ドコモ光×OCNとOCN光は何が違う？料金・速度・サービス内容を徹底解説

【結論】OCNを使いたいならドコモ光が最適解！サービスの違いも解説

「プロバイダは長年使っているOCNがいい」そう考えて、光回線を探している方も多いのではないでしょうか。

しかし、ここで一つ知っておくべき重要な点があります。

それは、OCNが単独で提供していた光コラボレーションサービス「OCN光」は、現在新規の申し込み受付を終了しているということです。

「では、もうOCNは選べないの？」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。

現在、OCNの高品質なネットワークを利用する最善の方法は、「ドコモ光」のプロバイダとして「OCN インターネット」を選ぶことです。

なぜなら、この組み合わせがドコモのスマホセット割でお得になるだけでなく、dポイント還元や次世代の高速通信への対応など、多くのメリットを受けられるからです。

ここではまず、少し複雑なOCN関連のサービスの違いをスッキリ整理し、なぜ「ドコモ光 × OCN インターネット」がベストな選択なのかを解説していきますね。

「ドコモ光のOCN」と「OCN光」は全くの別サービス

多くの方が混同しがちなのですが、「ドコモ光のプロバイダとしてのOCN」と「OCN光」は、全く異なるサービスです。

一番大きな違いは、サービスの提供元（運営会社）です。

両者の違いを以下の表にまとめましたので、ご覧ください。

	ドコモ光 × OCN	OCN光
運営会社 契約先	NTTドコモ	NTTコミュニケーションズ
サービスの 仕組み	ドコモが提供する光回線と プロバイダ「OCN」のセット	NTTコミュニケーションズが提供する 光回線・プロバイダ一体型サービス
主な対象 ユーザー	ドコモのスマホを 利用している方	OCNのサービスをまとめて 利用したかった方
現在の状況	新規申込OK	新規申込 終了

このように、誰がサービスを提供しているか、という点が根本的に異なります。

この違いが、受けられる割引やサポート窓口の違いにも繋がってくるわけですね。

現在契約できるのは「ドコモ光 × OCN インターネット」

前の見出しで解説したサービスの違いに加えて、もう一つ非常に重要なポイントがあります。

それは、サービスの再編が行われた、ということです。

2023年7月1日をもって、NTTドコモとNTTコミュニケーションズの連携が強化されました。これに伴い、ドコモ光で選べるOCNのプロバイダサービスが新しくなっています。

具体的には、従来の「OCN for ドコモ光」というサービスから、新しい「OCN インターネット」というサービスに切り替わりました。

この変更により、先ほど解説した「OCN光」や、旧プラン「OCN for ドコモ光」は、現在、新規の申し込みをすべて終了しています。

結論として、フレッツ光を除いて、今からOCNのネットワークを利用する光回線を新たに契約したい場合、選択肢は「ドコモ光 × OCN インターネット」のただ一つ、ということになります。
　　　

ドコモ光 × OCN インターネットを選ぶべき5つのメリット

ここまで、「ドコモ光 × OCN インターネット」が現在OCN回線を使える唯一の選択肢だと解説してきました。

では、なぜこの組み合わせが「最適解」とまで言えるのでしょうか。

それは、料金の安さ、通信の品質、サポートの手厚さといった、皆さんが光回線に求めるであろう多くのメリットが詰まっているからです。

具体的に、契約後に得られる主なメリットは以下の5つです。

ここからは、これらのメリットを一つひとつ深掘りし、あなたのインターネットライフがどれだけおトクで快適になるのかを解説していきますね。

メリット1：ドコモスマホとのセット割で通信費が毎月お得に

「ドコモ光 × OCN インターネット」を選ぶ最大の金銭的メリットは、「ドコモ光セット割」が適用されることです。

これは、ドコモ光とドコモのスマホをセットで利用することで、毎月のスマホ料金が永年割引される、非常にお得なサービスですね。

割引額は、ご契約のスマホプランによって以下のように決まっています。

対象プラン	月々の割引額
・ドコモ MAX ・ドコモ ポイ活 MAX ・ドコモ ポイ活 20 ・ドコモ mini	永年 1,210円割引
・eximo ・eximo ポイ活 ・irumo （3GB・6GB・9GB） ・5Gギガホプレミア/5Gギガホ ・ギガホプレミア/ギガホ ・5Gギガライト／ギガライト（ステップ3・4）	永年 1,100円割引
・5Gギガライト／ギガライト（ステップ1・2）	永年 550円割引
・irumo （0.5GB） ・ahamo	割引対象外

