2024.05.02(更新:2024.09.30)

インターネット無料の賃貸でも別回線を自分で契約できる?光回線の導入が難しい理由とは

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丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

最近はインターネットが無料で使える賃貸物件も増えてきていて、実に新築の約93%がインターネット無料の物件です。

インターネットが無料で使えるのはありがたい話ですが、その一方で問題が発生している物件もあります。

それが、「無料で使えるのはいいけど通信速度が遅い!」という問題です。

インターネット無料の物件に入居したはいいけど、いざ使ってみたらインターネットが遅すぎて使いものにならないという声が本当に増えてきているのですね。

そうなると、自分で別のインターネット回線を契約したいと考える人も多いでしょう。

しかし、果たしてインターネット無料の賃貸物件で、別の回線を自分で契約してもいいのか、そういった疑問も生まれてくると思います。

そこで今回の記事では、インターネット無料の賃貸物件で、遅い回線に当たってしまった時の対処法を解説していますので、お困りの方はぜひ最後までご一度ください。

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ネット無料の物件で別回線を自分で契約できるかはオーナー次第

インターネット無料の賃貸物件でも別の回線を自分で契約ってできる?

オーナーや管理会社の許可が下りればできますよ。

インターネット無料の賃貸物件とは、建物のオーナーが全部屋の回線契約を既に行っていて、入居後すぐに無料でインターネットが使える賃貸物件のことです。

最近はコロナ禍で在宅ワークが当たり前となり、自宅でインターネットを利用する人が増えた影響で、このインターネット無料の賃貸物件のニーズがすごく増えてきているのですね。

しかし、このような物件のインターネット回線は、オーナー主導で決めているため、入居者が自由に選べるものではありません。

インターネット回線と一口に言っても、当然速いものから遅いものまでピンキリなので、下記のポスト(ツイート)の方達のように、普通に使えないレベルの遅い回線に当たってしまう方がいるのも事実です。

このように遅い無料回線に当たってしまった場合、例え有料でも自分で速い光回線を利用したいと考える方もいらっしゃると思います。

実際のところ、オーナーや管理会社の許可を得れば、自分で好きな光回線を契約することは可能です。

ただし、後ほど詳しく述べますが、インターネット無料の物件に別の回線を引き込む許可を得ることは非常にハードルが高く難しいのですね。

そのため、今使っている無料回線を速くできた方が、皆さんも無駄な費用と手間をかけずに済むので、別の回線を探す前に、まずは現在の無料回線を速くする方法から探ってみましょう。

自分で別回線を探す前にプラン変更できるか確認する

無料回線を速くする方法なんてあるの?

速いプランに変更できることがあります。

回線サービスの多くには、いくつかのプランがあって、大抵の場合は通信速度が遅いプランは安く、反対に通信速度が速いプランは高い料金に設定されています。

わかりやすい例として、現在新規受付は終了していますが、インターネット無料の賃貸物件で多く採用されているJ:COMの旧プランでは、下記のような料金プランがありました。

旧J:COM料金表

コース(最大通信速度)月額料金
1Mbpsコース3,476円
12Mbpsコース4,576円
40Mbpsコース6,248円
160Mbpsコース6,798円

この通り、最大通信速度が上がるに連れて、月額料金も上がっていますよね。

インターネットが無料と言っても、その回線サービスが本当に無料で提供してくれるわけではなく、実際にはオーナーが一括で全部屋分の回線料金を支払っています。

なので、できるだけ料金を抑えるために、オーナーが安くて遅いプランを契約していることは、大いに考えられることなのですね。

そのまま無料とはいかないまでも、少し追加費用を支払えば、速いプランに変更してくれることもあるので、オーナーや管理会社に今よりも通信速度が速いプランに変更できないか相談してみてください。

プラン変更はできないと言われてしまったら、いよいよ自分で別のインターネット回線を、つまり自分で光回線を契約してもいいか確認してみましょう。

許可が下りた場合、皆さんは光回線のマンションタイプではなく、基本的には戸建てタイプを契約することになります。

戸建てタイプなら自己責任で光回線を導入できる

なんで戸建てタイプを契約することになるの?

