2024.12.23(更新:2025.07.28)

フレッツ光からドコモ光への乗り換え(転用)完全ガイド|損しない手順と最適なプロバイダ・窓口選びを解説

比較
丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

フレッツ光からドコモ光への乗り換えを検討中の人も多いかと思いますが…

「手続きが面倒そう」「本当に安くなるの?」

…といった疑問や不安をお持ちかもしれません。

結論からお伝えすると、ドコモのスマホをお使いなら、工事不要の『転用』という簡単な手続きだけで、今より通信費が安くなる可能性が非常に高いです。

この記事では、具体的な乗り換えの全手順から、損をしないためのプロバイダや申込窓口の選び方まで、必要な情報をすべて網羅しました。

フレッツ光から最もお得にドコモ光を始める方法をご紹介するので、ぜひ最後までご一読ください。

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目次

そもそもドコモ光とフレッツ光の関係は?乗り換え前に知るべき3つの違い

ドコモ光とフレッツ光の違いがよく分かりません。乗り換えると通信品質は落ちてしまいますか?

使う回線は同じなので通信品質は変わりません。料金体系と契約の仕組みに大きな違いがあります。

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えても、通信の品質や対応エリアは基本的に変わりません

なぜなら、ドコモ光はNTT東日本・西日本の「フレッツ光」の回線設備を借りて、ドコモが自社のサービスとして提供している光コラボレーション(光コラボ)のひとつだからです。

光コラボとは回線・プロバイダのセット商品。例えるなら、乗車料金を払うだけで有料の高速道路を使って移動できるバス。ポイントは、NTTの回線を複数社が共有して使っているということ。

いわば、同じ線路(NTT回線)を、違うバス(ドコモ)が走っているイメージですね。

品質はそのままに、契約形態や料金がどう変わるのか。ここでは、乗り換え前に知っておくべき3つの決定的な違いを解説します。

用語解説

光コラボレーションとは?
NTTから光回線を借り受けた事業者が、独自のサービスや価格で提供するモデルのこと。
これにより、利用者は多様な選択肢から自分に合った光回線サービスを選べるようになりました。

違い①:運営会社と契約形態(回線とプロバイダがセットか別か)

フレッツ光とドコモ光では、契約の仕方が違うのですか?

はい、大きく違います。フレッツ光は回線とプロバイダの2社契約ですが、ドコモ光は1社契約で完結し、管理が楽になります。

フレッツ光とドコモ光の最も大きな違いは、契約が2つに分かれているか、1つにまとまっているかという点です。

ドコモ光へ乗り換えることで、バラバラだった契約先が一本化され、管理が非常にシンプルになります。

フレッツ光の契約形態

インターネットに接続するための「光回線」はNTT東日本/西日本と契約し、接続サービスを提供する「プロバイダ」とは別途契約を結ぶ必要があります。

  • 回線:NTT東日本/西日本
  • プロバイダ:別途契約が必要

結果:契約先も請求も2社から

ドコモ光の契約形態

ドコモが光回線とプロバイダをセットにした「一体型サービス」として提供します。

  • 回線+プロバイダ:ドコモと契約

結果:契約先も請求もドコモに一本化

このように、ドコモ光なら支払いや問い合わせの窓口がドコモに集約されるため、接続トラブルがあった場合など「これはどこに聞けばいいんだっけ?」と迷うことがなくなります。

違い②:料金体系とスマホセット割の有無

料金面では、どちらがお得になるのでしょうか?

ドコモのスマホをお使いならドコモ光が断然お得です。毎月のスマホ代が永年割引になる「ドコモ光セット割」が適用されます。

料金における最も決定的な違いは、「ドコモ光セット割」というスマホセット割引があるかどうかです。

まずは、一般的な戸建てプランで月額料金がどれくらい変わるのか、比較表で見てみましょう。

項目フレッツ光
(戸建て)
ドコモ光
(戸建てタイプA)
差額
①光回線料金約5,940円 ※15,720円
②プロバイダ料金約1,100円 ※2
ネット料金 合計約7,040円5,720円月々-1,320円
③ドコモ光セット割なしスマホ代から
-1,100円
月々-1,100円
合計約7,040円4,620円月々2,420円お得

※1 NTT東日本「フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ(2年契約)」
※2 一般的なプロバイダ(約1,100円/月)との契約を想定した料金です。

表の通り、まずネットの料金自体がプロバイダ込みで月々1,320円安くなります。

そして最大のメリットが、ドコモのスマホとセットで利用すると適用される「ドコモ光セット割」です。

スマホのプランに応じて1台あたり月々最大1,100円がスマホ料金から永年割引されます。

つまり、ネットとスマホを合わせると毎月最大2,420円、年間では最大29,040円も通信費を節約できる計算です。

さらに、この割引は同居・別居の家族まで最大20回線まで対象になるため、ドコモユーザーの家族が多ければ、お得額はさらに大きくなります。

違い③:フレッツ光からドコモ光への乗り換え方法は「転用」

「転用」という手続きは、他の乗り換えと何が違うのですか?

