ソフトバンクAirの料金って高いの？2年間2,970円だからホームルーターとして最安級！

ソフトバンクAirの月額料金は高い！

前提として、ホームルーターの料金は以下の2つで構成されています。

• 月額料金
• ホームルーター機器代金

月額料金と言うのは毎月の使用料のこと。ホームルーター機器代金と言うのは、後ほど詳しく解説しますが、一括払いか分割払いで購入することになります。

ソフトバンクAirでは、この月額料金が“5,368円”で、ホームルーターとしては最も高いのです。

以下に、大手のホームルーターの月額料金を比較しましたのでご覧ください。

ホームルーター名	月額料金
ソフトバンクAir	5,368円
ドコモ home5G	4,950円
UQ WiMAX	4,950円
Rakuten Turbo 5G	4,840円
平均	5,027円

このようにソフトバンクAirは最も高く、楽天が提供する「Rakuten Turbo」と比べると500円以上の差があります。

ただし、この金額はキャンペーンによる割引を考慮しない定価の料金なので、実際に利用する際の料金とは異なるのです。

期間限定「みんなおトク割」を使えばかなりお得

2024年4月26日から開始された「SoftBank Air みんなおトク割」は、料金的にインパクトのある割引内容になっていて、従来の「1,980円ではじめようキャンペーン」よりもお得なのです。

	1,980円ではじめよう キャンペーン	みんなおトク割
キャンペーン期間	2023年12月1日～	2024年4月26日～
月額料金割引	3,388円×6ヵ月割引	2,398円×24ヵ月割引
割引総額	20,328円	57,552円

※両キャンペーンの併用は不可

従来のキャンペーンと比べると、約37,000円もお得にソフトバンクAirが利用できるということです。

また、キャンペーンの適用条件は、よくある「指定オプションを申し込む」といった別に費用がかかるような条件ではなく、ソフトバンクAirの“ホームルーター機器を一括または分割で購入する”という一般的な内容。

つまり、ほとんどの新規契約者が利用することができるキャンペーンということですね。

この「みんなおトク割」を利用すれば、他社のホームルーターよりもかなり安く利用ができ、長期間利用した場合の支払総額も最も安いのです。

割引後は他社ホームルーターよりダントツに安い

ソフトバンクAirは「みんなおトク割」で安くなるのですが、キャンペーンを行っているのはソフトバンクAirだけではありません。

各社、割引キャンペーンを行っているので、それらのキャンペーンを加味した月額料金の総額を比較したのでご覧ください。

	キャンペーン	割引後料金	3年間月額料金総額
ソフトバンクAir	2,398円×24ヵ月割引	2,970円	135,696円
Rakuten Turbo	6ヵ月0円	0円	145,200円
ドコモ home5G	1,760円×12ヵ月割引 ※29歳以下	3,190円	157,080円
UQWiMAX	682円×13ヵ月割引	4,268円	169,334円

※2024年5月時点のキャンペーン内容

比較した期間は3年間。一般的にホームルーター機器の分割払いは、多くの人が36回払いで組むため3年間で試算しています。

このように圧倒的に割引期間が長いソフトバンクAirが、長期利用しても他社より1万円以上安くなっています。

つまり、現時点ではホームルーターならソフトバンクAirが一番得ということ。

ただし、この「みんなおトク割」は期間限定のキャンペーンで、いつ終了するかは未定になっているため、ソフトバンクAirをお得に利用したいのであれば“今がチャンス”なのです。

そして、ソフトバンクAirではこの割引の以外にも、ソフトバンクやワイモバイルを使っているのであれば「スマホのセット割引」が受けられるのです。

ソフトバンクスマホのセット割を使えばさらにお得

ソフトバンクAirのスマホセット割引を「おうち割」といい、ソフトバンクのスマホとソフトバンクAirをセットで利用することでスマホ1回線につき最大1,100円（ワイモバイルは1,650円）、スマホの料金から割引されます。

割引は利用しているスマホ1回線ごとに発生するため、例えば家族で2回線使っているなら割引額は最大2,200円、3回線なら3,300円と回線数によって割引額は増えるのです。

