
IIJmioの端末は“2年間の実質コスト”と“搭載機能”で選ぼう
どうして2年間の実質コストと搭載機能で考えるべきなの?
端末そのものの安さだけで選んでしまうと、今後その端末を使っていく中で思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性があるからです。
IIJmioの公式サイトでは多くの端末が販売されています。それだけでなく、他社からのお乗り換えのお客様向けに、“スマホ大特価セール”も実施中。
通常30,000円ほどするスマホが、「一括15,000円」、安いものだと「一括500円」など破格の料金で販売されています。
その安さは非常に魅力的ですが、単純に「安いから」という理由だけで購入を決めてしまうと、使っている中で後悔してしまう可能性も。
快適に使い続けるためには、“2年間の実質コスト”と“搭載機能”に着目してスマホ選びをすることが重要です。
“2年間の実質コスト”に着目する理由
どうして2年間の実質コストに着目するの?
多くの場合、機種代は24ヶ月かけて支払っていくことになります。そして端末の支払いと併せて月額料金も払っていくことになるので、端末と通信費を合計した“2年間の総コスト”で考えるべきなのです。
スマートフォンは2年以上使うことが多いもの。そして端末の額によっては、金額を24分割して、その2年間の中で月額料金の支払いと一緒に端末代を払っていくことになります。
なので、コストを考える時には“月額料金”も一緒に検討すべき。一括価格だけでなく「端末代+24ヶ月分の通信費」を合計した「総額」で比較することが、最も合理的で後悔しない選択につながります。
算出方法
以下の順で、2年間の実質コストを算出してみましょう。
2年間の総コスト 算出方法
- 契約プランの料金を確認
- 月額料金にかかわるキャンペーンがあるか確認
- ①②を踏まえて2年間の月額料金の合計を出す
- 希望端末のコストと③を合算する
仮に5ギガプランを契約するとして、2年間使い続けた場合の料金は以下のようになっています。
| 月 | 料金 |
|---|---|
| 1~3ヶ月間の料金 | 2,100円 (500円×3ヶ月) |
| 4~24ヶ月間の料金 | 19,950円 (950円×21ヶ月) |
| 24ヶ月間の合計 | 22,050円 |
現在、IIJmioでは特定のプランで「3ヶ月間月額料金500円割引キャンペーン」というものを実施中です。今挙げたこの5ギガプランも、割引の対象となっています。
そのため最初の3ヶ月間は料金が割り引かれ、24ヶ月の合計値が少し安くなっています。
端末についても、表示されている金額がもっとも安いものを選ぶのは少し危険です。
たとえば、Xiaomi 15とiPhone 15の場合、端末価格はiPhone 15の方が安くなっています。しかし、キャンペーンが適用されることで、24回払いの金額はXiaomi 15のほうが安くなっているのです。
| 端末名 | 端末価格 | 24回払い時の金額 (キャンペーン適用) |
|---|---|---|
| Xiaomi 15 (256GB) | 119,980円 | 3,326円 |
| iPhone 15 (128GB) | 109,800円 | 3,743円 |
端末そのものの料金ではなく、キャンペーンが適用された24回払いの料金で“最安値”を確認するのが重要だということがわかるでしょう。
キャンペーンが適用された端末の金額と、24ヶ月分の月額料金を合算すると、2年間の総コストがわかります。
搭載機能に着目する理由
搭載機能にも着目するのはなぜ?
必要機能が備わっていなければ満足度が下がり、2年間も使い続けられない可能性があるからです。
安さを求めて、自分に必要な機能がない端末を選んでは、結局「使いにくい」という、料金以外の不満が生まれてしまうはず。
また、最新・最高の機能が必ずしも自分に必要とは限りません。逆に、使わない機能のためにお金を払うのも合理的ではなく、のちのち不満につながってしまうこともあるでしょう。
自分にとって「これだけは譲れない」という必須機能を明確にし、それを持つ端末を選択することが、満足度の高い選択につながります。
必要機能がわかるセルフチェックシート
以下のチェックシートを使って、必要な機能を明確にしていきましょう。「はい」と答えた項目が、あなたがスマホ選びで妥協してはいけない点です。
セルフチェックシート
- おサイフケータイ(タッチ決済)は必須か?
