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auひかり 撤去費用かんたん診断チャート

auひかりの回線撤去は現在「任意」が原則
auひかりを解約する時、回線の撤去は必ず行わないといけない義務なのでしょうか?
現在は、契約した時期にかかわらず、回線の撤去は「任意」(希望制)となっています。そのため、ご自身で撤去作業を希望しない限り、費用が請求されることはありません。
auひかりの解約や引越しを検討する上で、多くの方が悩まれるのが「高額な撤去工事費(31,680円) が必ず発生するのか」という点ですね。
結論から申し上げますと、2025年11月現在、auひかり(ホームタイプ)の回線撤去は、契約時期にかかわらず「任意」(希望制)です。
以前は、特定の期間(2018年3月1日~2022年6月30日) に契約した方は、解約時の回線撤去が「義務」とされていました。
この情報がインターネット上に残っているため、「自分の契約時期だと義務ではないか」と心配される方が多いのです。
しかし、2025年7月1日の規約改定により、この期間に契約した方についても、撤去は「任意」へと変更されています。
つまり、現在のauひかりのルールは非常にシンプルです。
ご自身が「撤去作業を希望しない」限り、撤去費用が請求されることはないのです。これが大原則となります。
撤去が必要なのはどんな時?「賃貸の原状回復義務」に注意
撤去が「任意」なのに、なぜ撤去費用が問題になるのですか?
賃貸物件の場合、大家さんから「原状回復」として撤去を求められることがあるためです。持ち家の場合は、撤去しない限り費用はかかりません。
前の見出しで解説した通り、auひかりの回線撤去は「任意」です。では、なぜ高額な撤去費用がこれほど問題になるのでしょうか。
それは、「持ち家」と「賃貸物件」で事情が大きく異なるからです。
- 【持ち家(戸建て)の場合】
ご自身の所有物であるため、解約時に光ファイバーの引き込み設備を撤去せず、そのまま残しておいても、基本的には何の問題もありません。
撤去を希望しない限り、費用は実質的に発生しないと言えます。 - 【賃貸物件(戸建て・アパート)の場合】
こちらが注意の必要なケースです。
賃貸物件から退去する際、賃貸借契約に基づいて大家さんや管理会社から「原状回復義務」を求められることがあります。
原状回復義務とは、借りた時の状態に戻して返却する義務のことです。
用語解説
- 原状回復義務とは?
- 賃貸物件を解約(退去)する際に、入居時の状態に戻す義務のことです。
これに基づき、ご自身で導入したエアコンや、auひかりの光ファイバー設備の撤去を求められる場合があります。
この義務の一環として、「入居時に引き込んだ光ファイバー設備も撤去してください」と指示されるケースがあるのです。
この記事で解説している「auひかりの撤去費用」とは、主にこの「賃貸の原状回復」という理由によって、任意でありながらも撤去(=費用発生)を選択せざるを得ない方が対象となります。
こうしたケースに備え、次章以降で撤去費用の具体的な金額と、その負担をゼロにするための回避策を詳しく解説していきます。
撤去費用はいくら?「ホームタイプ」の費用額は契約時期で変わる
もし賃貸の都合で撤去が必要になった場合、費用はいくらかかりますか?
まず「マンションタイプ」の方は、撤去作業がないため対象外です。「ホームタイプ」の方は、契約した時期によって11,000円、または31,680円のどちらかになります。
回線撤去が「任意」であることを踏まえた上で、次に「もし(賃貸の原状回復義務などで)撤去を選ぶ場合、費用はいくらかかるのか」という具体的な金額を診断していきます。
この費用が発生するかどうかは、2つの基準で明確に判断できます。
判断基準1:契約プラン(マンションタイプは対象外)
契約プランによっては、撤去工事はないのですか?
