
- 記事の監修責任者
- 丸山 和輝
LINEMOとは?まずはスペックを確認しよう

LINEMOってどんなサービスなの?

ソフトバンクが提供している格安料金ブランドです。そのスペックをご紹介しますね。
「LINEMOがどんな方に向いているのか」を確認する前に、まずはLINEMOのスペックを確認するところから始めましょう。
スペックがわかれば、自分に合ったサービスか・そうでないかがより見えやすくなるはずです。
データ容量の違う2つのプランから選べる

2025年7月現在、LINEMOでは、使えるデータ容量の違う2つのプランが用意されています。
現在LINEMOにあるプランは以下の2つとなっています。
LINEMOベストプラン | LINEMOベストプランV | |
---|---|---|
使用可能ギガ数 | ~10GB | ~30GB |
料金 | 3GBまで:990円 ~10GBまで:2,090円 | 2,970円 |
通話料 | 22円/30秒 | 1回につき5分以内の通話無料 |
※以前に展開されていた容量3GBの“ミニプラン”と容量20GBの“スマホプラン”は、2024年7月29日で新規受付が終了しています。
ベストプランは、その月使った容量によって料金が変化するプラン。
使った容量が3GBまでに収まれば、なんとその月の料金は1,000円未満で収まります。常にWi-Fiのある環境等におり、スマホのギガを使う機会が少ない方にはぜひおすすめしたいプランですね。
ベストプランVは30GBまで使えるプラン。使用容量による金額の変動はありませんが、月々の使用可能ギガ数はベストプランの3倍です。
多めに容量を使う方はもちろん、5分以内であれば通話料が無料でもあるので、電話の頻度が高い方にも向いたプランです。
ソフトバンク回線を使っているため通信品質が安定している

ソフトバンク回線を使っているので、
格安&低容量だからといって、通信の質が落ちるわけではありません。
「格安スマホって通信が遅そう…」
そんなイメージもあるかもしれませんが、LINEMOは速度の心配は不要です。なぜなら、LINEMOはソフトバンク回線を使っているサービスだから。
これはつまり、ソフトバンクでスマホを使っているのと、仕様としては何ら変わらないということです。
なので、格安スマホだからと言って「つながりづらい・速度が遅い」などのストレスは起こりにくいと言えるでしょう。安定した通信が望めるサービスです。
LINEの使用ではギガが消費されない

LINEのメッセージのやりとり・電話・ビデオ通話ではギガが消費されません。
データ制限がかかってもこれらは快適にできます。
LINEMOの最大の特徴と言えるのがこの“LINEではギガが減らない”というもの。
通常であれば、LINEでのやりとりひとつひとつでわずかながらもギガが消費されています。
もちろんそれ以外にも、さまざまな用途でギガ数が消費され、それが積もり積もって、ギガ数が最大容量まで到達するのですが…
LINEMOの場合、以下の用途においてはギガの消費がされません。
LINEMOにおいてギガの消費されないLINE用途
- LINEのトーク(メッセージのやりとり)
- LINE電話
- LINEビデオ通話
LINEでのトークや電話をどれだけしてもギガが消費されないということは、普段からLINE関連でのやりとりばかりしている人からすると、一日の中でギガを消費することがめったにないと言えるのですね。
LINEMOはそもそも使用可能ギガ数の少ないサービスですが、LINEの使用頻度がかなり高いのであれば、ギガ数が減ることもありません。
また、LINEの使用にはギガが使われないので、仮にその月のデータ容量が上限に到達してしまい速度制限にかかってしまったとしても、LINEが使いづらくなることはありません。
いつでもどんな時でも、LINEのトークや電話は快適にできるサービスということです。
申し込みからアフターフォローまですべてがオンライン

お申し込みも、ご利用中のサポートもすべてオンライン上で済ませられます。
LINEMOは、そのサービスのすべてをオンラインで済ませられるサービスです。
一般的には、スマホを契約するとなると、店頭に行って手続きをするイメージが多いのではないでしょうか。LINEMOはすべてがオンラインで完結するサービスなので、お店に出向く必要はありません。
さらには、お申し込みだけでなく、アフターフォローもオンラインで行われます。たとえば何か不具合があった際は、オンラインチャットを使ってお客様ご自身で疑問を解決することになります。
不具合が起きた際、予約をしてわざわざ店頭に出向き、ご自身の順番が来るまで待つ…というような事象が面倒に感じる方にはちょうど良いサービスでしょう。
大手キャリアと比べるとなくなる事柄も多い