「転用」はフレッツ光をご利用中の方だけの特別な手続きです。同じ回線設備を使い続けるため、工事不要で簡単に乗り換えられます。

光回線の乗り換えは、現在の契約状況によって呼び方と手続き内容が異なります。

今回、フレッツ光からドコモ光へ切り替える手続きは転用(てんよう)に該当します。

これは、フレッツ光ユーザーにとって最もメリットの大きい乗り換え方法です。具体的に、以下の3つの種類があることを知っておくと分かりやすいでしょう。

手続き方法対象特徴
① 転用
※今回のケース
フレッツ光からドコモ光
乗り換える方
同じNTTの回線設備を引き続き利用するため、
原則として派遣工事が不要です。
② 事業者変更他の光コラボからドコモ光へ
乗り換える方
こちらも同じフレッツ光回線設備を使うため、
工事は不要です。
③ 新規契約初めて光回線を引く方
auひかり等の独自回線から乗り換える方
新たにNTTの光回線を宅内に引き込むため、
派遣工事が必要になります

このように、フレッツ光を利用中の方は「転用」という最も簡単な手続きでドコモ光へ乗り換えられる、という大きなメリットがあります。

転用は、ドコモ光の契約事務手数料3,300円が最初にかかりますが、NTTからレンタルしている機器などの利用環境を変えずに、契約だけドコモ光に変更することができます。
  

【結論】フレッツ光からドコモ光への乗り換え(転用)がおすすめな人の特徴

結局のところ、ドコモ光に乗り換えた方が良いのでしょうか?

もし、ドコモのスマホをお使いなら、絶対に乗り換えた方がお得です。ネットとスマホのトータルコストが安くなりますよ。

ここまで解説した3つの違いを踏まえ、フレッツ光からドコモ光への乗り換え(転用)が特にどんな方におすすめなのか、結論をまとめていきます。

回線の品質は変わらないため、基本的には多くの方にとってメリットのある乗り換えです。

中でも、これから挙げる3つの特徴にひとつでも当てはまるなら、ドコモ光への乗り換えを強くおすすめします。

ご自身が当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。

特徴①:ドコモのスマホ・携帯を利用している人

ドコモのスマホを使っていると、具体的に何が一番お得になるんですか?

やはり「ドコモ光セット割」が最大のメリットです。ご自身のスマホ代だけでなく、ご家族の分まで永年割引が続きます。

乗り換えで最も大きなメリットを受けられるのが、ドコモのスマホ・携帯電話をご利用中の方です。

はっきり言って、ドコモユーザーがフレッツ光を使い続けるのはもったいない、とさえ言えます。

最大の理由は、やはりドコモ光セット割が適用されることです。

この割引は、スマホの対象プランとドコモ光をセットで契約している限り、永続的に適用されます。

割引額はドコモスマホ1台当たり“最大1,210円”で、契約している料金プランによって異なります。

  • ドコモMAX: 永年 1,210円/月 割引
  • eximo(エクシモ): 永年 1,100円/月 割引
  • irumo(イルモ)3GB以上: 永年 1,100円/月 割引

さらに、契約者本人だけでなく、同居している家族や離れて暮らす家族(三親等以内)のスマホも最大20回線まで割引対象になります。

一般的な割引特典は、1回限りや、○か月間割引など、期限が限られているのですが、スマホセット割は両サービスを使い続けている限り割引されるため、他の割引と比べると恩恵が大きいのです。

もし、家族にドコモユーザーが一人でもいれば、家計全体の通信費を大きく見直すチャンスなので転用することを強くおすすめします。

特徴②:支払いや問い合わせ窓口を一本化したい人

支払いや問い合わせの窓口をまとめるメリットは何ですか?

請求が1か所からになり家計管理が楽になります。また、ネットの不具合時に「どこに電話すればいい?」と悩む必要がなくなります。

毎月の支払いや、トラブル時の問い合わせ先をスッキリさせたい方にも、ドコモ光への乗り換えはおすすめです。

現在フレッツ光をご利用の場合、NTT東日本/西日本からの「回線料金」と、契約プロバイダからの「プロバイダ料金」が別々に請求されているはずです。

また、「インターネットに繋がらない」といったトラブルが発生した際、原因が回線にあるのかプロバイダにあるのか分からず、両方に電話をかけて説明する…といった経験はありませんか?

ドコモ光に乗り換えれば、請求はドコモからの一本に集約されます。スマホ代とまとめることも可能なので、家計管理が楽になります。

もちろん、サポート窓口もドコモだけ。どこに連絡すれば良いか迷う必要がなくなり、スムーズに問題を解決できます。

特徴③:dポイントを貯めている・使っている人

ドコモ光を使うと、dポイントもお得になるんですか?

