2024.03.28(更新:2025.05.20)

WiMAXの速度を実測&他社比較|ホームルーター・モバイルルーターの違いと選び方

速度
丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

コンセントに挿すだけでWi-Fiが使える「WiMAX」、テレビCMでもよく見かけますね。

その手軽さから、自宅のインターネット回線として検討している人も多いと思いますが、気になるのは通信速度ではないでしょうか。

「WiMAXの速度ってどのくらい?」
「WiMAXって快適にネットが使える速度なの?」

といった疑問を抱いているお客様に、WiMAXの通信速度について詳しく解説します。

前提としてWiMAXには「ホームルーター」と「モバイルWi-Fiルーター」の2種類があり、それぞれ通信速度や用途が異なります。

本記事では、WiMAXの2種類のルーターについて、以下のような視点から詳しく解説していきます。

  • 最大速度や実測速度の違い
  • 他社回線との比較
  • 利用シーン別のおすすめルーター
  • 実際の口コミや評価

実測データ利用者の声にも触れながら、WiMAXの「速さ」が本当にあなたの生活にフィットするかを見極める材料を提供します。

WiMAXを選びで後悔しないために、ぜひこの記事を参考にしてください。

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WiMAXの機種は速度が異なる2タイプ

WiMAXの機種ってどういうのがあるの?

WiMAXには「ホームルーター」と「モバイルルーター」の2タイプがあり、それぞれ用途や通信速度が異なります。

WiMAXには大きく分けてホームルーター型モバイルルーター型の2つの機種が存在します。

両者は通信に使うハードウェア構成や電源供給、設置方法が異なり、結果的に通信品質や使用感にも違いが出てきます。

ホームルーター型モバイルルーター型

Speed Wi-Fi HOME 5G L13

Speed Wi-Fi DOCK 5G 01
据え置き型持ち運び型
電源:コンセント電源:充電式バッテリー
連続通信時間:約 540分
サイズ
約W100×H207×D100㎜
サイズ
約W140×H72×D15.4mm
重量:約635g重量:約198g

たとえばホームルーターはコンセント電源による常時稼働が前提で、据え置き型の設計となっています。

このため、屋内での長時間接続や複数端末の同時利用にも適しており、常に安定したパフォーマンスを発揮しやすい環境が整っています。

一方、モバイルルーターはバッテリー内蔵・持ち運び可能な軽量設計

ノートPCやスマホと一緒にカバンに入れて持ち歩ける点が最大の利点です。Wi-Fiスポットのない場所でもネット接続が可能になるため、外回りの営業職や旅行・出張の多い方には非常に実用的です。

どちらも、光回線のような事前の工事は不要で、機器がお手元に届き次第すぐにWi-Fiが利用できます。

自宅でのみWi-Fiを利用するのがメインならホームルーター、外出先でも使いたいならモバイルルーターといった風に、日々の使い勝手で選ぶのがおすすめです。

速度を追求するにあたっても、まずはこの「どちらを選ぶか」という選択が、非常に重要なスタート地点となります。

ホームルーターの特徴と用途

ホームルーターってどんな人に向いているの?

ホームルーターは室内での安定した通信を重視する方に適しています。
複数人での利用や大容量通信にも強く、自宅用インターネットとしての評価は高いです。

WiMAXのホームルーターは据え置き型の機種で、コンセントに接続すればすぐにWi-Fiが利用できます。

自宅に設置して使うことを前提とした機種で、モバイルルーターに比べて電源に常時接続できるため、比較的安定した通信を維持しやすいのが特長です。

オンライン会議や高画質の動画視聴などにも対応できる場面は多いですが、通信の安定性はエリアや時間帯、周囲の電波状況に左右されるため、常に安定しているとは限りません。

また、有線LANポートを備えているので、PCやテレビとの有線接続(LANケーブルで接続)も可能です。

Wi-Fi接続では最大32台程度まで同時接続に対応しますが、大量のデバイスを同時に使う場合は速度低下することもあるため注意が必要です。

一方で、持ち運びはできないため、外出先での使用はできません。

つまり、「工事不要で手軽に自宅のWi-Fi環境を整えたい」という方にとって、ホームルーターは最適な選択肢といえるでしょう。

モバイルルーターの特徴と用途

モバイルルーターってどんな場面で使えるの?