普段LINEを使うことが多いから、すごくいいね!
今のキャリアから乗り換えちゃってもいいな。

今お使いのスマホはソフトバンク等大手キャリアのものでしょうか?
そうであれば、乗り換え後に困ってしまうこともあるので、LINEMOにはない事柄を知っておいた方がいいですよ。
魅力的な部分が数多くあるLINEMOですが、特に大手キャリアのサービスと比べると、無くなってしまう事柄も多いです。
これまでソフトバンク等大手キャリアのスマホを使っていた方は特に、LINEMOに乗り換えてからできない事柄に直面して困ってしまうことも。
なので、LINEMOへの乗り換えを決める前に「LINEMOでできなくなること」を知っておきましょう。そうすることで、乗り換えるべきかどうかの判断がつきやすくなりますよ。
1.店頭での対面サポートが一切できない

すべてがオンライン上で済むということは、サポートもオンラインになります。
困ったときでも店頭でサポートをしてもらうことはできません。
先ほど、LINEMOの特徴として「すべてがオンラインで済ませられる」とご説明しましたが…
裏を返せば、これは「困ったときに店頭でサポートしてもらえない」とも言えます。
私も、使っていたスマホに不具合があった時は、わざわざ最寄りのショップの予約を取ってお店に出向き、直接修理をしてもらっていました。
あまりスマホの知識がなく自分ではどうすればいいかわからなかったのと、“ショップの店員”という専門家にお願いしたほうが何かと安心だったからです。
すべてがオンラインで済ませられるのは手間が減るので良いことでもありますが、私と同じように、何かあった際ショップ店員に頼ることが多かったという方は、LINEMOへの乗り換え後に困ってしまうかもしれません。
2.キャリアメールが使えなくなる

「softbank.co.jp」等、キャリア名の入っていたメールアドレスは使えません。
今後、メールはGmail等のフリーメールを使うことになります。
LINEMOには、“softbank.co.jp”のような、キャリア名が入ったメールアドレスがありません。そして当然ではありますが、これまで使っていたキャリア名の入ったメールアドレスを移行して使うこともできません。
なので、LINEMOに乗り換えた後はGmail等のフリーメールを、ご自身のメールアドレスとして使っていくことになります。
これで困るのが、キャリアメールを登録していたさまざまなサイトにおいて、メールアドレスの変更をしなければならないこと。
amazon等のオンラインショップはもちろん、アパレルショップや転職サイトまでメールアドレスを登録したサイトは多岐にわたるでしょう。
LINEMOに乗り換えた際は、その膨大な量のサイトでメールアドレスを変更するという手間がかかることは知っておきましょう。面倒な人は乗り換えないほうが良いかもしれません。
3.電話のセキュリティ対策等ができなくなる

LINE関連のサービスに特化しているので、
普通の電話における、迷惑電話ブロック等のセキュリティ対策はありません。
LINEMOのこの格安な料金は、極限まで提供サービスを抑え、LINE関連のサービスに特化しているからこそのもの。
その影響で、LINE電話ではない普通の電話においてのサービスはあまりありません。あっても、オプションで付ける形となります。
電話関連における、大手キャリアにあってLINEMOにはないサービスは以下のようなものがあります。
LINEMOにはない電話関連のサービス
- 割り込み通話
- グループ通話
- 特定の電話への発信規制
特に、誰かと電話で話しているときに別の電話がかかってきた場合。
これまでは、一旦今の通話を保留にして、かかってきた電話に出ることができました。LINEのように、普通の電話でもグループ通話ができました。
また、お子さんに持たせる携帯であれば、親御さんのほうでかけられる電話番号を指定する発信規制も可能でした。が、LINEMOであればこれらはできなくなります。
これらの機能をよく使っていた場合は、乗り換えることで使いづらさを感じてしまう可能性が高いです。
4.家族割やスマホ割等の割引がなくなる