毎月の利用料金に応じてdポイントが自動的に貯まります。普段のお買い物などで「d払い」をよく利用する方には嬉しいメリットです。

普段からコンビニやドラッグストアでdポイントカードを提示したり、d払いで買い物をしたりと、dポイントを積極的に貯めている・使っている方にもドコモ光はおすすめです。

ドコモ光を利用すると、毎月の利用料金に応じて自動でdポイントが貯まります

ドコモのスマホとドコモ光のペア回線を設定すれば、ドコモ光の利用料金1,000円(税抜)につき10ポイントが付与されます。

特別な手続きをしなくても、毎月着実にポイントが貯まっていくのは嬉しいですね。

貯まったポイントはもちろん、1ポイント=1円としてスマホ料金の支払いに充当したり、街のお店やネットショッピングで利用したりできます。

通信費という固定費の支払いでポイ活ができるため、「ドコモ経済圏」をフル活用したい方には見逃せないメリットです。

フレッツ光からドコモ光へ!乗り換え(転用)の全手順を7ステップで解説

いざ乗り換えるとなると、手続きが複雑そうで不安です。私にもできますか?

ここからの7ステップを順番通りに進めるだけで、10日前後で簡単に乗り換えられます。まずは全体像を掴んでいきましょう。

ここからは、いよいよフレッツ光からドコモ光へ乗り換えるための具体的な手順を解説します。

「乗り換え」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、やるべきことは決まっており工事の立ち会いも原則不要です。

以下の7つのステップを一つずつ確認しながら進めれば、誰でも迷うことなく手続きを完了できます。

このセクションが、あなたの乗り換えを成功に導く「完全ガイド」の核心部分です。
さっそく最初のステップから見ていきましょう。

ステップ1:転用手続きに必要な契約情報を準備する

NTTの請求書や契約書類をお手元にご用意ください。次のステップで必要になる「お客様ID」などを確認しておきましょう。

最初の一歩として、転用手続きに必要となる契約情報を手元に準備しておきましょう。 あらかじめ正確な情報を揃えておくことで、この後の手続きが非常にスムーズに進みます。

特に以下の情報を、NTTから届く請求書や「開通のご案内」で確認してください。

  • お客様ID(CAF/COPから始まる番号) または、ひかり電話の番号
  • 契約者名
  • フレッツ光の設置場所住所
  • 現在契約中のオプションサービス
    ※不要なオプションの解約忘れを防ぐために確認しておきましょう。

もし書類が見当たらない場合は、契約者向けのWebサイトで確認できます。

NTT東日本エリアの方@ビリング

NTT西日本エリアの方Myビリング

まずはこれらの方法でご自身の契約内容を確認し、情報を手元に準備しておきましょう。

ステップ2:NTT東日本/西日本で「転用承諾番号」を取得する

転用には「転用承諾番号」という管理番号が必要です。Webサイトなら5分ほどで、もちろん無料で取得できます。


契約内容の確認ができたら、次に転用手続きに必須の「転用承諾番号」を取得します。

これは、フレッツ光からドコモ光へ契約情報を引き継ぐための、11桁の英数字(例:E0123-456-789)からなる番号です。

取得方法はWebと電話の2種類ありますが、24時間いつでも手続きできて待ち時間のないWebサイトからの取得がおすすめです。

なお、取得にはステップ1で確認した情報が必要になります。

【取得に必要な情報】

  • フレッツ光のお客様ID(CAF/COP番号)または、ひかり電話の番号
  • 契約者名
  • 設置場所の住所
  • 支払い方法(クレジットカード番号下4桁など)

転用承諾番号の取得する際は、お住まいの地域のNTT担当窓口へご連絡ください。

■Webで取得(受付時間:24時間)
NTT東日本:転用手続きサイトへ
NTT西日本:転用手続きサイトへ

■電話で取得(受付時間:午前9時~午後5時)
NTT東日本: 0120-140-202
NTT西日本: 0120-553-104
※土日・祝日も受付(年末年始を除く)


取得した転用承諾番号には15日間の有効期限があります。

番号を取得したら、期限内にドコモ光の申し込みを済ませるようにしましょう。万が一、期限が切れても無料で再取得できます。

ステップ3:ドコモ光のプロバイダを決める

ドコモ光もプロバイダが選択でき、20社以上の中から選べます。プロバイダによって料金や通信速度が変わるため、この選択が乗り換え成功の最も重要なカギになります。

転用承諾番号が取得できたら、ドコモ光を申し込む前に、どのプロバイダにするかを決めましょう。

実は、このプロバイダ選びがドコモ光の満足度を左右する、最も重要なポイントです。

ドコモ光は20社以上のプロバイダと提携しており、どこを選ぶかによって以下の点が大きく変わります。

  • 月額料金(220円安い「タイプA」と「タイプB」がある)
  • 通信速度の安定性や速さ
  • 高性能Wi-Fiルーターの無料レンタル
  • キャッシュバックなどの独自キャンペーン

「どこでも同じだろう」と適当に選んでしまうと、後から「思ったより遅い」「あっちのほうがお得だった…」と後悔しかねません。

どのプロバイダが最適なのか、具体的な選び方とおすすめの優良プロバイダについては、後の章で詳しく解説します。

まずは「プロバイダ選びが非常に重要」という点だけ、ここでしっかり押さえておいてください。

ステップ4:お得な窓口からドコモ光を申し込む

申し込みの時に絶対に間違えてはいけないのが、申し込みの種別を必ず「転用」にすることです。Webの申し込みフォームなどでは間違えずに選択してください。

利用したいプロバイダが決まったら、いよいよドコモ光の申し込みに進みます。 ここで絶対に間違えてはいけない、2つの重要なポイントがあります。

  • ポイント①:「転用」であることを正しく伝える

Webサイトや電話で申し込む際、手続きの途中で現在のインターネットのご利用状況を確認されます。 その際は、ご自身の状況が「転用」であることを選択、または申告してください。

