
ahamoが「めんどくさい」と言われる理由は“すべて自己完結”だから
ahamoって何がめんどくさいの?
店舗での対面サポートがないため、申し込みから契約後の変更手続き・トラブル対応まで全てオンラインで自己対処しなければならない点です。
冒頭でお伝えした通り、ahamoが「めんどくさい」と言われるのは、スマホにかかわるすべての作業を自分で対応しなければならないからです。
ahamoは、月額料金を極限まで安くするために、店舗での対面サポートや電話対応を削ぎ落としています。
具体的には、ahamoというプランの申し込みから使えるようにする手続き・作業はもちろん、トラブル時の対応も含まれます。
これらすべての工程を、オンラインチャットやQ&Aページを参考にしながらお客様自身で対処・完結させなければなりません。
“すべて自己完結できる”なら面倒なことはない
裏を返せば、それらの手続きや対応をすべて自分で対処できるなら、ahamoは特段面倒なことはないとも言えます
しかし、逆に言えば、普段からネットショッピング等でWebでの手続きに慣れている方にとっては、ahamoは「めんどくさい」ものではないと言えます。
ahamoにしかない特有の“面倒な何か”があるわけではないからです。
むしろ、スマホ一つでサクサク手続きが終わるため、「快適」と感じる方もいます。
重要なのは、ahamoで「めんどくさい」と言われている事柄が、本当に自分にとって「めんどくさいかどうか」を見極めること。
特段面倒だと思わないのであれば、ahamoに乗り換えても問題ないでしょう。むしろ、ドコモ品質の通信を格安で使い続けられるという大きなメリットが手に入ります。
【判定リスト】ahamoの「めんどくさい」ポイント
では、ahamoはいったいどんなところがめんどくさいって言われているの?
具体的には「サポート」「キャリアメール」「初期設定」など、7つの項目が挙げられます。ご自身にとっては「めんどくさい」のかどうか、判断してみてください。
ではここからは、ahamoが具体的に何がどう面倒なのかを分解して解説します。「やること」と「めんどくささのレベル」を確認し、ご自身がクリアできそうかチェックしてみてください。
ちなみに大前提としてahamoは18歳未満は契約できません。年齢制限があるのも面倒なポイントの1つですが、未成年は別の選択肢を検討しましょう。
ahamoの「めんどくさい」ポイント
- 申し込み:オンラインからしか申し込めない
- 初期設定:開通手続きやAPN設定を自分で行う必要がある
- 端末・SIM:「SIMロック解除」等の手間が発生する
- メール:乗り換え時にメールアドレスの引き継ぎ・設定が必要
- 支払い:方法が限られている
- 各種サービス:一部使えなくなる/使い方が変わる
- サポート:店舗や電話での相談はできずチャット対応のみ
①申し込み:オンラインからしか申し込めない
ahamoは、大前提申し込みそのものがオンラインからしかできません。
つまり、これまで店員さんが代行してくれていた入力作業や本人確認書類の登録などを、すべて自分ひとりでミスなく行うことになります。
画面の指示通りに進めるだけではありますが、入力ミスで弾かれたり、撮影した画像のピントが合わずに審査落ちしたりすることも。
不慣れな方には「やり直し」のリスクがつきまとう点が「めんどくさい」とされる理由です。
- やること:基本情報入力/本人確認写真の撮影・アップロード
- めんどくささ:中(入力・撮影のやり直しが出ると一気に面倒)
②初期設定:開通手続きやAPN設定を自分で行う必要がある
ahamoだけに限らず、スマホとはすべて、SIMカードが届きカードを挿入したら「完了」ではありません。そのあともいくつか設定をする必要があります。
そしてahamoの場合、これらの初期設定ももちろんご自身で行わなければなりません。
特にAndroidの一部機種では、SIMカードを挿したりeSIMをダウンロードするだけではなく、“APN設定”という通信経路の手動入力が必要になる場合があります。
これらの設定や、もし繋がらなかった場合に自分で原因を調べて解決しなければならない点が、機械操作に苦手意識がある方にとってめんどくささを感じる非常に高いハードルとなっています 。
- やること:回線切替/SIM・eSIM設定/通信できるかの確認
- めんどくささ:中~高(通信できないと原因検討が必要)
③端末・SIM:「SIMロック解除」等の手間が発生する