特にお使いのスマホがソフトバンクだった場合、
これまで家族割やスマホ割を受けていたのであれば、それらもなくなります。
大手キャリアの多くは、何かしらの割引を多く取り揃えています。
たとえば、ご家族で同じキャリアのスマホを使っていた場合に、家族全員のスマホ代が割り引かれる“家族割”や、スマホとインターネットのキャリアがそろっていた場合に、スマホ代が割り引かれる“スマホ割”などですね。
LINEMOに乗り換えると、それらの割引が一切なくなります。docomoやauといったキャリアから乗り換えるならわかりやすいと思いますが、ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際も割引はなくなります。
LINEMOはソフトバンクが提供していますが、こういった家族割やスマホ割の対象とはならないのです。
LINEMOはコスト削減を徹底しており、対面サポートなどの付加価値機能をあえて提供していないのです。そのぶん料金に還元されている、ということですね。
ソフトバンクの場合だと、契約者数によって、ご家族の割引額が減ってしまうことも。
つまり、おひとりがLINEMOにすることで、毎月のスマホ代の割引額が減り、実質料金が値上がりしてしまうことが考えられます。ご家族の通信費にも影響が出る可能性があることは押さえておきましょう。
LINEMO以外の格安SIMとも比較しておこう

このあたりは自分は大丈夫そう。
じゃあLINEMOにしちゃっても良いかな!

もちろんそれでもいいのですが、LINEMO以外にも格安SIMは多くあります。
よりお客様に合ったサービスを見つけるために、その他の格安SIMとも比較しておきましょう。
大手キャリアからLINEMOに乗り換える際の注意点をクリアした方が、もう一点考えておいていただきたいところが、他社の格安SIMを使うという選択肢。
現在はLINEMO以外にも数多くの格安SIMがあるので、実は「LINEMOではない格安SIMのほうが合っていた」という可能性もあります。
ここからは、有名どころであるahamo・povo・楽天モバイルの4つの格安SIMとの違いをご紹介しながら、LINEMOと比較していきます。
料金・費用:4社の中でもLINEMOは安い
LINEMOの料金プランに合わせて、10GBほど使う場合と30GBほど使う場合との料金を比較した結果がこちらです。
LINEMO | ahamo | povo | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
3GB程度の場合 | 990円 (ベストプラン) | 2,970円 (~30GBまで同額) | 990円 (3GBトッピング) | 1,078円 |
10GB程度の場合 | 2,090円 (ベストプラン) | 2,970円 (~30GBまで同額) | 2,700円 (20GBトッピング) | 2,178円 (~20GBまで同額) |
30GB使う場合 | 2,970円 (ベストプランV) | 2,970円 | 2,780円 (30GBトッピング) | 3,278円 (データ量無制限) |
3GB・10GB程度しか使わない方にとっては、LINEMOがもっともオトクという結果に。
ただし10GB使う場合の料金に関しては、そもそもLINEMO以外に「10GBまで」という容量のプランがなく、20GBまで使えるプランで比較しているため、この結果になっています。
つまり、20GBまで使うのであれば、LINEMOのプランを“ベストプラン”から“ベストプランV”にしなければならないため、もっとも安いのは楽天モバイルとなります。
逆に30GB使う場合の最安値はpovo。ですが、povoでは「通話料は別途請求」される形になります。
その点LINEMOとahamoはこの金額で「5分の通話はかけ放題」なので、普通の電話をよく使う方であればLINEMOもしくはahamoが最安値と言えるでしょう。
このあたりはご利用のデータ容量によって変わってきそうですね。
通信品質・容量:大手キャリアの安心感は変わらない
LINEMO | ahamo | povo | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
通信回線 | ソフトバンク | ドコモ | au | 楽天 |
ahamoはドコモ回線を、povoはau回線を、楽天モバイルは楽天モバイル用の回線を使っています。
ahamoもpovoも、「大手キャリアの回線を使っている」という点はLINEMOと変わりません。つまり、通信品質に関しては楽天モバイルを除いた3社はどれも安定していると言えます。
つまり、LINEMOの通信品質は他社に比べて劣っているわけでないので安心して大丈夫です。
各種サービスの充実度:対面サポートと使用可能データ容量が大きく違う
LINEMO | ahamo | povo | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
対面サポート | なし | 有料であり | なし | あり |
使用可能 データ容量 | ~30GBまで | 110GBまで (大盛りオプション80GB/1,980円追加) | 30GB~100GB (トッピングの仕方によって異なる) | 無制限 |
その他 | PayPayで料金の支払いが可能 | 海外利用も可能 | トッピングすれば速度制限はかからない | 楽天ポイントで楽天経済圏の方にはおすすめ |
スマホを使う中で、料金や通信品質意外に気になるのがデータ容量や対面サポートでしょう。
対面サポートについてですが、基本的に格安SIMを使う場合はオンラインでのサポートであることが一般的だと考えて良いです。ahamoもpovoも、基本は対面サポートがありませんね。
ただしこの中では楽天モバイルのみ対面サポートも可能となっているので、サポート体制の厚さには楽天モバイルに軍配が上がります。
使用可能データ容量で言うと、LINEMOが圧倒的に少ないです。LINEMO以外のサービスはすべて、その分料金はかさんでしまうものの、およそ100GBまでは使うことができます。
どうしても速度制限にかかりたくない人であれば、容量無制限の楽天モバイルか、都度都度容量をトッピングできるpovoがおすすめ。
またahamoは海外での利用も可能なので、海外旅行によく行かれる方であればahamoがおすすめです。
LINEMOがおすすめな人・そうでない人を解説

