合も同様です。
判断軸:回線の優先度・混雑耐性/障害時の復旧・サポート
通信の安定性を最優先に考えるなら、大手キャリアかそのサブブランドを選べばOK。
自社で全国の通信網を管理しているため、品質が安定しているのはもちろん、万が一の障害発生時でも、障害に関する情報公開や復旧が迅速に行われています。
大手キャリアに次いで安心感が高いのが、ワイモバイルやUQモバイルといったサブブランドです。
これらは親会社と同じ高品質な回線を使いつつ、IIJmioのような格安SIM(MVNO)よりも「回線の優先度」が高く設定されています。
そもそも回線の優先度とは、通信が混み合った際に、どちらの利用者を優先的に繋ぐかという順番のこと。優先度が高いと、多くの人がスマホを使うお昼休みなどでも、速度が落ちにくく安定します。
乗り換え先を選ぶ際は、各社の公式サイトで「障害情報」や「メンテナンス情報」の履歴を確認してみるのも良いでしょう。
これを見ることで、過去にどのような障害が起き、どのくらいの時間で復旧したのか、そしてどのようなサポートが行われたのか、その会社のいざという時の対応姿勢を知ることができます。
IIJmioは顧客満足度調査で高く評価されがちですが、それはコストパフォーマンスを含んだ評価です。
もし「料金は問わないから、とにかく安定性だけで選ぶ」という基準であれば、やはりこうした回線の優先度やサポート体制が整った、大手キャリアやサブブランドが選択肢となるでしょう。
- 候補となるサービス例:大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、サブブランド(UQモバイル、ワイモバイル)
12.SNS/動画を頻繁に投稿

ランチの様子をInstagramのストーリーに上げることが多いのだけど、いつもアップロードに時間がかかるのがストレス。

“お昼時間の”アップロード速度を重要視しましょう。口コミ等を見ながら判断すると良いです。
毎日のランチ休憩で、X(旧Twitter)にポストをしたりInstagramのストーリーを上げる人もいるかと思います。TikTokへ写真・動画を投稿する方もいらっしゃることでしょう。
それなのに、なかなか動画や投稿がアップロードされない。そのようなストレスを抱えてきた方も少なくないはずです。
その理由は、IIJmioは多くの人がスマホを使う平日12時台に、通信速度が大きく低下する特性があるから。
特に、データのダウンロード(受信)よりもアップロード(送信)の速度が著しく遅くなる傾向にあります。
ストーリーの投稿は“アップロード速度”が重要になるので、お昼時にうまく投稿ができないという事態に陥りやすいのです。
一日のうちもっとも回線が混み合うこのお昼という時間帯にリアルタイムの投稿することが多いのであれば、それはIIJmioの特性とはミスマッチしたライフスタイルです。
判断軸:ピーク時の上り速度・連続性
このような方が乗り換え先を選ぶ基準は、ただ一つ。“平日12時台の、実際のアップロード速度”です。
この基準で考えると、もっとも有力な選択肢となるのがワイモバイルとUQモバイル。
特にワイモバイルは「お昼に遅くなったことがない」と言われるほど、混雑時間帯の速度に定評があり、SNSへの動画投稿も快適にできます。
加えて、ahamoやLINEMOといった、大手キャリアのオンライン専用プランも、お昼の速度低下が少なく安心です。
逆にIIJmioと同じMVNOは、そのほぼすべてがお昼の低速を前提としています。たとえばmineoはそれにあたりますね。
これらのサービスは、この使い方にはまったく向きません。乗り換えても同じストレスを感じる結果になってしまいます。
検討の際は、“12~13時のアップロード速度”を調べてみてください。みん速等の口コミサイトであれば簡単に調べることができますよ。
- 候補となるサービス例:大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、サブブランド(UQモバイル、ワイモバイル)
13.電話番号を公開して受電が多い

