2025.12.09(更新:2025.12.09)

J:COMのデメリットを徹底解剖|遅い・高い・しつこい評判の真実と損しないための全知識

デメリット
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

「J:COMはネットが遅い」「営業がしつこい」「料金が高い」といった評判を耳にして、契約を迷っている、あるいは解約を考えている方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、J:COMのインターネット、特に同軸ケーブルを使用するプランには、通信品質における構造的なデメリットが存在するのは事実です。

この記事では、J:COMが抱える6つのデメリットを、技術的な根拠や実際の口コミを交えて徹底的に解剖していきます。

また、誤解されがちな「点検業務」の実態や、複雑な料金プランの注意点についても正しく解説します。

さらに、現状の不満を解消するための「唯一の根本的な解決策」についても提示しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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J:COMのデメリット6選|評判からわかる利用者の本音

J:COMのデメリットって何なの?

主に「速度の遅さ」「営業の強引さ」「料金の割高感」の3点が挙げられます。

J:COMを利用しているユーザーが抱える不満や注意点は、大きく分けて6つのポイントに整理できます。

多くのユーザーが気にされる「速度」「営業」「料金」だけでなく、契約プランによっては割引が適用されないといった落とし穴など、契約前に必ず知っておくべき事実があります。

これらは単なる感情的な批判ではなく、サービスの仕組みや代理店の動向に基づいた客観的な事実ですので、一つずつ詳しく見ていきましょう。

1. 通信速度(特に上り)が遅く不安定になりやすい

特にデータを送信する「上り速度」が遅いのが、J:COMの同軸プランの大きな弱点です。

J:COMが「遅い」と言われる最大の要因は、インターネット通信にテレビ用の「同軸ケーブル」を使用している点にあります。

一般的な光回線が光ファイバーのみを使用するのに対し、J:COMの多くのプランは、途中から同軸ケーブルに切り替わる仕組みを採用しています。

用語解説

同軸ケーブルとは
銅線を中心としたケーブルで、主にテレビ放送の信号伝送に使われる通信線です。光ファイバーに比べてノイズ(外部からの電波干渉)を拾いやすく、特にデータを送る「上り通信」の速度が出にくいという特性があります。

この同軸ケーブルは、構造上「上り(アップロード)速度」が出にくいという特徴を持っています。

実際に、J:COMの同軸プランと一般的な光回線の速度(理論値)を比較すると、その差は歴然としています。

J:COM同軸プランと一般的な光回線の通信速度比較

回線タイプ下り速度
(ダウンロード)
上り速度
(アップロード)
J:COM
(同軸320Mコース)
320Mbps10Mbps
J:COM
(同軸1Gコース)
1Gbps100Mbps
一般的な光回線
(1Gプラン)
1Gbps1Gbps

このように、J:COMの一般的なプラン(320Mコース)の場合、上り速度は光回線の100分の1しかありません。

下り(ダウンロード)速度は速くても、上り速度がこれだけ遅いと、現代のテレワーク(Web会議での映像送信)やオンラインゲームにおいては致命的な遅さとなり得ます。

また、一つの回線を近隣の世帯と共有する仕組みのため、夕方や夜間など利用者が増える時間帯には、速度低下が起きやすいという現状もあります。

2. 「点検」に乗じた代理店の強引な営業・勧誘がある

「点検」自体は正当な業務ですが、それに便乗した「営業」がストレスの原因になっています。

J:COM導入物件にお住まいの方なら、「電波レベル測定の点検に伺いたい」という連絡を受けたことがあるかもしれません。

この建物一斉点検自体は、テレビ設備の維持管理に必要な正当な業務であり、決して怪しいものではありません。

しかし問題なのは、その点検業務に便乗して、点検のついでに執拗な勧誘を行うケースや、そもそも営業目的のみで訪問してくる一部の代理店が存在することです。

「点検だから」と家の中に招き入れた結果、長時間にわたってプラン変更やモバイル契約の勧誘を受けることが、ユーザーにとって大きなストレス源となっています。

「点検=悪」ではありませんが、「強引な営業=悪」という認識を持ち、不要な場合はきっぱりと断る姿勢が必要です。

3. 通信品質に対して月額料金が割高

通信スペックと料金のバランスを見ると、コストパフォーマンスは他社より劣る場合が多いです。

「J:COMはセットだと安い」というイメージをお持ちの方も多いですが、インターネット単体の料金とスペックを他社と比較すると、コストパフォーマンス(費用対効果)は非常に悪いと言わざるを得ません。

