
楽天モバイルは親に持たせてOK?
親に楽天モバイルを持たせても良いのだろうか?やめた方がいいのだろうか…。
基本的には良い判断と言えます。性能も基本的には問題ないですし、コスト面も悪くありません。
冒頭でお伝えした通り、親御さんにスマホを持たせるにあたって楽天モバイルを選ぶのは良い判断と言えます。
というのも、やはり「アプリを使えば国内通話が無料でかけ放題」なのが一番の理由でしょう。
特に遠方にお住まいの親御さんなら、こまめに連絡は取りあいたいもの。通話料が無料なのは非常にうれしいポイントです。
また楽天モバイルは従量課金制の料金形態です。使わなければ安く済むので、あまりスマホを使わないであろう親御さん世代にはぴったりと言えます。
さらに、格安スマホには珍しく、“契約者と支払者名義が違っていてもOK”なのも魅力のひとつ。契約者が親であっても、その料金はお客様が支払うことができるのも、ありがたいですね。
“親が問題なく使えるか”は要チェック
そしたら、楽天モバイルを親に持たせるのでいいのかな?
もちろん良い選択なのですが、“親御さんが楽天モバイルを問題なく使えるか”は確認しておく必要があります。以下の注意点を確認したうえで、親御さんに持たせるか判断してください。
楽天モバイル・契約可否判断チェックリスト
- 通信環境は“4G LTE”以上か
- 端末の文字は見やすいか/操作は簡単にできるか
- 徒歩または公共交通機関で行ける距離に楽天モバイルの店舗があるか
ただし、ご契約前に“親御さんが楽天モバイルを問題なく使えるか”というチェックは必須です。
いくら楽天モバイルのサービスが親御さんにぴったりであっても、環境が悪ければ結局そのメリットがまったく活かせず、後悔してしまう可能性も。
以下の“契約可否判断チェックリスト”を使って、ひとつずつ確認していきましょう。
1.生活圏における通信環境
楽天モバイルは大手キャリアに比べるとまだまだつながる範囲が狭いです。場所によってはつながりにくいため、親御さんのお住まいの地域でしっかりつながるか確認しておく必要があります。
楽天モバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクに続く4つ目のキャリアではあるものの、これらと比べるとまだまだ電波がつながる範囲が狭いです。
そのため、親御さんのお住まいの地域によっては、楽天モバイルの電波がつながりにくく、使いづらさを感じる可能性もあります。
スマホが使いづらいのはもちろんですが、“Rakuten Link”を使っての通話にも、声が途切れ途切れになるなどの影響が出ます。アプリを介しての通話になるため、快適に使うには電波が重要だからです。
つまり、電波が悪いせいでせっかくの無料通話が使えず、結局通話料が発生する普通の電話で連絡を取り合うことになるかもしれません。
そのため、まずは楽天モバイル公式サイトの「通信・エリア」ページから、ご両親の自宅やよく行く病院、スーパーなどの住所を入力して、通信環境を確認してください。
楽天モバイルのエリア分け
- 5G ミリ波(濃いピンク):問題なし
- 5G Sub6(濃いピンク):問題なし
- 4G LTE(薄いピンク):おおむね問題なし
- その他:使えない
地図で結果が表示されます。 濃いピンク色で示されるエリアは“楽天の回線が敷かれたエリア”で、通信環境は問題ありません。
薄いピンク色のエリアはauの回線を借りている“パートナー回線エリア”です。
通信環境としては基本的に問題ないと考えて大丈夫ですが、電波の境目付近にお住まいの方だと、頻繁に電波が切り替わることが考えられます。多少使いにくさを感じる可能性もゼロではありません。
ちなみに通信環境については、エリアマップで確認するだけでなく、可能であれば親御さんのお住まいに赴き、お持ちの楽天モバイルで実際の電波状況を確かめてみることをおすすめします。
「自宅のこの部屋は電波が入りにくい」「病院の待合室はどうか」など、実際の生活導線で確認できるとより万全です。
2.楽天モバイルで使う機種の使用感
楽天モバイルが“初めてのスマホ利用”となる親御さんも多いことでしょう。お使いになるスマホの使用感も、楽天モバイルを使う上で確認しておきたいところです。
楽天モバイルでは、SIMの契約だけでなく端末の販売も行っています。「Rakuten Hand 5G」など、比較的安価でコンパクトな端末も人気です。 しかし、それが親御さんにとって最適とは限りません。
特に親御さんにとってこれが初のスマホとなる場合は、問題なく操作できるかがもっとも重要です。そうでないと、うまくスマホが使いこなせず、電話の際に誤った操作をしてしまうかもしれません。
画面の大きさ・文字の見やすさ・操作の単純さ等を踏まえてスマホを選ぶようにしてください。
楽天モバイルで販売されている端末にこだわらず、別途シニア向けのサービスが充実した端末を用意し、SIMだけ契約することも検討してください。
3.最寄りショップの場所・予約方法確認
楽天モバイルは、困ったときは実店舗に訪れ、相談をすることが可能です。親御さんが困ったときに備えて、最寄りの楽天モバイルの店舗はどこか確認しておきましょう。
特に、スマホを持つのが初めての親御さんであれば「操作がわからない」という悩みを持ってもおかしくないでしょう。またご操作等でスマホにトラブルが発生することもあるかもしれません。
しかし、親御さんが遠方にお住まいの場合、お客様がすぐに駆けつけ対処をすることはできません。
そのような時のために、お客様がいなくても対処ができるよう、親御さんの身近に楽天モバイルの店舗があるかは必ず事前に確認しておきましょう。
公式サイトで最寄りのショップを検索し、来店予約の方法も併せて確認しておくと安心です。
親の楽天モバイル契約が完了したらやること
確認してみて問題なさそうだったら、このあとは何をどうすればいいんだろう?
