2023.09.07(更新:2025.04.17)

auひかりの速度ってどうなの?戸建て・マンションの実測値と遅いときの対策を解説

速度
丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

「auひかりって速いの?それとも遅いの?」

こんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

ネット回線選びで“速度”は最も重要なポイントの一つですが、auひかりは「戸建て」と「マンション」で速度に大きな違いがあるのが特徴です。

住居タイプ下り平均速度
戸建て(ホームタイプ)695Mbps
集合住宅(マンションタイプ)390Mbps

参照:みんなのネット回線速度

戸建てタイプの平均速度は、非常に高速で安定しています。一方、マンションタイプは建物の設備によってバラつきが大きいのが実情です。

本記事では、そんなauひかりの通信速度について、以下のような情報を、分かりやすく・丁寧に解説します。

  • 戸建て/マンションそれぞれの実測データと評判
  • 速度が遅いときの具体的な改善方法
  • それでも改善しない場合の他社回線という選択肢

結論から言えば、auひかりは「戸建てなら速くて安定」「マンションは設備次第で速度に差が出る」のが特徴です。この記事では、その違いや速度の実態について分かりやすく解説していきます。

さらに、すでに利用中で「遅い」と感じている方に向けて、速度改善の具体策や他社回線への切り替え方法も紹介します。

auひかりを検討中の方も、利用中でお悩みの方も、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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auひかり ホームタイプ(戸建て)の速度と評判

戸建てタイプの平均速度が約700Mbpsだけど、これって速いの?

最大1ギガの光回線としては最速レベルなので、他社と比較しても速いです。

戸建て向けのauひかりは、最大速度が1ギガのプランが一般的で、数ある光回線サービスの中でも特に速度と安定性に優れていると評判です。まずは平均速度の詳細をご覧ください。

auひかり ホームタイプ平均速度

auひかり ホームタイプ最大速度平均値
下り平均速度1Gbps695Mbps
上り平均速度1Gbps678Mbps
Ping値15.51ms

参照:みんなのネット回線速度

インターネットの速度の単位 bps(bit per second)とは、1秒間に送受信可能なデータ量を表し、これが大きいほど大量のデータを短時間で通信できることから速いとされます。

auひかり ホームタイプの実測データでは、下り平均695Mbps、上り678Mbps、Ping値は15ms前後と、オンラインゲームや動画配信、リモートワークにも十分なスペックを誇ります。

用語解説

Ping値とは?
インターネットの反応速度(ラグの少なさ)を示す数値のこと。
この数値が低いほど、クリックや操作に対する反応が速く、オンラインゲーム・ビデオ通話・リモートデスクトップなどリアルタイム性が求められる用途で重要な指標となります。

【Ping値の目安】
・10ms以下:非常に快適(プロレベルの低遅延環境)
・20〜30ms:日常利用では十分快適
・50ms以上:ラグを感じやすくなることも

とくに注目されているのは、夜間や週末といった混雑しやすい時間帯でも速度が落ちにくいという点です。この“安定性”は、他の光回線と比べても大きな強みとなっています。

ホームタイプ 時間帯別平均速度

時間帯下り平均速度上り平均速度Ping値
832Mbps779Mbps16.04ms
766Mbps721Mbps16.02ms
夕方723Mbps712Mbps15.74ms
703Mbps728Mbps14.78ms
深夜823Mbps776Mbps14.0ms

一般的に、インターネットの利用者が増える夕方から夜にかけては、ネットワークが混雑し、通信速度が低下しやすくなります。

しかし、auひかりのホームタイプでは、その影響はごくわずかであることが確認できますね。

実際、ソフトバンク光やドコモ光などのNTT系サービスと比較しても、混雑時の速度維持やPingの安定性において高く評価されているのがauひかりの戸建てタイプです。

ホームタイプは他社光回線と比較しても高速

ホームタイプって他の光回線と比べるとどのくらい速いの?

