ビッグローブ光の10ギガなら1年間は月額4,000円以下！集合住宅ならさらにお得！

ビッグローブ光10ギガ・1ギガ 基本情報比較

前提として、ビッグローブ光10ギガは、NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光クロス回線を利用した光コラボレーションモデル（通称：光コラボ）です。

光コラボとは
NTT東日本・西日本からから回線を借り受けて各事業者が提供する光回線サービスのこと。
光コラボは、光回線と自社サービスを組み合わせることが可能で、これにより顧客は付加価値の高いサービスを受けられるというメリットがあります。

まずは、ビッグローブ光10ギガの基本情報から見て頂きたいのですが、今回は比較しやすいように1ギガの基本情報と合わせてご覧ください。

ちなみに、それぞれ割引やキャンペーンが利用できるプラン(10ギガ：2年プラン、1ギガ：3年プラン)で比較しています。

ビッグローブ光10ギガ・1ギガ 基本情報

項目	10ギガ（2年プラン）	1ギガ（3年プラン）
月額料金	集合住宅：6,270円 一戸建て：6,270円	集合住宅：4,378円 一戸建て：5,478円
月額割引(1年間) ※	集合住宅：−2,306円 一戸建て：−1,206円	集合住宅：−414円 一戸建て：−414円
キャッシュバック ※	最大40,000円	最大40,000円
スマホ割(au/UQmobile)	最大－1,100円/月	最大－1,100円/月
事務手数料	1,100円	3,300円
工事費	28,600円 ⇒ 実質無料	28,600円 ⇒ 実質無料
最大通信速度	10Gbps	1Gbps
提供エリア	20都道府県 ※	全国

※2024年9月時点

月額料金に関して、1ギガは集合住宅と一戸建てで月額料金が異なりますが、10ギガは同額です。

そして、10ギガの月額料金は、1ギガと比較して集合住宅で1,892円/月、一戸建てで792円/月、高めに設定されています。

しかし、そのぶん割引額も10ギガの方が大きく設定されていて、特に集合住宅にお住まいの方はお得です。

ということで、最初はビッグローブ光10ギガの強みでもある料金について詳しく見ていきましょう。

割引や特典を使えば50,000円以上お得に利用できる

まず、ビッグローブ光10ギガの6,270円という月額料金には、既に550/月の割引が適用されています。

これは、ビッグローブ光10ギガにはスタート割という2年プランを契約した方全員に適用される割引があるからです。

現在はそこに追加される形で、集合住宅は2,306円×1年間、一戸建ては1,206円×1年間の割引が10ギガには適用されます。

それでは、10ギガと1ギガの月額割引を含んだ実質的な料金、それからキャッシュバックも考慮した2年間の総額も出しましたのでご覧ください。

ビッグローブ光10ギガ・1ギガ 料金詳細

	10ギガ 集合住宅	1ギガ 集合住宅	10ギガ 一戸建て	1ギガ 一戸建て
1～12ヵ月目	3,964円	3,964円	5,064円	5,064円
13～24ヵ月目	6,270円	4,378円	6,270円	5,478円
キャッシュバック	40,000円	40,000円	40,000円	40,000円
2年間総額	82,808円	60,104円	96,008円	86,504円

ご覧の通り、1年目は集合住宅も一戸建ても、10ギガを1ギガと実質同額で利用することができるのですね。

キャッシュバックも合わせると、集合住宅は実質3,450円/月、一戸建ては実質4,000円/月で10ギガを利用することができます。

ただし、やはり1ギガと比較すると10ギガの料金は高く、集合住宅は22,704円、一戸建ては9,504円、2年間の総額で高くなります。

それでも、10ギガを利用したい人にとってそこはある程度覚悟している部分だと思うので、大事なのは他社よりも安いのかどうかですよね。

ビッグローブ光10ギガは他社と比較しても格安

ビッグローブ光10ギガと、代表的な10ギガプランの割引やキャッシュバックなど特典を含んだ料金の総額を比較しましたのでご覧ください。

ちなみに、今回比較したビッグローブ光以外の10ギガプランは、集合住宅と一戸建ての月額料金は同じです。

10ギガプラン 料金比較

	月額料金	割引や特典を含んだ 実質2年間総額
ビッグローブ光 集合住宅	6,270円	82,808円
ビッグローブ光 一戸建て	6,270円	96,008円
ドコモ光	6,380円	115,840円
ソフトバンク光	6,380円	115,840円
auひかり	1年目：6,468円 2年目：6,358円	133,912円
NURO光	5,700円	99,000円

