2026.04.13(更新:2026.04.13)

格安SIMはやめた方がいい?重要なのは自分の使い方とのマッチング!最適サービスの診断つき

速度
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

通信費を抑えるために大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討する方はよくいるもの。

しかし、乗り換え前にその評判をチェックすると、速度やサポート、それ以外にもさまざまな面における悪評や「やめた方がいい」という声を目にすることもあると思います。

ただ、格安SIMは一概に“悪い”わけではありません。

単純に、安さだけを求めて格安SIMに乗り換えた結果、その格安SIMがその人の使い方に合っていなかったというだけのことです。

つまり、自分のスマホの使い方に合ったものを選べば、格安SIMでもストレスなく快適に使うことができると言えます。

というわけで、今回はまず“格安SIMをやめた人”の声をご紹介します。

そのうえで、今後お客様が格安SIMに乗り換えても問題ないよう、自分のスマホの使い方とそれに合った格安SIMはどんなものかを判断する方法もご紹介。

「格安SIMに乗り換えたけどやっぱりやめたい…」そんな後悔をしないために、今乗り換えを検討している人はぜひ最後までご覧ください。

「格安SIMをやめた」ユーザーのリアルな声

格安SIMへの乗り換えを検討していたんだけど、デメリットが多いらしい。やっぱり格安SIMはやめておいた方がいいのかな?

格安SIMも良いサービスではあるのですが、安さを求めて乗り換えた結果、逆に後悔してしまったという方ももちろんいます。実際に「格安SIMをやめた」という方のリアルな声をご覧ください。

安いという魅力に惹かれ、格安SIMに乗り換えた後「やっぱりやめた」という方も多いもの。安さの裏には何らかのネックポイントが存在します。

ここでは実際に格安SIMに対しての不満の声をご紹介します。

乗り換えを決める前に、まず「格安SIMのどのような点に不満を感じやすいのか」を理解しておきましょう。

速度:お昼や夕方は反応が遅くなる

格安SIMは、大手キャリアの回線を借りてサービスを展開しています。そのため、混雑する時間帯は速度が遅くなってしまいがちです。

多くの格安SIMに共通するのが、大手キャリアに比べると速度が少し遅くなること。やはりその遅さが、格安スマホの不満の声としてもっとも大きいです。

詳しい話は省きますが、格安SIMの多くは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手三社が保有する通信回線の一部を“借りて”サービスを展開しています。

借りものなうえ使える回線も一部分。そのため、多くの人がネットを使う時間帯は大手キャリアよりも混雑が発生し、速度が遅くなりやすいのです。

その“遅くなる時間帯”の代表例が平日の昼休みにあたる12~13時ごろ。

多くのユーザーが一斉にスマホを使うため、「お昼は遅すぎて使い物にならない」と感じ、解約・乗り換えを検討する方が多く見られます。

サポート・手続き:トラブル時に聞ける人がいなくて困った

その安さを実現するために、格安SIMはサポートをオンラインのみとしています。つまり困ったときも人に頼ることができないのです。

今日povoに乗り換えました。問題が発生したため問い合わせしたいんですが、問い合わせ窓口見つかりません。
チャットも有人ではないため解決出来ません。
もしかして電話もチャットでもサポート無しなんでしょうか?
解決方法がどうしてもわからない場合、どうしたら良いのですか?

Yahoo!知恵袋より引用

povoは人が対応するような窓口はなく、メールサポートもないし、電話サポートもない。あるのはチャットサポートだけ。そのチャットサポートもつなぐと150人待ちとかザラらしい😮

しかし、この名前を正さないと全く先に進めないので、150人だろうが200人だろうが、そのチャットの待ち行列に並ぶしかないです。

はてなブログより引用

格安SIMの多くは対人サポートがないところがほとんど。むしろ、その対人サポートにおける人件費を削ることで、その安さを実現させています。

初期設定やトラブル対処はオンラインチャットやQ&Aページを見ながらすべてご自身でやっていただくこととなりますが、テンプレートの説明文だけでは対処が難しいという声が多く聞かれます。