以下に、auひかりをはじめとする主要な光回線サービスを、速度や混雑耐性などの観点で比較しました。

一戸建てタイプ 速度比較表

光回線下り平均速度Ping値混雑耐性の評価
NURO光736Mbps11.39ms◎(非常に強い)
auひかり695Mbps15.51ms◎(非常に強い)
ソフトバンク光446Mbps18.48ms〇(強い)
ビッグローブ光422Mbps17.53ms〇(強い)
ドコモ光415Mbps20.74ms△(やや弱い)
楽天ひかり303Mbps22.0ms△(やや弱い)

このように、auひかりホームタイプの平均速度は、最大2Gbpsの光回線である「NURO光」と同等の水準であり、他の光回線と比べても一段階上の速さであることがわかりますね。

夜間などの混雑時の耐性も強いので、「速さも大事だけど、混雑に強い安定した回線がほしい」という方には、auひかりホームタイプは非常に有力な選択肢です。

それでは、auひかりのホームタイプがここまで高速かつ安定している理由を解説します。

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実測値が速くて安定している理由|独自回線で混雑しにくい!

独自回線ってなんなの?

auひかりのユーザだけが利用できる光回線のことで、ネットワークの混雑が少ないんです。

auひかりの戸建てタイプが「速くて安定している」と言われる最大の理由は、KDDIが自社で運用する独自回線を使っているからです。

ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボ回線は、NTTのフレッツ光回線を複数の事業者で共有しています。そのため、夜間などの混雑時間帯には速度低下が起きやすいという課題があります。

一方、auひかりは他社と物理的に回線を共有しない「独自回線」を利用しているため、混雑の影響を受けにくく、常に安定した通信速度が出やすいのが特徴です。

その構造的な違いが一目でわかる図がこちらです。

独自回線はその会社のプロバイダだけが使える。例えるなら、その会社のバスだけが走れる専用の高速道路。ちなみに、光コラボはひとつの道路を色々な会社のバスが走る。

このように、auひかりのユーザーだけが使える“専用道路”を走っているようなもので、他社と物理的に回線を共有することがありません。

この構造により、他社サービスのように多数のユーザーが同じ回線に集中して起こる“渋滞(=通信の混雑)”が発生しにくく、夜間や休日といった利用が集中する時間帯でも、スムーズな通信を保ちやすい設計になっています。

さらに、auひかりの戸建てプランでは、光ファイバーを自宅の中まで直接引き込む「光配線方式」が採用されています。

これは、途中で電話線、LAN配線、ケーブルテレビ回線などを経由しないため、回線本来の速度と品質を最大限に引き出せる方式です。

実際、ユーザーからは「時間帯を問わずサクサク使える」「他と比べて混雑を感じにくい」といった声も多く、体感的にもストレスが少ない回線として評価されています。

ホームタイプのリアルな評判|速度の満足度と注意点をチェック

auひかりホームの評判ってどうなの?

速度が速くて安定しているという意見が多いですが、速度が出ないWi-Fiが届かないといった声もあります。

良い評判:速度も安定性も大満足の声多数

auひかり戸建てタイプを利用しているユーザーからは、「速度が速くて安定している」「家族みんなで使っても問題ない」といった高評価の声が多いです。

特に動画配信サービスの視聴や、オンラインゲーム、テレワークなど通信品質が問われるシーンでも快適に利用できるとの口コミが多く、「夜でもラグが少ない」「複数台同時接続でも落ちない」といったリアルな使用感が伝わってきます。

悪い評判:速度が遅いと感じるのは“周辺環境”が原因のことも

auひかりは回線そのものの品質には定評がありますが、一部のユーザーからは「思ったより速度が出ない」「体感として遅い気がする」といった声も見られます。

このようなケースでは、原因が回線ではなく、Wi-FiルーターやLANケーブルの性能、設置場所にあることが少なくありません。

特に、古いルーター(Wi-Fi 4以前)を使っている場合や、家の隅に置かれている場合は、通信速度が大きく低下してしまうことがあります。

また、2階建てや壁の多い住宅では電波が届きにくく、場所によっては「繋がりにくい」と感じることもあるようです。これは戸建てならではの環境要因といえます。

こうした「速度が出ない」と感じるトラブルの多くは、中継機やメッシュWi-Fiの導入、ルーターの買い替えなどで改善可能です。

つまり、auひかりの性能を最大限に引き出すには、周辺機器の見直しが欠かせないということです。

また、auひかりホームでは通信速度・安定性にこだわる人のために最大5ギガ・10ギガのプランも提供しているので、実測値とどんな人におすすめか紹介します。

auひかり 5ギガ・10ギガプランの違いと活用シーン

5ギガ・10ギガプランでは、どのくらい速度が出るの?