撤去作業が必要になるのは、電柱から直接回線を引き込む「ホームタイプ」のみです。「マンションタイプ」は建物の共有設備を使うため、個別の撤去作業が不要です。
撤去工事費(11,000円または31,680円)の支払い対象となる可能性があるのは、原則として「ホームタイプ(戸建て)」の契約者のみです。
auひかりの「マンションタイプ」(タイプV、タイプG、マンションミニギガなど)で契約している方は、撤去工事の対象外となります。
そのため、撤去工事費は原則として発生しません。
これは、マンションタイプの配線方式が、建物内の共有設備(MDF室など)を利用する形態だからです。
個々の部屋のために専用の光ファイバーを引き込んでいるわけではないため、解約時に個別に撤去する必要がないのですね。
注意点:「マンション在住」=「マンションタイプ」とは限らない
小規模のアパートには、auひかりのマンション設備が導入されていません。ホームタイプを直接引き込んでいる方は、撤去の対象になるケースが多いですよ。
ここで、多くの方が見落としがちな重要な注意点があります。
それは、「マンション(集合住宅)に住んでいる」という事実と、 「マンションタイプで契約している」という事実が、イコールとは限らない点です。
要するに、集合住宅でホームタイプ(戸建てタイプ)を使っている場合のこと。
お住まいの集合住宅にauひかりのマンションタイプ設備が導入されていない場合や、個別に高速回線を希望した場合など、電柱から直接ご自身の部屋へ光ファイバーを引き込む「ホームタイプ」の契約をしているケースがあります。
したがって、撤去費用の対象かどうかを判断するために確認すべきは、「現在住んでいる建物の種類」ではありません。
「契約書面やプロバイダの会員ページに記載されているプラン名が『ホーム』か『マンション』か」
という点です。
契約タイプの確認方法
ご自身の契約タイプが不明な場合は、契約中のプロバイダ(au one net, So-net, BIGLOBEなど)の会員ページ(マイページ)で確認するか、サポート窓口へ問い合わせて正確な情報を確認してください。
判断基準2:【費用額の分岐点】ホームタイプの契約申込時期
撤去費用が申し込みに時期で変わるってどういうこと?
撤去費用に関する規約が変わっていて、分岐点は「2018年3月1日」です。この日より前か後かで、金額が大きく変わります。
ご自身の契約が「ホームタイプ」だった場合、次に、撤去を選択した場合の「費用額」がいくらになるかを判断します。
この金額は、auひかりの「契約申込日」によって異なります。
auひかりの撤去費用に関する規約が改定されたキーとなる日付が「2018年3月1日」です。
この日を境に、撤去を選択した場合の費用が変更されています。
| 契約申込日 | 撤去費用 | 分析・補足 |
|---|---|---|
| 2018年 2月28日以前 | 11,000円 | 旧規約の対象です。賃貸の原状回復などで 撤去を希望した場合、この費用が適用されます。 |
| 2018年 3月1日以降 | 31,680円 | 新規約の対象です。賃貸の原状回復などで 撤去を希望した場合、高額な費用が適用されます。 |
この表から分かることは「2018年3月1日以降」にホームタイプを申し込んでいる場合、もし賃貸の原状回復などで撤去が必要になると、31,680円という高額な費用が発生する対象になる、という点です。
ただし、この費用は後述する2つの回避策で、実質無料にすることができるのでご安心ください。
例外:高速プランへの変更で新規約が適用されるケース
5ギガプランを使っているけど、2017年に契約したので撤去費用は「11,000円」ってことですよね?
もし契約の途中で「5ギガ」や「10ギガ」といった高速プランへ変更手続きをしていた場合、その時点で新しい規約(31,680円)の対象になります。
「2018年2月28日以前」にホームタイプを契約した方は、撤去費用が11,000円 のため、比較的安心できるように見えます。
しかし、これには重大な例外条件が存在します。
たとえ契約開始が2017年以前(旧規約)であったとしても、契約期間の途中で、より高速な「auひかりホーム5ギガ」や「10ギガ」といった新しいプランへ変更(アップグレード)の手続きを行っていませんか?
もしプラン変更の手続きを行っていた場合、その時点で契約内容が更新され、撤去に関する規約も「新規約(撤去を選択した場合 31,680円)」の対象となっています。
旧規約の対象だと思っていたのに、実際はプラン変更によって新規約の対象(31,680円)になっていた…というケースが一番見落としやすいため、5ギガ・10ギガプランを利用している人は注意しましょう。
auひかり撤去費用を無料にする2つの回避策
撤去費用が31,680円で高いのですが、支払いをゼロにする方法はありますか?