そしたら、自分はLINEMOを使うのでいいのかな?
どうなんだろう?

特にLINEですべてが完結する人ならLINEMOがおすすめですね。
ただLINEMO自体が格安SIMとして悪くないので、ここまで説明したデメリットを飲めるならぜひ使うべきです。
ここまでの説明を踏まえると、逆に「じゃあ自分はLINEMOを使うべきなのかどうなのか?」という疑問を持ってしまう方が多いかと思います。
そこでここからは、どんな人ならLINEMOがおすすめなのか・逆にどんな人LINEMOではないほうがいいのか、という点に答えていきます。ご利用になるスマホを決めるのにお役立てください。
LINEMOがおすすめな人

基本的に、他社とのやりとりがすべてLINEで
電話は連絡手段としてあまり使わない人ならおすすめです。
まず、どういった人ならLINEMOがおすすめかを以下のチェックシートにまとめました。ご自身の希望に合うかどうかを確かめてみてください。
タイプ | おすすめ度 | 補足 |
---|---|---|
LINEの通話・チャットが 通信の大部分を占める | ★★★★★ | 「LINEギガフリー」により、 主要なコミュニケーションコストが事実上ゼロになります。 |
月々のデータ使用量は 3GB以下/3GB~30GBの 範囲に収まる | ★★★★★ | LINEMOの料金体系は非常にシンプルで無駄がなく、 プランは3GBと30GBの2つに特化しています 。 |
契約やサポートは全て オンラインで自己完結できる | ★★★★☆ | デジタル手続きに慣れていることが、 利用の前提条件となります。 |
毎月の請求額を “シンプルで固定的”にしたい | ★★★★☆ | 有料オプションや超過分の通話料は別途かかります。 |
テザリングを 無料で利用したい | ★★★★☆ | 契約データ容量の範囲内で、 PCやタブレットを接続できます。 |
ソフトバンク回線自体は 使い続けたい | ★★★☆☆ | LINEMOはソフトバンクの自社回線を利用しています。 |
海外でデータ通信(ローミング)を 頻繁に使う | ★★☆☆☆ | 大容量の海外データ通信には適さないので、 海外での利用が多いならahamo等が優位です。 |
データ使用量が 月によって大きく変動する | ★★☆☆☆ | 固定プランのため、使用量が少ない月は無駄が生じ、 多い月は速度制限の可能性があります。 |
契約と同時に 新しいスマートフォンを 購入したい | ★☆☆☆☆ | LINEMOは原則として端末販売を行っていません 。 |
キャリアのメールアドレスが必要 | ★☆☆☆☆ | LINEMOはキャリアメール(例:@softbank.ne.jp)を 提供していません。 |
LINEMOがおすすめな人
- データ容量が30GBで収まる
- スマホの故障・不調時に自分で調べて対処できる
- 他者とのやりとりはすべてLINEでしている
LINEMOの最大のメリットはLINEに関するメリットの多さです。
通常の電話についてグループ通話等はできなくなりますが、そもそも通常の電話を使わないという方であれば、その影響を受けることはほぼないと言えます。
また、LINEMOの不調や故障に関しても、自分で調べて自分で対処ができる方であれば、対面サポートがなくとも困ることはないでしょう。
加えて、大手キャリア・他社格安SIMと比べて、LINEMOは「使用可能ギガ数を少なくすることで圧倒的安さを担保している」と言えます。
他の格安SIMでは、料金はかかりますが無制限もしくはおよそ100GBまでは使えるギガ数を増やすことが可能なのに対し、LINEMOではそれがありません。
つまり最大容量を30GB以上に上げることができないのですね。しかし、だからこそこの安さでサービスが提供されているのです。
使うギガ数が少なくおさまる方であれば、他社より圧倒的に料金の安いLINEMOがおすすめです。
LINEMO以外がおすすめな人