そして、ステップ2で取得した「転用承諾番号」を入力(または電話で申告)します。

もし間違って「新規」として手続きを進めてしまうと、不要な工事が発生してしまうため、くれぐれもご注意ください。

  • ポイント②:「お得な窓口」から申し込む

もう一つの重要なのが、「どの窓口から申し込むか」です。

なぜなら、同じドコモ光の契約でも、申し込む窓口によってキャッシュバックなどの特典内容が全く違うからです。

主な申込窓口には以下のようなものがあります。

  • ドコモ公式サイト/ドコモショップ
  • プロバイダの公式サイト
  • Web代理店
  • 家電量販店

窓口によっては数万円の現金キャッシュバックがもらえる一方で、特典がほとんどない窓口も存在します。

知らずに申し込むと数万円単位で損をしてしまう可能性もあるため、慎重に選びましょう。

この「最もお得な申込窓口」についても、後の章で徹底比較・解説します。

申し込みを焦る必要はありませんので、ぜひそちらを参考にしてから手続きを進めてください。

ステップ5:ドコモ光から電話連絡・書類到着

申し込み後は、ドコモ光から申し込み内容の確認電話があります。その後、契約書類やプロバイダからのお知らせが郵送で届きますので、大切に保管してください。

ドコモ光の申し込み手続きが完了すると、あとは待つだけです。申し込み後の流れは以下のようになります。

  • ドコモから電話連絡

申し込みから数日~1週間程度で、ドコモ光サービスセンターから申し込み内容の確認と、回線の「切替日」を決めるための電話がかかってきます。

転用は工事不要なので、この電話で決定した日に自動的に回線が切り替わります。

  • 書類の到着

切替日が決まると、ドコモと契約プロバイダから、それぞれ契約書類が郵送で届きます

ドコモから:「開通のご案内」など
プロバイダから:ID・パスワードなど、ネット接続設定に必要な情報

特に、プロバイダから届く書類は次のステップで必ず使います

「契約のご案内」「登録証」といった名称で届きますので、絶対に紛失しないよう大切に保管しておきましょう。

ステップ6:開通日にルーター(Wi-Fi)の設定をする

開通日が来たら、新しいプロバイダ情報を使って、Wi-Fiルーターの初期設定を行うだけです。

ステップ5で決めた回線の切替日(開通日)になると、NTTの局舎内で回線が自動的にフレッツ光からドコモ光へ切り替わります。

作業員の訪問工事や立ち会いは一切ありません。

この時点で、フレッツ光の回線契約は自動で解約となり、ドコモ光の契約に移行します。

切り替えが完了したら、ご自身でWi-Fiルーターのインターネット接続設定を行います。この設定が完了した瞬間から、ドコモ光が使えるようになります。

  • 設定手順の概要
    ・パソコンやスマホをWi-Fiルーターに接続する。
    ・ルーターの設定画面を開く。
    ・プロバイダから届いた書類に記載の「接続ID」「パスワード」を入力する。

一見難しそうに聞こえるかもしれませんが、プロバイダから同封されてくる設定マニュアルに図解付きで詳しく解説されているため、その通りに進めれば誰でも簡単に完了できます。

もし設定でつまずいてしまった場合は、契約したプロバイダのサポートセンターに電話すれば、丁寧に教えてくれるので安心してください。

ステップ7:旧プロバイダの解約とレンタル機器の返却

プロバイダを変更する場合は、旧プロバイダの解約手続きが必要です。もしWi-Fiルーターなどをレンタルしていた場合は、そちらの返却も忘れずに行いましょう。

もしドコモ光で新しいプロバイダを選んだ場合、これまで利用していたプロバイダの解約手続きをご自身で行う必要があります。

フレッツ光からドコモ光への「転用」では、NTTの回線契約は自動で引き継がれ解約されますが、プロバイダ契約までは自動で解約されません。

そのため、解約手続きをしないと、ドコモ光の料金とは別に、旧プロバイダの料金も請求され続けてしまいます。

解約手続きは、各プロバイダの会員サイトや電話窓口から行えます。

そして、解約手続きに伴い、そのプロバイダからWi-Fiルーターなどをレンタルしていた場合は、機器の返却が必要になります。

通常、解約手続き後に送られてくる「返却キット」を使って、着払いで返送すれば完了です。

「解約」と「レンタル品の返却」はセットと考え、忘れずに行ってください。

プロバイダを継続する場合は?
フレッツ光で利用中のプロバイダをドコモ光でも引き継ぐ場合は、もちろん解約や機器の返却は不要です。自動的にドコモ光向けのプランに切り替わります。

【最重要】ドコモ光の満足度を決める!後悔しないプロバイダの選び方

ドコモ光ってプロバイダがたくさんあるけど、結局のところ何を基準に選んだらいいんですか?