例えば、家族3人がeximoを契約していれば、毎月「1,100円×3人 = 3,300円」も通信費が安くなります。年間だと39,600円もの大きな節約に繋がりますね。

セット割は「離れて暮らす家族」も対象！

このセット割のすごいところは、契約者本人だけでなく、家族のスマホも割引対象になる点です。

「ファミリー割引」グループ内であれば、主回線から三親等以内の家族なら誰でも、最大20回線まで割引が適用されます。

さらに、住所が異なる家族、つまり離れて暮らすご家族も対象になります。

実家に住むご両親や、一人暮らしをしているお子さんのスマホ料金も安くできるのは、ドコモならではの大きな強みです。
　　　

メリット2：dポイントがザクザク貯まる・使える

ドコモユーザーにはお馴染みのdポイントですが、ドコモ光の利用でもザクザク貯まり、賢く活用できます。

現金同様に使えるポイントが貯まることで、実質的な通信費の節約に繋がりますね。dポイントが貯まる主な場面は以下の通りです。

① 新規契約・乗り換え時の特典で貯まる

ドコモ光に新規で申し込んだり、他社から乗り換えたりする際に、特典としてdポイントがプレゼントされるキャンペーンが頻繁に実施されています。

申し込み窓口によって内容は異なりますが、公式サイトからでも10,000ポイント以上のまとまったポイントが貰えることが多いです。

② 2年ごとの契約更新で貯まる

ドコモ光を継続して利用するユーザーにも嬉しい特典があります。

2年定期契約プランを更新するたびに、「ドコモ光更新ありがとうポイント」としてdポイントが3,000ポイントもらえます。

長く使えば使うほど、定期的にお得になる仕組みですね。

③ 毎月の利用料金で貯まる

毎月のドコモ光の利用料金支払額に応じても、dポイントが貯まります。

料金プランによって付与率は異なりますが、基本的には利用料金1,000円につき10ポイントが貯まります。

＜貯まったdポイントの便利な使い方＞

貯まったdポイントは「1ポイント＝1円」として、様々な場面で利用できます。

特に、毎月の通信費の支払いに充当できるのは直接的な節約に繋がり、大きなメリットと言えるでしょう。

メリット3：高速通信「IPv6」に標準対応！オンラインゲームも快適

「ドコモ光 × OCN インターネット」は、次世代のインターネット規格である「IPv6」に標準で対応しています。

これは、特にインターネットが混雑しやすい時間帯の通信速度と安定性に大きく関わる、非常に重要なポイントです。

道路の交通に例えると、そのメリットが簡単にイメージできます。

従来のインターネット規格は、道が狭く利用者が多い昔ながらの一般道のようなものです。

交通量が増える夜間や休日になると、あちこちで渋滞が発生し、速度がガクンと落ちてしまいます。

一方でIPv6は、新しく開通した、広くて走りやすい高速道路のようなものです。

「ドコモ光 × OCN インターネット」では、この新しいIPv6の高速道路へ、渋滞の起きない専用ゲート（IPoE方式）を通って接続します。

だから、利用者が一気に増える時間帯でもスムーズに通信ができるのです。

この「IPv6」接続のおかげで、以下のようなストレスを感じにくくなります。

このように、IPv6による快適な通信は、動画視聴やオンラインゲーム、テレワークなど、安定した速度が求められる現代のインターネット利用には欠かせない技術と言えますね。