仕事で作ったホームページに電話番号を載せているのだけど、仕事の電話以外に迷惑電話もよくかかってくる。どうにかしたい。

IIJmioは電話に関するセキュリティが少な目です。迷惑電話対策以外にも豊富にオプションが取り揃えられているサービスを選びましょう。
個人事業主やフリーランス、お店を経営されている方などは、お仕事柄ご自身の電話番号を公開していることが多いでしょう。名刺やホームページに載せることで、仕事の獲得につながります。
しかし、このようにビジネスで電話を多用する方にとって、IIJmioは少し使いにくいかもしれません。
というのも、電話番号を公開すると、知らない番号からの着信が増えますよね。もちろんその中には新規に仕事を依頼する電話もあるでしょうが、その反面迷惑電話もかかってきていると思います。
仕事のために電話番号を公開しているのだから、迷惑電話が増えてしまい機会損失につながるのは避けたいところ。
IIJmioでも基本的なブロック機能は利用できますが、大手キャリアが提供する、より強力で自動的なネットワークレベルでの遮断機能はありません。
また、ビジネスを助ける高度な通話オプションにも差があります。
たとえば、一台のスマホで仕事用とプライベート用の番号を使い分ける「副番号サービス」のような、便利な機能はIIJmioでは提供されていません。
加えて、通信の安定性にも不安があります。
公開している仕事用の電話が、万が一の通信障害で一時的にでも繋がらなくなってしまえば、ビジネスチャンスを逃すだけでなく、顧客からの信用問題にも発展しかねません。
かかってくる電話一本一本が重要になる使い方の場合、IIJmioの電話セキュリティはかなり物足りないと思います。
判断軸:通話コストの平準化(かけ放題)/留守電・転送の料金
仕事用に公開する電話番号を持つ携帯は、ただ通話ができるだけでは不十分。不特定多数から着信を正しく捌くための機能が欠かせません。
こうした使い方をする方の乗り換え先は、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアを選ぶのが定石です。
大手キャリアは、そもそも通話回線の信頼性が高いのが特長です。この点で、まず「繋がりにくい」といった事態の心配はほぼありません。
加えて、たとえばドコモは、ネットワーク側で迷惑電話を自動で判断・拒否してくれる“迷惑電話ストップサービス”を無料で提供しています。
auやソフトバンクも同様に、迷惑電話対策のサービスはもちろん留守電・転送電話のオプションも充実しています。
大手キャリアなら、必要に応じて、メイン回線とは別に“050”で始まるIP電話サービスを併用し、役割を分けることも可能です。
まずはこれら大手キャリアの公式サイトで、通話関連オプションにはどのようなものがあるか、確認してみてください。自分にとって必要なオプションがあるキャリアが、あなたの最適解です。
大切な仕事の窓口となる電話番号だからこそ、いざという時の安心感を備えた大手キャリアかそれに準じたサブブランドから選ぶことをおすすめします。
- 候補となるサービス例:大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)
14.APN設定・通話アプリ切替が面倒

自分で開通手続き等を済ませないといけないのがストレスだった。わからないことが多くて困ってしまった。

困った時に助けてくれる“店舗”があるサービスだと、安心です。
IIJmioは、その料金の安さと引き換えに店舗サポートがなく、さまざまな設定やトラブル対処はすべて自分で行わなければいけません。
その点において、自分で調べながら作業をするのが面倒だと感じる方も少なくないでしょう。APN設定などという複雑な設定を行うのは、初心者やITリテラシーが乏しい人にとってはなかなか難しいです。
その点、大手キャリアはショップ店員が「お申し込み→各種設定→アプリ引き継ぎ」といった一連の作業をすべて行ってくれます。
今までずっと大手キャリアを使っていた人であれば、IIJmioのような自己解決前提のサービスは荷が重いと言えるでしょう。
加えて、IIJmioはマイページの画面が非常に簡素。これも、使いにくさを助長する一因になっています。
判断軸:初期設定の簡便さ/“そのまま”使える設計
セルフ運用が苦手な方がIIJmioから乗り換える際に重視すべきなのは、手厚いサポート体制です。
この点でもっとも安心感が大きいのが、やはりドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリア。
最大の魅力は、全国にある店舗の存在です。面倒な初期設定やデータ移行などを、専門のスタッフにすべておまかせできます。使用中のトラブルも、店舗に行けばすぐに解決。
大手キャリアに次いで、ワイモバイルやUQモバイルも、対面で相談できる店舗があるため有力な選択肢となります。
逆に、同じ大手キャリアが提供するahamoやpovo、LINEMOといったオンライン専用プランは、IIJmioと同様にすべて自分で解決することが前提のプラン。これはサポートを重視する方には向きません。
IIJmioと同じMVNOも、サポートはオンラインに限られています。
これらサポート体制が充実したサービスは、多少割高なのが正直なところ。しかし、料金が少し高くなったとしても、それは「いつでも誰かに助けてもらえる」という安心感への投資と言えます。
これまでセルフサービスにストレスを感じてきた方は、「とりあえず困ったら助けてくれる」、そんな安心感を買うつもりで乗り換え先を選んでください。
- 候補となるサービス例:大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、サブブランド(UQモバイル、ワイモバイル)
15.“低速でいいから常時使い放題”の節約運用がしたい