モバイルルーターは持ち運びできるのが最大の魅力なので、外出先や移動中でもWi-Fiが利用できます。

モバイルルーターは、手のひらサイズで持ち運びに便利な通信機器です。

バッテリー駆動でコードレスなので、バッグに入れて外出すれば、カフェや電車内でもWi-Fi接続が可能になります。

旅行や出張、日常の通勤中など、「外でも常にWi-Fiが使いたい」というライフスタイルに最適です。

スマートフォンのテザリングと比べて、バッテリー消費を抑えながら複数機器を安定接続できる点も大きなメリットです。

ただし、電波の受信状況は周囲の建物や位置関係に左右されやすく、ホームルーターに比べるとやや通信が不安定になることもあるのがデメリットです。

それでも、SNS、メール、動画視聴など日常的な利用には十分なパフォーマンスを発揮します。移動の多い方や、出先でPCを利用する方におすすめのルーターです。

用語解説

テザリングとは?
スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターとして使い、パソコンやタブレット等をインターネットに接続する機能のこと。

どこでもスマホ以外の端末でWi-Fiが利用できるメリットはあるものの、バッテリー消耗やデータ容量の消費が激しくなりやすいのがデメリット。

ホームルーターとモバイルルーターの速度比較

ホームルーターとモバイルルーターで、実際どれくらい速度が違うの?

理論上の最大速度は似ていますが、実際の使用環境ではホームルーターのほうが安定して速いケースが多いです。

WiMAXのルーターを選ぶうえで、「どっちの方が速いのか?」という点が最も気になると思います。

ここでは、「最大通信速度(理論値)」と「実際の使用時の速度(実測値)」、さらに時間帯や場所による速度差通信制限の有無など、速度に関わる要素を詳しく解説します。

最大通信速度と実測の違い

実測値は機器に内蔵されているアンテナが多い、ホームルーターの方が速く安定性も高いです。

ホームルーター
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
モバイルルーター
Speed Wi-Fi DOCK 5G 01
最大速度下り:4.2Gbps
上り:286Mbps
下り:3.5Gbps
上り:286Mbps
実測値
(平均速度)
下り:196Mbps
上り:28Mbps
下り:138Mbps
上り:17Mbps
実測値
(Ping値)
43.33ms46.05ms