夜間も速度が落ちにくい「IPv6」に対応していて、高性能なWi-Fiルーターを無料で貸してくれるプロバイダを選ぶのがお得ですよ。

乗り換えの全体像が見えたところで、ここからはドコモ光の満足度を最終的に決定づける、最も重要な「プロバイダ選び」を徹底解説します。

「転用」の手続き自体はどのプロバイダを選んでも同じですが、実際の通信速度や受けられる特典は、プロバイダによって大きく異なります。

つまり、「速くて快適、かつお得なドコモ光」を実現できるかは、このプロバイダ選びにかかっていると言っても過言ではありません。

この章では、後悔しないプロバイダを見つけるための2つの重要なチェックポイントと、それらをクリアした2025年最新のおすすめ優良プロバイダを具体的にお伝えします。

ご自身の使い方に合ったプロバイダを選び、快適なインターネット環境を実現しましょう。

ポイント①:通信速度を重視するなら「v6プラス(IPoE)」対応は必須

よく聞く「IPv6」って、一体何のことですか?そんなに重要なんですか?

インターネットに接続するための新しい”高速道路”だとお考えください。これに対応していないと、夜間などの混雑時に速度が遅くなる原因になります。

ドコモ光を快適に利用するためのポイントは、必ず「v6プラス」に対応しているプロバイダを選ぶこと。

これが、安定した通信速度を手に入れるための絶対条件だと考えてください。

「インターネットが夜になると遅くなる…」という経験はありませんか?

これは、従来の接続方式(PPPoE)という道が、利用者の増加で渋滞しているために起こります。

一方で「IPv6」は、IPoEという新しい接続方式を使った、広くて空いている高速道路のようなものです。

利用者が集中する時間帯でも渋滞を避けてスムーズに通信できるため、速度が低下しにくくなります。

IPv6は混雑が発生しにくい最新の通信規格。例えるなら、幅が広がり車線も増えた渋滞しにくい高速道路。混雑しないので遅延や障害が起きにくい。ただし、対応ルーターと対応プロバイダが必要。

現在、ドコモ光で選べる優良プロバイダのほとんどは、この「IPv6」に追加料金なしで標準対応しています。

しかし、万が一対応していないプロバイダを選んでしまうと後悔の原因になるため、申し込み前には公式サイトなどで必ず対応の有無を確認しましょう。

ポイント②:Wi-Fiルーターの無料レンタルサービスで選ぶ

IPv6を使うには、特別なルーターが必要なんですか?自分で買わないとダメ?

IPv6対応のルーターが必要でが、いくつかのプロバイダでは、高性能な対応ルーターを無料でレンタルしてくれますよ。

プロバイダ選びの2つ目のポイントは、「IPv6対応のWi-Fiルーターを無料でレンタルできるか」です。

前のポイントで解説した高速通信「IPv6」を利用するには、必ずIPv6に対応したWi-Fiルーターが必要になります。

もし、現在お使いのルーターが非対応の場合、せっかくドコモ光に乗り換えても本来の速度が出ず、宝の持ち腐れになってしまいます。

IPv6対応ルーターを自分で購入すると5,000円~10,000円以上かかりますが、ドコモ光のプロバイダの数社では、この高性能ルーターを無料でレンタルしています。

このサービスを利用するメリットは絶大です。

  • 初期費用がゼロ:ルーターの購入費用がかからない。
  • 手間がかからない:自分で対応機種を調べて買う必要がない。
  • 高性能:市販品と同等のハイスペックなルーターが届くことも多い。

プロバイダを選ぶ際は、必ず「Wi-Fiルーター無料レンタル」の特典があるかを確認しましょう。

これが、余計な出費を抑え、ドコモ光の性能を最大限に引き出すための賢い選択です。

【2025年最新】タイプAのおすすめ優良プロバイダ3選

結局、具体的にどのプロバイダがおすすめなんですか?

「GMOとくとくBB」「OCNインターネット」「@nifty」の3社が特におすすめです。いずれも速度、料金、特典のバランスが非常に優れています。


それでは、これまでの2つのポイント(①v6プラス対応 ②ルーター無料レンタル)をクリアした、月額料金の安い「タイプA」のプロバイダの中から、特におすすめできる3社を厳選してご紹介します。

この3社はいずれも実績豊富で利用者からの評判も良く、この中から選べばまず後悔することはないでしょう。


GMOとくとくBB

OCN インターネット

@nifty
実測速度463 Mbps550 Mbps379 Mbps
キャッシュバック<新規・事業者変更>
39,000円
<転用>
33,000円
<新規・事業者変更>
37,000円
<転用>
32,000円
<新規・転用・事業者変更>
20,000円
Wi-Fiルーター無料レンタル
(高性能モデル多数)
無料レンタル
(高性能モデル)
無料レンタル
(機種選択不可)
特徴総合力No.1
特典が豪華
NTTグループ
の安心感
老舗の安定感
サポートが手厚い

※上記は1ギガプランを申し込んだ場合の特典です。
※実測速度は「みんなのネット回線速度(2025年7月時点)」の3ヶ月平均値を参照しています。
※キャッシュバック額は時期や申し込みプランによって変動します。

