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auスマートバリューとは|家族全員のスマホ代が永年割引
auスマートバリューって、結局どんな割引サービスなの?
対象のネット回線とセットで、家族全員のauスマホ代が永年割引になるサービスです。
auスマートバリューとは、一言で言うと「対象のインターネット回線」と「auスマホ」をセットで使うことで受けられる割引サービスのことです。
この割引の最大の特徴は、割引期間に期限がないことです。条件を満たしている限り「永年」割引が続きます。
「最初の1年だけ安い」といった期間限定のキャンペーンとは違い、長く使えば使うほど家計の節約効果が積み上がっていくのが大きなメリットと言えます。
離れて暮らす家族も対象|最大10回線まで割引
50歳以上なら、離れて暮らす家族も割引の対象になります。
auスマートバリューのメリットは、その適用範囲の広さにあります。
一緒に住んでいる家族はもちろん、50歳以上であれば離れて暮らす家族も割引の対象になります。
さらに、同性パートナーや事実婚の方も、同一住所であれば家族として認められます。
適用できる回線数は最大10回線まで。祖父母や実家の両親、そしてお子様まで、家族みんなのスマホ代をまとめて安くすることができます。
【重要】UQモバイルユーザーは「自宅セット割」
UQモバイルを利用している場合、制度の名称は「自宅セット割」となります。適用条件や割引の仕組みはauスマートバリューと非常に似ていますが、手続きの窓口や名称が異なりますので混同しないようご注意ください。
【いくら安くなる?】料金プラン別の割引額一覧
自分のプランだと、毎月いくら安くなるの?
「使い放題MAX」などの大容量プランなら毎月1,100円、「スマホミニプラン」などは550円割引です。
auスマートバリューの割引額は、現在契約しているauの料金プランとデータ利用量によって決まります。
基本的には「毎月1,100円」または「毎月550円」のどちらかが適用されると考えて間違いありません。
主要なプランと割引額を以下の表にまとめましたので、ご自身のプランを確認してみてください。
auスマートバリュー 割引額・対象プラン一覧
| 割引額(月額) | 主な対象プラン |
|---|---|
| 1,100円 | ・使い放題MAX 5G / 4G ・auマネ活プラン 5G / 4G ・データMAX 5G / 4G LTE(受付終了) |
| 550円 | ・スマホミニプラン 5G / 4G ・ピタットプラン 5G / 4G LTE(1GB超~) |
| 対象外 | ・povo 1.0 / 2.0 ・ピタットプラン(1GB以下) |
月額1,100円割引の対象プラン(大容量・無制限系)
「使い放題MAX」などの無制限プランなら、迷わず1,100円割引が適用されます。
現在主流となっている「使い放題MAX」シリーズや、過去の「データMAX」シリーズなど、データ容量が大きいプランの多くはこちらに該当します。
月額1,100円割引の対象プラン
- 使い放題MAX 5G / 4G(Netflixパックなどのパックプラン含む)
- auマネ活プラン 5G / 4G
- データMAX 5G / 4G LTE(新規受付終了)など
月額550円割引の対象プラン(小容量・段階制系)
データ使用量が少ない「スマホミニプラン」などは、550円割引となります。
使った分だけ支払う「ピタットプラン」や、データ容量が少なめの「スマホミニプラン」などがこちらに該当します。
月額550円割引の対象プラン
- スマホミニプラン 5G / 4G
- ピタットプラン 5G / 4G LTE(データ利用量が1GB超~20GBの場合)
【注意】データ利用量が1GB以下の月は割引なし
「ピタットプラン」などの段階制プランをご利用の場合、その月のデータ利用量が1GB以下だった場合、その月はスマートバリューの割引が適用されないケースがあります。あまり使わなかった月は割引もなくなる可能性がある点に注意が必要です。
ガラケー・タブレット・povoの扱い
ガラケーやタブレットも対象ですが、povoは対象外なので注意が必要です。
4G LTEケータイ(ガラケー)やタブレットの場合も、対象のプランであれば、永年550円〜1,100円の割引が受けられる場合があります。
一方で、オンライン専用プランの「povo(ポヴォ)」は、auスマートバリューの割引対象外です。
「povoの基本料金+スマートバリューの割引」で最安運用を狙いたいと考える方もいらっしゃいますが、残念ながら適用されませんのでご注意ください。
申し込み必須!auスマートバリューの3つの適用条件
割引を受けるためには、どんな条件が必要なの?