マンションタイプはオーナーが設備投資する必要があるからです。

前提として、光回線というのは主に戸建てに住む方が契約する戸建てタイプと、マンションなど集合住宅に住む方が契約するマンションタイプに分かれています。

この戸建てタイプとマンションタイプの主な違いは、光回線の引き込み方法です。

戸建てタイプの場合は、光回線を電柱から直接屋内に引き込みますが、マンションタイプの場合は、直接引き込むのは共有スペースにある専用設備までで、そこから各部屋まではマンション毎に配線された方法を使って光回線は分配されています。

マンションタイプの専用設備や各部屋への配線は、当然お客様自身で整備できるものではないので、これはオーナーが投資をして整備する必要があります。

オーナーとしては、既に無料のインターネット用に別の回線設備を整備しているわけですから、大きな金額を投資してまで他の回線の設備を用意することは普通しないですよね。

なので、オーナーが設備投資する必要がない戸建てタイプを契約することになるのです。

しかし、戸建てタイプであっても、オーナーや管理会社から許可が下りることは稀であり、なかなか許可が下りないというのが実情です。

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無料物件では自分で好きなネット回線を導入することは難しい

なんでオーナーは許可してくれないの?

一括契約の回線事業者との契約があって許可できない場合が多いです。

無料インターネットとは別の回線を利用することを、入居者に対してオーナーが許可しない理由は、主に下記の3つが考えられます。

オーナーから許可が下りない理由

  • 一括契約している回線事業者からNGが出ている
  • 建物の景観が壊れることを懸念している
  • 退去後のトラブルを懸念している

一括契約している回線事業者からNGが出ている

最も考えられる理由がこれで、オーナーの個人的な考えでNGと言っているのではなく、契約上NGとなってしまっているケースです。

インターネット無料の物件では、どこか1つの回線事業者とオーナーが、全部屋の契約を一括で締結しています。

このような契約の場合、一般的な個別契約よりもお得な特別価格で提供されていることも多く、特別価格で提供する条件として、他社が提供する光回線の導入をNGとしていることもあるのですね。

建物の景観が壊れることを懸念している

光回線の工事の際は、壁に穴を空けたりビス止めをしたり、外壁にケーブルを配線したりするのが基本です。

こういった、いわゆる建物に傷をつけるような工事を新たに行うことを懸念するオーナーは多く、許可が下りないことがあります。

退去後のトラブルを懸念している

自分で光回線を契約して工事を行ったら、退居時は元の状態に戻す原状回復工事を行うのが基本的なルールです。

しかし、そういった原状回復工事をせずに退居してしまい、そのまま逃げられてしまうケースもあり、それを懸念しているオーナーもいます。

最初から全部屋でインターネットが利用できる状態で、退居時も原状回復工事をする必要がないインターネット無料物件であれば、そういった心配をする必要がないですからね。

では、オーナーから許可を得られなかった場合、無料のインターネットを使い続けるしかないのでしょうか。

ホームルーターならオーナーへの確認は不要

オーナーから許可を得られなかったらどうすればいいの?

ホームルーターを検討してください。

インターネット回線には、今回のように電柱から回線を引き込むような“固定回線”と、スマホのように電波を送受信してインターネットを利用する“モバイル回線”の2種類があります。

固定回線だと、どうしても工事や設備投資という問題がオーナーにつきまとうので許可が必要になりますが、モバイル回線は違います。

モバイル回線は、その電波を送受信する機器さえ自分で用意してしまえば、工事も設備投資も必要ないので、オーナーや管理会社に相談する必要は全くありません。

では、どんな機器を用意すればいいのかというと、“ホームルーター”です。

WiMAX「ソフトバンクAir」、ドコモ home 5Gなどが有名ですが、ホームルーターはコンセントを挿すだけですぐにインターネットが利用できる状態になります。

ただし、ここで心配になるのが通信速度だと思います。固定回線に比べて遅いという話を聞くことも多いモバイル回線ですが、実際はどうなのでしょうか。

ホームルーターの平均速度は100Mbps以上

ホームルーターって速いの?