速度より、データ容量を気にしたい。速度は低速でいいから、使い放題だったらいいのに。

1〜1.5Mbpsで常に使い放題のサービスがあります。ただし、飛びつく前に「混雑時の速度」は要チェックです。
普段の利用はチャットやメールが中心で、そこまで“速さ”にはこだわりがないライトユーザーも少なくないと思います。
そんな方は、速度の遅さよりもとにかく「残りのギガ数」が気になるはず。そうすると、データ容量を消費しないIIJmioの低速モードは、一見するとこのニーズに合っていそうですね。
しかしこの低速モード、3日間で366MBを超えるギガ数を消費すると、さらに厳しい速度制限がかかってしまうのです。
つまり、「使い放題」と言いながらも、事実上の上限があるということ。この実質的な上限に引っ掛かってしまい、ストレスを感じている人もいるのではないでしょうか。
判断軸:1〜1.5Mbps常時使い放題の有無/混雑時の実効
そんな方にぴったりなのが、一部のMVNOが提供している個性的な専用プラン。
乗り換え先としてどれを選ぶかの判断軸は、“1〜1.5Mbpsで常時使い放題”という選択肢があるかどうかです。
この速度があれば、SNSやWebサイトの閲覧はもちろん、標準画質の動画視聴なども含め、多くのことがストレスなく行えます。mineoの“マイそく スタンダード”が、これに該当します。
そして、もう一つ絶対に確認すべきなのが“混雑時の実際の速度”。
一日のうちどこかの時間でも著しく速度が落ちてしまっては、結局「使いづらい」というストレスが生まれてしまうことになります。
その点、先ほどのmineoのマイそくプランは、12~13時の時間帯は通信が著しく遅くなります。
もしお昼の時間帯も安定した速度が必要なら、楽天モバイルがもっとも良い選択肢です。
楽天モバイルは、そもそも容量が無制限のサービス。大手キャリア同様に、自社回線を使っているので、特定の時間に速度が遅くなることはあまりありません。
低速ではないので、その分mineoより料金が高いのがネックかもしれませんが、安定した速度を求めるのであれば楽天モバイルの方が有力です。
乗り換え先を選ぶ際は、まず「1〜1.5Mbpsでも使い放題があるか」を確認、次に「お昼休みなど混雑時の速度制限は許容できるか」を考えてみてください。
- 候補となるサービス例:mineo、楽天モバイル
IIJmioの解約手順と注意点

IIJmioから乗り換えようと思うんだけど、どうやって乗り換えたらいいの?手続きは難しいのかな?