「対象のネット回線」+「auスマホ」+「電話オプション」の3点セットが基本条件です。
auスマートバリューは、ただauのスマホとネットを使っているだけでは適用されません。
適用させるためには、以下の3つの条件をすべて満たしている必要があります。
条件1:対象のインターネット回線を契約する
「auひかり」だけでなく、全国の「光コラボ」や「ホームルーター」も対象です。
まず大前提として、KDDIが指定する対象のインターネットサービスを契約している必要があります。
対象となる回線は非常に多岐にわたりますが、大きく分けて以下の4つのタイプがあります。
ご自身の住環境に合ったものを選んでいるか、確認が必要です。
auスマートバリュー対象回線リスト
| 回線タイプ | 主なサービス名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 光回線 (独自回線) | ・auひかり ・コミュファ光 ・eo光 など | 通信速度が速い。 エリアは限定的。 |
| 光コラボ | ・ビッグローブ光 ・So-net光 ・@nifty光 など | 全国エリア対応。 乗り換えが簡単。 |
| CATV | ・J:COM ・地域のケーブルテレビ | テレビとセット。 地域密着型。 |
| ルーター | ・auホームルーター 5G ・WiMAX +5G | 工事不要。 オプション加入不要。 |
このように、それぞれ特徴が異なります。
通信速度や安定性を重視する方は「光回線」を選ぶのが無難ですが、工事ができない環境の方や、少しでも月額コストを抑えたい(電話オプション代を払いたくない)という方には「ルーター」タイプが有力な選択肢となります。
ご自身のライフスタイルに合わせて最適なものを選びましょう。
条件2:auの対象料金プランを契約する
「使い放題MAX」や「ピタットプラン」など、現在受付中の主要プランはほぼ対象です。
スマホ側の条件として、先ほど解説した通り「auスマートバリュー対象プラン」に加入している必要があります。
「使い放題MAX 5G/4G」や「スマホミニプラン」など、現在新規で申し込めるプランのほとんどは対象となりますのでご安心ください。
ただし、こちらも繰り返しになりますが、オンライン専用プランの「povo」は対象外ですので、プラン変更を検討されている方はご注意ください。
条件3:【重要】光回線は「電話オプション」への加入が必須
固定電話を使わなくても、加入した方がトータルでお得になります。
ここが最も重要なポイントであり、多くの方が疑問に思う部分です。
光回線でauスマートバリューを適用するためには、インターネット契約に加えて「電話サービス(月額550円~770円)」などの指定オプションへの加入が必須となります。
「固定電話なんて使わないから損をするのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、計算してみると加入した方がお得になるケースがほとんどなのです。
【計算例:使い放題MAX(割引額1,100円)の場合】
| スマホ割引額 | -1,100円 |
| 電話オプション料 (2025年7月改定後) | +770円 |
| 差し引き収支 | 毎月330円のお得! |
このように、オプション料を支払っても、割引額の方が大きいためトータルでは安くなります。
さらに、家族がいれば割引額は人数分増えますが、電話オプション料は一家で1つ分だけで済むため、節約効果はさらに大きくなります。
ホームルーターは電話オプション不要!
「auホームルーター 5G」や「WiMAX +5G」といったホームルータータイプの場合、そもそも固定電話機能がないため、電話オプションへの加入なしでauスマートバリューが適用されます。オプション料がかからない分、割引額がまるごと手元に残るのがホームルーターの大きなメリットです。
auスマートバリュー対象のインターネット回線
対象の回線がたくさんあるけど、どれを選べばいい?