月額料金だけで見ると、NURO光が若干安いですが、それ以外の10ギガプランはほぼ横並びです。

そして、各社の月額割引・キャッシュバック・ポイント還元など含めると、2年間の総額ではビッグローブ光10ギガが最も安く利用することができます。

さらに、auまたはUQmobileユーザーであれば、スマホ割が利用できるのでもっとお得です。

au/UQmobileユーザー向けのスマホ割

auユーザーであれば「auスマートバリュー」、UQmobileユーザーであれば「自宅セット割」という割引を利用することができます。

これは、ビッグローブ光とau/UQmobileスマホを組み合わせて利用することで、スマホ代に割引が入るサービスです。

ビッグローブ光 スマホ割 詳細

	au	UQmobile
サービス名	auスマートバリュー	自宅セット割
割引額(1台あたり)	最大1,100円/月割引	最大1,100円/月割引
最大回線数	10回線	10回線
追加条件	ひかり電話に申し込み	ひかり電話に申し込み

それぞれスマホ1台につき、最大1,100円/月の割引が入ります。ご家族のスマホなど2台目以降の端末も10台まで同じ割引の対象になるので、対象になるスマホが多ければ多いほどお得になります。

ただし、スマホ割を適用させるためには、ひかり電話(550/月)への申し込みが追加条件となるためご注意ください。

ここまで、月額料金やそれに関わる割引について解説してきましたが、事務手数料や工事費などの初期費用についても解説します。

ビッグローブ光10ギガは初期費用も格安

申込手数料(事務手数料)については、他社の多くが3,300円なのに対し、ビッグローブ光10ギガは1,100円なので格安です。

また、工事費は通常28,600円のところ、現在はキャンペーンで実質無料となっています。

ビッグローブ光10ギガ 初期費用

費用項目	料金
申込手数料	1,100円
工事費	28,600円 ⇒ 実質無料

実質無料というのは、工事費は分割(24回)で支払い、それと同額の割引を毎月入れることで、実質的な負担を0円にする仕組みのことです。

もし工事費を支払い終える前にサービスの解約をした場合は、まだ支払い終えていない分の工事費を違約金として一括請求されるので注意してください。

以上がビッグローブ光10ギガの料金についての解説になりますが、続いては料金と同じくらい重要な速度について見ていきましょう。

ビッグローブ光10ギガの平均速度は1ギガの約4倍の速さ

サービス名にもなっている10ギガというのは、最大通信速度10Gbpsのことですが、この最大通信速度というは理論上の最大値のことをさします。

これは保証された速度ではないため、より実際の使用状況に近い速度を把握したい場合は、既にサービスを使用しているユーザーから得た平均速度を参照することをおすすめします。

それでは、ビッグローブ光10ギガが1ギガと比べてどれくらい速いのかご覧ください。ちなみに、10ギガの実測値は同じ回線を使用しているフレッツ光クロスの数値を参照しています。

ビッグローブ光10ギガ・1ギガ 通信速度

	10ギガ	1ギガ
最大通信速度	10Gbps(=10000Mbps)	1Gbps(=1000Mbps)
実測値(平均速度)	1013Mbps	244Mbps

出典：みんなのネット回線速度

実測値で見ると、最大通信速度の10倍とはいかないものの、10ギガと1ギガで約4倍の違いがあり、多くの人が1ギガの最大通信速度を上回っていることがわかります。

実際にSNSの“X”でも、1Gbps(=1000Mbps)を超えたという口コミが多数見られました。

ビッグローブ光10Gにしたら爆速過ぎて笑ってる pic.twitter.com/ounu3PcFPS

— めたお🦄🍑 (@metao_gene) August 11, 2024

ビッグローブ光10G開通しました pic.twitter.com/PNOvLjUXiR

— 笑うしかない男 (@wawawaotoko) February 29, 2024

10G回線開通しました。
ほかのサイトでは違う結果も出ているので、何ともｗ
ビッグローブ光 の測定結果
Ping値: 5.0ms
下り速度: 1849.04Mbps
上り速度: 5972.21Mbpshttps://t.co/s5FtGPGH6x #みんなのネット回線速度