- 防水・防塵性能は必要か?
- 写真や動画をキレイに撮りたいか?(カメラ性能)
- 3Dゲームを快適にプレイしたいか?(処理性能)
- バッテリーは1日余裕で持ってほしいか?
- 画面は大きい方がいいか?コンパクトな方がいいか?
IIJmioでセット購入できる端末を一覧比較
IIJmioで購入できる端末を一覧でまとめました。まず自分の必要な機能がそろった端末を見つけてください。その中で“2年間の総コスト”がもっとも安価なものが、お客様が選ぶべき端末です。
ここまでの解説で、「あなたにとっての必須機能」を持つスマホのうち、「2年間の総コストがもっとも安いもの」を選ぶことが最適だと理解できたかと思います。
それを踏まえて、以下IIJmioで取り扱いのあるスマホの中から、ご自身にとって最適なスマホを選んでください。
| 端末名 | 2年間の実質コスト(5GBプラン) | おサイフケータイ | 防水機能 | カメラ性能 | 容量 | バッテリー | 処理性能 | 画面サイズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| moto g05 | 22,550円 | × | IP52 | 5000万画素 | 128GB | 5,200mAh | 超快適 (8GB) | 6.7インチ |
| OPPO A5x | 27,030円 | × | IP65 | 3200万画素 | 128GB | 6,000mAh | 快適 (4GB) | 6.7インチ |
| OPPO A3 5G | 34,850円 | ○ | IPX4 | 5000万画素 | 128GB | 5,100mAh | 快適 (4GB) | 6.7インチ |
| OPPO Reno14 5G | 81,850円 | × | IP68 | 5000万画素 | 256GB | 6,000mAh | 超快適 (12GB) | 6.6インチ |
| OPPO Find X8 | 116,850円 | × | IPX8/9 | 5000万画素 | 512GB | 5,630mAh | 超快適 (16GB) | 6.6インチ |
| nubia Flip 5G | 32,030円 | ○ | IPX2 | 5000万画素 | 256GB | 4,310mAh | 超快適 (8GB) | 6.9インチ |
| AQUOS wish5 | 36,850円 | ○ | IPX5 | 5010万画素 | 128GB | 4,500mAh | 快適 (4GB) | 6.1インチ |
| AQUOS sense9 | 66,850円 or 71,850円 | ○ | IPX8 | 5030万画素 | 128GB or 256GB | 5,000mAh | 超快適 (6GB or 8GB) | 6.1インチ |
| AQUOS R10 | 111,850円 or 121,850円 | ○ | IP68 | 5030万画素 | 256GB or 512GB | 5,000mAh | 超快適 (12GB) | 6.5インチ |
| POCO M7 Pro 5G | 39,850円 | × | IPX6 | 5000万画素 | 256GB | 5,110mAh | 超快適 (8GB) | 6.67インチ |
| POCO X7 Pro | 61,850円 or 71,850円 | × | IPX8 | 5000万画素 | 256GB or 512GB | 6,000mAh | 超快適 (8GB or 12GB) | 6.67インチ |
| POCO F7 | 84,850円 | × | IP68 | 5000万画素 | 512GB | 6,500mAh | 超快適 (12GB) | 6.83インチ |
| らくらくスマートフォン Lite MR01 | 51,850円 | ○ | IPX5 | 5010万画素 | 64GB | 4,500mAh | 快適 (4GB) | 6.1インチ |
| Redmi Note 14 Pro 5G | 51,850円 or 61,850円 | × | IPX8 | 2億画素 | 256GB or 512GB | 5,110mAh | 超快適 (8GB or 12GB) | 6.67インチ |