まずは通信速度が速い「独自回線」を確認し、エリア外なら「光コラボ」を選ぶのがおすすめです。
auスマートバリューの対象となるインターネット回線は、「auひかり」だけではありません。
全国で利用できる回線から、地域限定の高速回線、工事不要のルーターまで多岐にわたります。
ここでは、おすすめ順に3つのカテゴリーに分けて解説します。
①独自回線(auひかり・地域電力系回線)
最もおすすめ。通信速度が速く、混雑しにくい最強の回線です。
真っ先に検討すべきなのが、KDDI独自の回線や、各地域の電力会社系列の回線です。
地域別の主な独自回線
| 提供エリア | 回線名 | 月額料金(税込・目安) |
|---|---|---|
| 全国(一部除く) | auひかり | 戸建:5,610円 集合:4,180円 |
| 東海エリア | コミュファ光 | 戸建:5,170円 集合:4,070円 |
| 関西エリア | eo光 | 戸建:5,448円 集合:3,876円 |
| 中国エリア | メガ・エッグ | 戸建:5,720円 集合:4,070円 |
| 四国エリア | ピカラ光 | 戸建:5,720円 集合:4,400円 |
| 九州エリア | BBIQ(ビビック) | 戸建:6,380円 集合:4,510円~6,380円 |
| 沖縄エリア | auひかり ちゅら | 戸建:6,710円 集合:4,928円 |
NTTの回線網とは異なるルートを通るため、利用者が集中する時間帯でも混雑しにくく、圧倒的な通信速度と安定性を誇ります。

お住まいの地域がこれらの提供エリア内であれば、迷わずこのタイプを選んで間違いありません。
ただし、独自の設備を使う関係で「提供エリアが限定的」である点や、「マンションによっては導入されていない」ケースが多い点がネックです。
auひかり
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②光コラボ(ビッグローブ光・So-net光など)
独自回線がエリア外だった場合の第一候補。全国対応で安心です。
独自回線が引けない場合に選ぶべきなのが、NTT(フレッツ光)の回線網を利用した「光コラボレーション(光コラボ)」です。
主な光コラボ対象回線
| サービス名 | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビッグローブ光 | 戸建:5,478円 集合:4,378円 | 信頼性の高い老舗プロバイダ。 工事費実質無料などの特典が強力。 |
| So-net光 | 戸建:5,995円 集合:4,895円 | 2年間月額1,980円キャンペーン実施中。 通信速度の安定性にも定評がある。 |
| @nifty光 | 戸建:5,720円 集合:4,378円 | ノジマ(家電量販店)グループ。 店舗独自のポイント還元などがある。 |
日本全国ほとんどの地域をカバーしており、マンションへの導入率も非常に高いため、「auひかりがダメでもこれなら契約できる」という頼れる存在です。

通信速度は独自回線に一歩譲りますが、「IPv6(v6プラス)」などの高速接続方式に対応しているプロバイダを選べば、動画視聴やWeb会議なども快適にこなせます。
現在フレッツ光などを利用中なら、工事不要で簡単に乗り換えられるのも大きなメリットです。
③ケーブルテレビ(J:COM・地域CATV)
テレビ番組を充実させたい方におすすめ。専門チャンネルとのセットがお得です。
CS放送やBS放送などの多チャンネルを楽しみたい方に選ばれているのが、ケーブルテレビのインターネットです。
テレビサービスとセットで契約することで料金が安くなるプランが多く、「ネット+テレビ」の組み合わせでもauスマートバリューの対象になる(電話契約が必須ではない)ケースがあるのが特徴です。
主なケーブルテレビ回線
| サービス名 | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| J:COM | 戸建:5,610円〜 集合:5,280円〜 ※ネット1Gコースの場合 | 業界最大手。 「ネット+テレビ」のセット割が豊富。 導入済み物件なら特別料金で使えることも。 |
| 地域のCATV | 5,000円〜6,000円程度 ※地域・局により異なる | iTSCOM(東急)やスターキャット(名古屋)など。 地域密着のサポートや独自番組が魅力。 |
「テレビもネットもまとめて支払先を一本化したい」という方には最適です。
ただし、従来のケーブルテレビ回線(同軸ケーブル)は、光回線に比べて「アップロード速度が遅い」という弱点があるため、動画配信や大量のデータ送信を行う方は、光ファイバー方式のプランを選ぶよう注意してください。
④ホームルーター(WiMAX +5Gなど)
工事ができない環境や、電話オプション料を節約したい方に最適です。
建物の構造上どうしても工事ができない場合や、引っ越しが多くて回線を固定したくない場合に選ばれるのがホームルーターです。
コンセントに挿すだけですぐにWi-Fi環境が整います。
対象のホームルーター
| サービス名 | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| auホームルーター 5G | 5,170円 | au純正のホームルーター。 スマホと同じ請求にまとめやすい。 |
| WiMAX +5G | 4,268円〜4,950円 ※プロバイダにより異なる | UQ WiMAXやGMOなどが提供。 プロバイダごとの特典が豊富。 |
通信速度は光回線に劣りますが、このタイプだけの特権として「電話オプション加入不要」で割引が適用されます。
単身者などで「固定電話はいらないし、毎月770円のオプション料も払いたくない」という場合は、あえてホームルーターを選ぶのも賢い選択です。
【シミュレーション】単身と家族の節約効果を徹底比較
一人暮らしでも、本当にお得になるの?