ahamoへの乗り換えの際に今持っているスマホをそのまま使う場合、「自分のスマホがahamoで使えるか」を自分で調べる必要があります。
というのも、2021年9月までに発売されたスマホには、“SIMロック”というものがかかっています。
用語解説
- SIMロック
- 販売されたキャリア以外で通信ができないように制限する仕組みのこと。
たとえばドコモで買ったスマホであればドコモのSIMカードもしくはeSIMしか使えないというイメージ
2021年10月以降に販売されたスマホには、原則としてSIMロックをかけることが禁止されています。
お持ちのスマホが最近購入したものであればこの点は問題ないですが、もし長く使っているスマホであれば、「SIMロック解除」という追加の手続きが必要になるかもしれません。
事前確認を行わなければいけない点も「めんどくさい」所以のひとつです。
- やること:対応端末の確認/SIMロック確認・必要なら解除
- めんどくささ:低or高(対象外なら問題ないが非対応やロック解除が必要な場合一気に高に)
④メール:乗り換え時にメールアドレスの引き継ぎ・設定が必要
ahamoに乗り換えると、おそらくお客様がこれまで使ってきた「@docomo.ne.jp」が自動的に消滅してしまいます。これにより、メールアドレスにかかわる非常にめんどくさい手続きが発生します。
仮に今のドコモメールを維持するには有料の「持ち運びサービス」への申し込みが必要ですし、この機会にGmail等のフリーメールに切り替えるなら、メールアドレスを登録しているすべてのサービスで“メアド変更手続き”をしなければなりません。
この登録変更作業の量が、多くの人が「めんどくさい」と感じる事柄です。
- やること:現メールの登録変更/新規アドレス作成/持ち運びサービスの登録
- めんどくささ:高(登録先が多いほど“作業の数”が増える)
⑤支払い:方法が限られている
ahamoでは月々の料金の支払いに関する仕様も非常にめんどくさいものになっています。
まず、ahamoでは、支払い方法をクレジットカードか口座振替からしか選べません。加えて、それらが“契約者本人名義”のものでなければなりません。
たとえばこれまで「夫の口座から家族分まとめて引き落とし」にしていた場合でも、ahamoではご自身の分はご自身の名義のカードに変える必要があります。
手続きだけでなく支払い条件も自力で整える必要があるため、ahamoはめんどくさいと言われるのです
- やること:支払い手段(クレカ/口座)の用意/名義が契約者本人か確認
- めんどくささ:中(家族のスマホを契約しようとしていた人はやや面倒)
⑥各種サービス:一部使えなくなる/使い方が変わる
手続きそのものではなく「使い勝手が変わってしまう」ことへの対応もめんどくさいポイントです。
たとえば、留守番電話やキャッチホンなどのオプションサービスはahamoにはありません。必要であればサードパーティ製のサービスを契約する必要が出てきます。
また「シェアパック」で代表回線になっている場合は、代表回線変更の手間が生まれます。
代表者がそのままahamoへ乗り換えると、シェアパック自体が解約され、家族全員のデータ共有が解除されてしまいます。これを防ぐためには、乗り換え前に代表回線を変更しなければなりません。
ただでさえ“自分でやらなければならない”ahamoの手続きの中で、このような手間が増えるのも、ahamoの「めんどくさい」を助長しているのでしょう。
- やること:今使っている機能・オプションの確認/継続可否の確認/必要なら代替を検討
- めんどくささ:中(普段使う機能ほど影響が大きく、見落とすとのちのち面倒)
⑦サポート:店舗や電話での相談はできずチャット対応のみ
もっとも多くの人が「めんどくさい」と感じるのが、トラブル時に「話して解決」ができない点です。
「パスワードを忘れた」等の些細な疑問から、「急にスマホが動かなくなった」等の大きなトラブルもすべて、自分でQ&Aページを検索したり、オンラインチャットで質問しながら解決しなければなりません。
普段から、ネット検索をしてトラブルを解決できる人には問題ないが、そうではない人にとっては最大の壁となるでしょう。
- やること:FAQで自己解決→必要ならチャットで問い合わせ(状況を言語化)
- めんどくささ:中~高(状況整理と自己解決が苦手だと面倒に感じやすい)
「めんどくさい」を最小限にするための乗り換え3ステップ
自分はおそらくこれらはめんどくさくはなさそうだ。そしたら、どうやって手続きを進めていけばいいのかな?