| CMF Phone 2 Pro | 54,850円 | ○ | IP54 | 5000万画素 | 128GB | 5,000mAh | 超快適 (8GB) | 6.77インチ |
| Nothing Phone (3a) | 61,850円 | ○ | IP64 | 5000万画素 | 128GB | 5,000mAh | 超快適 (8GB) | 6.77インチ |
| arrows We2 M07 | 36,850円 | ○ | IPX5 | 5010万画素 | 128GB | 4,500mAh | 快適 (4GB) | 6.1インチ |
| arrows Alpha | 71,850円 | ○ | IPX6 | 5030万画素 | 512GB | 5,000mAh | 超快適 (12GB) | 6.4インチ |
| motorola edge 60 pro | 71,850円 | ○ | IP68 | 5000万画素 | 256GB | 5,000mAh | 超快適 (12GB) | 6.7インチ |
| Xiaomi 14T Pro | 96,850円 or 116,850円 | ○ | IPX8 | 5000万画素 | 256GB or 512GB | 5,000mAh | 超快適 (12GB) | 6.67インチ |
| Xiaomi 15 | 101,850円 or 111,850円 | × | IPX8 | 5000万画素 | 256GB or 512GB | 5,240mAh | 超快適 (12GB) | 6.36インチ |
| Xiaomi 15 Ultra | 181,850円 or 211,850円 | × | IPX8 | 5000万画素 | 512GB or 1TB | 5,410mAh | 超快適 (16GB) | 6.73インチ |
| iPhone 16e | 101,850円 | ○ | IP68 | 4800万画素 | 128GB | 不明 | 不明 | 6.1インチ |
| iPhone 16 | 131,850円 | ○ | IPX8 | 4800万画素 | 128GB | 不明 | 不明 | 6.1インチ |
| iPhone 15 | 111,850円 | ○ | IP68 | 4800万画素 | 128GB | 不明 | 不明 | 6.1インチ |
| ROG Phone 9 | 151,850円 | ○ | IPX8 | 5000万画素 | 256GB | 5,800mAh | 超快適 (12GB) | 6.78インチ |
| Zenfone 12 Ultra | 131,850円 or 151,850円 | ○ | IP68 | 5000万画素 | 256GB or 512GB | 5,500mAh | 超快適 (12GB or 16GB) | 6.78インチ |
当社おすすめ端末ベスト3
当社としてお客様におすすめしたいモデルをいくつかピックアップしました。市場価格と比べてどれだけオトクなのか、併せてご説明します。
今ご紹介したIIJmioの取り扱い端末の中から、当社オススメの端末を3つ、ピックアップしました。
お客様のご希望に合わせて、ぜひ参考にしてください。
コスパ最強のエントリーモデル“moto g05”
そこまで機能を求めていない方は、総コストが安い“moto g05”がおすすめ。LINEやWeb閲覧等の基本的な用途は十分快適に行えます。
端末代は乗り換え特価で一括500円で、極めて安価に購入できるキャンペーンの常連機種です。
Webサイトの閲覧・SNS・LINEといった基本的な用途であれば問題なくこなせる性能を持っており、「とにかく安くスマホを手に入れたい」というニーズにもっとも合致する一台となっています。
「迷ったらコレ」バランスに優れた鉄板モデル“AQUOS sense9”
“AQUOS sense9”は便利な機能を豊富に備えつつ、価格も手頃なモデルです。長く安心してご利用いただけます。
多くの人が重視しやすい「おサイフケータイ」「防水」の両機能をしっかり搭載しているスマホです。
容量も処理性能も申し分なし。カメラの画素数もバッテリーも一般的な数値を誇っています。
誰が使っても満足度が高く、「迷ったらこれ」と自信を持って言える鉄板モデルです。