メリット4：高性能Wi-Fi 6対応ルーターが無料レンタル可能

前の見出しで解説した次世代の高速通信「IPv6」。そのポテンシャルを最大限に引き出すためには、高性能なWi-Fiルーターが不可欠です。

「ドコモ光 × OCN インターネット」では、このIPv6通信に対応した最新規格「Wi-Fi 6」対応のルーターを、なんと無料でレンタルできます。

ご自身で対応ルーターを購入しようとすると1万円以上することもあるため、これが無料なのは大きなメリットですね。

わざわざ「どれを買えばいいんだろう？」と悩む必要がなく、手軽に快適なWi-Fi環境をスタートできます。

最新規格「Wi-Fi 6」のここがスゴイ！

Wi-Fi 6がどれだけ進化した規格なのか、まずはこれまでの規格との性能の違いを表でご覧ください。

世代	通信規格	最大通信速度	主な特長
Wi-Fi 6 （第6世代）	IEEE 802.11ax	約9.6Gbps	複数台の同時接続に 非常に強い
Wi-Fi 5 （第5世代）	IEEE 802.11ac	約6.9Gbps	5GHz帯の高速化 を実現
Wi-Fi 4 （第4世代）	IEEE 802.11n	約600Mbps	Wi-Fiの普及を 促進した規格