状況に応じて2つの回避策があります。引越し先でauひかりを継続するなら「お引っ越しサポート」での【免除】、他社へ乗り換えるなら「乗り換えキャンペーン」での【補填(ほてん)】が可能です。
もし、ご自身が撤去費用(11,000円または31,680円)の支払いが必要になった場合でも、その負担を実質的にゼロにする具体的な方法が2つ存在します。
どちらの方法を選ぶべきかは、引っ越しなのか、乗り換えなのかで異なります。
| 方法 | 撤去費 | 旧居の 違約金 | 工事費 残債 | 新居の工事費 | こんな人に おすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| 回避策1 お引っ越しサポート (auひかり継続) | 免除 | 免除 | 免除 | 有料 ホーム:48,950円 マンション:33,000円 | auひかりを 使い続けたい |
| 回避策2 他社へ乗り換え (auひかり解約) | キャッシュ バック | 補填 | 補填 | 無料 (新規特典) | 費用を最安 にしたい |
※auひかりホームタイプの工事費は2025年7月以降、
41,250円から48,950円に値上がりしています。
ここからは、この2つの方法について、それぞれのメリットとデメリット、適用条件を詳しく解説していきますね。
【回避策1】
引越し(継続利用)→「お引っ越しサポート」で【免除】
引越し先でもauひかりを使い続ける予定です。この場合はどうすればいいですか?
auひかりのプロバイダが提供している「お引っ越しサポート」を申し込むことで、旧居の撤去工事費は【免除】されます。
まず、引越し先でも継続してauひかりを利用する場合の方法です。
この場合は、auひかりのプロバイダが提供している「お引っ越しサポート」プログラムを利用するのが最適です。
適用条件:サポート内容はプロバイダによって異なる
この「お引っ越しサポート」は、契約中のプロバイダによって、サポート内容(特に撤去費用が免除されるか)が大きく異なります。
以下の表は、主要プロバイダの引っ越しサポート内容を比較したものです。
主要プロバイダの「お引っ越しサポート」比較(2025年11月時点)
| 契約プロバイダ | 旧居の撤去費用 | 旧居の契約解除料 | 旧居の工事費残債 |
|---|---|---|---|
| au one net | ○ 無料 | ○ 無料 | ○ 無料 |
| @nifty | ○ 無料 | ○ 無料 | ○ 無料 |
| So-net | ○ 無料 | ○ 無料 | ○ 無料 |
| BIGLOBE | ○ 無料 | ○ 無料 | ○ 無料 |
| Asahi Net | × 有料 | ○ 無料 | ○ 無料 |
| @TCOM | × 有料 | × 有料 | × 有料 |
| DTI | × 有料 | × 有料 | × 有料 |
この表から分かる通り、au one netやSo-netなど多くのプロバイダは旧居の撤去費用を「無料(免除)」としています。
しかし、@TCOMやAsahi Netのように、 撤去費用が「有料(お客様負担)」となるプロバイダも存在する点に注意が必要です。
もしご自身のプロバイダが撤去費用免除の対象外であった場合は、このまま「お引っ越しサポート」を利用すると高額な撤去費用を負担することになってしまいます。
その場合は、次の「回避策2:他社へ乗り換え」を検討するのが最も合理的な判断となります。
サポート内容:旧居の撤去費・違約金・工事費残債が無料に
撤去費用免除のサポートが受けられるプロバイダの場合、適用する最大のメリットは、引越し元(旧住居)で発生する可能性のある費用が無料(免除)または割引、ポイントバックされる点です。
具体的には、以下の費用が対象になります。
- 回線撤去費(11,000円 or 31,680円)
- 契約解除料(違約金)
- 初期費用(工事費)の残債
これらの費用がすべて免除されるため、安心してauひかりを継続利用できるのが特徴です。
デメリット:新居の「初期工事費」は原則有料
ただし、このサポートには見落としてはいけない重要な注意点があります。
これは、撤去費用が無料になるプロバイダ(au one netなど)を利用した場合でも 発生するデメリットです。
それは、新居(引越し先)で必要となる「初期工事費」は別途発生し、 原則として「有料」となる点です。
新居の初期工事費は、ホームタイプで41,250円、マンションタイプで33,000円 で、新規契約時のような実質無料特典は適用されません。
旧居の費用はゼロになっても、新居での費用負担が発生する。これが、次に解説する「他社への乗り換え」との大きな違いです。
auひかりの引っ越し方法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
auひかり 引っ越し手続きの流れと費用まとめ|注意点とお得な対処法
【回避策2】
他社へ乗り換え →「乗り換えキャンペーン」で【補填】
引越しを機に、auひかりを解約して別の光回線に乗り換えます。この場合、撤去費用(31,680円)はどうなりますか?