いえ、3ステップで簡単に完了しますよ。お手続き方法をご説明しますね。
ここまでの解説を踏まえて、ご自身の判断軸が明確になったら、いよいよ乗り換えを始めましょう。
乗り換えは以下の手順で進めていけばOK。ちなみに、IIJmioは解約月の料金は日割りにならないので、月末に近いタイミングで行うことをおすすめします。
IIJmioから乗り換える方法
- 本人確認書類を用意して、乗り換え先に申し込む
“MNPワンストップ”に対応しているキャリアへの乗り換えであれば、MNP予約番号の発行は不要。乗り換え先のキャリアで手続きすれば、自動的にIIJmioが解約される - SIMカードまたはeSIMを受け取る
申し込みと審査が完了したのち、SIMカードが発送される。eSIMの場合はSMSにeSIMのダウンロードコードが届く - 回線の切り替え(開通)手続きと初期設定をする
基本的なやり方はIIJmioの開通手続きと変わらない。大手キャリアの場合は店舗で対応してもらうことも可能
SIMカードでIIJmioを使っていた方は、新しいキャリアに乗り換えが完了後、SIMカードを返却することを忘れずに。
また、もしIIJmioで端末を分割購入しており、残債がある場合は、解約後に一括請求されるのでご注意ください。
まとめ
IIJmioからの乗り換え先は“ライフスタイルとのマッチ度”で選ぶと後悔しない
この記事では、IIJmioからの乗り換えを検討している方に向けて、後悔しないための乗り換え先の見つけ方を解説してきました。
IIJmioはその料金の安さに魅力があるサービス。
今お客様が感じているIIJmioへの不満は、その料金に惹かれたが故にあなたのスマートフォンの使い方と、IIJmioの特性との間にミスマッチがあったことから生まれています。
だからこそ、同じ失敗を繰り返さないためには、あなたのライフスタイルから見える判断軸を持って、次の乗り換え先を決めることが何より大切です。
ぜひこの記事で紹介した15の判断軸を参考に、あなたにぴったりのスマホを見つけてくださいね。
IIJmioからの乗り換えを検討される方からよく頂く質問
- IIJmioで使っていたスマホは、乗り換え先でもそのまま使えますか?
- そのままご利用いただけます。
IIJmioで販売されているスマートフォンはすべてSIMフリー端末のため、基本的にはどの通信会社に乗り換えてもそのまま利用できます。
ただし、もしIIJmioに乗り換える前から使っていたスマホを使い続けたいのであれば、念のため乗り換え先の公式サイトにある「動作確認端末一覧」で、お使いの機種が対応しているかを確認することをおすすめします。
古いスマホは、乗り換え先で使えない可能性もゼロではないからです。
- IIJmioの解約に違約金や手数料はかかりますか?
- 違約金は特にありません。
現在提供されている「ギガプラン」には、最低利用期間や解約金(違約金)はありません。なので、いつ解約しても費用はかかりません。
そのため、基本的には手数料を心配せずに乗り換えが可能です。ただし、端末を分割払いで購入した場合、その残債の支払いが発生しますのでご注意ください。
- 記事の中に出てきたUQモバイルやワイモバイルとIIJmioは何が違うのですか?
- 回線を借りているかどうかの違いで、速度に大きく影響があります
IIJmioは大手キャリアの回線の一部を借りて運営する「MVNO」です。
一方、UQモバイルやワイモバイルはauやソフトバンクの「サブブランド」で、回線を優先的に利用できます。
そのため、多くの人がスマホを同時に利用するお昼休みや朝夕の通勤時間帯でも速度が落ちにくく、安定した通信が期待できます。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
「安いのが良くてIIJmioにしたけど、もう乗り換えたい!」
IIJmioの利用者の中には、そんなストレスを感じている方も多くいらっしゃると思います。
そんな方はおそらく、IIJmioの安さばかりに気を取られて、使いやすさをあまり重視していなかったのではないでしょうか。
次にまた「使いにくい!」というストレスを感じないためには、お客様のスマホの使い方とマッチした乗り換え先を選ぶことが大切。
ということで今回は、IIJmioが適さないライフスタイルを15個ご紹介。
そのうえで、各スタイルの方がどのような判断軸でスマホを選べばいいのか、そして合致するサービスはどれかもセットでお伝えします。
今IIJmioにストレスを感じており、乗り換えを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。必ず、次こそ“あなたにベストマッチした”サービスを見つけられるはずです。