※参照:みんなのネット回線速度

WiMAXの最新機種では、ホームルーターが下り最大4.2Gbps、モバイルルーターが下り最大3.5Gbps前後とされています。

これらは理論上の最大速度なので、実際に利用できる速度としては実測値の値が目安になります。

しかし、実際に家庭や外出先で使ってみると、速度は大きく変動します。

たとえば、ホームルーターでは平均200〜300Mbps程度の実測速度が出ることもあり、動画視聴や大容量ファイルのダウンロードも快適に行えます。

一方でモバイルルーターは、50〜150Mbps前後が一般的な実測速度の目安。

この速度差の主な要因は、利用する場所が「5Gエリア」なのか「4Gエリア」なのか、といった対応する電波エリアの違いにあります。

場所(5Gエリア・4Gエリア)による速度差

通信速度は、利用しているエリアが5Gに対応しているかどうかで大きく変わります。対応エリアに住んでいるかどうかを事前に確認することが重要です。

WiMAXの速度差の主な要因は、利用する場所が「5Gエリア」か「4Gエリア(WiMAX 2+)」かといった、対応電波エリアの違いにあります。

WiMAXでは現在、5G対応機種を使えば、従来よりも高速な通信が可能です。

特に都市部の5Gエリアでは、動画視聴やファイルダウンロードもスムーズに行えるという声が多く、体感として1Gbps近いスピードが出ることもあります。

一方、5G未対応のエリアでは4G(WiMAX 2+)回線に切り替わり、速度は控えめになります。

加えて、ホームルーターは設置場所が固定されるため、5Gエリアの範囲内かどうかが通信品質に直結します。

モバイルルーターであれば、電波の良い場所に移動して使える柔軟さがあるため、速度のブレを回避しやすいのが特徴です。

また、同じエリア内でも室内の構造や設置場所によって差が出るため、特にホームルーターでは「窓際」「高い場所」など電波が通りやすい場所に置く工夫が求められます。

WiMAXを選ぶ際は、事前に公式のエリアマップで、5G対応状況を確認することが重要です。

実際にお住まいの地域が5Gに対応しているかどうかは、以下の公式エリアマップで確認できます。
UQ WiMAX公式エリアマップはこちら

時間帯・場所による速度差

WiMAXに限ったことではないですが、夜間の混雑時は通信速度が落ち込みます。

ホームルーター
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
モバイルルーター
Speed Wi-Fi DOCK 5G 01
246Mbps204Mbps
194Mbps118Mbps
夕方186Mbps102Mbps
171Mbps124Mbps
深夜232Mbps189Mbps

速度に最も影響を及ぼすのが「いつ」「どこで」使うかという点です。

特に夜間や休日の18〜23時などは利用者が集中しやすく、速度が大幅に落ちる傾向があります。

また、都市部のマンション高層階や地下・鉄筋コンクリートの建物内など、電波の届きにくい場所では通信が不安定になりがちです。

ホームルーターは設置場所を工夫することで改善できるケースもありますが、そもそも自宅が5Gのエリア外なら高速通信は見込めない可能性が高いです。

一方で、モバイルルーターはその都度場所を変えられる柔軟性がメリットとなります。

WiMAXのデータ容量制限について

基本的には月間のデータ容量に制限はありませんが、一部プランでは短期間で大量に使った場合、速度が制御される可能性があります。

2022年以降、WiMAXでは月間データ容量の上限が基本的に撤廃され、ほぼ“無制限”に近い利用が可能になっています。

これにより、動画視聴やオンライン会議など、データを大量に使う用途でも安心して使えるようになりました。

ただし、短期間に大量通信(例:1日10GB以上など)を行った場合に速度制限がかかるケースがあります。

これは主に混雑回避のための「混雑時通信制御」であり、完全に使えなくなるわけではありません。

結論、速度においてはホームルーターが安定・高速で優位ですが、モバイルルーターも使い方次第では非常に実用的です。

「どれだけ速いか」だけでなく、「どんな場面で使うか」を考慮して選ぶことが、後悔しないWiMAX選びにつながります。

他社のモバイルWi-Fi・ホームルーターとWiMAXの速度を比較

WiMAXって、他のモバイルWi-Fiやホームルーターと比べて速いの?

モバイル通信の中ではWiMAXは速いサービスですが、エリアや月額料金、速度制限の違いを理解して、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

WiMAXの実力をより具体的に把握するためには、他社が提供するホームルーターやモバイルWi-Fiと比べてみるのが一番です。

ここでは、通信速度・エリア・安定性・使い勝手の観点から、代表的なサービスとの違いを詳しく解説します。

他社ホームルーター(SoftBank Air・home 5Gなど)との比較

ホームルーターでは、WiMAXの平均速度が最も速いので、速度を重視する方におすすめです。

WiMAXのホームルーターとよく比較されるのが、SoftBank Airドコモのhome 5Gです。

これらも工事不要で自宅に置くだけで使える点は同じですが、通信方式や対応エリア、実測速度に違いがあります。

項目UQ WiMAX
(L13)
SoftBank Air
(エアターミナル6)
ドコモ home 5G
(HR02)
楽天ターボ
(Rakuten Turbo)
回線方式au 5G・4GLTE
WiMAX2+
ソフトバンク
5G・4G
ドコモ
5G・4G
楽天回線
5G・4G
下り最大
通信速度
4.2Gbps2.7Gbps4.2Gbps2.1Gbps
実測速度の目安
(下り平均速度)
196Mbps159Mbps184Mbps115Mbps
月額料金4,950円5,368円4,950円4,840円
端末料金27,720円
⇒ 5,940円

