- 記事の監修責任者
- 丸山 和輝
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まずは新居で「auひかり」が利用できるか確認
auひかりの引越しってどうすればいいの?
最初に新居でauひかりが利用できるか確認が必要です。
前提として、auひかりは提供エリアが限られているサービスなので、利用できない地域やマンションがあるのです。
そのため、新居でauひかりを利用するのであれば、まずはauひかりが利用できる環境かどうか、“提供エリア”をチェックする必要があります。
提供エリアはどうやって確認すればいいの?
auひかりの「エリア検索」で確認できます。
auひかりの公式サイトからエリア検索を行う事で、新居で利用できるauひかりのプランの確認ができます。
auひかり公式サイト:提供エリアの検索
エリア検索をすると…
戸建ての場合は、利用できるホームタイプの速度(1G・5G・10Gなど)が表示されます。この表示が出るという事は提供エリア内ということですね。
マンションタイプは、auひかりが利用できる建物名がリストとして表示されるので、リスト内に新居の建物名が記載されていれば利用できるということです。
よくわからないという場合は、当社までご連絡いただければ、お調べする事もできますのでお気軽にご連絡ください。
auひかり引越し 公式窓口
- 公式窓口から引越しの申し出
- 現住居の利用回線を解約
- 新居で工事に立ち会い・開通
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提供エリア外の場合は他社回線に目を向けよう
もし、新居で利用できなかったら、どうすればいい?
その場合は他社の回線を利用するしかないです。
新居がauひかりの提供エリア外であった場合は、残念ながらauひかりを利用することはできません。
つまり、auひかりは「解約」し、新居では他社回線を利用するしかないのです。
ただし、auひかりの解約は費用がかかります。金額は申し込みプランや、申し込みの時期、利用期間によって異なり短期間での解約の場合は高額になることもあるのです。
記事後半に解約金が高額だった場合の対処法を載せてますので、auひかりがエリア外だった方はご覧ください。
auひかりの引っ越しの連絡先はプロバイダー
新居がauひかりのエリアだったら、次はどうすればいいの?
最初に、ご利用中のプロバイダーへ連絡してください。
auひかりの引っ越しの全体的な流れは以下です。
- プロバイダーに引っ越しの連絡
- 旧居のauひかりの撤去
- 新居の導入工事
- 機器を接続して利用開始
提供エリアに問題がなければ、利用しているauひかりの“プロバイダー”に連絡することで、引っ越しの申請ができます。
プロバイダ | 電話窓口 | WEB窓口 |
---|---|---|
au one net | 0077-777 (受付:9:00~18:00) | お引っ越しお手続き |
@nifty | 0120-50-2210 (受付:9:00~21:00) | auひかりの引っ越しお手続き |
@TCOM | 0120-987-065 (受付:平日10:00~19:00 土日祝10:00~18:00) | お引越しナビゲーション |
ASAHIネット | なし | 引越しのお手続き |
BIGLOBE | 0120-92-1740 (受付:9:00~18:00) | Webからの引越し手続き |
DTI | 0570-004740 (受付:平日10:00~17:00) | 引越しナビ |
So-net | なし | auひかりの引越し |
GMOとくとくBB | なし | auひかりの移転手続き |
その際、引っ越し先の住所や日程を伝え、新居の工事日を決める流れになります。
その後は、必要に応じて利用していたauひかり回線の撤去工事を行います。引っ越しが済んだら、新居の導入工事を行い、利用開始となるのです。
引っ越しの連絡はいつ頃すればいいの?
引っ越し先が決まったら連絡してください。
auひかりの引っ越しは、プロバイダーへの連絡から利用開始まで約1~2ヵ月かかります。
希望の日程で新居の工事を行うためにも、引っ越しが決まり次第手続きを開始することをおすすめします。
ただし、引っ越し先の住所が確定していないと、手続き自体ができないのでご注意ください。
なお、3月~4月の引っ越しシーズンは、工事業者が混み合い工事の予約が取りにくくなります。手続きが遅れると新居での利用開始が2~3ヵ月も遅れることがあるため、早め早めに手続きすることをおすすめします。
プロバイダーごとに引っ越しの特典が異なる
なんでプロバイダーに連絡しないといけないの?auには連絡しなくていいの?
プロバイダーごとに引っ越し専用の対応をしているので、auへの連絡は不要です。
実は、auひかりに「引っ越し」という手続きは存在しておらず、実際には「いったん解約してから新居の住所で再契約する」という仕組みになっているのです。
つまり、「解約」にかかる費用と「再契約」するための費用の両方が発生するのです。
ただし、プロバイダーは“引っ越し先でも継続利用すること”を条件に「特典」を設けていて、たとえば解約の費用が免除されたり減額されたりするのです。
その特典の内容がプロバイダーごとに違うから、引っ越しの手続きは利用中のプロバイダーへ連絡する必要があるのですね。
auひかりの引っ越しにかかる費用
具体的にどんな費用がかかるの?