この割引を利用することでソフトバンクAirとスマホのトータルコストがお得になるので、ソフトバンクやワイモバイルを使っている人はぜひ利用しましょう。

以上がソフトバンクAirの月額料金ですが、続いてソフトバンクAirの契約時にかかる「初期費用」について説明します。

ソフトバンクAirの初期費用は3,300円のみ

ソフトバンクAirは契約時に1度だけ「契約事務手数料」として3,300円の費用がかかります。また、前述した“ホームルーターの機器代金”もかかるのです。

ソフトバンクAirのホームルーター機器は「Airターミナル」といい“購入”か“レンタル”で選ぶことができます。

購入の場合は最新機種の「Airターミナル5」が一括払いか分割払いにて購入が可能。レンタルの場合は型落ちした旧機種「Airターミナル4」がレンタルされます。

価格は購入とレンタルでは大きく異なるので以下の表をご覧ください。

	購入	レンタル
機種	Airターミナル5	Airターミナル4
価格	一括払い：71,280円 分轄払い：1,980円×36回	レンタル料 月額539円

価格を見ると購入の場合は7万円超の出費になるので、一見レンタルの方がよさそうに見えますが…

レンタルのAirターミナル4は「4G回線」でしか通信ができず、「5G回線」が使えるAirターミナル5と比べると圧倒的に速度が遅いのです。

また、レンタルでは2年間の料金割引「みんなおトク割」は適用されないため、月額料金は通常料金＋レンタル料で月額5,907円になってしまいます。

そのため、Airターミナルは高額ですが購入がおすすめです。

というのは、Airターミナルを“購入”した場合は、Airターミナルと同額の月額料金割引「月月割」が対象になるからです。

＜関連記事＞
ソフトバンクAirが遅い原因は機器とエリアにあり｜確実な解決策は光回線への切り替え

ホームルーター代金は「月月割」で実質無料になる

月月割とは、機器代と同じ額71,280円を36回分割にして、毎月1980円を月額料金から割引する特典の事です。

機器代金の分割払いは「12回・24回・36回・48回・60回」から選択することができるのですが、月月割に合わせて36回分割にすることで、毎月の機器代の支払いを相殺することが可能です。

	内訳
Airターミナル5 割賦金	1980円×36回
月月割	1980円割引×36回
合計	0円 実質無料

ちなみに、分轄払いの回数を36回以外に設定しても、月月割の分割割引の期間は36カ月間で変わりません。

そのため「12回・24回」の割賦を組んだ場合は割引額以上に支払いが生じ、「48回・60回」なら月月割の終了後も支払いが続くということです。

なので、分割払いは36回に設定すれば、表のようにプラスマイナスゼロになるためちょうどよく、36か月間継続して利用することで、Airターミナル5が実質無料になるのです。

月月割の割引期間中に解約する場合（36カ月未満の利用）は、月月割は終了になるため未払いになっている残月分の機器代を支払う必要があります。

例えば、2年間（24ヵ月）だけ使って解約すると…残月12ヵ月×1,980円＝23,760円の支払いが発生するということ。

この支払いは一括払いもしくは、完済まで分割払いを継続することになるので、短期の利用の場合は機器代の残債がかなり高額になるのです。

そのため、ソフトバンクAirを利用するなら3年以上使うのがおすすめです。

もし、数か月間といった短期間での利用を考えているのであれば、通信速度面は期待できないですが月額料金の高いレンタルもアリですね。

まとめ

ソフトバンクAirの「みんなおトク割」は過去イチお得！
3年以上使う見込みならおすすめできるホームルーター。

ソフトバンクAirは基本的には割高なサービスですが、2024年4月26日から始まった「みんなおトク割」で他社ホームルーターと比較しても安く利用できるようになりました。

インターネット回線の月額料金の割引というと、半年間やせいぜい1年程度が多いのですが、2年間も割引が続くキャンペーンは稀なので、ソフトバンクの気合を感じますね。

さらに、従来からある「月月割」で機器代も相殺できるため、電波のエリアさえ問題なければ3年間はかなりお得に利用できると言えます。

ただし、このキャンペーンは期間限定のもので、いつ終了するかわかりません。もしソフトバンクAirの利用を検討しているのであれば、この機会に申し込みをすすめましょう。