必須項目がクリアできれば問題ないですが、契約後に親御さんが操作を誤ってしまわないように“できること”をやっておきましょう。
楽天モバイルの契約後にやることリスト
- Rakuten Linkの使い方を説明する
→併せてスマホ画面上でのアプリアイコン位置も調整する - 標準電話の利用ルールを決める
市外局番から始まる番号や携帯電話の番号はピンクの電話アプリ
それ以外は緑の電話アプリ - 家族割/シニア特典の対応をする
支払い方法をご自身のカード等に設定する
家族割のグループに親御さんを招待する
ここまでに説明した“確認事項”を無事クリアしたら、親御さんが安心して、そしてお得に使い続けられるよう、以下の設定とルール決めを徹底しましょう。
親御さんが“問題なく使えるか”の確認と、問題なく使うための“設定”、この2つを遂行して初めて、親御さんが困ることなく・お客様ご自身も負担がかかることなく楽天モバイルを使うことができます。
1.RakutenLinkの使い方説明
ご両親が最も混乱しやすく、高額請求の原因となり得るのが“通話アプリの使い分け”でしょう。
まずは「電話をかける時は、必ずこのピンク色のアプリから」 ということを徹底的に伝えましょう。
そのうえで、標準の電話アプリはホーム画面の2ページ目など、目に付きにくいところに移動させます。Rakuten Linkアプリはメイン画面の一番押しやすい場所に設置してください。
説明の際は、ご自身のスマホも使いながら、親御さんとRakuten Linkのテスト運用をしてみてください。
可能であれば、操作手順の簡易マニュアルを作成し、親御さんに渡しておくのもおすすめです。
2.標準電話の利用ルール取り決め
「通話はすべてRakuten Linkでするようにする」とはいえ、Rakuten Linkでは発信できない番号も存在します。
Rakuten Linkでは発信できない番号
- 110
- 119
- 0120(フリーダイヤル)
- 0570(ナビダイヤル)
こういった特殊な電話番号には、Rakuten Linkからの発信はできません。
まずは、「090」や「080」等に代表される携帯電話の電話番号や、市外局番から始まる電話番号には必ずRakuten Linkのピンクの電話アプリを使うように伝えてください。
そのうえで、それ以外の特殊な電話番号にかける時だけは、標準の緑の電話アプリを使うよう、明確にルールを決めておきましょう。
このルールも、マニュアルに記載しておくと安心です。
3.家族割/シニア特典に関する対応
楽天モバイルには、家族で利用すると割引になる「最強家族プログラム」と、65歳以上の方を対象にした「最強シニアプログラム」という特典が用意されています。
最強家族プログラム
家族で楽天モバイルを使うと、1人あたり毎月110円割引になるプログラム
最強シニアプログラム
①毎月110ポイントが楽天ポイントとして還元される
②セキュリティ対策や操作サポート等が含まれたオプションパックが実質半額で使える
こうした手続きをご両親が行うのは非常に難解です。 家族割を適用させる際はお客様ご自身が代表回線となりご両親をグループに招待するようにしてください。
また、最強シニアプログラムを適用させるには“65歳以上の方が契約者”である必要があります。ただし、楽天モバイルの場合は、契約者と支払い者が別でもかまいません。
つまり、毎月の支払いをお客様が行いたいのであれば、契約は親御さんのお名前で行い、支払い方法でお客様のカード等を設定することになるわけです。
各プログラムの適用条件をしっかりと確認し、設定を代行しましょう。
4.迷惑電話/SMS・誤課金の予防
ご両親が不要なトラブルに巻き込まれないよう、スマホの防御設定も事前に必要です。
「my 楽天モバイル」アプリや会員ページから、以下の設定を行ってください。
事前に行っておくべき設定
- 迷惑電話・SMSフィルタをONにする
- 国際電話やナビダイヤル(0570)など、高額になりがちな番号への発信制限をかける