以下のステップに従って手続きを進めていってください。きちんと準備をして、やり方を理解したうえで臨めば、「めんどくさい」を回避して乗り換え手続きを完了させられますよ。
ahamoの「めんどくさい」ポイントを把握すると、案外「自分には大丈夫かも」と思える方もいると思います。
ここからは「乗り換える」と決めた人、そして乗り換えの流れを知って安心したい人に向けて、具体的な乗り換え手続きをご説明します。
行き当たりばったりで進めると「めんどくさい」事態に陥るが、事前準備と回避策を知り実践すれば、ahamoへの乗り換えは驚くほどスムーズに進められますよ。
。
STEP1:dアカウント・パスワードの確認とバックアップ
申し込みの際に「パスワードがわからない」「ログインできない」というもの。
このめんどくささを回避するために、申し込みを開始する前に必ず以下の準備をしてください。
申し込み前に用意しておくべきもの
- dアカウントのID・パスワード
事前にログインしておき、これらが正しいか確認しておけるとベスト - 本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカードなど。スマホで撮影するため原本が必要になる - 本人名義のクレジットカードまたは銀行口座情報
支払い方法の入力時に使う。特にクレジットカードを利用する予定の方は、3Dセキュアも設定済みか確認しておく
もし、現在お使いのキャリアがMNPワンストップに対応していない場合は、現在のキャリアで「MNP予約番号」の取得も必須になります。大手3キャリアはすでに対応済みなので、取得は不要です。
また、現在の契約内容をMy docomoで見て、シェアパックの代表回線になっていないかなどもチェックしておくと安心です。代表回線になっている場合は、変更手続きも事前に済ませておきましょう。
STEP2:オンラインでの申し込み手続き
準備が整ったら、ahamo公式サイトから申し込みましょう。基本的には画面の案内に沿って手続きを進めれば問題ありません。
申し込み手続きの手順
- 公式サイトから申し込む
- dアカウントでログインする
- 本人確認書類・顔写真の撮影を行う
- 契約者情報の入力/SIMカード受取希望日の指定をする(eSIMの場合はなし)
- 最終確認をして申し込み完了、審査結果のメールを待つ
ここでつまずきやすいのが“本人確認書類の撮影(eKYC)”。
審査落ちの原因の多くは「画像のブレ」や「光の反射」です。
部屋を明るくし、免許証などの文字がはっきり読めるように撮影してください。また、入力情報の最後で住所の番地や電話番号に間違いがないか、指差し確認をすると手戻りがなくなります。
STEP3:SIMカードの入れ替えと開通手続き
eSIMを選択した方は、審査後にメールやSMSが届いたら・SIMカードを選択した方は数日後にカードがご自宅に届いたら、いよいよ切替作業です。
ここでまずは、必ず“Wi-Fi環境がある場所か”を確認してください。
切替作業は、Wi-Fi環境下で行わなければ失敗してしまう恐れがあります。カフェ等大勢の方が使うようなフリーWi-Fiでなく、ご自宅のWi-Fiだとなお安心です。
まずは、古いSIMが入っている状態の現在のスマホで、以下の開通手続きをどちらかの手段で行ってください。
【開通手続きのやり方】
Webで行う場合:ahamo公式サイトにログイン。
「配送状況・開通へ」というメニューを押し、画面下の「開通する」ボタンを押せば完了
電話で行う場合:同梱の書類に記載されている専用ダイヤル「1580」へ電話をかける。
音声ガイダンスに従って「携帯電話番号」と「ネットワーク暗証番号(4桁)」を入力すれば完了
完了すると、古いSIMカードの電波が圏外になります。
その後、SIMカードを選んだ方はまずスマホの電源を切ってください。eSIMの方は電源はそのままで問題ありません。
そして、ご自身の端末ごとに以下の設定を行ってください。
iPhoneの場合
- ・SIMカードを入れ替えて電源を入れる
・SMSかメールに届いているメッセージに従って、プロファイルをインストールする - そのまま通信できれば完了