71,280円
⇒ 実質無料
73,260円
⇒ 実質無料
41,580円
⇒ 実質無料
データ容量の制限無制限※無制限※無制限※無制限※
工事の必要性不要不要不要不要
スマホセット割引au
UQ mobile
ソフトバンク
Y!mobile
ドコモ楽天モバイル

上記の比較表を見ると、各社のホームルーターは共通して「工事不要」「無制限プラン」「5G対応」といった利便性を備えており、一見すると大きな差はないように見えます。

しかし、実測速度や対応回線、端末料金、スマホとのセット割引などを細かく見ていくと、選ぶべきポイントに明確な違いがあることが分かります。

ホームルーター選び方のポイント

  • 速度重視なら
    UQ WiMAXは下り平均196Mbpsと高水準。最大4.2Gbpsの高速通信対応で、動画視聴やオンライン会議にも安心。auスマートバリュー適用可能。
  • ドコモ回線の安定感を求めるなら
    home 5G(HR02)は速度も速く、5Gの提供エリアも広いのでWiMAXの5Gエリア外の人におすすめ。ドコモのスマホ割との親和性も高い。
  • 端末コストを抑えたいなら
    楽天ターボは端末価格を抑えつつ、月額も比較的安価。楽天ポイントを重視する人におすすめ。
  • ソフトバンクユーザーなら
    SoftBank Airはセット割で恩恵があり、Airターミナル6で5G通信も可能。

WiMAXは特に通信速度と月額料金のバランスがよく、端末コストも抑えやすい点が魅力です。

また、au・UQモバイルとのセット割もあるため、該当キャリアを利用している方にとっては、トータルコスト面でも有利になります。

「どのホームルーターが自分に合っているか」は、回線の安定性・通信速度・スマホキャリアとの相性を踏まえて検討するのがおすすめです。

他社モバイルWi-Fi(Y!mobile・楽天モバイル・クラウドSIM型)との比較

比較するとWiMAXの月額料金は高いですが、モバイルWi-Fiの通信速度も速く、スマホのセット割引にも対応しています。

項目UQ WiMAX
( DOCK 5G 01)
Y!mobile
Pocket WiFi
5G A102Z
楽天モバイル
(Rakuten WiFi
Pocket Platinum)
クラウドSIM型
(ZEUS WiFi)
回線方式au 5G・4GLTE
WiMAX2+
ソフトバンク
5G・4G
楽天回線
+ auローミング
ドコモ・au・
ソフトバンク
(自動切替)
下り最大
通信速度
3.5Gbps2Gbps150Mbps150Mbps
実測速度の目安
(下り平均速度)
135Mbps29Mbps25Mbps13Mbps
月額料金無制限プラン
4,950円
無制限プラン
4,818円
無制限プラン
3,278円
月間100GB
3,828円
端末料金27,720円
⇒ 5,940円

28,800円
⇒ 10,800円
10,820円
⇒ 1円
レンタル
無料
工事の必要性不要不要不要不要
スマホセット割引au
UQ mobile
なしなしなし

表を見ると、モバイルWi-Fi各社のサービスには「持ち運び型」「工事不要」「5G対応」といった共通点がありますが、実際の使い心地や通信品質には大きな差があることが分かります。