電話オプション料を差し引いてもプラスになるケースが大半です。
「家族みんなで」というイメージが強いauスマートバリューですが、一人暮らしの場合でもメリットはあるのか解説します。
結論から言うと、単身の方でも「使い放題MAX」などの対象プランなら確実にプラスになります。
光回線の場合は「オプション料」との兼ね合いを計算する必要がありますので、具体的な数字を見ていきましょう。
一人暮らしの場合|プランによる損益分岐点
「使い放題MAX」なら黒字化します。「スマホミニプラン」の場合は注意が必要です。
一人暮らしの方が光回線でauスマートバリューを適用する場合、スマホの割引額から、必須となる「電話オプション料(2025年7月以降は月額770円)」を差し引いて収支を考えます。
【単身】光回線での収支シミュレーション
| 契約プラン | スマホ割引 | オプション料 | 月々の収支 |
|---|---|---|---|
| 使い放題MAX | -1,100円 | +770円 | 330円のお得 |
| スマホミニプラン | -550円 | +770円 | 220円の持ち出し |
「使い放題MAX」の場合は、オプション料を払ってもお釣りが出るため、迷わず加入すべきです。
一方で「スマホミニプラン」の場合は、金額だけで見るとマイナスになってしまいます。
ただし、「ホームルーター(オプション料0円)」を利用している場合は、550円の割引がまるごと利益になるため、ミニプランでも加入するメリットがあります。
4人家族の場合|年間で数万円単位の節約に
家族が多ければ多いほど割引効果は絶大。年間5万円以上の節約も可能です。
家族で利用する場合、auスマートバリューの真価が発揮されます。
電話オプション料は「一家で1契約分(770円)」だけで済むため、家族の人数が増えるほど一人当たりの負担は実質ゼロに近づき、割引総額だけがどんどん増えていくからです。
【4人家族】全員が「使い放題MAX」の場合
| スマホ割引総額 | 1,100円 × 4人 = -4,400円/月 |
| 電話オプション料 | +770円/月 |
| 月々の節約額 | 3,630円のお得 |
| 年間の節約額 | 43,560円のお得 |
このように、4人家族であれば年間で約4万円以上も通信費を削減できます。
この規模になると、オプション料は必要経費として十分に元が取れる金額ですので、加入しない手はありません。
申し込み必須!auスマートバリューの3つの手続き方法
ネットが開通したら、自動的に割引が始まるの?
自動適用ではありません。必ずご自身での「申し込み手続き」が必要です。
auスマートバリューにおける最大の注意点、それは「申し込み忘れると割引されない」という点です。
「auのスマホを持っていて、auひかりを契約したから大丈夫」と安心していると、何年経っても割引が適用されません。
実際、「あとでやろうと思って忘れていた」というケースが後を絶ちませんので、以下の3つの方法から確実に行いましょう。
手続き方法とおすすめのケース
| 申し込み方法 | おすすめのケース | 手軽さ |
|---|---|---|
| ①同時申し込み | これからネットを契約する人 | ◎(最楽) |
| ②My au(Web) | 既にネット開通済み、同居家族 | ○(24時間) |
| ③ショップ・電話 | 別居家族、別姓、機械が苦手 | △(要来店・予約) |
パターン1:インターネット契約時に「同時申し込み」する
申し込み忘れを100%防げる、最も確実で手間のかからない方法です。
これからインターネット回線を申し込む方は、この方法が一番おすすめです。
多くの代理店やプロバイダーの申し込みフォームには、「auスマートバリューを希望する」といったチェック項目が用意されています。
ここで意思表示をしておくことで、回線の契約情報と連携して手続きを進めてくれるため、後から自分で申請する手間が省け、適用漏れのリスクもありません。
auショップでの申し込みは「損」をする可能性大!
店頭で「auひかり」を契約する場合、規定により「工事費無料特典」と「スマートバリュー」の併用ができない(工事費が自己負担になる)ケースがあります。WEB代理店経由なら両方の特典を問題なく受け取れるため、申し込みは必ずネット窓口から行いましょう。
パターン2:My au(Web)で申し込む
ネットが開通した後、スマホから24時間いつでも手続き可能です。
既にネット回線が開通している場合や、後から同居のご家族を追加したい場合は、「My au」からのWEB手続きが便利です。
基本的に「ご契約者と同一姓・同一住所」の家族であれば、WEB上で簡単に手続きが完了します。
店舗に行く時間がない方や、待ち時間を避けたい方に最適です。
パターン3:auショップ・電話で申し込む
WEB操作が不安な方や、複雑な家族関係の証明が必要な場合に安心です。
「WEBでの操作が苦手」「別姓や事実婚のパートナーを適用させたい」といった場合は、auショップまたは電話(お客様センター)での手続きが確実です。
特に、苗字や住所が異なる家族を適用させる場合、戸籍謄本や住民票などの「家族関係証明書」の提出を求められることがあります。
専門スタッフに相談しながら進められるので、イレギュラーなケースでは店舗での手続きをおすすめします。
auスマートバリューの注意点とデメリット
一度申し込めば、その後はずっと割引されるの?