併せて、「宅配便や役所を名乗るSMS(ショートメッセージ)が来ても、リンク(URL)は絶対に押さない」「不審な電話はすぐ切る」といった、基本的な詐欺対策も改めて口頭で確認しておきましょう。
先ほどの通話マニュアルに、これらの対策も一緒に記載しておくとより安心です。
まとめ
楽天モバイルを親に持たせるのは賢明な判断!ただしエリア確認&通話アプリ設定を忘れずに
結論、楽天モバイルを親御さんに持たせるのは賢明な判断と言ってよいでしょう。
あまりスマホを使わない親御さんであれば、従量課金制で「使わなければ安い」という楽天モバイルは最適です。加えて、“Rakuten Link”を使えば通話が無料になるのも魅力的です。
しかし、そんな親御さんにぴったりの楽天モバイルも、そのメリットがまったく活かせなければ意味がありません。
ご契約前には、必ずエリアの確認とスマホ端末の使いやすさをチェックしておきましょう。
加えて、親御さんが困ったときにいつでも助けを求められるよう、楽天モバイルショップも近くにあるか確認しておくと安心です。
さらに、契約後も、「Rakuten Linkアプリを使わずに電話をし、通話料がかさんでしまった」などということがないよう、使用時のルールを取り決めることが必要不可欠です。
また、家族割やシニア割は一定の条件を満たしていなければ発生しないので、この点もきちんと対応するようにしてくださいね。
楽天モバイルを親に持たせたい方から
よく頂く質問
- 楽天モバイルを親の代わりに契約するにはどうしたらいいですか?
- 親御さんと一緒に楽天モバイルのショップに行ってください。
Webからの申し込みも可能ですが、この場合代理人同意書等が必要になってしまいます。
その点親御さんとショップに行くと、そういった書類なしに代理で契約が可能です。
ただし、この場合名義人が親御さんではなく“お客様”となりますので、シニア割の適用外となるので注意してください。シニア割を発生させたいなら、契約者は親御さんにしなくてはなりません。
- 親一人でショップに行かせても初期設定までやってもらえますか?
- 基本的な契約手続きは可能ですが、アプリ設定などは一部有料となる場合があります。
楽天モバイルショップでは、SIMカードの開通手続きまでは無料で行ってくれます。
しかし、LINEの引き継ぎや各種サービスのアカウント設定に加え、重要なRakuten Linkの初期設定などは、有料となる場合があります。
親御さんだけで来店される場合は、事前にショップへ連絡し「どこまでか無料サポートの範囲か」「有料サポートが必要な場合はいくらかかるか」等を確認しておくと安心です。
- 万が一使いにくかった場合はすぐに解約できますか?
- 契約期間の縛りや違約金なしで解約や乗り換えが可能です。
楽天モバイルには契約期間の縛りはなく、それに伴って解約時の違約金もありません。
「まずは試しに使ってみて、どうしても使いにくければやめる」という判断もしやすくなっています。まずは一度、実際の環境で使ってみても良いでしょう。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
楽天モバイルはその料金の安さと、“Rakuten Link”を使えば通話が無料になるのが大きな特徴です。
親御さんにスマホを持たせ、体調等の確認やお孫さんの声を聞かせるなどこまめに連絡を取りたいという方にとってはぴったりのサービスでしょう。
一方で、「親が住む田舎でもつながるだろうか?」 「親がきちんと使いこなせるだろうか」 などといった不安がよぎると思います。
ただ、結論から申し上げると、楽天モバイルは、事前のチェックは必須ではあるものの、親に持たせる選択肢として非常に良い判断だと言えます。
この記事では、親御さんに楽天モバイルを持たせるにあたってやっておくべき“事前のチェック”を解説します。
さらに、契約後に発生しがちな“通話アプリの使い間違い”を防ぐための方法も解説。今親御さんに楽天モバイルを持たせるか検討中の方はぜひ最後までご覧ください。