2024.07.25(更新:2024.09.30)

メガ・エッグの速度は340Mbps!ただしプランによってはおすすめしない理由を解説

速度
丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

「メガ・エッグ」は、中国5県限定で利用できる光回線です。中国電力とのセット割引があるため料金的にもお得な光回線なのですが、気になるのはその通信速度ですよね。

いくら安くても、速度が遅いのでは話にならないので、この記事ではメガ・エッグの通信速度について解説します。

結論からお伝えすると、メガ・エッグの平均速度は340Mbps。

これは、どんなインターネットの用途でもこなせるので、安心して利用することができる速さということができます。

ただし、メガ・エッグはプランによっては、速度がイマイチということもあるので、詳しく解説していきます。メガ・エッグを検討している人はぜひ参考にしてください。

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メガ・エッグの通信速度は他社と比較しても遅くない

メガ・エッグの通信速度って他社と比べてどうなの?

ダントツではないですが、他社と比べても速い光回線ですよ。

メガ・エッグの通信速度は“平均で342Mbps”です。

この平均とは何かというと、多くのメガ・エッグユーザーが実際に速度を計測した数値の平均値のことで「みんなのネット回線速度」というサイトから確認することができます。

ただし、メガ・エッグの速度だけを見ていても、他社の光回線より速いのかどうかはわからないので、以下に中国5県全域で利用できる光回線の“下り速度”を比較しました。

“下り速度(ダウンロード速度)が速いことで、ホームページがサクサク表示されたり、アプリをインストールする際の待ち時間が短かったりするため、実際に体感できる速度であることから下り速度を比較すれば光回線の良し悪しがわかるのです。

それでは比較結果をご覧ください。

光回線名一戸建てマンション
メガ・エッグ342Mbps346Mbps
auひかり594Mbps367Mbps
ソフトバンク光297Mbps306Mbps
ドコモ光265Mbps294Mbps
フレッツ光239Mbps248Mbps
楽天ひかり218Mbps200Mbps

参照:みんなのネット回線速度

ここでは、“一戸建てタイプ”と集合住宅向けの“マンションタイプ”で分けて平均下り速度を比較しました。

メガ・エッグは一戸建てでもマンションでも通信速度は同水準の340Mbps、他社と比べるとauひかりには劣るものの、ソフトバンク光やドコモ光、楽天ひかりといった大手の光回線より速いですね。

では、この340Mbpsという速度、インターネットを使うにあたってストレスなく快適に利用できる速度なのでしょうか?

インターネットの速度の単位“bps”とは?
「bps」というのは、1秒間に送受信できるデータ量のこと。この数値が大きい方がたくさんのデータを短時間でやり取りできることから速度が速いということになります。

インターネットのどの用途でもストレスなく利用可能

インターネットって、どのくらいの速度が出ていれば快適なの?

100Mbpsの速度が出ていれば、ほとんどストレスなく利用できますよ。

一般的に、インターネットを快適に利用するために必要な速度は、下り100Mbps程度と言われています。

以下に、インターネットの用途別に必要な、下り速度の目安をまとめましたのでご覧ください。

用途下り速度目安
SNS・メール1Mbps
WEB閲覧1~10Mbps
動画視聴3~30Mbps
WEB会議10~30Mbps
オンラインゲーム30~100Mbps

WEB閲覧や動画視聴など、日常で利用するほとんどの用途においては下り30Mbpsも出ていれば問題なく利用できるのですが、FPSのオンラインゲームのようなリアルタイムで競うゲームについては100Mbps程度の速度が必要です。

その点、メガ・エッグの平均速度は340Mbpsなので、オンラインゲームを含めて十分にストレスなく利用できる速度が出ているので安心して利用することができます。

ただし、メガ・エッグという光回線には以下の2つのプランがあり、使っている光回線が異なることから、通信速度も異なるのです。

この2つのプランの違いを速度面から解説しますね。

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メガ・エッグは2つのプランによって回線が異なる

2つのプランで使っている回線って何が違うの?

メガ・エッグは“四国電力”の光回線と“NTT”の光回線、この2つを使い分けているんです。

メガ・エッグは、そもそも親会社である四国電力が整備した光回線を使い、中国5県限定でインターネットを提供しているサービスですが…

提供エリアは中国5県内であっても地域は限定的で、利用できない地域やマンションが多かったことから、2022年7月より5県全域が提供エリアになっているNTT西日本の光回線を借りて「光コラボ」としてメガ・エッグの提供を始めまたのです。

光コラボとは?