5ギガは下り平均1ギガ、10ギガプランは下り平均3ギガの速度が出ます。ただし、パソコンなどの端末側も10ギガに対応させないといけません。

auひかりには、標準の1Gbpsプランに加えて、最大5Gbps・10Gbpsの超高速プランが用意されています。

これは、「もっと速く・もっと多くの端末で同時に使いたい」というニーズに応えるためのハイエンド向けサービスです。

それぞれの実測値としての平均速度は以下の通りです。

最大速度下り平均速度上り平均速度Ping値
1ギガ695Mbps678Mbps15.51ms
5ギガ1,071Mbps1,187Mbps7.48ms
10ギガ3,293Mbps3,313Mbps7.56ms

数値だけ見ると非常に魅力的ですが、この速度を体感するにはいくつか条件があります。

まず、対応エリアが限られていて、関東地方限定のサービスであるため、申し込み前に自宅がサービス対象かどうかを確認する必要があります。

また、利用には10Gbps対応のルーターやLANケーブル(CAT6A以上)、パソコンの通信ポートなど、周辺機器のスペックも重要です。これらが非対応だと、せっかくの回線速度を活かしきれません。

では、どんな人に向いているのか?以下のようなニーズがある方に特におすすめです。

auひかりホーム5ギガ・10ギガはこんな人におすすめ

  • 複数人・複数端末での同時利用が日常的
  • 高画質動画(4K/8K)をストレスなく視聴したい
  • オンラインゲームを超低遅延で楽しみたい
  • リモートワークや動画編集などで大容量データをやり取りする

このようなユーザーにとって、auひかりの5G/10Gプランは、次世代の通信基盤として非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

ただし、「現状の使い方では1Gbpsでも十分」と感じている方にはオーバースペックになる可能性もあります。利用環境と目的に応じて、適切なプラン選びをすることが大切です。

auひかり マンションタイプの速度と評判

なんでマンションタイプは戸建てよりも速度が遅いの?

マンションに導入されているauひかりの設備によって、最大速度が異なるからです。

auひかりのマンションタイプは、建物の設備によって通信品質に差が出やすいと言われています。

ここではまず、全体的な実測値の傾向と、時間帯ごとの速度の変化についてデータに基づいてご紹介します。

auひかり マンションタイプ平均速度

auひかり マンションタイプ最大速度平均値
下り平均速度100Mbps~1Gbps390Mbps
上り平均速度100Mbps~1Gbps302Mbps
Ping値15.17ms

参照:みんなのネット回線速

auひかりのマンションタイプは、最大速度(サービス自体の速度スペック)が最大100メガから最大1ギガまで幅があり、全体的には戸建てタイプよりも遅いのです。

とはいえ、この水準であれば、動画視聴・ウェブ閲覧・ビデオ通話などの日常用途には十分対応可能です。

また、夜間の速度低下もあり、特に20〜23時のゴールデンタイムでは、利用者が集中することで通信速度が一時的に落ち込む傾向があります。

マンションタイプ 時間帯別平均速度

時間帯下り平均速度上り平均速度Ping値
471Mbps336Mbps13.53ms
520Mbps451Mbps13.95ms
夕方430Mbps305Mbps16.99ms
396Mbps341Mbps13.81ms
深夜495Mbps386Mbps12.86ms

このように、auひかりマンションタイプは平均的には高速ですが、時間帯による通信速度差が比較的大きいのが実情です。

なぜこのような速度差が生じるのか?という「構造的な原因」について詳しく解説していきます。

マンションタイプが遅い理由|設備ごとの最大速度が異なる

なんでマンションタイプは速度が遅いの?