もし繋がらない場合は、iPhoneの設定アプリから「一般」→「VPNとデバイス管理」の順にタップしてください。「構成プロファイル」の欄に「ahamo」以外の表示があれば削除をします。
その後、もう一度再起動してつながるかどうか確認してみてください。
androidの場合
- ・SIMカードを入れ替えて電源を入れる
・SMSかメールに届いているメッセージに従って、プロファイルをインストールする - 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」へ進む
- 「アクセスポイント名(APN)」の設定画面を開く
- 一覧に「ahamo」があれば選択して完了
一覧に「ahamo」がない場合は、「新しいAPN」を作成する必要があります。以下の値を入力して保存・選択してください。
名前:ahamo
APN:spmode.ne.jp
※その他は基本的に未入力でOK
ここまで試しても通信ができない場合はまずは一度再起動してください。再起動すると、問題が解決する場合が多いです。
まとめ
ahamoのめんどくささは“オンライン&自己完結”によるもの!突破できるなら面倒ではない
ahamoが「めんどくさい」と言われるのは、これまでショップのスタッフさんに任せられていた手続きを、すべて自分で行わなければならないから。
とはいえ、それらの手続きを「めんどくさい」とは“思わない”方もいると思います。つまりすべての人にとってahamoがめんどくさいわけではないのです。
なのでまずは、一般的にahamoが「めんどくさい」と言われる点を理解したうえで「自分にとってめんどくさいのか」を吟味することが大切になります。
この記事でご紹介した「判定リスト」と「事前準備」を確認し、クリアできそうだと判断できたなら、あなたににとってahamoは特にめんどくさいものではないはずです。
ぜひ、賢い選択をして毎月の通信費を節約しましょう。
ahamoがめんどくさいという方から
よく頂く質問
- ahamoだと本当にドコモショップでのサポートを受けられないのですか?
- 有料でサポートを受けることも可能です
対人サポートを受けたい方のために、「ahamo WEBお申込みサポート」や「ahamo WEBお手続きサポート」という有料サービスがあります。
これらは、一度のサポートに対して3,300円がかかります。
ただし、これは店員さんが代わりに端末を操作してくれるのではなく、横で操作の案内や補助をしてくれるサービスです。操作そのものは自分で行う必要がある点は留意してください。
- ahamoにすることで今のスマホのデータは消えてしまいませんか?
- 使う端末が同じなら基本的にはデータが消えることはありません
SIMカードはデータにかかわるものではないので、入れ替えるだけでデータが消えることは基本的にありません。
ただし、万が一のトラブルや操作ミスに備えて、乗り換え作業の前には必ずバックアップを取ることを強くおすすめします。
- 申し込んでからどれくらいで使えるようになりますか?
- SIMの形状によりますが即日~1週間程度です
審査に問題がなければ、最短で3日~1週間程度でSIMカードが自宅に届きます。eSIM(物理カードがないタイプ)を選択し、対応端末をお持ちの場合は、最短即日で開通することも可能です。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
現在ドコモをご利用中の方が通信費を抑えようとした時、一番に候補にあげるのは“ahamo”でしょう。
しかし、安くなるという魅力とともに「手続きがめんどくさい」という噂を聞くと、本当に乗り換えても良いものか、迷ってしまいますよね。
結論、ahamoが「めんどくさい」と言われる理由は、これまでドコモショップのスタッフがやってくれていた作業を、すべて“自分で”やらなければならないから。
しかし、その「めんどくささ」の中身を具体的に見てみると、「自分でも問題なくできる」と感じる部分も多いはずです。
この記事では、ahamoへの乗り換えにおける「めんどくさいポイント」をリスト化し、その作業量と難易度を正直にお伝えします。
ご自身にとってそれが許容できる手間なのか、ぜひ判断してみてください。