かつては「テレビとセットで大幅割引」というお得感がありましたが、現在は光回線の低価格化が進んでおり、J:COMの料金メリットは薄れています。

実際に、J:COMの主要なネットプランと、一般的な光回線(ネット単体)を比較してみましょう。

J:COMと他社光回線の料金・スペック比較(ネット単体)

回線サービス月額料金(戸建て目安)下り速度上り速度
J:COM NET
(320Mコース)
約 5,000円〜6,000円320Mbps10Mbps
J:COM NET
(1Gコース)
約 5,500円〜7,000円1Gbps100Mbps
他社光回線
(1Gプラン)
約 4,000円〜5,500円1Gbps1Gbps

ご覧の通り、J:COMで一般的な320Mコースの料金は、他社の高速な光回線(1Gbps)とほぼ変わらないか、むしろ割高な設定になっています。

同じ5,000円前後の料金を払っているにもかかわらず、J:COMの上り速度は他社の100分の1(10Mbps)しか出ないというのは、通信サービスとしてのコスパは致命的です。

「無料物件」や「テレビ必須」という条件がない限り、あえてスペックの低い回線を同等の価格で契約するメリットはありません。

4. 「J:COM NET 光(N)」などはauスマートバリューの対象外

KDDIグループだからといって、全てのプランでスマホセット割が使えるわけではないので注意が必要です。

J:COMはKDDIグループの会社であるため、auスマホとのセット割「auスマートバリュー」が使えることが大きなメリットの一つです。

しかし、ここにも落とし穴があります。

実は、全てのプランでauスマートバリューが適用されるわけではありません。

特に注意が必要なのが、NTTの光回線を利用するプランである「J:COM NET 光(N)」などは、auスマートバリューの対象外となっている点です。

「J:COMならauスマホが安くなる」と思い込んで契約したものの、実は対象外のプランだった、というケースも少なくないため、契約プラン選びには十分な注意が必要です。

5. 解約時の違約金や撤去費用が高額になるリスク

解約時にかかる費用、特に「撤去工事費」が高額になる可能性がある点は要注意です。

J:COMを解約する際に発生するコストは、他の光回線サービスと比べても複雑で、場合によっては高額になるリスクがあります。

注意すべき費用は、主に以下の3つです。

J:COMの解約時にかかる可能性がある違約金や撤去費用

  • 1. 契約解除料金(違約金):プランによりますが、約3,000円〜4,000円程度(2022年7月以降の契約の場合)。
  • 2. 撤去工事費:引込線の撤去を行う場合にかかる費用。
    ・部分撤去:4,950円〜
    ・全撤去:1万円〜3万円程度(状況による)
  • 3. 工事費の残債:戸建ての場合、開通工事費の総額は最大47,520円。

特に怖いのが「3. 工事費の残債」です。工事費は毎月の割引で実質無料になっていますが、これは「契約期間中(例:36ヶ月)払い続けること」が条件です。

もし短期で解約してしまうと、割引が消滅し、残っている工事費(数万円単位)を一括で支払う必要があります。

これら3つの費用が重なると、解約時に想定外の出費となる可能性があるため、契約期間や解約のタイミングには十分な注意が必要です。

6. 通信障害の発生頻度が比較的多い

同軸ケーブルはノイズの影響を受けやすい構造のため、局所的な通信トラブルが起きやすい傾向にあります。

J:COMのインターネット(同軸プラン)は、外部からの「ノイズ(雑音)」の影響を受けやすいという弱点があります。

このノイズは、ケーブルの劣化や、近隣の家で使っている家電製品などから発生する電波が原因で混入してしまいます。

その結果、大規模な障害ではなくても、特定の地域や建物で「ネットが一瞬だけ切れてしまう現象」が起きやすくなります。

すぐに再接続されるため、公式サイトの障害情報には載らないことが多いのですが、「動画が急に止まる」「ゲーム中に接続が切れる」といった症状として現れるため、日常的に利用するユーザーにとっては大きなストレスになっているのが現状です。

最大のデメリットは「同軸ケーブル」による通信品質の限界

同軸ケーブルを使うと、なぜネットが遅くなるの?