auひかりのマンションタイプは最大100メガの建物が多いからです。


auひかりのマンションタイプで通信速度に差が出る最大の理由は、建物ごとに導入されている「配線方式(設備タイプ)」が異なるからです。

用語解説

配線方式(設備タイプ)とは?
マンション内でインターネット回線を各部屋まで届けるための接続方法を指します。

マンションでは建物全体で1本の光回線を共有し、建物の構造や工事のしやすさに応じて、さまざまなケーブルを用いて各部屋まで通信します。

この「配線方式」が何かによって、最大通信速度や安定性が大きく変わるため、同じ「auひかり」でも利用環境によって快適さがまったく違うことがあります。

戸建てでは自宅まで光ファイバーを直接引き込む「光配線方式」が主流ですが、マンションの場合は建物の構造や築年数によって、以下のような設備タイプが導入されています。

auひかりマンションタイプ別の配線方式と最大速度

配線方式タイプ名下り最大速度特徴
光回線ギガ1Gbps最も高速・安定
導入物件は限定的
ミニギガ1Gbps
タイプF100Mbps安定性は高いが、最大速度は控えめ
電話回線タイプG
都市機構G
664MbpsG.fast(VDSL進化版)
タイプV
都市機構
100Mbps古い設備に多く、速度・安定性が低い
LANケーブルタイプE100Mbps建物内LANを使用。干渉を受けやすい


設備タイプはマンションごとに異なり、どの設備タイプが導入されているかによって、通信速度の上限がまったく異なります。

特に導入されているマンションが多い「タイプV」などの設備タイプでは、回線自体が100Mbps前後に制限されてしまうため、どんなに良いルーターを選んでも改善には限界があります。

そのため、既存のVDSL配線を活かしながら高速通信が可能な「タイプG」を導入しているマンションも増えており、利用できる環境であればぜひ検討したい選択肢です。

一方、「ギガタイプ」や「ミニギガ」が導入されている物件であれば、最大1Gbpsの高速通信にも対応可能なため、マンションでも戸建てタイプに劣らない快適な通信環境が整います。

「夜になると遅く感じる」という体感の多くも、この設備タイプの違いが原因です。

たとえば、VDSL方式やLAN方式といったマンション内での共有型の配線方式では、同じ建物内で同時に利用者が増える夜間に“帯域の奪い合い”が発生しやすく、その結果として通信速度が著しく低下することがあります。

一方、光配線方式(ギガタイプなど)では、共有部分の混雑が少ない構造のため、夜間でも速度の落ち込みが比較的少なく、より安定した通信が期待できます。

つまり、設備タイプの違いは、単に“最大速度”だけでなく、“時間帯による速度の変動のしやすさ”にも直結しているのです。

このように、auひかりのマンションタイプで速度が遅いと感じる場合、その原因の多くは「建物の設備仕様」に起因しているのです。

そのため、マンションタイプの全体的な平均速度が落ちているというわけです。

自宅がどの設備タイプなのか調べる方法ってあるの?

auひかりの公式サイトからエリア検索をすると調べられます。

auひかりのマンションタイプは、建物ごとに導入されている設備タイプ(VDSL/LAN/ギガなど)が決まっており、住人側で自由に選ぶことはできないため、正確な情報を得るには公式な確認が必要です。

上記の提供エリア検索で住所を入力すると、お住いのマンションに対応したプラン情報が表示されます。

もし「タイプV」や「タイプE」と記載があれば、最大速度が100Mbps程度のVDSLやLAN方式ということになります。

一方、「マンションギガ」や「ミニギガ」であれば、光配線方式による高速通信が可能なタイプです。

設備タイプを把握しておくことで、改善の余地や乗り換えの判断材料にもなるので、ぜひ一度確認してみることをおすすめします。

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マンションタイプ評判|ユーザーのリアルな声から見える実情

auひかりマンションタイプの評判って悪いの?