乗り換え先の「違約金補填キャンペーン」を利用すれば、撤去費用が後日キャッシュバック補填されます。引越しの場合、これが最もお勧めの方法です。
次に、auひかりを完全に解約し、ソフトバンク光や他の光回線サービスに乗り換える場合の「方法2」です。
結論から申し上げますと、特に引越しを伴う場合、この記事ではこの「他社へ乗り換える」方法を最も推奨します。
キャンペーンの仕組み:「免除」ではなく「補填(キャッシュバック)」
まず、この方法の仕組みを理解することが重要です。
回避策1(お引っ越しサポート)のように、auひかり側で撤去費用が「免除」されるわけではありません。
auひかり(KDDI)からの請求は通常通り発生し、ご自身で一旦、全額を支払う必要があります。
その支払った費用を、乗り換え先の新しいキャリアが 後から「補填(キャッシュバック)」してくれる、という仕組みです。
具体的な手順は以下の通りです。
乗り換えキャンペーンの利用手順
- auひかりを解約(この際、撤去工事を依頼)
- KDDIから請求される撤去費用(31,680円など)等の解約金を、一旦全額支払う
- auひかりに支払ったことを証明する「領収書(支払証明書)」を取得する
- 乗り換え先の新キャリア(例:ソフトバンク光)に、その証明書を提出する
- 手続き完了後、数ヶ月後に支払った金額がキャッシュバック(還元)される
解約金の明細や領収書などは、契約中のプロバイダ(au one net, So-net, BIGLOBEなど)の会員ページ(マイページ)で確認することができます。
これをスクリーンショットで画面を保存しWEBで提出するか、プリントアウトして送付しましょう。
おすすめする理由①:新居の工事費も実質無料にできる
この「乗り換え」を最も推奨する一つ目の理由は、新居(引越し先)での初期工事費も実質無料にできる点です。
前の見出しで解説した「お引っ越しサポート」の最大のデメリットは、旧居の撤去費は免除されても、新居の初期工事費(例:41,250円)は 原則「有料」になってしまう点でした。
しかし「他社への乗り換え」であれば、auひかりとは関係なく、乗り換え先で「新規契約」として扱われます。
そのため、乗り換え先の光回線が実施している「新規契約者向けの工事費無料キャンペーン」などを適用できるのです。
旧居の撤去費は補填でゼロ、新居の工事費は新規キャンペーンでゼロにできるため、引越し全体のコスト負担を最も抑えられる、合理的な選択となります。
おすすめする理由②:旧居の解約費用もまとめて補填できる
推奨する二つ目の理由は、旧居の解約時に発生する、ほぼ全ての費用をまとめて補填できる点です。
auひかりを解約する場合、タイミングによっては「撤去工事費(31,680円など)」だけでなく、以下の費用も同時に請求される可能性があります。
- 契約解除料(違約金)
- 初期工事費の残債(未払い分)
これら解約時にかかるコストを、キャッシュバック補填してくれる光回線は多数ありますが、中でもソフトバンク光がおすすめです。(参考:違約金負担キャンペーン10社比較)
ソフトバンク光が提供する「あんしん乗り換えキャンペーン」は、他社の違約金、工事費残債、撤去工事費などを“最大10万円まで満額還元”といった内容になっていて、非常に強力です。
万が一、高額な残債が残っていた場合でも、この方法なら安心して乗り換え(解約)を実行できますね。
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撤去費用と混同しやすい2つの解約費用
撤去費用(31,680円)の他に、解約時にかかる費用はありますか?
タイミングによって「契約解除料(違約金)」と「初期工事費の残債」が別途発生します。これらも乗り換えキャンペーンの補填対象になります。
auひかりを解約する際、請求される可能性があるのは「撤去工事費」だけではありません。
解約するタイミングによっては、これから解説する2つの費用が撤去工事費に加えて請求されることがあります。
解約時に請求される総額を正確に把握するため、これらの費用についても正しく理解しておきましょう。
なお、これらの費用も、前の見出しで解説した「回避策2(乗り換えキャンペーン)」で撤去費用とまとめて補填(キャッシュバック)の対象にすることが可能です。
1. 契約解除料(違約金)
契約解除料とは、3年間など定期契約のプランを途中で解約した際に発生する「違約金」のことです。
これは、「ずっとギガ得プラン(3年契約)」や「ギガ得プラン(2年契約)」といった定期契約プランを、契約満了月(更新月)以外のタイミングで解約した場合に発生するペナルティ費用です。
用語解説
- 更新月とは?