更新手続き等は不要で継続されますが、ネット解約や引越しなどで条件から外れる場合は注意が必要です。
非常にお得なauスマートバリューですが、運用していく上で知っておくべき注意点が存在します。
「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、特に重要な以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
注意点1:申し込み忘れによる「過去分の割引」は戻らない
割引は「申し込み翌月」から適用されます。過去に遡っての返金はされません。
auスマートバリューは自動適用ではないため、ご自身での申し込みが必須です。
もし申し込みを忘れたまま1年過ごしてしまった場合、後から気づいて申請しても、過去1年分の割引額が返ってくることはありません。
「あとでやろう」と思わず、ネット回線が開通したら何よりも先にスマートバリューの手続きを行うことを習慣にしましょう。
注意点2:ネット回線の解約やプラン変更で割引終了
セット契約が前提のため、ネットを解約したり、対象外プランへ変更すると割引は止まります。
当然ですが、対象のインターネット回線を解約すると、その前月をもって割引は終了します。
また、意外な落とし穴として「オプションの解約」があります。
ネット回線自体は契約していても、必須条件である「電話オプション」だけを解約してしまった場合、適用条件を満たさなくなり割引が外れてしまいますのでご注意ください。
注意点3:家族の同居・別居状況が変わった場合
「50歳未満の別居」は対象外になるため、進学や就職の際は要注意です。
他社(ドコモやソフトバンク)のセット割とは異なり、auスマートバリューは「50歳未満の別居家族」は割引の対象外というルールがあります。
そのため、例えばお子様が進学や就職で一人暮らしを始める際、「住民票を新居に移す(別住所になる)」と、その時点でお子様の分の割引は終了します。
「家族割プラス(通話などの割引)」は別居でも継続できますが、「スマートバリュー(ネットとのセット割)」は外れてしまうため、離れて暮らす家族のスマホ料金が上がってしまう点には十分ご注意ください。
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まとめ
auユーザーなら迷わず申し込み!対象回線を選んで通信費を下げよう
今回は、auユーザーの家計を助ける強力な割引制度「auスマートバリュー」について解説しました。
たとえ月額770円の電話オプション料がかかったとしても、家族全員のスマホ代が永年割引されるメリットの方が圧倒的に大きく、トータルで見れば通信費の大幅な削減につながります。
成功の鍵は、ご自身の環境にベストな回線を選ぶことです。
通信速度に妥協したくない方は「auひかり」などの独自回線を、全国どこでも安心して使いたい方は「ビッグローブ光」などの光コラボを、そして工事なしですぐに始めたい方は「ホームルーター」を選びましょう。
まずはご自宅がどの回線のエリアに対応しているかをチェックし、申し込み忘れにだけは気をつけて、賢くお得な通信環境を手に入れてください。
Q&A
「auスマートバリュー」に関する“よくある質問と回答”
- 固定電話機を持っていなくても申し込めるの?
- はい、申し込めます。
光回線の場合、重要なのは電話機本体の有無ではなく、「電話サービス(オプション)」の契約があるかどうかです。
電話機を設置しなくても、オプション契約さえ結んでいれば割引の対象になります。
- 申し込み後、いつから割引が適用されるの?
- 申し込みの翌月利用分から適用されます。
月の途中で申し込んでも日割り計算はされず、翌月の請求分から割引が開始されます。
少しでも早く割引を受けるために、回線が開通したら早めの手続きをおすすめします。
- ガラケー(ケータイ)でも割引対象になるのかな?
- はい、対象のプランであれば割引されます。
「ケータイカケホプラン」や「VKプラン」など、一部の4G LTEケータイ向けプランも割引対象です。
ただし、3G向けの古いプランなどは対象外の場合があるため、My auなどでご自身のプランをご確認ください。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
「自宅のインターネットとセットでauのスマホ代が安くなる」と耳にしたことがある方も多いと思います。
「auスマートバリュー」は、離れて暮らす家族も含め、家族全員のスマホ料金を永年割引できる非常に強力な節約術です。
しかし、実は「対象となる回線」や「申し込み手続き」を正しく理解していないと、割引が適用されず損をしてしまうケースも少なくありません。
また、UQモバイルユーザーの場合は「自宅セット割」という別の制度になるため、混同しないよう注意が必要です。
この記事では、auスマートバリューの仕組みや適用条件、そして2025年からの変更点も含め、初心者の方にもわかりやすく解説します。
これを読めば、ご自身の環境に最適なネット回線を選び、家計の通信費を賢く節約できるようになりますよ。