テレビ用のケーブルをネットに流用しているため、「データを送る」ことが苦手な構造だからです。

J:COMのインターネットが「遅い」「不安定」と言われる最大の原因は、その配線の仕組みにあります。

一般的な「光回線」は、基地局からご自宅まで、すべて「光ファイバー」で繋がっています。

しかし、J:COMの多くのプラン(J:COM NET)では、途中までは光ファイバーですが、電柱から家の中に引き込む最後の部分に「同軸ケーブル(テレビ用の銅線)」を使っています。

この「テレビ用のケーブル」を使っていることが、インターネット通信において2つの大きな弱点(上り速度の遅さ・ノイズへの弱さ)を生んでしまっているのです。

「上り速度」の遅さがWeb会議やデータ保存に致命的

上りの道幅が極端に狭いため、Zoomやバックアップなどの「送信」作業で渋滞が起きます。

テレビは、放送局から送られてくる映像を受け取るだけの「一方通行」ですよね。

そのため、この同軸ケーブルは「データを受け取る(下り)」ための道幅は広く作られていますが、「データを送る(上り)」ための道幅は極端に狭く設計されています。

その結果、320Mコースや1Gコースであっても、実測値としては上り5Mbps〜50Mbps程度しか出ないことが多く、これは光回線の100分の1以下のスペックです。

「動画を見るだけ」なら下り速度があれば問題ありません。

しかし、Web会議で自分の映像を送ったり、スマホの写真をクラウドに保存するといった「送信」を行う作業においては、この道幅の狭さが渋滞を引き起こし、画面が固まる・通信が途切れる原因となります。

近隣のノイズを拾ってしまう「流合雑音」のリスク

ご自身の環境だけでなく、近隣からのノイズの影響を受けて通信が不安定になるリスクがあります。

同軸ケーブルは金属(銅線)であるため、光ファイバーに比べて外部からの電波干渉(ノイズ)を受けやすいという弱点があります。

特にマンションなどの集合住宅では、近隣の部屋で使っているドライヤーや電子レンジなどの家電製品から発生する電波が、ケーブルに入り込んでしまうことがあります(これを流合雑音と言います)。

J:COMの回線網は、一つの回線を近隣の複数世帯で共有する仕組みになっているため、ある一世帯から強いノイズが発生すると、同じ回線に繋がっている近隣エリア全体の通信が巻き込まれて不安定になったり、突然切断されたりすることがあります。

これは、お客様がどれだけ高性能なルーターを用意しても防ぎようがない「もらい事故」のようなリスクであり、同軸ケーブルを使用している限りつきまとう問題です。

FPSなどオンラインゲームには致命的な「Ping値」と「パケットロス」

反応速度が遅く不安定なため、一瞬の判断が勝敗を分けるゲームには不向きです。

Apex LegendsやVALORANT、ストリートファイター6といった、コンマ1秒を争うオンラインゲームをプレイする方にとって、J:COMの同軸プランは「致命的」と言えるほど相性が悪い環境です。

ゲームの快適さを左右するのは、通信速度(Mbps)ではなく、操作が反映されるまでの応答速度を示す「Ping値(ピン値)」です。

実際に、J:COMの同軸プランと、ゲームに強い光回線のPing値を比較してみましょう。

回線別 Ping値(応答速度)の目安

回線タイプPing値の目安
(数値が低いほど優秀)
ゲームプレイへの影響
J:COM
(同軸プラン)
20ms 〜 60msラグを感じやすい。
撃ち合いで不利になる。
一般的な光回線10ms 〜 20ms概ね快適にプレイ可能。

光回線であれば一桁ms台(0.001秒単位)で安定することも多いPing値が、J:COMの同軸回線では30ms〜50msを超えることが珍しくありません。

さらに問題なのは、この数値が安定せずに乱高下する「ジッター(揺らぎ)」や、データが途中で消えてしまう「パケットロス」が頻発することです。

これにより、ゲーム中に「キャラクターが瞬間移動する(ラグ)」「撃ったはずなのに当たっていない」といった現象が起き、まともにプレイできない状況に陥るリスクが高くなります。

マンションタイプは建物全体の設備に依存する

建物内の配線方式によっては、個人の契約変更だけでは速度改善が難しい場合があります。

マンションやアパートなどの集合住宅では、建物自体に導入されているJ:COMの設備状況によって、利用できるコース(速度)の上限が決まってしまいます。

例えば、建物全体の設備が「320Mコース」や「40Mコース」までしか対応していない古い規格の場合、個人で「1Gコース」などの高速プランを希望しても、物理的に契約できないケースが大半です。

マンションタイプは建物内の設備状況により契約できるプランが制限される。

また、J:COMが提供しているNTT回線を利用するプラン「J:COM NET 光(N)」の場合でも、建物の配線方式が電話線を利用する「VDSL方式」だと、最大速度は100Mbpsに制限されてしまいます。

特に「J:COM In My Room」のようなインターネット無料物件では、元々の設備が低速向けに設計されていることが多く、入居者が個別に速度を上げようとしても「設備の壁」に阻まれて改善できない可能性があるため注意が必要です。

J:COMを利用するメリット・おすすめできる人

デメリットが多いようだけど、契約するメリットは?