このように、Wi-Fi 6は通信速度が向上しているのはもちろんですが、一番の強みは「たくさんの端末を同時に繋いでも安定する」という点です。

具体的には、以下のようなメリットを実感できます。

せっかく光回線が高速でも、Wi-Fiルーターが古いままでは、家の中の通信がボトルネックになってしまいます。

無料でレンタルできる最新ルーターで、家中どこでも快適なインターネットを楽しみましょう。

メリット5：設定が苦手でも安心！訪問サポートが初回無料

「新しいルーターが届いても、配線や設定ができるか心配…」

インターネットの契約で、意外と大きなハードルになるのが、この初期設定ではないでしょうか。

「ドコモ光 × OCN インターネット」なら、そんな不安を解消してくれる手厚いサポートがあります。

それが、初回に限り無料で利用できる「訪問サポート」です。

専門のスタッフがあなたの自宅まで来てくれて、インターネットの面倒な初期設定をすべて代行してくれます。

IT機器が苦手な方や、忙しくて設定する時間がない方でも、まるっとお任せできるので非常に心強いサービスですね。

訪問サポートの利用方法も簡単

訪問サポートの利用は、ドコモ光の開通日が決まった後に、OCNから届く案内に従って電話で予約するだけです。

開通日に合わせて来てもらうことも可能なので、工事が終わったらすぐにインターネットを使い始められます。

このように、手厚い無料サポートがあることで、誰でも安心して高速なインターネット環境を手に入れることができます。

【月額料金・初期費用】ドコモ光 × OCNインターネットの料金プラン

ここまで「ドコモ光 × OCN インターネット」の多くのメリットを見てきました。

ここからは、実際に契約する上で最も気になる「お金」の部分、つまり料金プランについて徹底的に解説していきます。

光回線の料金は、月々の料金だけでなく、契約時にかかる初期費用も考慮することが大切です。

このセクションでは、以下の3つのポイントに分けて、費用の全体像を明らかにしていきます。

表を使いながら分かりやすく解説しますので、ご自身のケースだと総額でいくらになるのか、イメージしながら読み進めてみてください。

月額料金は戸建て・マンションでいくら？

ドコモ光の月額料金は、お住まいの住居タイプ（戸建てかマンションか）と、契約するプラン（1ギガか10ギガか）によって決まります。

OCN インターネットは、ドコモ光のプロバイダの中でも料金が安い「タイプA」に属しています。

具体的な月額料金を、以下の表にまとめました。

ドコモ光×OCNインターネット月額料金

プラン（2年定期契約）	戸建てタイプ	マンションタイプ
1ギガ	5,720円	4,400円
10ギガ	6,380円※

※別途、10ギガ対応ルーターのレンタルまたは購入が必要です。

最大の速度が異なる2つのプランが用意されていますが、ほとんどの方にとっては、日常使いに十分な「1ギガ」プランがおすすめです。

高画質な動画の視聴やWeb会議、SNSの利用など、一般的な用途であれば速度に不満を感じることはほとんどないでしょう。

一方、「10ギガ」プランは、以下のような特定のニーズがある方に適しています。

ご自身の使い方に合わせて、最適なプランを選んでくださいね。

初期費用は3,300円！工事費は実質無料

月額料金の次に気になるのが、契約時にかかる初期費用ですね。初期費用は、大きく分けて「契約事務手数料」と「工事費」の2つがあります。

契約事務手数料

これは、新規契約、乗り換え（転用・事業者変更）のいずれの場合でも、一律で3,300円がかかります。
契約するための手数料として、必ず必要になる費用です。

新規契約時の工事費

こちらは、ご自宅に新しく光ファイバーケーブルを引き込むための工事にかかる費用です。
ドコモ光の標準的な工事費は以下の通りです。

住居タイプ	工事費
戸建て	22,000円
マンション	22,000円

※土日祝日の工事を希望する場合、追加で3,300円がかかります。

「やっぱり2万円以上もかかるのか…」と思われたかもしれませんが、この高額な工事費が実質0円になる、非常にお得な特典があります。

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この特典を「ドコモ光 新規工事料実質0円特典」といい、工事費相当額のdポイント（期間・用途限定）が24か月間に分けてプレゼントされます。

つまり、工事費（22,000円）を24か月の分割払いにすることで、工事費と同額のdポイントが付与されるので、24か月間継続利用することで「実質無料」となるわけです。

ただし、ポイントが付与される前に解約したり、工事費の分割払いが終わる前に解約したりすると、工事費の残債を一括で支払う必要がありますのでご注意ください。
　　　

乗り換え（転用・事業者変更）の場合は工事不要

現在すでにフレッツ光や、他の光コラボレーション（ソフトバンク光など）を利用している方がドコモ光に乗り換える場合は、原則として大掛かりな工事は不要です。

そのため、上記の工事費22,000円はかかりません。手軽に乗り換えられるのも、ドコモ光の大きなメリットですね。

ひかり電話・テレビオプションの料金

ドコモ光では、インターネット接続に加えて、固定電話やテレビのサービスをオプションで追加できます。

通信関連の契約を一つにまとめたい方は、ぜひ検討してみてください。

ドコモ光電話（月額550円～）

「ドコモ光電話」は、光ファイバーを利用した固定電話サービスです。従来のNTT加入電話に比べて、月額基本料や通話料が安くなるのが大きなメリットです。

現在お使いの電話番号や電話機を、そのまま引き継いで利用できます。

月額料金	550円
通話料（国内）	固定電話へ：8.8円 / 3分 携帯電話へ：17.6円 / 1分
初期費用	1,100円～3,300円程度 ※工事内容により異なります。

ドコモ光テレビオプション（月額825円）

こちらは、テレビアンテナを設置することなく、ご家庭で地上デジタル放送や無料のBSデジタル放送が視聴できるようになるサービスです。

アンテナが不要になるため、家の外観がスッキリしたり、悪天候でも映像が乱れにくくなったりするメリットがあります。

月額料金	825円
初期費用	3,300円～ ※テレビの台数や宅内の配線状況により、 追加の工事費がかかります。

※注意点：スカパー！などの専門チャンネルを視聴するには、別途契約と料金が必要です。

【評判・速度】ドコモ光 × OCN インターネットは速い？

どれだけ料金がお得でも、どれだけ特典が豪華でも、肝心の通信速度が遅ければ意味がありませんよね。

そこで、この章ではユーザーが最も気にする「ドコモ光 × OCN インターネット」の通信速度と、その評判について、多角的に検証していきます。

「本当に速いの？」「夜になると遅くなるんじゃない？」といった不安を解消するために、以下の2つの視点から実態に迫ります。

SNSなどから集めたリアルな声と、具体的な数値を両方見ることで、より正確に「ドコモ光 × OCN インターネット」の実力を判断していきましょう。

良い評判・悪い評判から見るリアルな口コミ

まずは、X（旧Twitter）などのSNSで見られる、利用者からのリアルな声を見ていきましょう。公平な判断のために、「良い評判」と「悪い評判」の両方をピックアップして紹介します。