auひかりのマンションタイプには、さまざまな配線方式が存在するため、ユーザーによって使用感にはばらつきがあります。

ここでは、実際の口コミや評判から、通信速度に関するリアルな感想を整理しました。

良い評判:思ったより速くて安定しているという声も

建物にギガタイプやタイプGが導入されている場合は、実測でも200〜400Mbps前後と十分な速度が出るケースが多く、満足度の高い声も多く見られます。

また、VDSLであっても使用時間帯や家族構成によっては「問題ない」と感じる人もいるようです。

悪い評判:やはり「遅い」と感じるケースも

特にVDSLやLAN方式を使った物件では、夜間や週末に通信速度が低下しやすい傾向があり、「期待していたほど速くなかった」「契約してから設備の限界を知った」といった声が見られます。

このように、満足度には「設備タイプ」が大きく関係しており、事前に設備情報を調べておくことが重要だといえるでしょう。

マンションで速度を重視するなら他社回線がおすすめ

自宅がVDSLだったらauひかりは使わない方がいいのかな?

タイプGならおすすめですが、通信速度にこだわるなら他社の光回線を選んだ方が、快適に利用できるかもしれません。

もし、現在住んでいるマンションで、auひかりがVDSL方式などの低速な設備タイプに限定されている場合、他社の光回線を検討することで速度や安定性が大きく改善される可能性があります。

特にNTTフレッツ光回線をベースにした「光コラボ回線」では、マンションでも最大1Gbpsの光配線方式が導入されている物件が多く、設備次第ではauひかりよりも高速な環境を構築できることがあります。

以下は、auひかりと代表的な他社回線のマンションタイプ比較表です。

マンションタイプ 速度比較表

光回線下り最大速度下り平均速度Ping値
NURO光2Gbps812Mbps10.48ms
ソフトバンク光100M~1Gbps457Mbps16.76ms
ドコモ光100M~1Gbps446Mbps18.56ms
ビッグローブ光100M~1Gbps439Mbps16.14ms
auひかり100M~1Gbps390Mbps15.17ms
楽天ひかり100M~1Gbps285Mbps18.44ms

お住いのマンションのauひかり設備がネックになっている場合、他社回線を選ぶことで、最大1Gbpsの光配線方式が利用でき、より快適な通信環境が手に入る可能性があります。

ただし、注意点として、他社の光回線であっても建物にVDSL方式が導入されていれば、同様に速度が制限されてしまうこともあります。

そのため、「夜になると速度が遅くなる」「オンラインゲームや高画質動画を快適に楽しみたい」といったように通信品質を重視する方は、auひかりに限らず、他社回線も含めて幅広く検討することが重要です。

たとえば、NTTフレッツ光をベースにした光コラボ(ソフトバンク光・ビッグローブ光など)では、同じマンションでも光配線方式が導入されている物件が多く、1Gbpsの高速通信に対応しているケースも珍しくありません。

また、NURO光のように2Gbpsの超高速回線を提供するサービスも、エリアや建物条件が合えば選択肢に加えることができます。

快適なネット環境を手に入れるためには、契約前に「建物の設備タイプ」をしっかり確認し、自分の利用スタイルに合った回線を選ぶことが何より大切です。

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auひかりの速度を改善する具体的な方法

auひかりを利用していて、速度の遅さが気になった場合はどうすればいいの?

ルーターなどの利用環境を見直したり、契約タイプの変更が有効なので順に解説しますね。

auひかりを利用していて「思ったより速度が出ない」「時間帯によって不安定」と感じている方は少なくありません。

ですが、多くの場合、ちょっとした機器の見直しや設定の工夫、あるいは契約内容の確認・変更によって、通信環境は大きく改善できる可能性があります。

以下では、特に効果が出やすい3つの改善方法をまとめました。今の状況にあわせて、できるところから実践してみましょう。

【auひかり 速度改善の3つのポイント】

では、順に解説していきます。

1.ルーター・配線環境を見直す

ルーターを変えると速度が改善するの?