モバイルWi-Fiルーター選び方のポイント

  • 速度重視なら
    WiMAXは最大下り3.5Gbps、実測でも平均135Mbpsと、他社と比べて圧倒的な通信性能を誇ります。動画視聴やビデオ会議など、通信量の多い作業にも安定して対応できます。
  • 料金重視なら
    楽天モバイルは月額3,278円・端末1円と非常にリーズナブル。ただし、速度面では25Mbpsとやや物足りず、軽い用途向けです。
  • エリア重視なら
    クラウドSIM型(ZEUS WiFi)は3キャリアを自動切替できる柔軟性が魅力。ただし、速度は平均13Mbpsと控えめで、旅行や一時利用向けといえるでしょう。
  • コスパ重視でバランスを取りたいなら
    Y!mobileは料金と速度のバランスがまずまずですが、実測29Mbpsという結果から、日常利用にはやや工夫が必要です。

また、スマホとのセット割引があるのはWiMAXのみ。auやUQモバイルを利用中の方は、月額料金がさらに割引になるため、通信環境全体のコストパフォーマンスを最適化できます

このように、通信速度・月額料金・端末価格・セット割の有無など、自分の利用スタイルに合わせて最適な1台を選ぶことが大切です。
 

ユーザーの口コミと評価で見る実態

実際にWiMAXを使っている人の“速度”に関しての評判ってどうなの?

ユーザーの声を見ると、「自分の環境では速い」「外でも快適に使える」といった評価が多い一方で、「場所によって不安定になる」といった意見もありますね。

ここまではスペックや比較データを中心にWiMAXの特徴を見てきましたが、やはり気になるのは「実際に使ってどうなのか?」という点ですよね。

この章では、実際の利用者による口コミや評価をもとに、ホームルーターとモバイルルーターそれぞれのリアルな使い心地や満足度を紐解いていきます。

WiMAXホーム・モバイル別の満足度

WiMAXの満足度は、ホームルーターとモバイルルーターで異なり、「どちらが良いか」ではなく「どう使いたいか」が選び方のカギです。

ホームルーター利用者の声

  • 「自宅で使うには十分な速度」
  • 「夜でも安定している」
  • 「光回線が引けないアパートなので助かった」

特にオンライン会議や4K動画視聴でもストレスを感じないという声がある一方で、マンションの奥まった部屋などでは速度が落ちるという指摘も見受けられます。

また、光回線が物理的に引けない住宅や、Wi-Fiの開通までの期間が早いことに満足しているといった声も見受けられました。

モバイルルーター利用者の声

  • 無制限だから外出先でも気軽に使える
  • カフェや車内で重宝している
  • 屋外でswitchのオンラインプレイができる

モバイルルーターは好意的な意見が多いです。ただし、「移動中に接続が切れた」「電波が弱い場所では速度が落ちた」など、エリアや環境に左右される面も指摘されています。

また、「充電が切れると使えない」「バッテリーの寿命が減る」といった充電式ならではのデメリットもあります。

速度に関する口コミ事例

WiMAXの通信速度に関する評価は、使用場所や時間帯、端末の設置環境によって大きく異なります。重要なのは「どのような環境で使っているか」を見極めて読むことです。

  • 「昼間は快適だけど、夜になると少し遅く感じる」
  • 「最初は遅かったけど、ルーターを窓際に置いたら劇的に改善した」
  • 「旅行先でもちゃんと使えたけど、山間部ではつながりにくいこともあった」

このように、WiMAXの満足度は使う場所や設置環境によって大きく左右されることが分かります。

特にホームルーターは設置場所が固定されるため、最適なポジション選び(例:窓際・高所)が速度に直結します。

また、WiMAXのモバイルルーターに関しては「出張や旅行が多い人にとって便利」という声も多く、使い方に合わせた選び方ができれば、非常にコスパの高い通信手段となります。

自分に合ったWiMAXの選び方

結局ホームルーターとモバイルルーター、どっちを選べば失敗しないかな?

