2024.06.03(更新:2025.10.31)

ソフトバンクAirの料金って高いの?2年間2,970円だからホームルーターとして最安級!

料金
記事の監修責任者

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

ソフトバンクAirはテレビCMで“工事がいらないWi-Fi”として有名になったホームルーターです。

届いたルーターのコンセントを挿すだけでWi-Fiが使えるようになるため、利用を検討している人も多いのではないでしょうか。

確かに、光回線のような工事がないので手軽に始められそうですが、気になるのはその月額料金ですよね。

この記事では、ソフトバンクAirの料金について「毎月いくらかかるのか?」という疑問にお答えします。

結論から言いますと、ソフトバンクAirの月額料金は他社のホームルーターと比べても相場通りです。

ただし、人によってはソフトバンクAirより他社ホームルーターのほうが安くなることもあるので、安さを求めるなら見極めが重要になります。

順に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

ソフトバンクAirの料金はたいてい4,950円

ソフトバンクAirの料金っていくらなの?

大半の方はAirターミナル6を契約されると思うので、4,950円ですね。

まずお客様が知りたいソフトバンクAirの料金ですが、もっともメジャーなプランだと4,950円です。

使って4年後からは5,368円になるのですが、それはかなり先のこと。なのでひとまずは「ソフトバンクAirの料金は4,950円」と思ってもらって問題ありません

この料金の内訳を解説しておくと…

多くのお客様が最新のAirターミナル6を契約すると思うのですが、この基本料金は5,368円です。

そして、契約から48ヶ月間・つまり4年間は、「Airターミナル6 デビュー割」というキャンペーンが適用されて、月々の料金が4,950円となるのです。

用語解説

Airターミナル6 デビュー割
Airターミナル6をお申し込みいただくと、48ヶ月間は月々の料金から418円が割り引かれるキャンペーン。

なので、基本的にソフトバンクAirの料金は4,950円と言っているわけですね。

ただし初月は少しだけ高額になる

ただ、初月は事務手数料が加算されるため4,950円より少し高額になります。

ただ、ソフトバンクAirの契約時は、誰にでも必ず“契約事務手数料3,300円”が発生します。そしてこの3,300円ですが、契約時に支払うのではなく、初月の料金請求時に併せて支払うことになります。

なので、初月の料金だけは、この3,300円が加算された8,250円になります

基本料金デビュー割契約事務手数料初月の料金
5,368円-418円3,300円8,250円

端末代は割引と相殺されて実質かからない

基本料金と併せて端末代も請求されるのですが、同額分の割引によって、実質、料金は特に増えていません。

ちなみに公式サイトには、お支払い金額の内訳に“Airターミナル割賦金”などの記載があり、それによってソフトバンクAirの料金がわかりにくくなっていた方もいると思います。

結論、この記載のことは無視していただいて大丈夫です。月額料金に加算されているように見えて、結局総額は変わっていません

そもそもソフトバンクAirを使う場合はAirターミナルを購入することになるのですが、今の一番最新のAirターミナル6だと、その金額は70,000円を超えてきます。

なので基本は48回分割で月額料金の支払いと併せて支払っていくことになります。これが“Airターミナル割賦金”です。

とすると実際に見えている料金は“Airターミナル割賦金が含まれた額”となりそうですが、ソフトバンクAirでは現在“月月割”という割引も実施中です。

割賦金と同額を基本料金から引くことで、差し引きゼロ。結局料金は変わらないので、無視して良いと言っているのです。

端末をレンタルする場合は5,907円になる

4Gしか使えない機種であれば端末レンタルもできます。その場合はレンタル料込みで5,907円が料金となります。

しかしこれはAirターミナルを購入する際の話。

基本的にAirターミナルは契約時に購入するしかできないのですが、4G通信しかできない少し古めのAirターミナルであれば、端末をレンタルすることも可能です

具体的には、Airターミナル4NEXT以下の機種がそれにあたります。

レンタルの場合、その料金は539円。基本料金が5,368円なので、合計した5,907円がソフトバンクAirの料金となります。

基本料金Airターミナルレンタル料合計の料金
5,368円539円5,907円

ソフトバンクAirの料金は相場と同程度

料金はわかったけど、これって高いの?安いの?

他社と比較しても普通で、相場通りの額ですね。

以下に、大手のホームルーターの月額料金を並べましたのでご覧ください。

ホームルーター名月額料金
ソフトバンクAir4,950円
ドコモ home5G4,950円
UQ WiMAX4,950円
Rakuten Turbo 5G4,840円