— ちー・サービス（中の人🥜） (@tii_737) February 8, 2024

中には5000Mbpsを超えるような方もいますが、この実測値はWi-FiルーターやLANケーブルなどのスペックでも大きく変わります。

なので、しっかりと10ギガのポテンシャルを発揮したいのであれば、これらも10ギガ用のスペックのものを用意しておいてください。

10ギガに対応できる周辺機器を準備

光回線をパソコンなど端末にインターネットをつなぐ場合、無線通信ならWi-Fiルーター、有線通信ならLANケーブルが必要です。

既に1ギガでそれらを利用しているという方も多いと思いますが、10ギガに対応できるスペックではないこともあるので、これを機に一度見直してみましょう。

「Wi-Fi6」対応のWi-Fiルーターを準備する

Wi-Fiルーターには多くの規格が存在しますが、10ギガのポテンシャルを活かすには「Wi-Fi6」対応の機器が必要になります。

Wi-Fi 通信規格詳細

規格	名称	最大通信速度
IEEE 802.11ax	Wi-Fi6	9.6Gbps
IEEE 802.11ac	Wi-Fi5	6.9Gbps
IEEE 802.11n	Wi-Fi4	600Mbps
IEEE 802.11a	–	54Mbps
IEEE 802.11g	–	54Mbps
IEEE 802.11b	–	11Mbps

この通り、規格によって対応できる最大通信速度が決まっており、最大9.6Gbpsに対応するWi-Fi6が最も適切な規格と言えます。

ちなみに、ビッグローブ光ではWi-Fi6対応のハイスペックルーターを格安で購入・レンタルすることも可能です。

選べる10ギガ対応ルーター

販売方法	料金	メーカー	機種名	最大速度 (無線通信時)
購入(分割払い)	517円/月×48回	BUFFALO	WXR-5700AX7P	4803Mbps
購入(分割払い)	990円/月×48回	TP-Link	Deco XE200	4804Mbps
レンタル	550円/月	NTT	XG-100NE	2402Mbps

購入でもレンタルでも、基本的に上記の機種で十分なので、ぜひ活用してください。

ちなみに、購入の2機種に関しては、同時申し込みで追加キャッシュバック5,000円がもらえます。

「CTA6A」の規格に対応したLANケーブルが必要

パソコンなどに繋いで使用するLANケーブルにも規格があるのですが、まずは以下をご覧ください。

LANケーブル 規格詳細

規格	カテゴリ表記	配線規格名	最大通信速度
CAT8	カテゴリ8	ANSI/TIA-568.C-2-1	40Gbps
CAT7A	CAT.7A	ISO/IEC 11801	10Gbps
CAT7	CAT.7	ISO/IEC 11801	10Gbps
CAT6A	CAT.6A	ANSI/TIA-568-B.2-10	10Gbps
CAT6	CAT.6	ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1	1Gbps
CAT5e	CAT.5e	ANSI/TIA/EIA-568-B.2	1Gbps
CAT5	CAT.5	ANSI/TIA/EIA-568-B.1	100Mbps

最大通信速度10Gbpsに対応できるのは「CAT6A」以上の規格となります。

ただし「CAT7」「CAT7A」は、コネクタ部分が一般家庭用に普及しているパソコンやルーターに適合していないので、これは選ばないでください。

また「CAT8」はそこが改善されているので問題ありませんが、最大通信速度40Gbpsというのはオーバースペックなので、現状は「CAT6A」で十分です。

規格の確認方法ですが、ケーブルにはカテゴリ表記か配線規格名が印字されているので、それを見れば規格の確認ができます。

パソコンには10ギガ対応のLANポートを設置する

有線接続で10ギガのポテンシャルを最大限発揮するには、LANケーブルの規格だけでなく、パソコン側のアップグレードも必要となります。

具体的には、パソコン側の差込口(LANポート)の仕様を、現在多くのパソコンが採用している「1000BASE-T」という規格から「10GBASE-T」という規格にアップグレードしておく必要があります。

専門的な内容になりますが、LANポートを10GBASE-Tにアップグレードする方法としては、10GBASE-T対応のLANカードを購入して取り替えるか、10ギガ対応のLANアダプタを使用するという方法があります。

