auひかりのキャンペーンを徹底解説！プロバイダ選びで後悔しないコツとおすすめ窓口を紹介

auひかりのキャンペーン窓口は主に2種類

auひかりを申し込む際、後悔しないために最も重要なのが「どの窓口から申し込むか」という選択です。

窓口は大きく分けて、KDDI直営の「au公式」と、接続サービスを提供する「プロバイダ（GMOとくとくBBやSo-netなど）」の2種類が存在します。

この2つの決定的な違いは、キャンペーンの「構造」にあります。

実は、プロバイダ窓口から申し込んでも、公式が提供する基本的なキャンペーン（工事費実質無料など）はそのまま適用されます。

その上で、プロバイダが独自に用意したキャッシュバックなどの特典が「上乗せ」される仕組みになっているのです。

つまり、同じauひかりというサービスを契約するにも関わらず、窓口が違うだけで受け取れる特典の総額に数万円以上の差がついてしまうのです。

① au公式：基準となる窓口

「au one net」などのau公式サイトやauショップは、KDDIが直接運営しているため安心感は抜群です。

しかし、キャンペーンの還元額という点では、他の窓口に見劣りします。

具体的には、公式窓口で提示される特典は以下のような内容が一般的です。

これらはあくまで全ての窓口で共通して受けられる「ベース」となる特典です。

あえて公式窓口を選ぶということは、本来もらえるはずの「プロバイダ独自の上乗せ特典」を放棄することになってしまうため、お得さを重視するなら避けるべき選択肢と言えます。

② プロバイダ（GMO/So-netなど）：高額特典の提供元

GMOとくとくBB、So-net、BIGLOBEといった「プロバイダ」が運営するWeb窓口は、最も高額な特典を期待できる選択肢です。

これらの窓口最大の特徴は、KDDI公式のキャンペーン（ベース）の上に、プロバイダ独自の高額キャッシュバック（上乗せ）を追加してくれる点です。

具体的には、以下のような「特典の二重取り」が可能になります。

その額はプロバイダによっては最大10万円を超えることもあり、公式窓口とは比較にならないほどの還元額となります。

「代理店やプロバイダ経由だと、契約内容が変わるのでは？」と不安に思う方もいるかもしれませんが、契約する回線自体はKDDIのauひかりそのものです。

品質や月額料金は変わらず、単に「入り口」が違うだけで特典が豪華になるため、最も合理的な申し込み方法と言えます。

auひかり主要プロバイダ キャンペーン比較一覧

auひかりの申し込みで後悔しないためには、各プロバイダが提示する「金額」だけでなく、その裏にある「受け取り条件（リスク）」を比較することが不可欠です。

そこで、主要な窓口のキャンペーン内容を一覧表にまとめました。金額を最優先するならどこを選ぶべきか、一目瞭然です。

キャッシュバック最高額のプロバイダはGMOとくとくBB

主要なプロバイダ窓口のキャンペーンを比較すると、「GMOとくとくBB」の還元額が頭一つ抜けていることがわかります。

auひかり主要プロバイダ キャンペーン比較

申込窓口	最大還元額	還元時期	特徴
GMOとくとくBB	最大114,000円	12ヶ月後 ＋ 24ヶ月後	金額No.1 （2回の申請が必要）
So-net	最大100,000円	～3年後	高額だが 受取完了が遅い
BIGLOBE	最大60,000円	12ヶ月後	老舗の安心感
au one net（公式）	10,000円相当	4ヶ月後	金額は控えめ

表を見ていただくと分かる通り、「GMOとくとくBB」は金額面で最も優秀です。

So-netも高額ですが、全額受け取るまでに3年近くかかる点がネックとなります。そのため、コストパフォーマンスを最優先するなら、GMOとくとくBBが最も合理的な選択肢と言えます。

「GMOとくとくBB」がおすすめな理由と申請方法

比較表でご覧いただいた通り、還元額の大きさで選ぶなら「GMOとくとくBB」が圧倒的なナンバーワンです。

最大11万円超という金額は、他の追随を許さない魅力があります。

しかし、この「最高額」を手にするためには、プロバイダ側が設けた「申請手続き」というハードルをクリアしなければなりません。

ここでは、その金額の内訳と、多くの人が躓いてしまう「申請の失敗」を確実に回避するための攻略法を解説します。

最大114,000円！キャンペーンの内訳とメリット

GMOとくとくBBが掲げる「最大114,000円」という金額は、一つの特典だけで構成されているわけではありません。

具体的には、以下の3つの特典を全て合算した金額となります。

最大のメリットは、これらを全て適用できた時の「爆発的な還元額」です。

特に、通信速度にこだわって「10ギガプラン」を検討している方にとっては、割高になりがちな月額料金をキャッシュバックで相殺できるため、最も理にかなった選択肢となります。

逆に言えば、「1ギガプラン」で「新規契約（乗り換えなし）」の場合は、①のベース金額（数万円程度）のみとなるため、ご自身の条件でいくら貰えるのかを事前に確認しておくことが大切です。