LINEMOにはない強みや特徴に魅力を感じる場合は、LINEMOではないほうが良いですね。以下にまとめました。
LINEMO以外がおすすめな人
- 使用データ量が30GBを超える恐れがある人
→他社格安SIMがおすすめ - セキュリティ対策をしっかりしたい人
→大手キャリアがおすすめ - 不調時のサポートを一人で解決するのが難しそうな人
→大手キャリアがおすすめ
料金はなるべく安く抑えたいが、使用データ量はそれなりにかかる…。
そんな人はLINEMOではなく他社の格安SIMを選ぶのがおすすめです。データ容量を無制限もしくは100GBほどまで増やしても、大手キャリアのスマホ代よりは安く済ませられます。
それ以外に、セキュリティ面の心配がある人や、手厚いサポートを求めるのであれば大手キャリアを選ぶのがもっとも安心できると思います。
料金を安くしたい気持ちもわかりますが、その結果ご自身のスマホがうまく使えなくなっては元も子もありません。大手キャリアは料金が高い分、安心感やサービスの充実度はLINEMOや他社格安SIM以上です。
まとめ
LINEMOはLINEに特化した格安ブランド!デメリットが問題ないならおすすめできる
今回はLINEMOとはどんなサービスなのかについて解説してきました。
LINEMOは、LINEに特化したソフトバンクの格安ブランドです。
ソフトバンク回線を使っており、通信の安定性は問題なし。またLINEのトークや電話においてはギガが消費されないのが最大の特徴でありメリットだと言えるでしょう。
ただし、申し込みからアフターフォローまでのすべてをオンラインで済ませなければなりません。つまり故障時や不調時も自分で対処しなければならないということ。
また通常の電話に関するサービスも充実はしていません。このような点に使いにくさを感じるのなら、LINEMOではなくサービスの充実した大手キャリアのほうが良いでしょう。
そのほかに、他社格安SIMと比べると、使用可能ギガ数の少なさが特に目立ちます。さまざまな特徴を網羅的に見て、ご自身にとってLINEMOが本当に一番向いているのか判断してくださいね。
LINEMOに関してよくある質問
- LINEMOでは、LINEのサービスすべてでギガが使用されないのですか?
- 一部機能においては、LINE上でもギガが使用されます。
LINEのトークとLINE電話、LINEビデオ通話はギガが使用されません。ただし、LINE NEWSの閲覧やLINE LIVEの視聴などには、通常通りギガが消費されます。基本はこの「トーク・電話・ビデオ通話の3つのみギガが消費されない」と覚えておくと良いでしょう。
- LINEMOを契約する時、今使っている電話番号を引き継ぐことはできますか?
- 事前にお使いのキャリアで手続きをすれば可能です。
乗り換え前に、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)予約番号というものを、現在契約しているキャリアで取得しておきましょう。その後、LINEMOの申し込み手続きの際にその番号を入力することで、同じ電話番号を継続して利用できます。
- LINEMOで機種変更はできますか?
- 可能ですが、家電量販店やアップルストア等で端末を購入しなければなりません。
LINEMOでは、スマートフォンの販売を行っていません。機種変更そのものは可能ですが、大手キャリアのように「店頭で端末を購入し、機種変更をする」ということはできないのです。
なので機種変更の際は、家電量販店や、iPhoneであればアップルストアで端末を購入してください。その後、新しい端末にSIMカードを挿入したりeSIMを申し込むことで機種変更ができます。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
ソフトバンクが提供する格安料金ブランド、LINEMO。特に「月々のスマホ代を下げたい!」と思っている方なら、乗り換え先の候補として挙がっていてもおかしくないでしょう。
とはいえ、格安スマホはLINEMOのほかにも多くあります。
逆に大手キャリアにも良いところは多くありますから、「果たして自分はLINEMOに乗り換えるべきなのか」「乗り換えて困ることはないだろうか」と悩む方も多いと思います。
そこで今回は、LINEMOのスペックを確認するとともに、どんな方におすすめなのか・逆にどんな方だと後悔してしまう可能性が高いのかをご説明していきます。
LINEMOへの乗り換えをご検討中の方は、ぜひ参考にされてくださいね。