光コラボとは、スマホのキャリアやプロバイダなどの事業者が、NTT東日本・西日本のフレッツ光回線を借り受けて、自社ブランドとしてインターネットを提供するサービスのこと。

ソフトバンク光やドコモ光、楽天ひかりのようなスマホのキャリアや、ビッグローブ光や@nifty光のようなプロバイダが提供する光コラボが有名です。この光コラボの中に、メガ・エッグも参入したということです。

メガ・エッグ光は光回線ごとに、以下の2つにプランを分けています。

  • メガ・エッグ 光ベーシック:四国電力の光回線
  • メガ・エッグ 光ダブリュー:NTTの光回線

提供エリアは基本的には中国5県内ですが、四国電力の光回線が利用できる地域やマンションでは“光ベーシック”のプランが対象になり、四国電力の光回線が対応していないエリアのみNTTの光回線を使った“光ダブリュー”が提供されるということです。

つまり、中国5県内で2つの光回線の住み分けをキチンと行い、全域でメガ・エッグが利用できるようにしているのですね。

この2つの光回線の一般的なプランの最大速度は1Gbpsですが、マンションによっては光回線の速度が100Mbpsに制限されているので、平均速度のような340Mbpsの速度を出すことはできないのです。

マンションの提供プランによっては最大速度が100Mbps

なんで100Mbpsしか出ないマンションがあるの?

マンションタイプは、光回線の提供方式によって最大速度が制限されるからです。

一般的に、光回線は住居タイプによって提供方式が異なるため、最大速度が異なります。このことはメガ・エッグでも回線の種類にかかわらず同じです。

まず、一戸建て向けの「ホームタイプ」は、最寄りの電柱から光回線を引いてきてダイレクトに家の中に引き込む“FTTH”(Fiber to the home)という方式を採ります。

一戸建て向け提供方式最大速度
光ベーシック ホームFTTH1Gbps
光ダブリュー ホームFTTH1Gbps

直接引き込むため、通信速度は速く最大1Gbpsの速度を出すことが可能。これは、光ベーシックでも光ダブリューでも同じ最大速度になっています。

続いて、集合住宅向けのタイプは3種類あり提供方式も4種類もあるのです。

一戸建て向け提供方式最大速度
光ベーシック メゾンFTTH1Gbps
光ベーシック マンションFTTH
VDSL方式
VDSL方式
1Gbps
1Gbps※
100Mbps

光ダブリュー マンション
光配線方式
VDSL方式
LAN配線方式
1Gbps
100Mbps
100Mbps

※上り最大速度と下り最大速度をあわせた最大値

この中で、「メゾン」に関しては一戸建てと同じく、光回線をダイレクトに部屋内まで引き込む方式なので、一戸建てと同じ方式です。

それ以外のマンションタイプは、光回線をマンション共有部に取り付けたメガ・エッグの設備まで引き込み、そこから分岐させて各部屋に配線する方式を採ります。

ここで重要なのは、各部屋へどんなケーブルを使って配線するかによって速度が変わるということ。

  • FTTH・光配線方式:光回線
  • VDSL方式:電話回線
  • LAN配線方式:LANケーブル

設備から部屋までが光回線であれば、最大速度は1Gbpsになるのですが、一部でVDSL方式やLAN配線方式といった最大100Mbpsのプランもあるのです。

お住いの住宅に対応したメガ・エッグの設備がVDSLやLAN配線であれば、最も速くても100Mbpsの速度でしか通信ができないという事ですね。

他にも、中国電力の光回線を使った「光ベーシック」とNTT回線を使った「光ダブリュー」には根本的な速度の違いがあるので解説します。

“中国電力”の光回線の方がNTTより優秀

中国電力とNTTの光回線の根本的な違いって何?

中国電力の光配線は空いている独自回線で、NTTのは混んでる共用回線という事です。

四国電力の光回線は、メガ・エッグの利用者の専用線のようなもので“独自回線”と呼ばれていて、インターネットの混雑がなく空いていることから通信速度が速いのが特徴です。

一方、NTTに光回線は、フレッツ光のユーザーや他の光コラボのユーザーと共用して使っているため、混雑から速度低下が起こりやすいという特徴があります。

要するに、インターネットの通信品質でいうと四国電力の独自回線の方が良いということ。

そのため、NTTの光回線を使った「メガ・エッグ光ダブリュー」をストレスなく利用するには、インターネットの新しい通信規格である「IPv6」(アイピーブイシックス)を利用する必要があるのです。

メガ・エッグ光ダブリューはIPv6が必須

IPv6って何?

通信速度が速くなる新しい通信規格のことです。

「通信規格」とは、インターネットに接続するためのシステムのようなもの。

従来、インターネットを使う時は「IPv4」という通信規格を使っていましたが、インターネットを使う人口が増えてくるに従い、混雑から通信速度が落ちてしまいました。

そこで、新しい「IPv6」という通信規格が利用できるようになったのです。

通信規格とは道路の車線のようなもの。従来の規格(IPv4)では渋滞の起きやすい1車線でしたが、IPv6の車線が増えた道路では混雑が解消されていて快適なインターネットが利用できます。

インターネットを道路に例えると、今までは1車線の道路で混雑からネットが遅かったのですが、IPv6は車線が増えて渋滞が解消された道路のようなもの。

この新しい規格が誕生し、混み合っているNTT回線でも速度の改善ができようになったのです。

ただし、メガ・エッグ光ダブリューでIPv6を利用するには、IPv6対応ルーターをお客様自身で用意するか「メガ・エッグ光電話ダブリュー」を契約しIPv6対応ルーターをレンタル(月額550円)する必要があります。