「申請忘れ」で0円に！2回の申請を攻略する手順

GMOとくとくBBで最も注意すべきなのが、キャッシュバックの受け取り手続きです。

ここさえ乗り越えれば最高にお得ですが、忘れてしまうと還元額が0円になってしまうリスクがあります。

確実に受け取るために、以下の「3つの注意点」と「対策」を必ず覚えておいてください。

注意点①：案内メールが「普段使わないアドレス」に届く

キャッシュバックの申請案内メールは、あなたが普段使っているGmailやYahoo!メールには届きません。

契約時にGMOから発行された「基本メールアドレス（〜@gmobb.jpなど）」宛に届きます。これを見落とすことが最大の失敗要因です。

これを防ぐために、スマホのメールアプリにGMOのメールアドレスを設定するか、WEBメールへの転送設定を必ず行いましょう。

注意点②：申請時期が「忘れた頃」にやってくる

申請メールが届くのは、開通月を含む「11ヶ月目」と「23ヶ月目」の計2回です。

契約直後ではないため、多くの人が存在自体を忘れてしまいます。

そのため、契約したその日に、スマホのカレンダーアプリに「11ヶ月後」と「23ヶ月後」のアラームを設定することをおすすめします。

「GMOキャッシュバック申請月」と入力し、通知をオンにしておくのが最も確実な方法です。

注意点③：手続き期限が「翌月末」まで

メールが届いてから、口座登録を完了させるまでの期限は「翌月末まで」と決まっています。

これを1日でも過ぎると、権利は失効します。

メールを確認したら、後回しにせず「その場ですぐに」口座情報を登録しましょう。

所要時間は数分ですので、先延ばしにしないことが鉄則です。

主要プロバイダ「So-net」「BIGLOBE」のキャンペーン内容

還元額の高さで「GMOとくとくBB」が人気ですが、auひかりには他にも実績のある大手プロバイダが存在します。

特に比較対象として名前が挙がるのが「So-net」と「BIGLOBE」です。

これらはGMOとどう違うのか、それぞれのキャンペーン特徴と選ぶべき人について解説します。

So-net：高額だが受け取り時期が非常に遅い

So-net（ソネット）は、Sonyグループが運営する老舗プロバイダです。

こちらの最大の特徴は、GMOに匹敵する「最大10万円」という高額なキャッシュバックを提示している点です。

金額だけで見れば非常に魅力的ですが、最大の注意点は「受け取り期間の長さ」にあります。

So-netのキャッシュバックは、1回で全額もらえるわけではありません。

例えば「6ヶ月後」と「12ヶ月後」、さらには「24ヶ月後」といったように、数回に分けて振り込まれるケースが多く、満額を受け取るまでに最大3年近くかかる場合があります。

「3年間契約し続ける自信がある」「気長に待てる」という方には良い選択肢ですが、GMO以上に長期的なスケジュール管理が求められるため、難易度は高めと言えるでしょう。

BIGLOBE：標準的なキャッシュバック

BIGLOBE（ビッグローブ）もKDDIグループの主要プロバイダとして人気があります。

キャンペーン内容は時期によりますが、数万円〜6万円程度のキャッシュバックなどが中心で、GMOやSo-netのような「10万円超」といった派手な金額設定はあまり見られません。

飛び抜けた還元額はありませんが、その分条件がシンプルだったり、サポート体制に定評があったりと、「安定感」を求めるユーザーに選ばれています。

「最高額でなくてもいいから、信頼できる大手で手堅く契約したい」という方には適した窓口です。

全員対象！auひかり公式キャンペーン4つの特典

プロバイダ独自のキャッシュバックを見る前に、まずは「どこで申し込んでも必ずもらえる」auひかり公式のキャンペーンを押さえておきましょう。

これらは特典の「土台」となる部分であり、プロバイダの独自特典と併用（二重取り）が可能です。

特に「違約金負担」や「工事費無料」は、契約のハードルを大きく下げてくれる重要な要素です。

① 乗りかえスタートサポート｜他社の違約金を最大3万円まで還元

現在、他社のインターネット回線を利用中の方に朗報なのが、この「乗りかえスタートサポート」です。

他社回線を解約する際に発生する「違約金」や「工事費の残債」などを、KDDIが最大30,000円（au PAY残高へのチャージ等）まで還元してくれます。

ただし、この特典を受けるには少しアナログな「郵送での申請」が必要になります。

「面倒くさい」と感じるかもしれませんが、3万円を取り戻すための重要なステップですので、以下の3ステップで確実に申請しましょう。

② 初期費用相当額割引｜工事費が「実質無料」になる仕組み

auひかりの導入には、通常であればホームタイプで48,950円、マンションタイプで33,000円という高額な初期工事費がかかります。

しかし、このキャンペーンによって、工事費の分割払い額と同額が毎月の利用料金から割り引かれ、最終的に自己負担が0円（実質無料）となります。

ただし、この特典をフルに受けるには以下の「適用条件」を満たす必要があります。

ホームタイプの場合は「電話オプション（月額770円）」への加入が必須となりますが、これは後述する「auスマートバリュー（スマホセット割）」の適用条件とも重なるため、auユーザーであれば損にはなりません。