「テレビサービスの充実度」や「auスマホとのセット割」など、特定のユーザーには大きなメリットがあります。

ここまで通信速度に関するデメリットを解説してきましたが、J:COMはそもそも「ケーブルテレビ事業者」として日本最大手の企業です。

そのため、インターネットの速度よりも「テレビ視聴」や「サポート体制」を重視する方にとっては、非常に魅力的な選択肢となります。

具体的にどのような人におすすめできるのか、主なメリットを見ていきましょう。

1. 専門チャンネル(CS/BS)を充実させたい人

アンテナ設置不要で、スポーツや映画などの多チャンネル放送を安定して楽しめます。

J:COMを利用する最大のメリットは、アンテナを設置することなく、地デジ・BS・CSを含めた多チャンネル放送を楽しめる点にあります。

ご自宅の外観を損ねるアンテナ工事が不要なだけでなく、台風などの悪天候時に映像が乱れるリスクも、アンテナ受信に比べて低くなります。

プロ野球中継や映画、アニメなどの専門チャンネルを日常的に視聴する「テレビ重視」のライフスタイルの方であれば、J:COMの放送サービスは非常に満足度が高いでしょう。

インターネットはWeb検索や動画視聴ができれば十分で、それよりも「とにかくたくさんのテレビ番組を見たい」という方には最適なサービスと言えます。

2. 特定プランでのau・UQモバイルユーザー

KDDIグループのため、「auスマートバリュー」などのスマホセット割が適用できます。

J:COMはKDDIのグループ会社であるため、auのスマートフォンを利用している場合、月々のスマホ料金が割引になる「auスマートバリュー」が適用可能です。

家族全員のスマホ代が割引対象となるため、世帯全体での通信費を抑えることができます。

他社の光回線でもauスマートバリューに対応しているところはありますが(auひかり等)、お住まいの地域や建物がそれらの提供エリア外である場合、J:COMが貴重な「セット割対応回線」の候補となります。

3. IT操作に不安があり「対面サポート」を求める人

訪問サポートが充実しているため、トラブル時の安心感をお金で買いたい人には最適です。

通信速度や安さよりも「安心感」を優先したい方にとって、J:COMの手厚いサポート体制は非常に大きな魅力です。

特に、パソコンやインターネットの設定に自信がない方や、高齢者の方にとっては、電話サポートだけでなく「困った時に人を呼べば自宅まで来てくれる」という訪問サポートがあることは、ネット専業の格安光回線にはない強力なメリットとなります。

月額料金が多少割高であっても、それを「安心のためのサポート料」として捉えることができるなら、J:COMを選ぶ価値は十分にあります。

4. 「J:COM In My Room」導入物件で無料利用できる人

通信費を0円に抑えられるため、速度よりも安さを最優先するライトユーザーには最強の選択肢です。

賃貸物件の中には、「J:COM In My Room」というプランが導入されており、入居者がインターネットを無料(または特別価格)で利用できるケースがあります。

この場合、通信速度が遅いというデメリットはありますが、「通信費がタダ」という圧倒的なコストパフォーマンスを享受できます。

自宅では動画を見たりSNSをしたりする程度で、重いデータのやり取りはしないという「ライトユーザー」や、スマホの通信制限を防ぐためにWi-Fiがあれば十分という方にとっては、これ以上ない賢い選択肢と言えるでしょう。

快適なネット環境を求めるなら「他社光回線への乗り換え」が唯一の解決策

今のJ:COMの速度に不満がある場合、どうすれば改善する?

同軸ケーブルの限界があるため、他社の「光回線」へ乗り換えるのが最も確実な解決策です。

ここまで解説した通り、J:COMのインターネット(同軸プラン)における速度遅延や不安定さは、「同軸ケーブル」という物理的なインフラの限界に起因しています。

そのため、ルーターを買い替えたり、設定を見直したりといった小手先の対策では、劇的な改善は見込めないのが現実です。

また、J:COM内で上位プランへ変更したとしても、同軸ケーブルを使用している限り「上り速度の遅さ」や「ノイズの影響」からは逃れられません。

もしお客様が、「Web会議が止まるのを防ぎたい」「オンラインゲームを快適にプレイしたい」「動画のアップロードを速くしたい」と切実に願うのであれば、解決策は一つです。