このパソコン・LANケーブル・Wi-Fiルーターが古いスペックのままでも、ビッグローブ光10ギガを利用することは可能ですが、その機器や端末の対応可能な最大通信速度が限界値だということは覚えておいてください。

ここまで、ビッグローブ光10ギガのサービス内容に関して解説してきましたが、10ギガの提供エリアは全国で利用できる1ギガとは異なり、限定的で狭くなっているので注意してください。

10ギガの提供エリアは1ギガの半分以下

1ギガで使用してきたNTTの通信設備は、全国ほとんどのエリアで整備されていますが、10ギガの通信設備は新たに整備し直す必要があり、まだまだ拡大している最中なのですね。

現状の提供エリアは20都道府県ほどにとどまっています。

ビッグローブ光10ギガ 提供エリア

地方	都道府県
北海道	北海道
東北	宮城県・新潟県
関東	東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県
東海	愛知県・静岡県・岐阜県・三重県
関西	大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県

※2024年9月時点

残念ながら、現状提供エリアになっていない場合はビッグローブ光10ギガを利用することはできませんが、10ギガ回線の整備工事は現在進行形で行われていて随時拡大しているので、これからに期待してください。

ちなみに、ビッグローブ光10ギガはフレッツ光クロスと同じ回線を使用しているので、ビッグローブ光10ギガの提供エリアは、フレッツ光クロスのホームページから確認が可能です。

エリア内になっている都道府県であっても、ピンポイントでエリア外となる場所があるため、ビッグローブ光10ギガがご自宅で利用可能かどうか、まずは確認してみてください。

以上、ビッグローブ10ギガのサービスの詳細について解説してきましたが、結局ビッグローブ光10ギガはどのような人におすすめなのでしょうか。

ビッグローブ光10ギガはこんな人におすすめ

ビッグローブ光10ギガは、以下のような人に適した10ギガプランです。

ビッグローブ光10ギガがおすすめな人

当然ですが、10ギガプランは通信速度が爆速なので、オンラインゲーム・デイトレード・動画配信・超高画質動画の視聴など、速い通信速度を必要とする用途でインターネットを使っている方に向いています。

また、au/UQmobileユーザーであれば、スマホ割が利用できてさらにお得なので、スマホはauまたはUQmobileに越したことはありません。

そして、ビッグローブ光10ギガは、他社の10ギガプランに比べて割引やキャッシュバックが豊富なので、より安く10ギガプランを利用したい人におすすめです。

さらに、一戸建てでも十分お得とはいえ、ビッグローブ光10ギガは集合住宅と一戸建ての割引額に差を付けているので、よりお得に利用できる集合住宅向きの10ギガプランだと言えます。

関連記事：光回線10ギガ「14社」を徹底比較！提供エリア別のおすすめ回線を紹介

まとめ

ビッグローブ光10ギガは割引やキャッシュバックが魅力
集合住宅に住んでいるau/UQmobileユーザーなら最高レベルでお得

最後に改めて、ビッグローブ光10ギガの重要な項目についてまとめたのでご覧ください。

ビッグローブ光10ギガ まとめ

・通信速度
平均速度は1000Mbps以上

・提供エリア
随時拡大中（2024年9月時点で20都道府県が提供エリア）

・月額料金
集合住宅・一戸建てともに6,270円（スタート割適用時）

・月額割引
集合住宅：合計27,672円の値引き
一戸建て：合計14,472円の値引き

・キャッシュバック
最大40,000円

・初期費用
申込手数料は1,100円
工事費28,600円は実質無料

・スマホ割
au/UQmobileユーザーはスマホ1台あたり最大1,100円/月割引

通信速度と提供エリアに関しては、他社の10ギガプランとほとんど同じなので、ビッグローブ光10ギガの強みは何と言っても料金です。

月額割引とキャッシュバックの大きさは他社の追随を許さず、10ギガプランでは負担することも多い工事費も実質無料です。

そして、集合住宅と一戸建てで月額割引に差を付けているので、集合住宅の方はよりお得に利用できるようになっています。

これらをまとめると、ビッグローブ光10ギガはどんな方でも十分お得に利用できるのですが、その中でも集合住宅に住んでいるau/UQmobileユーザーにとっては、最もお得に利用できる10ギガプランと言えます。