まずは、良い評判・口コミですが、調査してみると「速くなった」「快適になった」というポジティブな声が数多く見つかりました。

やはり、次世代の「IPv6」通信や高性能な「Wi-Fi 6」ルーターの恩恵を実感し、速度に満足しているユーザーが多いようです。

特に、他の回線から乗り換えた方や、混雑する時間帯の速度低下に悩んでいた方が、改善を体感しているケースが目立ちました。

一方で、悪い評判・口コミでは、少数ではありますが「思ったより速度が出ない」といったネガティブな声も見られました。

速度が出ないという口コミの多くは、特定の環境や一時的な不具合に関するものでした。

光回線の速度は、回線事業者側の要因だけでなく、お住まいの地域や建物（特に集合住宅）の設備、ご自身のパソコンやLANケーブルの規格など、様々な要因に影響されます。

そのため、「期待した速度が出ない」と感じるケースが一部で発生するようです。

平均速度を他社プロバイダと比較！

個人の感想である口コミだけでは、本当の実力は分かりにくいですよね。そこで、実際の利用者が測定した、客観的な速度データを見ていきましょう。

ここでは、全国のユーザーの回線速度を収集・公開しているサイト「みんなのネット回線速度(みんそく)」のデータを参考に、OCNの実力を検証します。

ドコモ光 × OCN インターネットの平均速度

まずは、「ドコモ光 × OCN インターネット」単体の平均実測値です。

	平均速度
平均下り速度 (ダウンロード)	532Mbps
平均上り速度 (アップロード)	461Mbps
平均Ping値 (応答速度)	20.8ms

※データ参照元：みんなのネット回線速度（2025年6月時点の直近3ヶ月）

「下り速度」はWebサイトの閲覧や動画視聴の快適さに、「上り速度」はSNSへの写真投稿やデータのバックアップの速さに影響します。

また「Ping値」は応答速度を表し、数値が小さいほどオンラインゲームなどが快適になります。（30ms以下が快適に利用できる目安）

これらすべてにおいて、非常に良好な数値が出ていますね。

ドコモ光の主要プロバイダとの速度比較

次に、ドコモ光の他の人気プロバイダと比較してみましょう。

プロバイダ	平均下り速度	平均上り速度	平均Ping値
OCN インターネット	532Mbps	461Mbps	20.8ms
GMOとくとくBB	445Mbps	381Mbps	22.5ms
@nifty	351Mbps	428Mbps	16.3ms
BIGLOBE	382Mbps	309Mbps	17.6ms
ドコモ光 全体平均	437Mbps	379Mbps	20.4ms

※データ参照元：みんなのネット回線速度（2025年6月時点の直近3ヶ月）

表を見ると分かる通り、「OCN インターネット」の速度は、ドコモ光全体の平均を大きく上回っています。

最速クラスのGMOとくとくBBとは僅差ですが、他の主要プロバイダよりは速く、間違いなくトップクラスの性能を持つプロバイダと言えます。

口コミで見られた「速くて快適」という声は、この客観的なデータによって裏付けられているわけですね。
　　　

【キャンペーン】ドコモ光 × OCN インターネットのお得な特典

ここからは「ドコモ光 × OCN インターネット」を、いかにしてお得に契約するか、というテーマに焦点を当てます。

実は、ドコモ光はどこから申し込むか（＝申し込み窓口）によって、受け取れる特典の内容が大きく異なります。

窓口選びを間違えると、数万円分の特典を逃してしまう可能性もあるため、ここは非常に重要なポイントです。

申し込み窓口は、大きく分けて以下の2種類があります。

この章では、2025年6月時点の最新情報をもとに、それぞれの窓口のキャンペーン内容を比較し、あなたにとって最もお得な申し込み先はどこなのかを明らかにしていきます。