それは、J:COMを解約し、自宅まで光ファイバーを引き込む「他社の光回線」へ乗り換えることです。

【目的別】J:COMからの乗り換えにおすすめの光回線

乗り換え先を選ぶ際は、現在お使いの「スマホキャリア」に合わせて選ぶのが、料金的にも最もお得で間違いのない方法です。

おすすめの光回線を一覧表にまとめましたので、ご自身に合うサービスを見つけてみてください。

J:COMからの乗り換えにおすすめの光回線比較

光回線名回線タイプ月額料金
戸建て / マンション
スマホセット割
(対象キャリア)
おすすめな人
NURO光独自回線5,500円 / 3,850円ソフトバンク通信速度を最優先したい人
(オンラインゲーム等)
auひかり独自回線5,610円 / 4,180円au
UQモバイル
auユーザー
速度と安定性を求める人
ソフトバンク光光コラボ
(NTT回線)
5,720円 / 4,180円ソフトバンク
ワイモバイル
違約金が高額
満額還元してほしい人
ドコモ光光コラボ
(NTT回線)
5,720円 / 4,400円ドコモドコモユーザー
(セット割が使える唯一の光)

速度重視なら「独自回線」

「NURO光」「auひかり」は、NTTの回線を共有しない独自回線のため、混雑に強く通信速度が非常に高速です。

独自回線は通信品質がとても良い。メリットは、混雑しにくいので安定した高速通信が可能なこと。デメリットは、申し込みから開通まで数ヶ月かかるケースがあること。

提供エリア内であれば、第一候補として検討すべきです。

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エリアと手軽さなら「光コラボ」

「ソフトバンク光」「ドコモ光」は、日本全国で使えるNTTの光回線を利用しています。

NTT系の光回線は日本全国の99%でご利用可能。メリットは、工事なしで開通できるケースが多いこと。デメリットは、混雑によって通信品質が低下しやすいこと。

独自回線よりは速度が落ちる場合もありますが、それでもJ:COMの同軸ケーブルに比べれば圧倒的に快適です。

「違約金が高そうで心配」という方もいらっしゃるかもしれませんが、現在は多くの光回線事業者が「他社の解約違約金を全額還元」するキャンペーンを行っています。

これらのキャンペーンを賢く活用すれば、金銭的な負担を最小限に抑えつつ、ストレスのない快適なインターネット環境へと移行することが可能です。

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※1)置くだけWi-FiもしくはモバイルWi-Fiいずれかを、開通工事が完了するまでの期間限定で無料レンタルいただけます。

まとめ

J:COMは「テレビ重視」ならアリだが「ネット重視」なら乗り換え推奨

この記事では、J:COMの評判やデメリットについて、技術的な背景も交えて詳しく解説してきました。

J:COMの最大の弱点は、テレビ用の「同軸ケーブル」をネット通信に利用していることにあります。

これにより、特に「上り速度」が遅く、ノイズによる通信不安定が起きやすいという構造的な問題を抱えています。

結論として、ご自身の利用目的と照らし合わせ、以下のように判断することをおすすめします。

J:COMを継続・検討すべき人

  • テレビサービスを重視する
  • 対面サポートが必要
  • 無料物件で通信費を節約したい

他社光回線へ乗り換えるべき人

  • オンラインゲームをする
  • テレワーク(Web会議)をする
  • 通信速度や安定性に不満がある

ご自身のライフスタイルにとって、何が一番重要かを見極め、後悔のない選択をしてください。

Q&A
「J:COM デメリット」に関するよくある質問

J:COMのWi-Fiが繋がらない時の対処法は?
まずはルーターの再起動や周波数帯の変更を試してみてください。

一時的な不具合であれば、Wi-Fiルーターのコンセントを抜き差しして「再起動」することで改善する場合があります。

また、接続するWi-Fiの周波数帯(2.4GHzと5GHz)を切り替えることで、繋がりやすさが変わることもあります。

それでも改善しない場合は、障害が発生していないか公式サイトを確認するか、サポートへ連絡しましょう。

J:COMの解約手続きはWebでできる?
Webだけでは完結できず、必ず電話連絡が必要となります。

公式サイトから解約の申し込み自体は可能ですが、Web上の操作だけで手続きが完了するわけではありません。

Webで申し込んだ後、J:COMの担当者から折り返しの電話がかかってきます。

そこで撤去工事の日程調整や最終確認を行って初めて「解約完了」となるため、必ず電話でのやり取りが必要になる点に注意してください。

J:COMの撤去工事は拒否できる?
賃貸は必須、持ち家は任意の場合が多いです。

賃貸物件の場合、退去時の「原状回復義務」として、引き込み線の撤去工事が必須となるケースがほとんどです。

一方、持ち家の場合は、設備を残置(撤去せずにそのまま残す)することで、撤去費用を節約できる可能性があります。

ただし、契約内容や建物の状況によるため、必ず解約時に確認が必要です。

丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。