4つもあるので、簡単に説明します。
auひかりの引っ越しでかかる費用は4つあります。
- 契約解除料
2年契約・3年契約のプランで契約満了月の当月・翌月・翌々月以外に解約する場合かかる違約金 - 工事費残債
工事費用の分割払いの途中で解約した場合に発生する工事費の残額 - 撤去工事費
ホームタイプのみ対象。auひかり回線を撤去するための費用(¥11,000 or ¥31,680) - 新居の工事費
ホームタイプ:¥41,250 マンションタイプ:¥33,000
01~03は旧居で利用していた回線の“解約時にかかる費用”です。これは、利用しているプランや、申し込みの時期、利用期間によって料金は異なります。
実際、総計いくらぐらいになるの?
プロバイダーによって異なりますが最安で¥3,300です。
例えば、プロバイダーが“au one net”なら、事務手数料の¥3,300しかかりません。
というのは、au one netは引っ越しの特典が充実していて、契約解除料と撤去工事費は免除、工事費の残債は一括払い後に同額割引、新居の工事費は「初期費用相当額割引」という特典が適用されるため、実質¥3,300で引っ越しができるのです。
ただし、他のプロバイダーの場合は、免除される範囲が異なっていたり、新居の工事費が割引されないプロバイダーもあるのです。
そのため、旧居では工事費の割引が適用されていても解約になってしまう(割引も終了してしまう)ので、新居では割引なしで工事費の分割払いをしなければいけないのです。
つまり、auひかりの引っ越しはプロバイダーによってはデメリットが発生するという事です。
auひかりをお得に引っ越す2つの方法
デメリットなしで引っ越しする方法はないの?
新居で利用するプロバイダーを変更する方法がおすすめです。
auひかりをデメリットなしで引っ越しする方法として、一旦解約するのは同じですが、新規で申し込みをする際にプロバイダーを変更するというやり方があります。
利用していたプロバイダーの「特典」である各種解約金の免除はなくなりますが、プロバイダーを変更することで完全な新規になるため、引っ越し先の工事費を特典で無料にすることができます。
また、プロバイダーのキャッシュバック特典も受けられるため、解約金が高くなければ、差額分をプラスにすることができるのです。
どこのプロバイダーに変更するのがおすすめ?
当社としてはauひかりの「So-net」がおすすめです。
新居で利用するauひかりのプロバイダーをSonetに変更した場合、新居の工事費が実質無料(ネット+電話の申し込みが必要)になり、キャッシュバック特典も利用できます。
特に、引っ越しにかかる解約金が高額でないマンションタイプから引っ越しされる方におすすめできます。
また、au one netを利用されている方であっても、そのまま引越しをするだけだとキャッシュバック特典はないため、あえて解約してso-netに乗り換える…という事もできるのです。
ただし、プロバイダー変更が有効なのは解約金が安い場合に限った話。解約金が高額になる場合はキャッシュバックでは賄えないため、ハッキリ言っておすすめしません。
解約金次第では他社回線に“乗り換え”も選択肢
解約金が高額になるのってどんな時?
ホームタイプの短期利用だと高額になります。
ホームタイプを利用していて、短期間で解約する場合や、引っ越し先でauひかりが利用できず解約となる場合は解約金が高額になることがあります。
そもそも、ホームタイプの工事費が高額(¥41,250)なので、24~60ヵ月の分割払いを短期で解約するとなると支払額が大きくなるのですね。
また、auひかりを申し込みした時期が“2018年3月1日~2022年6月30日”の間だと、撤去工事費¥31,680が必須でかかってきます。
さらに、上記の期間にホームタイプを契約した人は、プランによりけりですが¥10,450~¥16,500の違約金がかかってしまいます。
合計で、どれぐらいの解約金がかかるのか掴みにくいので、「2022年6月申し込みで1年間利用し解約した場合」の費用をまとめました。
ずっとギガ得プラン | ギガ得プラン | |
---|---|---|
契約解除料 | ¥16,500 | ¥10,450 |
工事費残債(概算) | ¥33,000 | ¥33,000 |
撤去費用 | ¥31,680 | ¥31,680 |
合計 | ¥81,180 | ¥75,130 |
このように、利用しているプロバイダーによっては、解約金の免除が受けられないため非常に高額の料金がかかる場合があるのです。
また、新居がauひかりのエリア外である場合も、同様の解約金がかかってくるのです。
ちょっと高すぎるね。なんとかできないの?
解約金補填のある回線に乗り換えが最適です。
auひかりを引っ越しする際に解約金が高額になる場合は、解約金補填のある光回線に乗り換えてしまう事がおすすめです。
解約金補填とは、他社回線から乗りかえることを条件に、他社で発生する解約違約金・工事費の残債・撤去費用などを肩代わりしてくれる特典のことです。
解約金補填ができる光回線ってどこ?