注意点は、あくまで「分割払い相当額の割引」であることです。

割引期間（ホーム35ヶ月、マンション23ヶ月）が終了する前に解約してしまうと、割引されずに残った工事費（残債）を一括で支払う必要があるため、短期解約にはリスクが伴うことを覚えておいてください。

③ auスマートバリュー｜au/UQユーザーのスマホ代が永年割引

auひかりを選ぶ最大のメリットとも言えるのが、このスマホセット割です。

auユーザーなら「auスマートバリュー」、UQ mobileユーザーなら「自宅セット割」が適用され、スマホ1回線あたり毎月最大1,100円が永年割引されます。

家族全員分（最大10回線）が対象になるため、4人家族なら毎月4,400円、年間で52,800円もの通信費削減になります。

インターネット単体の料金だけでなく、スマホ代も含めた「家計全体の通信費」で考えた時、この割引の恩恵は計り知れません。

④ 10ギガスタート割引｜高速プランの月額料金を割引

通信速度にこだわりたい方向けの「ホーム10ギガ・5ギガ」プランをご検討の場合、専用の割引プログラムが適用されます。

通常、高速サービスには追加料金がかかりますが、以下の割引により一定期間は「1ギガプラン」と同額で利用可能です。

プロバイダの高額キャッシュバック（最大11万円など）は、この10ギガプランの契約が条件になっていることが多いですが、最初の1年は料金負担なく高速回線を体験できるため、非常にお得な仕組みと言えます。

キャンペーンの「注意点」を知っておこう

ここまでお得なキャンペーン情報を紹介してきましたが、契約前に知っておかないと後で「こんなはずじゃなかった」と後悔しかねない「契約の仕組み」についても、包み隠さずお伝えします。

これらは一見するとデメリットのように見えますが、仕組みを正しく理解していれば、恐れる必要はありません。

リスクを回避し、賢く契約するための重要な知識として押さえておきましょう。

注意点1：「工事費実質無料」の仕組み｜短期解約で残債が一括請求

「工事費実質無料」という言葉には注意が必要です。

これは「工事費が0円になる」わけではなく、「分割払いしている工事費と同額を、毎月割り引くことで相殺している」状態を指します。

例えば、ホームタイプの工事費48,950円を35回の分割払いにした場合、毎月約1,400円前後が請求されますが、同額の割引が入るため、支払いは実質0円になります。

しかし、もし2年（24ヶ月）で解約したとすると、残り11回分の割引は消滅し、未払いの工事費（残債）約15,000円を一括で支払わなければなりません。

この仕組みは、実質的に「3年間の契約縛り」として機能します。

auひかりを申し込む際は、少なくとも3年以上は使い続ける前提で検討することをおすすめします。

注意点2：「スマホ割」の条件｜不要な「ひかり電話」加入が必須

auスマートバリューやUQ mobileの自宅セット割を適用するためには、「auひかり電話（月額770円）」への加入が必須条件となります。

「固定電話なんて使わないのに、無駄なオプション代を払いたくない」と感じる方もいるでしょう。しかし、計算してみるとこれは合理的な選択であることがわかります。

	収支シミュレーション
スマホ割引額	－1,100円
ひかり電話料	＋770円
トータル収支	－330円（毎月330円のお得）

このように、たとえ固定電話を使わなくても、オプションに加入した方がトータルの通信費は安くなります。

ここは「割引を受けるための必要経費」と割り切って加入するのが正解です。

注意点3：「最大〇〇万円」の条件｜10ギガプランや複数オプション加入が必要

広告で大きく掲げられている「最大114,000円」といった金額は、全ての条件をクリアした場合の理論値です。

多くの場合、この最高額を受け取るためには、月額料金が高くなる「10ギガプラン」の契約や、複数の「指定有料オプション」への加入が必要になります。

通常の1ギガプランをオプションなしで契約する場合、キャッシュバック額は数万円単位で減額されることが一般的です。

「最大」という数字だけに踊らされず、ご自身が希望するプラン（1ギガなど）で申し込んだ場合、実際いくら貰えるのかを必ず確認するようにしましょう。

ここまで多くの窓口を比較してきましたが、結論として、還元額の大きさで選ぶなら「GMOとくとくBB」が最もおすすめのプロバイダです。

最大11万円超という圧倒的なキャッシュバックは、他の窓口では決して得られないメリットです。

ただし、その恩恵をフルに受けるためには、11ヶ月後と23ヶ月後に訪れる「申請手続き」を絶対に忘れないことが前提条件となります。

少し手間はかかりますが、カレンダーへの登録やリマインダーを活用して手続きさえクリアすれば、どこよりもお得にauひかりを始められます。

ぜひ、最高額のキャッシュバックを手に入れて、充実したインターネットライフをスタートさせてくださいね。