一般的な用途なら問題ない速度です。

まず、インターネットを利用する際の、用途別の推奨速度をまとめたので、どれくらいの速度が出ていればインターネットを快適に利用できるのかご確認ください。

インターネットの利用用途別 推奨速度

利用用途推奨速度
メール・SNS1Mbps
Webサイトの閲覧1~10Mbps
動画視聴(4K画質)20Mbps~
Web会議10~30Mbps
オンラインゲーム30~100Mbps

大抵の場合、100Mbpsほど速度が出ていれば、どんな利用用途でも問題なくインターネットを利用することができます。

では、ホームルーターが実際どれくらいの通信速度なのか見てみましょう。

ホームルーターの通信速度

サービス名平均速度
WiMAX(Speed Wi-Fi HOME 5G L12)116Mbps
ソフトバンクAir(Airターミナル5)118Mbps
ドコモ home 5G192Mbps

出典:みんなのネット回線速度

この通り、ホームルーターは平均速度で100Mbpsを超えているので、よほどのヘビーユーザーでない限り、問題なくインターネットを利用できます。

実際、インターネット無料の物件でストレスを感じている方は、1Mbps~30Mbps程度の通信速度しか出ていない環境の方が多いと思います。

そういったインターネット環境の方からすれば、ホームルーターでも十分快適に感じる通信速度ですよね。

関連記事:ホームルーターとモバイルルーターの違いは4つ|速度・料金を比較しどちらを選ぶべきか解説

今回の記事では、インターネット無料の賃貸物件で、別の回線を自分で契約できるのか、という疑問をお持ちの方に向けて解説してきました。

結論として、固定の光回線を契約していいかどうかは、オーナーや管理会社の判断次第です。

まずは速度を上げるプラン変更ができるか確認をして、それができなければ光回線を契約していいか確認するようにしてください。

そして、光回線が導入できない場合は、工事や設備投資が必要ないホームルーターを検討してください。

インターネット無料の賃貸物件で、有料になってでも別の回線を検討しているような方は、相当ストレスを感じるインターネットライフを送っているのだと思います。

状況の改善には多少の手間と根気が必要になるかもしれませんが、諦めなければ必ず解決する方法はあるので頑張ってください。

自分ではどうしても改善策が見つからない場合は、当社までお気軽にご相談ください。

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Q&Aインターネット無料に関する“よくある質問と回答”

無料インターネットを使わないのは損かな?

実際は家賃にネット料金が含まれていると考えると損ですね。

インターネットが無料で使えたとしても、回線事業者が無料で提供してくれているわけではないので、そのインターネット料金はオーナーが負担していることになります。

もちろん善意で全負担してくれているオーナーもいるかもしれませんが、インターネット無料は物件を魅力的に見せるための手段の1つなので、インターネット料金が表向きは含まれていなくても、それも含んだ家賃に設定されていると考えるのが普通です。

そう考えると、こういった物件で無料のインターネットを使わないのは損ですね。

入居前にどんな回線を利用しているか確認できる?

オーナーや管理会社に確認すれば教えてくれます。

入居後に無料で使えるインターネットが遅かったということがないように、入居前にどんなインターネット回線が導入されているのか確認することは大切です。

基本的にはオーナーや管理会社に確認すれば教えてくれますが、○○光など具体的なサービス名まで聞ければ、入居前にサービスの評判を調べることができて安心ですね。

ルーターが最初からついていたんだけど自分で用意してもいい?

用意しても問題ないですが、プランに適したものにしてください。

Wi-Fiルーターが最初から物件で用意されたものだと、スペックが低い機器の可能性があるので、代わりにスペックが高いものを用意すれば速度が改善される可能性があります。

ただし、ルーターのスペックが高くても、最大通信速度が遅いプランではルーターの性能は最大限発揮できないので、先にオーナーや管理会社にプランを確認して、そのプランに適したルーターを用意するようにしましょう。

また、パソコンやゲーム機など有線接続できる端末であれば、ルーターと端末をLANケーブルでつないで接続するだけでも、無線接続よりも安定して速くなりますよ。
丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。