このように、メガ・エッグは光コラボのサービスを始めたため飛躍的に提供エリアは拡がったのですが、そのNTT回線を使った光ダブリューではIPv6対応ルーターを使わなければいけないという手間が増えたのですね。

また、光ダブリューは独自回線を使っている光ベーシックに通信速度で劣るため、速度を重視するなら「auひかり」がおすすめです。

メガ・エッグ光ベーシックでもIPv6は使えるの?
メガ・エッグ光ベーシックでもIPv6は利用できますが、速度は変わりません。というのは、IPv6にも接続方式があり、光ベーシックが対応している方式は従来のIPv4と同じ「PPPoE方式」です。
そのため、光ダブリューのIPv6の方式「IPoE方式」のように速度の改善はされないのですが、そもそも光ベーシックは独自回線であるため速度は速いのです。

速度を重視するならauひかりが最適

なんでauひかりがおすすめなの?

auひかりは戸建てタイプの通信速度が特化して速いからです。

冒頭で紹介した他社回線の速度比較を見るとわかるように、一戸建てではauひかりの平均速度が突出して速いことがわかります。

そのため、一戸建てに住んでいるのであれば、メガ・エッグ光ベーシックと同じように独自回線である「auひかり」がおすすめです。

一方、マンションにお住いであれば、通信速度は各社大きくは変わらないのですが、実際のところ光回線方式が使えるauひかりは少ないことから、メガ・エッグがおすすめとなります。

ただし、さらに速い通信環境を求めるのであれば、10ギガ回線も選択肢になります。

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速度にこだわるなら10ギガプランも選択肢

中国5県で利用できる10ギガ回線って何があるの?

現在では、メガ・エッグ光10ギガとNURO光10ギガのみですね。

圧倒的な通信速度で利用者が増えている10ギガ回線ですが、中国5県ではメガ・エッグとNURO光しか利用ができません。

しかも提供エリアは広島県・岡山県の一部の地域に限られています。(2024年7月現在)

10ギガ回線名月額料金ルーター料金提供エリア
メガ・エッグ光10ギガ5,170円~
※1年間割引
16,500円(購入)広島県・岡山県
NURO光10ギガ5,700円無料レンタル広島県・岡山県
フレッツ光クロス5,720円
+プロバイダ料
月額550円レンタル広島県・東広島市・岡山県
※2024年10月提供開始予定

月額料金は通常の1ギガ回線よりも高いですが、家族で同時にネットを利用することが多いご家庭や、オンラインゲームのガチ勢の方、重いデータのやり取りを頻繁に行う方には、高速で安定した10ギガ回線がおすすめです。

また、2024年10月にはNTT西日本のフレッツ光クロスの提供が開始されるため、同じ10ギガ回線を使った光コラボ回線であるソフトバンク光10ギガ・ドコモ光10ギガなども利用することができるようになります。

もし、最大1ギガの光回線で満足できないのであれば、10ギガ回線を検討してみるのも良いかと思います。

メガ・エッグは中国5県限定で利用できる光回線で、NTTフレッツ光との光コラボも開始したため提供エリアがグッと拡がりました。

ただし、速度面で言えば優秀なのは独自回線を使っている「メガ・エッグ光ベーシック」のプランのみ。

NTTフレッツ光回線をつかった「メガ・エッグ光ダブリュー」はIPv6が使えるものの独自回線の速さには及びません。また、auやUQモバイルスマホのセット割引にも対応していないのが現状です。

そのため、自宅で利用できるメガ・エッグのプランが光ダブリューである場合は、ハッキリ言ってメリットがないので、auひかりや他の光コラボ(ビッグローブ光)などを利用した方が良いと言えます。

ただし、auひかりは速度が速い分、料金は高めの光回線です。料金的には中国電力の割引があるメガ・エッグ光ベーシックンの方がお得なので、速度か料金、どちらを取るかを検討して選びましょう。

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Q&Aメガ・エッグの速度に関する“よくある質問と回答”

VDSLなら使わない方が良い?

一般的なインターネットの利用なら問題なく使えます。

VDSL方式の通信速度は遅いのですが、WEB閲覧や動画視聴など一般的なインターネットの用途で利用するには十分な速度が出ます。
そのため、FPSのような速度を必要とするオンラインゲームや、大人数でのWEB会議を行わないのであればVDSLでも問題ありません。

家の中でも速度が出ない場所があるんだけどどうしたらいい?

Wi-Fiの設定を変えるか、Wi-Fiの中継器(メッシュ)の利用がおすすめです。

Wi-Fiの電波には5GHz帯と2.4GHz帯があり、接続先を変更することが可能です。
・5GHz帯:速度は速いが電波の範囲は狭い
・2.4GHz帯:速度は遅いが電波範囲は広い
もし、Wi-Fiが届かない部屋がある場合は、2.4GHz帯でつなぐ事で解消される場合があります。また、Wi-Fiの中継器(メッシュ機器)を取り付けることも有効です。
丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。