また、そのオンラインチャットも、そもそもやりとりができるまでかなり待たされることも。

珍しく電話サポートがある格安SIMの場合はやはり電話での相談が多く、それゆえ「なかなか繋がらない」「問い合わせへの対応が遅い」と不満の声が上がっています。

トラブル時に相談できずに困った経験から解約したという方もいました。

その他サービス:キャリア決済が使えない/最新iPhoneが買えない

d払い等の支払いを、スマホ代と併せて引き落としていた方もいると思います。しかしそういったまとめての決済はできません。その他細かなサービスが使えなくなります。

PayPayやd払いなどの決済サービスでは、基本的にスマホ代の支払いと併せて支払いがされる「キャリア決済」をご利用中の方が多いと思います。

しかし格安SIMに乗り換えると、当然ですがキャリア決済は使えなくなります。事前に決済サービスにお金をチャージしておいたり、クレジットカードと紐づけて支払いを行うことに。

支払い方法の切り替えを行ったり、出費の管理方法が変わったりすることが面倒に感じ、元の大手キャリアに戻る方もいますね。

料金:オプションや通話料で逆に高額になった

料金を安くしたくて格安SIMにしたのにもかかわらず、逆に月々の支払額が上がってしまうことも。基本サービスにオプションを加えたせいで、料金が逆に高くなることもあるのです。

リンクスメイトはカスタマーが最悪。
電話も1時間以上はつながらない。
繋がっても、そこは問い合わせ受付だから、折り返してくるのにまた半日以上、ひどい時は1日以上かかる。
やっと繋がっても受付の人がほぼ話が通じないから、こっちの質問の意図と折り返しの返答がトンチンカンで、私はそのおかげでSIMを2回も変更する羽目になった上に(自腹)最後は電話番号を失った。
電話できないなら携帯の意味がない。
しかも料金も前金制だから、どんなに安いプランでもリンクスメイトが勝手に予想した翌月分の料金をチャージしておかなくてはならず、変更の際もいちいち、翌月分の予想された料金がチャージされてないといけないから、無駄にお金をとられる。
格安SIMなのに、大手SIMの方が毎月支払う料金は結果的に安い。

価格.com モバイルデータ通信「リンクスメイト」のクチコミ掲示板より引用

格安SIMにして基本料金は安くなったものの、「結果的に大手とあまり変わらない」「安く感じない」という声もあります。

たとえば、格安SIMの多くには“電話のかけ放題”オプションがありません。そのため、通話をよくする方の場合、通話料がかさんでしまうことも。

また使用可能データ量を少なくすることで安くなっている格安SIMですが、不足分のデータの追加購入を繰り返せばその料金は一気に大手キャリアと同程度まで跳ね上がります。