1. GMOとくとくBB:キャッシュバック額と総合力で選ぶなら

キャッシュバック額が非常に高額なのが最大の魅力です。

レンタルできるWi-Fiルーターも複数の高性能モデルから選べるうえ、3年以上利用するとそのままもらえるという嬉しい特典もあります。

通信速度も速く、お得さと性能のバランスを重視するなら、第一候補になるプロバイダです。
  

2. OCN インターネット:通信品質と信頼性で選ぶなら

実測速度ランキングで常にトップクラスを誇る、通信品質に定評のあるプロバイダです。

NTTコミュニケーションズが運営するNTTグループの一員という絶大な安心感も魅力。

最新の高性能Wi-Fiルーターを無料でレンタルでき、とにかく安定した速い通信環境を最優先したい方におすすめです。
  

3. @nifty:老舗の安心感と手厚いサポートで選ぶなら

古くからプロバイダ事業を展開する老舗ならではの信頼感と、安定したサポート体制が魅力です。

キャッシュバック特典もしっかりしており、Wi-Fiルーターも最大25ヶ月間無料でレンタルできます。

万が一の際のサポートを重視する方や、安心して長く使いたい方にぴったりの選択肢です。
  

一番お得なのはどこ?ドコモ光の申込窓口キャンペーン比較

プロバイダを決めたら、ドコモ光の公式窓口から、申し込みすればいいの?

ドコモ光は、申し込みをする窓口によって適用されるキャンペーンが異なるので、プロバイダ公式サイトから申し込むのが最もおすすめです。

快適でお得な乗り換えを完成させるための、最後の重要ポイントです。それは、「どこからドコモ光を申し込むか」という窓口の選択です。

実は、契約するドコモ光のサービス内容は全く同じでも、どこから申し込むかによって、受け取れる特典が数万円単位で変わってきます。

主な申込窓口は、大きく分けて以下の3つです。

  • 公式サイト(ドコモオンライン手続き/ドコモショップ)
  • プロバイダ(GMOとくとくBBなど)
  • 家電量販店(ヤマダ電機、ビックカメラなど)

知らずに申し込むと、もらえるはずだったキャッシュバックを逃してしまい、大きな損をしてしまう可能性があります。

ここからの解説で各窓口のメリット・デメリットをしっかり比較し、最もお得な申し込み方法を確認していきましょう。

公式サイト・プロバイダ・家電量販店「窓口」の違い

申込窓口によって、特典以外の違いはあるんですか?

ドコモ光の月額料金や工事費無料、通信品質などはどの窓口でも同じです。つまり、特典が充実している窓口から申し込むのが最もお得です。

ドコモ光の申し込み窓口は、大きく「公式サイト」「プロバイダ窓口」「家電量販店」の3つに分けられます。

それぞれのメリット・デメリットを比較表で見てみましょう。

申込窓口プロバイダWEB窓口公式サイト家電量販店
特典内容高額な現金
キャッシュバック
dポイント進呈家電値引き
ポイント還元
特典金額◎ (数万円~)〇 (数千~2万pt)△ (条件次第)
ルーター無料レンタルありなし
(要自己負担)
なし
(要自己負担)
メリットとにかくお得
Webで完結
公式の安心感
ドコモと直接契約
対面で相談可能
デメリット申請手続きが
必要な場合がある
還元額が少ない不要なオプション加入を
勧められがち
おすすめ度★★★★★★★★☆☆★☆☆☆☆

表の通り、最もお得に申し込めるのは、間違いなく「プロバイダ窓口」です。公式サイトや家電量販店にはない、独自の高額キャッシュバックが最大の魅力です。

一方で、公式サイトには「運営元であるNTTドコモと直接契約できる」という絶対的な安心感があります。

特典のお得さよりも、手続きの安心感を最優先したい場合は、公式サイトも選択肢になります。

家電量販店は、一見お得に見えても、特典の適用条件が複雑な場合が多いため、あまりおすすめできません。

高額キャッシュバックが魅力!おすすめのプロバイダ窓口

結局、どのプロバイダのサイトから申し込むのが一番お得なんですか?

結論から言うと「GMOとくとくBB」の公式サイトが最もおすすめです。フレッツ光からの「転用」の場合でも、高額なキャッシュバックが受け取れます。

比較表の通り、最もお得な申し込み窓口は「プロバイダ窓口」です。

その中でも、この記事で推奨している優良プロバイダの公式サイトから申し込むのが、最も簡単で確実な方法と言えるでしょう。

これらプロバイダは、ドコモからの委託費や自社の広告費をユーザーに還元する形で、独自の高額キャッシュバックキャンペーンを実施しています。

おすすめプロバイダ窓口(転用の場合)

  • GMOとくとくBB:キャッシュバック 33,000円
    キャッシュバック額が業界最高水準。高性能Wi-Fiルーターも無料で、総合的に最もお得感が高いです。
  • OCN インターネット:キャッシュバック 32,000円
    GMOとくとくBBに迫る高額キャッシュバック。通信速度の評判も非常に高く、品質重視派にもおすすめです。
  • @nifty:キャッシュバック 20,000円
    上記2社には及ばないものの、安定して20,000円のキャッシュバックを提供。老舗の安心感が魅力です。

このように、同じドコモ光への乗り換えでも、選ぶプロバイダ窓口によって受け取れる金額が大きく変わります。

特別な理由がない限り、キャッシュバック額が高い「GMOとくとくBB」または「OCN インターネット」の公式サイトから申し込むのが、最も賢い選択です。

家電量販店での申し込みはおすすめしない理由

家の近くの家電量販店で申し込むのが一番楽そうですが、ダメなんでしょうか?