見ての通り、ソフトバンクAirの料金はいたって平均的と言えます。この中だと若干Rakuten Turboのほうが安いですが、その差も微々たるもの。

料金的に「他社に劣っているからソフトバンクAirじゃないほうがいい」とはなりません

人によっては他社を選んだほうがオトクになることも

じゃあソフトバンクAirにしようかな。

他社ホームルーターを選んだほうがオトクになる人もいるので注意です。

料金はソフトバンクAirも他社ホームルーターもほぼ同じですが、人によってはソフトバンクAirよりも他社ホームルーターを選んだほうがオトクになる場合もあります。

簡単に言うと、ご利用のスマホキャリアとそろえてホームルーターを選ぶとオトクになる、ということですね

ホームルーターの場合、ご利用のスマホとホームルーターのキャリアが同じだった場合に、スマホ代が最大で1,100円割り引かれるスマホ割というものが存在しています。

ホームルーターの料金が安くなるわけではないのですが、月々の通信費ひいては生活費の削減にはなります。

つまりこれを踏まえると、auユーザーはWiMAXを・ドコモユーザーはhome5Gを選ぶのがおすすめです。

ソフトバンクAirを使うならAirターミナル6を選ぶべき

スマホとそろってるし、自分はやっぱりソフトバンクAirにしようかな。申し込んでみたら…Airターミナルを選べって言われたけど、5と6どっちがいいの?

基本的には最新機種の6を選べばOKです。

ここまでの説明を踏まえてソフトバンクAirを申し込もうと決めた方は、申し込みの中で「Airターミナルを5か6か選ぶ」タイミングが出てくると思います。

ここまでで挙げてきた料金はAirターミナル6の話で、基本的には最新型であるAirターミナル6を選んでおけば問題ありません。基本の料金もAirターミナル5と6で変わりませんからね。

ただし安さを最優先するならAirターミナル5でも良し

速度よりも何よりも料金の安さをとりたいなあ。

そういう方であれば5を選んでも良いですよ。

ただし、Airターミナル5のほうが、料金割引が豊富に取り揃えられています。現在行われている割引キャンペーンは、「1,980円ではじめようキャンペーン」と「SoftBank Air みんなおトク割」の2つ。

2024年4月26日から開始された「SoftBank Air みんなおトク割」は、料金的にインパクトのある割引内容になっていて、従来の「1,980円ではじめようキャンペーン」よりもお得なのです。

1,980円ではじめよう
キャンペーン
みんなおトク割
キャンペーン期間2023年12月1日~2024年4月26日~
月額料金割引3,388円×6ヵ月割引2,398円×24ヵ月割引
割引総額20,328円57,552円

※両キャンペーンの併用は不可

ちなみに、この2つのうち、よりオトクなのは「SoftBank Air みんなおトク割」です。

キャンペーンの適用条件は“ホームルーター機器を一括または分割で購入する”という一般的な内容なので、誰でも簡単に利用することができます。

対してAirターミナル6は、月々の割引が418円しかありません。5と6、どちらのほうが安く使えるかは一目瞭然ですよね。

ただし、やはり最新型のAirターミナル6のほうが性能が良いことには間違いありません。5よりも6を選ぶ方が、速い速度でネットが使えるはずです。

まとめると、何よりも料金の安さをとりたい人は、Airターミナル5を選んで「SoftBank Air みんなおトク割」を使う。速度と料金のいいとこどりをしたい人は、Airターミナル6を使うと良いでしょう。

まとめ

ソフトバンクAirの料金は4,950円!他社と比べても大差なし

今回はソフトバンクAirの料金について解説してきました。

ソフトバンクAirの料金は4,950円。これはキャンペーンによって割引された額ですが、4年間続く割引なので、基本的にこの料金がソフトバンクAirの料金だと思ってかまいません。

そしてこの料金は他社と比較してもほぼ同じ。スマホキャリアがソフトバンクであれば、もっとも安く使えるホームルーターです。

使う際は、何よりも一番安さを求めるのであればAirターミナル5を、速度もそれなりに良いものを使いたいのであればAirターミナル6を選ぶと良いでしょう。

ソフトバンクAirの料金に関するQ&A

ソフトバンクAirの解約時は違約金がかかりますか?
かかりませんが、端末代が残っていれば残債の一括請求があります。

基本的にソフトバンクAirに契約期間の縛りはありません。なのでいつ解約しても違約金は発生しません。

が、解約時に端末代の支払いが終わっていなければ、その残りの端末代が解約のタイミングで一括で請求されることになります。

48回払いにしていて2年で解約すれば、だいたい35,000円ほどが請求されますね。

これは実質的な“違約金”となるとおさえておいてください。

ソフトバンクAirを3年で解約するとどうなりますか?
端末代の支払い回数が何回だったかで状況が変わります。

まず、端末代の支払いを36回以下にしていれば、3年で解約する場合特に何の支払い等も発生しません。そのまますっぱり解約、となります。

しかし、端末代の支払いを48回にしていた場合は、払いきっていない端末代が17,820円ありますので、これが解約時に一括で請求されることとなります。

ソフトバンクAirの4年目以降の料金はどうなりますか?
5,368円となります。

ここまではAirターミナル6 デビュー割によって料金が4,950円となっていますが、この割引は48ヶ月間限定のもの。49ヶ月目以降は割引がなくなってもともとの5,368円に戻ります。

この額は、他社ホームルーターと比べて高いと言えます。なので、料金の安さを求めるのなら、このタイミングで他社に乗り換えても良いですね。

丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。