- 契約解除料(違約金)なしで解約できる特定の期間のことです。
この期間(例:契約満了月とその翌月・翌々月の3ヶ月間など)以外で解約すると、ペナルティとして契約解除料が請求されます。
ご自身の正確な更新月は「My au」などの会員ページで確認できます。
契約解除料は、契約した時期(2022年7月1日)を境に金額が大きく異なります。以下は「ずっとギガ得プラン(ホームタイプ)」の場合の比較です。
| 契約申込日 | 契約解除料 |
|---|---|
| 2022年6月30日以前 | 16,500円 |
| 2022年7月1日以降 | 4,730円 |
この表から分かる通り、最近契約した方ほど契約解除料は安くなっていますが、こちらも規定が改定されています。
現在では、2022年6月30日以前に契約した方でも、2025年7月1日以降に順次迎える「更新月」を経過すると、それ以降の契約解除料は自動的に新料金(4,730円)が適用されるようになっています。
つまり2025年11月現在では、3年プランであってもすべての人の契約解除料は4,730円になっているということです。
ただし、ここで絶対に混同してはいけないのが、「契約解除料」と「撤去工事費(31,680円)」は全く別の費用であるという点です。
高額な「撤去工事費」は、法改正後も安くなっていないため注意が必要です。
2. 初期工事費の残債
初期工事費は「実質無料」と聞いていたのですが、残債って何なのですか?
「実質無料」は、工事費の分割払い(例:35回)が終わるまで継続利用することが前提です。途中で解約すると、残りの未払い分(残債)が一括請求されます。
auひかりを契約した際、ホームタイプで41,250円、マンションタイプで33,000円といった「初期工事費」が発生しています。
多くの場合、この工事費は「実質無料キャンペーン」として、工事費の分割払い(例:ホームタイプなら35回払い)と同額が毎月の利用料金から割引されることで相殺されています。
もし、この分割払いが終わる前(例:3年契約の2年目など)に解約すると、その時点ですべての割引が終了してしまいます。
その結果、まだ支払いが終わっていない初期工事費の未払い分(残債)が、解約時に一括で請求されることになるのです。
これも、撤去工事費とは別個に発生する費用ですので、ご自身の分割払いが何回残っているか、事前に確認しておくと安心です。
3. 解約時にかかる費用の総額シミュレーション
auひかりの解約って、いくらかかる可能性があるんでしょうか?
短期解約などタイミングが悪いと、合計7万円以上になるケースもあります。内訳を具体的にシミュレーションしてみましょう。
「撤去工事費」「契約解除料」「工事費残債」の3つが、タイミングが悪い場合にどれくらいの総額になるのか、具体的な例でシミュレーションしてみます。
シミュレーション条件としては、ホームタイプ3年契約のずっとギガ得プランを、1年間で解約した場合に「撤去工事が不要な場合」と「必要な場合」の請求総額を比較します。
【解約費用(総額)シミュレーション】
| 費用項目 | 撤去工事なし (持ち家など) | 撤去工事あり (賃貸・原状回復) |
|---|---|---|
| 契約解除料 | 4,730円 | 4,730円 |
| 工事費の残債 ※1年で解約の場合 | 約28,300円 | 約28,300円 |
| 撤去工事費 | 0円 | 31,680円 |
| 解約費用(総額) | 約33,030円 | 約64,710円 |
このように、解約のタイミングとご自身の住居(持ち家/賃貸)の状況によって、請求される総額が大きく異なることが分かります。
パターン1(持ち家)であれば、解約費用は契約解除料と工事費残債のみで済みますが、工事費の残債が高額ですね。
パターン2(賃貸)のように、撤去工事が必要な場合は解約金の請求額は跳ね上がります。
ただし、前述した「乗り換え先の補填キャンペーン」を利用すれば、 この総額をまとめてゼロにすることが可能です。
auひかりにこだわりたいのであれば、「お引っ越しサポート」を利用する手もありますが…
引っ越し先がauひかりの提供エリア外で継続できない場合や、新居の工事費も安くしたいのであれば、ソフトバンク光などの光回線への乗り換えが最善策となるということですね。
まとめ
auひかり撤去費用(31,680円)を回避するには乗り換えが最適!