ソフトバンク光10Gがおすすめです。
ソフトバンク光では他社回線からの乗り換えキャンペーンとして、他社の違約金や撤去工事費を最大10万円まで還元しています。
ソフトバンク光以外の他社回線でも解約金補填のキャンペーンを行っていますが、還元額は高いところで¥50,000程度。auひかりの高額な解約金を満額還元できるのはソフトバンク光だけなのです。
また、引っ越し先の工事費用も実質無料となるため、乗り換え先としては最適ですね。
万が一高額な解約金を支払う事になっても、ソフトバンク光に乗り換えて特典を利用することで、金銭的な負担を無くすことができるのは、ただでさえ出費が多い引っ越し時にはありがたいですね。
ただし、auひかりのスマホセット割である「auスマートバリュー」からは外れてしまうので、その点はご注意ください。
なんで、ソフトバンク光の10Gがおすすめなの?
速度的にauひかりに劣らない速さだからです。
そもそも、auひかりのホームタイプは通信速度がトップクラスで速い回線です。
新居で通信速度を落とさずに、auひかりと同等以上の速度が出せる回線というと限られてきます。そのため、最大速度のスペックが高いソフトバンク光の10Gプランがおすすめなのです。
ただし、提供エリアが限られているサービスなので、引っ越し先で利用できるかどうかはお気軽にお問い合わせください。
もちろん、10Gプランではない通常のソフトバンク光でも「乗り換えキャンペーン」は適用されるので、速度より料金を重視する場合はそちらに乗り換えすることも可能です。
プロバイダー変更か、他社に乗り換えかどっちにすればいいの?
どちらが最適かはお気軽にご相談ください。
auひかりの引っ越しは手続き自体は簡単ですが、利用しているプロバイダーによっては費用がかなり高額になってしまいます。
新居で、プロバイダーを継続するか、変更するか、もしくは他社回線に乗り換えるか、正直に言ってかなり複雑でややこしい問題ですね。
そんな場合は是非ご相談ください。当社にてお客様の利用状況を確認のうえ、最適なプランをご提案させていただきます。
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まとめ
auひかりの引っ越しはプロバイダーによって費用がかかるから、
お得に引越できる方法を確認するのが最優先
auひかりは通信品質も良く、auユーザーにとっては料金的な特典も豊富にある優秀な回線ですが…
「引っ越し」となっては話は別です。
特にプロバイダーごとの特典の差が大きく、何も知らないで手続きを進めてしまうと大きな負担を強いられる結果となるのです。
2022年7月1日以降は、契約解除料や回線撤去費用に関する取り決めが見直されて、引っ越し・解約時の負担も軽減してはいます。
ただし、2022年6月30日以前に申し込みをされた方には適用されていないため、必ず引っ越しの費用はどれぐらいかかるのかを事前に確認することをおすすめします。
引っ越し費用の算出はかなり煩雑です。引越し前に時間がない!面倒でやってられない!という方は、是非当社までお問い合わせください。
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- 現住居の利用回線を解約
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Q&Aauひかりの引っ越しに関する“よくある質問と回答”
auひかりのプロバイダーがどこか忘れたんだけど、確認するにはどうしたらいいの?
契約時の書類か電話で確認してください。
また、auひかりに電話をして確認することもできます。
auひかり契約内容の確認:0077-7084(年中無休 9:00~18:00)
auひかりのレンタル機器はどうしたらいいの?
KDDIへ返却となり、新居では新しい機器を利用することになります。
返却方法は、引っ越し(解約)の申請後にご自宅に送付される返却用の「着払い伝票」を用いて、対象機器を梱包していただき郵便局から郵送してください。
「着払い伝票」は10日程度で配送されますが、引っ越し日が近く受け取りができない場合は、事前に郵便局にて郵便物の転送手続きを行い、新居に配送されるようにする必要があります。
撤去工事は立ち合いしなくていいの?引っ越し後にやってもいいの?
撤去工事は立ち合いが必要です。旧居を退去する前に実施してください。
そのため、auひかりの工事業者が宅内に入室する必要あるため、お客様の立ち合いが必要です。
また、引っ越し後であっても旧居を引き渡しする前(お客様が入室できる状況)であれば、撤去工事は可能ですが、引き渡し後(入室ができない場合)は工事ができません。
撤去工事の申請は、希望の日程で行うためにも1ヵ月程度余裕をもってお手続きください。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
引っ越しを予定しているんだけど、自宅で使っている“auひかり”は新居でも使いたい。
でも、「auひかりの引越しってどうすればいいの?」という疑問をお持ちの方は多いと思います。
いつごろ、どのようにして手続きを行えばいいのか?費用はどのくらいかかるのか?気になることは多いですよね。
そんなお客様に向けて、auひかりの引っ越しの流れや、手続き方法、費用に関して詳しく説明していきます。
実は、auひかりは利用しているプロバイダーによって、引っ越しの費用が高額になる可能性がある回線です。
その理由と対策方法についても解説しますので、これからauひかりを引っ越しするという方は、是非ともご覧ください。