「安くしたかったのに結局大手キャリアと変わらない」そんな理由で格安SIMをやめた方も一定います。

失敗の原因は“自分に合わない格安SIMを選んだ”から

そんなにデメリットが多いなら、やっぱり格安SIMはやめておいた方がいいのかも…。

一概にそうとは言い切れません。これらの失敗談は、ご自身の使い方とキャリアの特性がマッチしていなかったために起こっているからです。

ここまでの口コミを見ると、やはり「格安SIMはやめたほうがいいのかもしれない」と思ってしまうかもしれません。

しかし、間違えてほしくないのは“格安SIMそのものが悪いサービスなのではない”ということ。

不満の声もあれば、満足している声もあります。

どうして不満の声が生まれているのかというと、それはお客様のスマホの使い方と選んだその格安SIMがマッチしていなかったためです。

“自分の使い方”と“SIMの特性”がマッチしていれば問題ない

つまり、お客様のスマホの使い方に合った格安SIMを選べば、乗り換えても後悔しないはずです。

「その格安SIMがお客様の使い方に合っていなかったが故に不満を感じた」

ということは、裏を返せば、“お客様の普段のスマホの使い方”と“その格安SIMの特性”が合致していれば、使っていて特に不満を感じることもないはず。

格安SIMへ乗り換えて「やめておけばよかった…」と後悔しないためには、ご自身のスマホの使い方に合ったものを選ぶことが何より重要なのです。

フローチャート|あなたに最適な格安SIMを見つけよう

では以下のフローチャートで、お客様のスマホの使い方に合った格安SIMはどんなものか、診断してみましょう。

ここまでの解説を通して、ご自身の使い方に合った格安SIMを選べれば、のちのち「やめたい…」と後悔することもないとお判りいただけたかと思います。

ということで、格安SIMへの乗り換えを検討しているお客様が次にやるべきことは、“お客様にマッチした格安SIMを見つけること”です。

以下のフローチャートを使って、ぴったりの格安SIMを見つけてください。

【タイプ別】あなたにおすすめの格安SIM

“どんな格安SIMが良いか”がわかったところで、それに該当するサービスを具体的にご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ここからは、今のフローチャートの結果に出てきた格安SIMがぞれぞれどんなものなのかを解説します。

なぜお客様にはその格安SIMが合っているのか、その理由も一緒に説明しますのでご確認ください。

A.大手キャリアのサブブランド

速度やサポート、どちらも欲しいのであれば大手キャリアのサブブランドを選ぶと快適に使えますよ。

大手キャリアのサブブランド

  • UQモバイル
  • ワイモバイル

大手キャリアが運営する、価格を抑えたサブブランド。UQモバイルやワイモバイルがこれに該当します。

大きな特徴は、大手キャリア同等の高品質な通信と、実店舗でのサポート体制を両立している点です。

この判定になった方は、トラブル時の対面サポートは必要としながらも、大容量プランや大手キャリアだからこそできる独自特典などの付加価値は活用しきれていない状態だと言えます。

“何かあった時の安心感”はそのままにして、過剰に受けていた付加価値の部分を省き、基本料金だけを賢く下げる選択肢がぴったりです。

B.大手キャリアのオンライン専用プラン

「速度は必要でもサポートは不要」、そんな方であれば大手キャリアのオンライン専用プランがおすすめ。サポートが不要な分、料金を抑えられます。

大手キャリアのオンライン専用プラン

  • ahamo
  • povo
  • LINEMO

オンライン専用プランは、申し込みからサポートまでをすべてネット上で完結させるプラン。

こちらもサブブランド同様に大手キャリアが提供するサービスであるため、通信品質が大手同様なのが大きな魅力です。

すべての手続きやサポートをオンライン対応にすることで費用を削り、“安くて速い”を実現しています。

こちらのサービスは、スタッフサポート不要でご自身でトラブル解決ができ、かつ昼時の通信速度も妥協したくない方に最適です。

C.一般的なMVNO

速度もサポートもそこそこでよければ、一般的なMVNOがおすすめ。今より大きくスマホ代を抑えられます。

MVNO

  • mineo
  • IIJmio
  • 日本通信SIM
  • HISモバイル
  • イオンモバイル

MVNOとは、大手キャリアから回線の一部を借りてサービスを提供しているものを指します。多くの方が想起する格安SIMはこのMVNOです。

その大きな特徴は圧倒的な安さ。大手キャリアと違い基地局の維持費などがかからないのに加え、店舗サポート等の費用を徹底的に削ぎ落したことで、この低価格が実現できています。

ただし、“回線の一部を借りている”がゆえに、通信品質が大手よりも下回るのは否めません。

店舗サポートが不要で、かつ日中の通信混雑時にWi-Fi環境下にいる、あるいは多少の速度低下は許容できる方にはぴったりのプランです。

通信品質へのこだわりよりも、毎月の固定費削減を最優先にする選択となります。

D.大手キャリア継続

「格安SIMではどうしても使いにくそう」、そんな方は大手キャリアを継続するのが最善策。いくら料金が安くても、使いにくくては元も子もありません。

格安SIMをお求めでも、お客様の場合は“格安SIMの特徴がご自身に合っていない”と判断できるため、お乗り換えは得策ではありません。乗り換えてすぐ「やっぱりやめたい」と感じてしまう可能性が高いです。