最新のスペックが高い機器やケーブルを利用すると、速度の改善が見込まれます。

auひかりの速度が遅いと感じるとき、最初に見直したいのがルーターやLANケーブルなどの宅内機器と設置環境です。

回線そのものに問題がなくても、古い機器や不適切な設置場所が原因で通信速度が制限されていることは意外と多くあります。

ルーターの性能を確認し交換

もし、5年以上前のモデルや「Wi-Fi 4(IEEE 802.11n)」以前の機種を使っているなら、最新の「Wi-Fi 6対応ルーター」への買い替えを検討するのがおすすめです。

Wi-Fi 6は最大9.6Gbps対応で、より多くの機器と高速・安定した通信が可能です。

LANケーブルの規格も重要

有線接続の場合はLANケーブルの規格も重要です。

CAT(カテゴリ)5e以下のケーブルでは最大速度が1Gbps未満になることもあるため、CAT6A以上の高品質ケーブルに交換することで通信ボトルネックを解消できます。

LANケーブルのカテゴリはケーブルに印字されているので、昔からケーブルを変えていないという方は規格を確認し古いものは交換しましょう。

ルーターの設置場所を変える

Wi-Fiの電波強度はルーターの設置場所によって大きく左右されます。

家の中心部かつ高所、周囲に障害物の少ない場所に設置することで、電波の届きやすさが改善されます。

それでも通信が不安定な場合は、中継器やメッシュWi-Fiの導入も効果的です。複数階の住宅や壁の多いマンションなど、電波が届きにくい環境でも、Wi-Fiのカバー範囲を広げて安定性を高めることができます。

このように、宅内のネット環境を整えることで、auひかり本来の性能をしっかり引き出せる可能性があります。

急に繋がらなくなった場合の対処法
auひかりが急に繋がらなくなった場合はレンタル機器“HGW”にエラーが出ている可能性があります。その際は機器の電源を切り再起動するのが有効です。

なお、頻繁に繋がらなくなる場合は、HGWのリセットボタンを押し初期化することで改善する場合があります。

2.レンタル機“HGW”を新型に交換する

HGW(ホームゲートウェイ)って何?

KDDIからレンタルしている“auひかり電話対応のルーター”で、Wi-Fiの機能も備えている機器です。

auひかりでは、契約時にホームゲートウェイ(HGW)がレンタル提供されますが、古いHGWをそのまま使っていると、通信速度やWi-Fi性能に悪影響を与えている可能性があります。

特に、古いモデルでは最大通信速度が低く、Wi-Fiの電波出力も弱いため、auひかりの本来の速度を活かしきれないことがあります。

もしHGWが2年以上前のモデルで、速度や接続の不安定さを感じているなら、最新型への交換を検討する価値は十分にあります。

HGW交換対象機種

対象サービス交換対象のHGW型番交換後の機種
ホーム1ギガBL150HV
BL170HV
1ギガ対応ONU
+ BL1500HM(工事あり)
削除BL190HW
BL900HW
BL1000HW
BL1500HM
ホーム5ギガ・10ギガ10G-ONU
+BL1000HW
BL1500HM
マンション
・タイプV
・都市機構
・タイプG
・都市機構G
BL150HV
BL170HV
BL172HV
BL902HW
G.fastモデム
+BL1500HM
削除BL1000HWBL1500HM
ミニ ギガBL190HW
BL900HW
BL1500HM

交換先のHGWは最新式の「BL1500HM」となり、Wi-Fi6に対応した高スペック機種になっています。ただし、HGWのWi-Fi機能の利用は有料550円/月となります。(auスマートバリュー加入者は330円/月)

なお、HGWの機種変更には手数料が3,300円かかりますが、性能向上による速度改善やストレス軽減を考えれば、十分なコストパフォーマンスと言えるでしょう。

なお、KDDIカスタマーセンターに連絡すれば、対応可否や手続き方法を案内してもらえます。

3・契約タイプの変更や他社回線の検討(マンション)

VDSLのマンションだから速度が出ないんだけど、改善策はあるの?