一見手軽ですが、現金ではなく使い道が限られるポイント還元だったり、不要なオプション加入が条件だったりして、結果的に損をする可能性が高いです。

「ついでに寄れるから」と、家電量販店での申し込みを検討する方も多いかもしれません。

しかし、結論から言うと家電量販店での申し込みは、Web窓口に比べてお得度が大きく下がるため、おすすめできません。

主な理由は以下の3つです。

  • 特典が「現金」ではない
    「最大〇万円還元!」といった大きなポップが目立ちますが、そのほとんどは現金ではなく、「指定された家電の購入代金からの値引き」や「その店でしか使えないポイント」です。
    もし、高価な家電を買う予定がなければ、特典の価値はほぼゼロになってしまいます。
  • 不要なオプション加入を勧められる
    高い割引を受ける条件として、月額料金のかかる有料オプションへの加入を複数求められるケースが非常に多いです。
    結果的に毎月の支払いが高くなり、キャッシュバック分以上に損をしてしまう可能性があります。
  • Wi-Fiルーターがもらえない
    Webの優良プロバイダ窓口なら標準で付いてくる、高性能Wi-Fiルーターの無料レンタル特典がありません。
    そのため、v6プラスに対応したルーターを別途自分で購入する必要があり、1万円前後の余計な出費がかかります。

これらの理由から、Web窓口で現金キャッシュバックを受け取る方が、シンプルかつ最終的にお得になります。

フレッツ光からドコモ光への転用でよくある失敗と対策

転用で何か失敗したり、損したりすることはありますか?

いくつか注意点があります。特に「転用承諾番号の有効期限」と「オプションやプロバイダの解約忘れ」は、よくある失敗例です。事前に知っておけば防げますよ。

ドコモ光への転用は簡単な手続きですが、いくつか知っておかないと「余計な料金が発生した…」なんてことになりかねない「落とし穴」も存在します。

これから解説する3つの注意点を事前に把握しておけば、誰でも失敗することなく、スムーズでお得な乗り換えを実現できます。

「知らなかった」で損をしないために、しっかりと確認していきましょう。

注意点①:転用承諾番号には15日間の有効期限がある

転用承諾番号を取った後、すぐに申し込まないとダメなんですか?

転用承諾番号には15日間の有効期限があります。取得したら、忘れないうちに早めにドコモ光の申し込みを済ませるのがおすすめです。

手続きのステップ2で取得した「転用承諾番号」ですが、これには取得日を含めて15日間という有効期限が設定されています。

うっかり忘れていると、いざ申し込もうとした際に期限が切れていて手続きができない、という失敗に繋がります。

ドコモ光への申し込みは、この15日間の有効期限内に完了させる必要があります。

プロバイダによっては「有効期限まで〇日以上残っていること」といった条件を設けている場合もあるめ、番号を取得したら1週間以内を目安に申し込むと安心です。

もし有効期限が切れてしまっても、ペナルティなどはありません。無料で再発行が可能ですので、再度NTTに連絡して取得し直しましょう。

ただし、再取得の手間がかかり、乗り換えがその分遅れてしまうため、やはり取得後は速やかに申し込むのがベストです。

注意点②:フレッツ光のオプションは自動で解約されない

フレッツ光で使っていたオプションは、乗り換えたらどうなるんですか?

「ひかり電話」は基本的に引き継がれますが、それ以外のオプションの多くは自動で解約されません。不要なものはご自身でNTTに連絡して解約しないと、料金がかかり続けてしまいます。

転用手続きにおける、非常に見落としがちな失敗例です。フレッツ光で契約していた有料オプションは、転用後も自動では解約されません。

転用手続きは、あくまで光回線の契約をドコモ光に移すものです。

NTT東日本/西日本が直接提供しているオプションサービスは、別途契約が残ったままになり、料金も請求され続けてしまいます。

【解約忘れに注意したいオプションの例】

  • リモートサポートサービス
  • フレッツ・ウイルスクリア
  • フレッツ・あずけ~る(クラウドストレージ)

これらのサービスが不要な場合は、ご自身でNTT東日本/西日本の窓口に連絡し、解約手続きを行う必要があります。

一方で、「ひかり電話」は「ドコモ光電話」として基本的に自動で引き継がれ、電話番号もそのまま利用できます。

「フレッツ・テレビ」を継続したい場合は、別途「ドコモ光テレビオプション」への申し込みが必要です。

乗り換え前の契約内容確認の際に、不要なオプションがないかチェックしておきましょう。

注意点③:プロバイダの解約手続きや違約金が必要なケースも

ドコモ光でプロバイダを変える場合、今使っているプロバイダの違約金とかって、かかりますか?