公式サイトとプロバイダ窓口、一番お得なのはどっち？

ドコモ光の申し込みで最も重要なのが、この「窓口選び」です。

ここでは「ドコモ公式サイト」と「プロバイダ（OCN）公式サイト」のキャンペーン内容を、比較表で分かりやすく整理しました。

項目	ドコモ公式サイト	プロバイダ(OCN)窓口
特典内容	dポイント 20,000 pt	現金 37,000 円
申請手続き	不要	必要 (メールでの口座登録)
受け取り時期	利用開始の4ヶ月後	最短で利用開始の5ヶ月後
メリット	・公式の安心感 ・手続きの手間がない	・還元額が高い ・特典が現金
デメリット	・還元額が低い ・特典が限定ポイント	・申請を忘れるリスク ・少し時間がかかる

【結論】お得さ重視なら「プロバイダ(OCN)窓口」一択！

比較表の通り、金銭的なメリットが最も大きいのは、プロバイダ（OCN）の窓口です。

公式サイトのdポイント（20,000円相当）と比較して、OCN窓口の現金キャッシュバックは37,000円。
その差は17,000円にもなり、この差は非常に大きいと言えるでしょう。

ただし、OCNのキャッシュバックを受け取るには、開通から数ヶ月後に送られてくるメールを見逃さず、期間内に口座情報を登録する、という一手間が必要です。

この申請手続きを確実にこなせるのであれば、迷わず「プロバイダ（OCN）窓口」から申し込むのが最も賢い選択です。

もし「手続きを忘れそうで不安…」という方や、「dポイントが欲しい」という方は、少し還元額は下がりますが、手間なく確実な公式サイトを選ぶと良いでしょう。

【簡単3ステップ】ドコモ光 × OCN インターネットの申し込みから開通までの流れ

ドコモ光が利用できるまでの流れは、新規で光回線を引き込むか、既存のNTT光回線を利用した乗り換えかで異なります。

「手続きが難しそう…」と感じるかもしれませんが、手順は非常にシンプルです。

ここでは、あなたの現在のインターネットのご契約状況に合わせて、3つのパターンに分けて申し込みから開通までの流れを解説します。

ご自身がどれに当てはまるかを確認して、読み進めてくださいね。

パターン1：新規でドコモ光回線を契約する場合

このパターンは、以下のような方が対象です。

新規契約の場合は、ご自宅に光ファイバーケーブルを引き込む「開通工事」が必要になります。手順は以下の通りです。

ステップ1：Webサイトから申し込む

まずは、前の章で比較したお得な窓口（プロバイダのキャンペーンサイトなど）から申し込み手続きを行います。

画面の指示に従い、契約者情報、設置先の住所などを入力していきましょう。

ステップ2：工事日の調整（電話）

申し込みから数日～1週間程度で、担当者から電話がかかってきます。この電話で、開通工事を行う日取りを相談して決定します。

工事には契約者本人の立ち会いが必要なため、ご自身の都合の良い日を選んでください。

ステップ3：開通工事の実施

予約した日時に、専門の技術スタッフが自宅へ訪問し、工事を実施します。

主な作業は、電柱から光ファイバーケーブルを宅内へ引き込み、光コンセントとONU（光回線終端装置）という機器を設置することです。

工事は1～2時間ほどで完了します。作業員の方がすべて行ってくれるので、お任せで大丈夫です。

ステップ4：Wi-Fiルーターの設定をして利用開始

工事が完了すれば、いよいよインターネットが利用できます。

工事日までに届いているWi-FiルーターをONUに接続し、スマホやパソコンをWi-Fiに繋げば設定完了です。

もし設定に不安があれば、事前に「初回無料の訪問サポート」を依頼しておきましょう。

パターン2：フレッツ光から乗り換える場合（転用）

このパターンは、現在NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」をご利用中の方が対象です。
この手続きは「転用（てんよう）」と呼ばれます。