選び方のポイントは「利用シーン」「通信の安定性」「移動の有無」です。お客様の生活スタイルに合った使い方を基準に選ぶのが最も後悔しない方法です。

WiMAXには「ホームルーター」と「モバイルルーター」の2タイプがあり、それぞれに明確な強みがあるため、何を重視するかによって最適な選択が異なります

  • 在宅勤務や動画視聴がメインの方はホームルーター
    自宅での利用が中心で、常に安定した速度が必要な方には、コンセント接続で常時稼働するホームルーターがおすすめです。オンライン会議や大容量データのやり取りも快適に行えます。
  • 外出先で使う機会が多い方はモバイルルーター
    営業や出張、カフェでの作業など、場所を問わずネット接続したい方にはモバイルルーターが最適です。バッテリー内蔵で持ち運びやすく、1台で複数端末にWi-Fi接続できます。
  • 電波状況や建物の構造にも注意
    どちらのルーターも、5G対応エリアかどうかや、自宅の構造(鉄筋・窓の有無)などによって実測速度が大きく変わるため、事前にエリアマップや設置環境の確認は必須です。

また、auやUQモバイルのスマホを使っている場合は、WiMAXとのセット割が適用できるため、月額料金をさらに抑えられるというメリットもあります。

迷ったら、まずは自分の利用環境を整理することがWiMAX選びの第一歩です。通信の用途・場所・時間帯などを見直すことで、ぴったりの機種が見えてくるはずです。

まとめ

速度・用途を比較して、自分に合ったWiMAXを選ぼう!

WiMAXは、ホームルーターとモバイルルーターの2タイプがあり、それぞれ通信速度や使い方に応じた特長を持っています。

ホームルーターは安定性が高く、在宅勤務や動画視聴などに向いています。一方、モバイルルーターは持ち運びができて、外出先でも柔軟にネット環境を整えられるのが魅力です。

通信速度については、理論値ではどちらも1Gbps超に対応していますが、実際の速度はエリアや時間帯、設置環境に大きく左右されます

そのため、選ぶ際はスペックだけでなく、自身の利用環境を踏まえて判断することが重要です。

また、最近では月間データ容量の上限が撤廃され、WiMAXはますます使いやすいサービスになっています。

エリア・端末の性能・料金プラン・自宅と外出の使用比率など、複数の要素を見比べながら、自分に最も合った使い方を選んでいきましょう。
 

Q&A
WiMAXの速度に関する“よくある質問と回答”

WiMAXってプロバイダによって速度は変わるの?
プロバイダによる速度の違いはありません。

WiMAX回線の提供元である“UQコミュニケーションズ”は、プロバイダと呼ばれる代理店(GMOとくとくBB・BIGLOBEなど)を使いWiMAXを提供しています。

ただし、プロバイダが提供するWiMAXも、全く同じ回線を利用しているため速度に違いはありません。

WiMAXのプラスエリアモードって何ですか?
auのプラチナバンド(800MHz帯)を使える通信モードです。

プラスエリアモードとは、WiMAX端末で通常より広いエリア(特に山間部や建物内)でも通信できるようにする機能で、auの低周波帯(800MHz)を利用するモードです。

標準の「スタンダードモード」では主にWiMAX 2+やau 5G/4G LTE回線を使いますが、屋内や地下、山間部などの電波が届きにくい場所では接続が不安定になることもあります。

そうした場合に、プラスエリアモードをオンにすることで通信可能な範囲が広がり、安定した接続が期待できるというメリットがあります。

ただし、注意点としては、多くのプランで月間30GBの通信制限が設けられており、超過するとその月は速度制限(128kbps)がかかるため、常時オンにするのではなく、必要なときだけ切り替えるのが基本です。

WiMAXの速度が遅い場合はどうしたらいいの?
ルーターの再起動や、場所を変更すると改善される場合があります。

Wi-Fiルーターのような通信機器は、長時間利用していると内部でエラーが発生し接続断が起こったり、通信が不安定になったりする場合があります。
その時はルータの電源をオフにし、ルーターを再起動することでエラーが改善されます。

また、外からの電波を受信する関係上、窓際に設置することで速度の改善が見込まれます。他には電波の干渉を避けるためにも電子レンジ等の家電のそばに設置しないようにしてください。

丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。