この判定結果になった理由は、対面でのサポートの恩恵を受けており、なおかつ大手キャリア独自の恩恵を十分に受けているため。

ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアの強みは、自社保有の回線による安定した通信だけではありません。

全国各地にある実店舗での手厚いサポート体制と、大手だからこそできる独自の割引も強みのひとつです。

特に、直近でショップに出向きサポートを依頼した方は、今後も同様に「サポートを使いたくなる時」があると予想できます。そんな方が、オンラインサポート限定の格安SIMへ乗り換えては困ること間違いありません。

また最新の端末を安く購入できるプログラムや、光回線・家族との複数回線によるセット割も、大手キャリアにしかない特典のひとつ。

これがなくなると、端末を購入する際の費用が増えることになります。場合によっては倍増することも。また各種割引がなくなることで、家計にも影響を及ぼすかもしれません。

このような恩恵を受けている方が無理に乗り換えると、かえってトータルの出費が増えたり、これまで享受していた利便性が損なわれたりするリスクがあります。

格安SIMへは乗り換えず、今の充実したサービス環境を維持することが、今後「やめたい」と不満を抱かずに済むことになるでしょう。

まとめ

格安SIMは“自分に合ったもの”を選べば快適に使える!やめておく必要なし

今回は、格安SIMへの乗り換えに際し「やめたほうがいいのでは?」という不安を抱えた方に向けて解説をしてきました。

たしかに、巷には「速度が遅い」「サポートがない」等の格安SIMへの不満の声があふれています。

ただしそれは、格安SIMそのものが悪いサービスだからというわけではなく、単純に「その人のスマホの使い方とその格安SIMが合っていなかった」というだけのこと。

裏を返せば、お客様の使い方にマッチした格安SIMであれば、使っていてストレスを感じることもないわけです。

なので、格安SIMへの乗り換えを検討する際は、“自分に合ったもの”を選ぶことが必要不可欠。そうすれば、快適な使い心地のまま、通信費を大幅に削減できます。

本記事で紹介したフローチャートを用いたりしながら、ご自身の使い方とそれに合った格安SIMを見つけ、お乗り換えを成功させてくださいね。

「格安SIMはやめた方がいい?」と
迷うお客様からよく頂く疑問

格安スマホをおすすめしない人はどんな人?
特に店舗サポートを必要とされる方は向いていません。

格安SIMの安さの理由は、徹底的な費用削減です。通信にかかわる部分以外の費用を削ぎ落としており、その中には店舗の維持費やスタッフの人件費も含まれます。

つまり店舗サポートがないのが格安SIMの“普通”であるため、店舗サポートを求める方には格安SIMは不向きと言えます。

速度に関する不満の声も多く聞かれますが、大手キャリアが運営する格安SIMであれば、速度面は担保されることがほとんどです。

結局どの格安SIMを選ぶのが一番いいの?
一概には言えません。お客様に合ったものを選ぶのが一番です。

ここまでの解説でご説明した通り、どの格安SIMが良いかはお客様次第となります。

たとえば普段からWi-Fi環境下にいる方なら、モバイル通信時の速度を気にする必要はあまりないので安さに特化したMVNOが最適でしょう。

逆に外回り等が多い人が安さだけでMVNOを選んでしまうと、その速度の遅さに不満を感じてしまうかもしれません。

あくまでも“自分の使い方にあったものが一番良いもの”と覚えておいてください。

格安SIMはやめたくなったらすぐやめられますか?
基本的にはすぐやめてお乗り換えが可能です。

格安SIMだけに限りませんが、現在のスマホには契約期間の縛りというものが存在していないことがほとんど。つまり違約金もありません。

なので、一度格安SIMを契約してみて、使い勝手が悪かったら乗り換えてしまうことも可能です。

ただし、同時に端末を購入しており支払いを分割払いにしていた場合は、残債の支払いがあることは注意が必要です。実質“違約金”のようなかたちになる可能性があります。

丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。