auひかりの回線撤去は、2025年11月現在、契約時期にかかわらず「任意」(希望制)となっています。
そのため、費用が発生するのは原則として「ホームタイプ」の契約者で、なおかつ賃貸物件の原状回復義務などで「撤去を選択した人」のみです。
撤去を選択した場合の費用額は、契約時期(2018年3月1日の前後)に応じて、「11,000円」または「31,680円」のどちらかになります。
もし撤去費用が発生する対象となった場合でも、具体的な回避策が2つ存在します。
- 引越し先でもauひかりを継続したいなら
→「お引っ越しサポート」での【免除】 - 他社へ乗り換えるなら
→「乗り換え補填キャンペーン」での【補填】
特に引越しを伴う場合、「お引っ越しサポート」では、撤去工事費を含む解約金は免除されるものの、新居の初期工事費が原則有料になってしまいます。
一方で「他社への乗り換え」であれば、乗り換え先の新規特典(工事費無料など)が活用できます。
さらに、auひかりの撤去費用や違約金も補填キャンペーンでカバーできるため、金銭的な負担をゼロにできる最も合理的な選択肢と言えます。
まずはご自身の「契約プラン(ホーム/マンション)」を確認し、 もし「賃貸住宅」にお住まいの場合は、 「管理会社や大家さんに、退去時の回線撤去が必要か」を確認することから始めてみてください。
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Q&A
「auひかりの撤去費用」に関するよくある質問
- 撤去工事はいつ手配する?立ち合いは必要?
- 撤去工事の手配は、auひかりの解約手続きと同時に行います。「立ち合い」が必要です。
撤去工事が必要な場合は、1か月程度前に連絡が必要です。
auひかりの解約(または引越し)を申し込む際に、電話口やWebフォームで「撤去工事を希望する」旨を伝えてください。
後日、撤去工事の日程調整の連絡があるので、立ち合いが可能な日を調整してください。
当日は、作業員が宅内での作業(光コンセントの撤去など)や、屋外での作業(引き込み線の撤去)を行うため、契約者ご本人またはご家族(代理人も可)の立ち合いが必須となります。
- auひかりの撤去工事費はいつ支払うのですか?
- auひかりの解約手続きが完了した月の翌月、または翌々月の最終利用料金と合算して請求されます。
撤去工事費は、工事当日に作業員へ現金などで支払うものではありません。
auひかりの月額料金などを支払っていたのと同じ方法(クレジットカードや口座振替)で、解約後の最終請求として引き落とされます。
もし「乗り換えキャンペーン」で補填(キャッシュバック)を受ける場合は、この支払いを証明する「領収書」や「支払証明書」の画像が必要です。
KDDIの会員ページ(My au)などで、支払いが確定した請求書(明細)を必ず確認・保管しておきましょう。
- 撤去が任意なら、撤去しない場合のデメリットは?(持ち家/賃貸)
- 「持ち家」の場合は特にデメリットはありません。「賃貸物件」の場合は、退去後にトラブルになるのが最大のデメリットです。
撤去が任意となった今、設備を残しておく場合のデメリットを解説します。
- 持ち家の場合
特にデメリットはありません。
auひかりの光ファイバー設備(光コンセントなど)が残っていても、生活に支障が出ることは稀です。
将来、別の光回線を引き込む際、物理的に邪魔になる可能性はゼロではありませんが、多くの場合は問題なく新規工事が可能です。 - 賃貸物件の場合
これが最大の注意点です。auひかり解約時に撤去を希望せず、設備を残したまま退去しようとした場合、管理会社や大家さんから「原状回復義務」に基づき、設備の撤去を強く求められる可能性があります。
退去日までに工事の手配が間に合わないと、余計なトラブルや費用(違約金など)に発展しかねません。
- 持ち家の場合
- 撤去を断ったら退去審査は通らない?
- 原状回復として撤去が必要と判断されている場合、撤去を断ると退去手続きが完了しない可能性があります。
賃貸物件では、退去時に「入居時と同じ状態に戻す」原状回復義務があります。
光ファイバーの引き込みは、「入居者が追加で設置した設備」と見なされることが多いため、管理会社や大家さんが撤去を求めた場合は従う必要があります。
・壁に配管を通している
・外壁にビス固定している
・物件全体が別回線を採用しているといった状況では撤去が必須と判断されやすいです。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
auひかりの解約や引越しを検討する際、「31,680円の高額な撤去工事費がかかる」という情報を見て、驚いている方も多いかと思います。
結論からお伝えすると、auひかりの回線撤去は現在「任意」(希望制)となっています。 そのため、撤去を希望しない限り、費用は発生しません。
では、実際に費用が発生するのは「どんな人」なのでしょうか。
それは「ホームタイプ(戸建てタイプ)」を利用中で、なおかつ「賃貸住宅の原状回復義務」などで撤去作業が必要になる方です。
この記事では撤去が必要になった場合でも、その費用負担を実質ゼロにする「引越し(継続)」と「乗り換え(解約)」の2つの具体的な回避策を解説します。
撤去費用について悩んでいる方は、是非参考にしてください。