マンションタイプGが導入されていれば契約変更するのがおすすめです。もしくは、抜本的に他社に乗り換えることもおすすめです。

現在、auひかりでVDSL方式(最大100Mbps)などの低速な設備タイプを利用している場合、より高速な「タイプG」などに変更できる可能性があります。

実際にタイプV→タイプGに契約変更した方の口コミからでも、速度が改善できていることが確認できます。

この変更は、建物の設備が対応していることが前提となるため、まずは提供エリアの検索を行うか、KDDIサポートへ問い合わせて、対応状況を確認しましょう。

設備が整っていれば、HGWの交換によって簡単に切り替えられます。

一方、建物自体がタイプGに対応していない場合は、他社回線への乗り換えを検討するのも有力な選択肢です。

たとえば、フレッツ光ベースの光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光など)であれば、同じ建物内でも光配線方式による1Gbps通信が可能な場合もあります。

この中でも「ビッグローブ光」であれば、auスマホ・UQモバイルのセット割引“auスマートバリュー”に対応しているので、スマホの割引サービスを継続して利用することができます。

また、NURO光のように独自回線を使用し、最大2Gbpsの高速通信が可能なサービスも、設備や提供エリア次第で利用できます。

速度を重視するなら、建物の制約をふまえた上で、最適な回線を柔軟に選ぶことが大切です。

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まとめ

auひかりの通信速度は“住まい次第”。快適に使うためのポイントまとめ

auひかりの通信速度は、戸建てとマンションで大きく異なるのが特徴です。

戸建てタイプでは、KDDIの独自回線と光配線方式により、安定した高速通信が可能で、多くのユーザーがその快適さに満足しています。

一方、マンションタイプでは、建物ごとの設備タイプによって速度に差が出やすく、とくにVDSL方式では速度が抑えられてしまうケースがあります。

夜間の混雑による速度低下も、設備次第で避けられないことがあります。

そのため、契約前に「自分の住んでいる建物がどの設備タイプか」を確認することが、後悔しないインターネット選びの第一歩です。

もし速度にこだわりたい場合は、他社回線も含めて検討し、より快適なネット環境を手に入れる選択肢も視野に入れてみてください。

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Q&A
auひかりの速度に関する“よくある質問と回答”

auひかりはIPv6に対応しているの?
IPv4/IPv6デュアルスタックに対応しています。

auひかりはIPv6に標準対応しており、特別な申し込みや設定なしで初めから利用できます。

提供方式は「デュアルスタック方式」と呼ばれ、IPv4とIPv6の両方を同時に使える仕組みになっています。

ただし、他社(特にフレッツ光を使う光コラボ)でよく見られる「IPv6=IPoE接続で速くなる」という構造とは異なります。

auひかりの場合、IPv6は主にウェブサイトの名前解決(DNS)が早くなることで、ページの読み込みがわずかにスムーズになる程度の体感効果にとどまります。

つまり、IPv6対応=通信速度が大きく向上するわけではないという点には注意が必要です。

通信速度の改善を図るには、Wi-Fiルーターの性能を見直す、LANケーブルを高規格に交換する、配線方式や契約タイプを確認するなど、他の対策の方が効果的です。

ホーム1ギガから、ホーム5ギガ・10ギガに速度の変更はできるの?
速度の変更は可能です。

auひかりのホーム1ギガをご利用中の場合、5ギガ・10ギガの提供エリアに限り速度変更が可能です。

ただし、変更可能なプロバイダは限られており「au one net・@nifty・@T COM・BIGLOBE・So-net」となり、プロバイダへのお手続きが必要です。

速度変更には手数料等の費用はかかりませんが、同時に料金プランを変更する場合、契約解除料がかかる場合があります。

スマホの速度が遅いのはauひかり回線のせい?
回線以外の要因が関係していることもあるので一概には言えません。

スマホの通信速度が遅いと感じる場合、Wi-Fiの電波状況・ルーターの性能・端末のスペックなど、回線以外の要因で速度低下が引き起こされていることもあります。

とくに、古いスマホやバッテリー劣化がある端末では、通信性能そのものが低下している可能性もあるため、他のデバイスでも同じように遅いかを確認するのが良いでしょう。

Wi-Fiが弱い場合は、接続帯域の変更(5GHz・2.4GHz)をすることで改善する場合もあるのでお試しください。

丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。