転用の最大のメリットは、すでに自宅に設置されているフレッツ光の回線設備をそのまま利用するため、原則として新たな工事が不要な点です。

工事費がかからず、インターネットが使えない期間も発生しないため、非常にスムーズに乗り換えができます。

ステップ1：「転用承諾番号」を取得する

転用手続きで最も重要なのが、この「転用承諾番号」の取得です。これは、フレッツ光から他の光コラボ事業者へ契約を移すための「許可証」のようなものです。

現在契約しているNTT東日本またはNTT西日本の窓口（Webサイトまたは電話）から取得できます。

転用承諾番号には、取得日を含めて15日間の有効期限があります。番号を取得したら、期限内にドコモ光の申し込みを完了させるようにしましょう。

ステップ2：Webサイトから申し込む

転用承諾番号が手元に準備できたら、Webサイトからドコモ光を申し込みます。

申し込みフォームの中に、取得した「転用承諾番号」を入力する欄があるので、間違えないように入力してください。

ステップ3：切り替え日に利用開始

申し込み後、ドコモ側で手続きが進められ、後日「開通のご案内」といった書類が届きます。

そこに記載された「切り替え日」になると、自動的にフレッツ光からドコモ光の契約に切り替わります。

工事や作業員の訪問はなく、インターネットが不通になる時間もありません。

新しいWi-Fiルーターが送られてきた場合は、切り替え日以降に古いものと交換すれば、すぐに新しい環境でインターネットを利用できます。

パターン3：他の光コラボから乗り換える場合（事業者変更）

このパターンは、現在ドコモ光以外の「光コラボレーション」を利用している方が対象です。（例：ソフトバンク光、ビッグローブ光、So-net光、楽天ひかりなど）

この手続きは「事業者変更」と呼ばれます。

転用と同様に、NTTの光回線設備はそのまま共同利用するため、新たな工事は原則不要です。費用や手間をかけずに、契約する会社だけをドコモ光へスムーズに変更できます。

ステップ1：「事業者変更承諾番号」を取得する

事業者変更で最も重要なのが、この「事業者変更承諾番号」です。これは、現在の光コラボ事業者から、ドコモ光へ契約を移すための「許可証」の役割を果たします。

この番号は、現在契約している光コラボ事業者のカスタマーサポート（Webサイトや電話）から取得します。

例えば、ソフトバンク光をご利用中ならソフトバンク光のサポートへ、ビッグローブ光をご利用中ならBIGLOBEのサポートへ連絡して発行を依頼してください。

【重要】事業者変更承諾番号も、取得日を含めて15日間の有効期限があり、事業者によっては発行手数料（3,300円程度）がかかります。

ステップ2：Webサイトから申し込む

事業者変更承諾番号を取得したら、Webサイトからドコモ光を申し込みます。

申し込みフォームの「事業者変更承諾番号」の入力欄に、取得した番号を正確に入力しましょう。

ステップ3：切り替え日に利用開始

申し込み後の流れは「転用」と全く同じです。

後日、ドコモから送られてくる案内に記載の「切り替え日」を迎えると、自動的に契約がドコモ光に切り替わります。

当日の作業員の訪問や、インターネットが使えなくなる時間はありません。OCNから新しいWi-Fiルーターが届いたら、切り替え日以降に設置・設定すれば乗り換えは完了です。

なお、変更前の光コラボは自動的に解約となるため、お客様で手続きする必要はありません。（回線契約に紐づかないオプションサービスを利用している場合は、適宜解約が必要です）

契約前に知るべき3つの注意点とデメリット

ここまで「ドコモ光 × OCN インターネット」のメリットを中心に解説してきましたが、どんなサービスにも注意すべき点やデメリットは存在します。

ここで紹介する3つのポイントを事前にしっかりと確認しておきましょう。

注意点1：2年間の定期契約と解約金

まず、ドコモ光の基本プランは「2年定期契約」です。

これは、2年単位での継続利用を約束する代わりに、月額料金の割引が受けられる仕組みで、多くの光回線サービスで採用されています。

この契約期間の途中で解約すると、「解約金」が発生する点に注意が必要です。

解約金の金額

契約の更新月（後述します）以外で解約した場合にかかる費用は、以下の通りです。

住居タイプ	解約金
戸建て	5,500円
マンション	4,180円

※価格はすべて税込です。

以前は1万円を超える高額な解約金が一般的でしたが、法改正により現在は比較的負担の少ない金額になっています。

解約金がかからない「更新期間」とは？

解約金は、契約満了のタイミングで訪れる「更新期間」に手続きをすれば、一切かかりません。

ドコモ光の更新期間は、契約満了月とその翌月、翌々月の3ヶ月間です。

例えば、2024年7月に利用を開始した場合、契約満了月は24ヶ月後の2026年6月です。
この場合、2026年6月・7月・8月の3ヶ月間が、解約金のかからない更新期間となります。