ゲームも動画も快適なハイスペックモデル“Redmi Note 14 Pro+ 5G”
ゲームや動画視聴をよくする方には処理性能の高い機種がおすすめ。その中でコスパが良いのは“Redmi Note 13 Pro+ 5G”です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの最大の特徴は2億画素の高性能カメラ。これだけの画素数を誇るスマホは他にありません。充電速度も速く、忙しい朝や外出先でもすぐにバッテリーを回復できます。
さらに容量も驚異の512GB。処理性能もかなり速いので、ゲームもスムーズにこなせます。
スマホの価格は他の端末に比べるとやや高いですが、価格を大きく超える性能と付加価値を持っていると断言できます。
「少し予算を足してでも良いものを選びたい」という方の期待に明確に応えられる一台です。
まとめ
セールと通信費を踏まえた2年間の総コスト×必要機能で自分に合う一台を見つけよう
今回は、IIJmioへの乗り換えに併せて機種変更を検討中のお客様に向けて、自分にぴったりのスマホの選び方を解説してきました。
スマホを選ぶうえで重要なのは、IIJmio独自のセールを踏まえた端末料金と、2年間の通信費を合わせた“2年間の総コスト”と、自分にとって絶対に欠かせない必須機能の有無を判断基準とすること。
端末価格はセールで変わりますし、支払いが分割になるのなら、24ヶ月間は端末代が月々の請求に付いて回ります。
さらに自分にとって必要な機能のないスマホは使っていて困ること間違いありません。
最適な一台を見つけるには、まずはご自身の必須機能を洗い出すこと。そのうえで、それらの機能を取りそろえた端末の中から、2年間の総コストがもっとも安いものを選ぶようにすると良いでしょう。
IIJmioのおすすめ端末に関するQ&A
- iPhoneを使いたい場合はどうすればいい?
- 在庫があれば、Android端末と同様に乗り換え特価で安く購入できます
IIJmioにはiPhoneの取り扱いもあります。iPhoneをご希望の場合でも問題ありません。
もちろんスマホ特価セールの対象端末ではありますが、他のAndroid端末に比べると割引額は少し少なくなっています。オトクさを求めるのであれば、iPhone以外も視野に入れると良いでしょう。
- 欲しい機種がIIJmioにない場合はどうすればいいですか?
- 在庫が復活するのを待つか、家電量販店等で購入するしかありません。
IIJmioは、大手キャリアに比べると、各端末の在庫は少なくなっています。もし欲しい機種がなければ、家電量販店等でSIMフリーの端末を購入するのがもっとも手っ取り早いです。
もちろん“一時在庫切れ”という表記のある端末については、しばらくすれば在庫が復活する可能性もあるでしょう。
ただしそれがいつになるのかは不明なので、お急ぎなのであれば端末はIIJmio以外で購入することをおすすめします。
- 端末補償オプションは加入すべきですか?
- 加入しておくことをおすすめします。
IIJmioの補償サービスは、他社と比較しても非常に充実しています。
月額料金は端末によって変わりますが、およそ440円~550円ほど。また破損時は交換対応だけでなく修理にも対応しているので、現在のスマホを使い続けることが可能です。
「スマホをよく落とす」「修理代が高額になるのが不安」という方は、加入しておいて損はありません。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
大手キャリアからIIJmioに乗り換えるにあたって、端末の機種変更を検討している方もいらっしゃることでしょう。
格安SIM・IIJmioでは、SIMだけでなく端末の販売も行っています。それだけでなく、オトクに端末を購入できるセールも実施中。
となると、一番安い端末に目が行くと思いますが…
結論、IIJmioで端末を購入する際は、目先の価格だけでなく“2年間の実質コスト”と“必要な機能”で選ぶことが重要です。
それはなぜか?そして結局どの端末を選ぶべきなのか?
1から丁寧に詳しく説明していきますので、これからIIJmioで端末購入を検討している人はぜひ最後までご覧ください。