契約更新月以外での解約だと、違約金がかかる可能性があります。ただ、ドコモ光の新しいプロバイダからもらえるキャッシュバックで十分賄えることが多いですよ。

最後の注意点は、ドコモ光で新しいプロバイダを選ぶ場合に発生する手続きについてです。

この場合、これまで利用していたプロバイダの解約手続きをご自身で行う必要があります。

  • プロバイダを継続する場合

フレッツ光で利用していたプロバイダ(例:OCN)を、ドコモ光でも引き続き利用する場合は、解約手続きも違約金も不要なので気にする必要はありません。

  • プロバイダを変更する場合

もし、フレッツ光で使っていたプロバイダとは別の、新しいプロバイダ(例:GMOとくとくBB)をドコモ光で選ぶなら、旧プロバイダの解約手続きが必須です。

これを忘れると二重契約となり、料金を払い続けることになります。

また、旧プロバイダの契約期間によっては、契約解除料(違約金)が発生する可能性があります。契約更新月以外のタイミングだと、5,000円前後の違約金がかかるのが一般的です。

しかし、この違約金を過度に心配する必要はありません。

なぜなら、前の章で紹介した「GMOとくとくBB」や「OCN インターネット」のような優良プロバイダに乗り換えれば、3万円以上の高額キャッシュバックがもらえるからです。

たとえ違約金を支払っても、十分お釣りがくる計算になりますね。

まとめ

ドコモ光への転用は「プロバイダ・窓口選び」が成功のカギ

この記事では、フレッツ光からドコモ光へ、最も賢くお得に乗り換えるための全てを解説しました。

改めて結論をまとめると、現在フレッツ光を利用中のドコモユーザーにとって、ドコモ光への「転用」は最もメリットの大きい選択肢です。

回線の品質はそのままに、工事不要の簡単な手続きだけで、スマホセット割によって毎月の通信費全体を安くできます。

そして、その乗り換えを成功させるためのカギは、以下の2点に集約されます。

  • 最適な「プロバイダ」を選ぶこと

速度が安定する「IPv6」に対応し、高性能Wi-Fiルーターを無料でレンタルしてくれるプロバイダを選びましょう。「GMOとくとくBB」や「OCN インターネット」が特におすすめです。

  • 最もお得な「申込窓口」を選ぶこと

ドコモ光の公式サイトや家電量販店ではなく、高額な現金キャッシュバックが受け取れる「プロバイダの公式サイト」から申し込むのが鉄則です。

これらのポイントを押さえるだけで、ただ乗り換えるだけでなく、数万円単位でお得に、かつ快適なインターネット環境を手に入れることができます。

ぜひ、この機会にフレッツ光から転用して、お得で快適なドコモ光をご利用ください。
  

Q&A
ドコモ光への乗り換え(転用)に関する“よくある質問と回答”

転用と事業者変更の具体的な違いは?
乗り換え元の回線がフレッツ光か光コラボかで異なります。

どちらも同じNTT回線を使うため、工事不要で乗り換えられる点は同じです。違いは、乗り換え前の契約先です。

・転用とは
フレッツ光」から「ドコモ光」のような光コラボへ乗り換えることです。
・事業者変更とは
「ソフトバンク光」など光コラボから、「ドコモ光」のような別の光コラボへ乗り換えることです。

工事は本当に不要?時間はかからない?
転用は原則工事不要で、ネットが不通になる時間もほぼありません。

切り替えはNTTの局舎内で自動的に完了するため、作業員の訪問工事はなく、インターネットが使えない時間もほぼ発生しません。

ただし、現在契約中の回線の最大速度を変更する場合(例:1ギガ→10ギガ)のみ、例外として工事が必要になります。

速度プランを変更しない限りは、工事の心配は不要です。

転用では、切り替えにどのくらいの期間がかかる?
切り替えまで最短で10日~2週間が目安です。

お申し込み内容やNTT側の手続きがスムーズに進めば、最短10日~2週間ほどで契約が切り替わります。

事前に通知される、「転用日」が訪れたら、ドコモ光のプロバイダの登録証をもとに、ルーターの再設定を行うことで利用開始となります。

なお、IPv6対応ルーターをレンタルしている場合は、ルーターの入れ替えで再設定なく利用開始ができます。

今使っているWi-Fiルーターはそのまま使える?
利用できる場合もありますが、新しいプロバイダの推奨性能(IPv6対応)を満たしていない場合は、交換をおすすめします。

お手持ちのWi-Fiルーターをそのまま使えるかどうかは、そのルーターが「IPv6」という高速な接続方式に対応しているかどうかで決まります。

もし非対応の古いルーターを使い続けると、せっかくドコモ光に乗り換えても、本来の通信速度が出せずに宝の持ち腐れになってしまいます。

【かんたん解決策】
ご自身のルーターが対応しているか調べる手間や、新しいルーターを自分で購入するコストを考えると、プロバイダが提供する「無料レンタルルーター」を利用するのが最も簡単で確実な方法です。

この記事で推奨している「GMOとくとくBB」や「OCN インターネット」といったプロバイダに申し込めば、IPv6に対応した高性能なWi-Fiルーターが無料で送られてきます。

特別なこだわりがなければ、この無料レンタルサービスを活用するのが、一番賢い選択と言えるでしょう。

丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。