この期間を過ぎると、契約はさらに2年間自動更新されるため、解約を検討する際は、ご自身の更新期間を事前に確認することが大切です。

解約時には、上記の解約金とは別に、工事費の分割払いが残っている場合はその残債を一括で支払う必要があるので注意しましょう。

注意点2：10ギガプランは提供エリアが限定的

圧倒的な通信速度を誇る「10ギガ」プランですが、注意すべきは提供エリアがまだ全国の一部に限られているという点です。

1ギガプランは日本全国のほとんどの地域で利用できますが、10ギガプランは比較的新しいサービスのため、主に大都市圏から順次エリアを拡大している段階です。

2025年6月現在、ドコモ光10ギガの提供エリアは、以下の都道府県の一部地域となっています。

NTT東日本	NTT西日本
・東京都 ・神奈川県 ・千葉県 ・埼玉県 ・北海道 ・宮城県 ・新潟県 ・栃木県 ・群馬県 ・茨城県 ・長野県 ・福島県 ・山梨県 ・青森県 ・岩手県 ・秋田県 ・山形県	・大阪府 ・京都府 ・兵庫県 ・滋賀県 ・奈良県 ・和歌山県 ・愛知県 ・岐阜県 ・三重県 ・静岡県 ・広島県 ・岡山県 ・愛媛県 ・香川県 ・徳島県 ・高知県 ・福岡県 ・佐賀県 ・長崎県 ・熊本県 ・大分県 ・鹿児島県 ・宮崎県

上記の都道府県内でも、利用できるのは一部の市区町村のみです。

「自分の家は使えるの？」を正確に知るためには、お申し込みの前に、必ず公式サイトでご自身の住所が提供エリアに含まれているかを確認してください。

注意点3：OCNモバイルONEのセット割は2023年で終了

以前、OCNは「OCNモバイルONE」という格安SIMサービスを提供しており、ドコモ光とセットで利用すると「OCNモバイル割」で毎月220円が割引されていました。

2023年6月26日をもって、「OCNモバイルONE」は新規の申し込み受付を完全に終了しました。それに伴い、現在はこの「OCNモバイル割」も新規で適用することはできません。

つまり、OCNモバイルONEを利用している人には、ドコモ光を利用しても料金的なメリットはないということ。

「ドコモ光 × OCN インターネット」で現在適用されるセット割引は、あくまでドコモのスマホプランが対象です。

お間違えのないように、現在のセット割はドコモのスマホ（ドコモMAX,eximo, irumo）との組み合わせで適用される「ドコモ光セット割」である、と覚えておきましょう。

今回は、ドコモ光のプロバイダ「OCN インターネット」について、サービス内容から料金、評判、キャンペーンまで詳しく解説してきました。

かつての単独サービス「OCN光」は新規受付を終了しており、「ドコモ光 × OCN インターネット」の組み合わせが、光コラボでOCNを使う唯一の方法です。

ドコモ光は「ドコモ光セット割」や、高性能Wi-Fi 6ルーターの無料レンタルなど、特にドコモユーザーにとっておトクな特典が満載です。

通信品質においても、OCNインターネットはドコモ光のプロバイダの中でトップクラスの通信速度と安定性を誇ります。

さらに2025年6月現在では、OCNインターネットの公式サイト経由での申し込みなら、高額な現金キャッシュバック特典が受けられます。

以上の点を総合的に判断すると、プロバイダとして長年の実績があるOCNのネットワークを使いたいドコモユーザーにとって、「ドコモ光 × OCN インターネット」は、料金・速度・特典のバランスが取れた選択肢の一つと言えるでしょう。