
IIJmioの料金は“SIMの種類”と“ギガ数”で分かれている
IIJmio、料金がすごくわかりにくい!もしIIJmioにしたら、いったい自分の料金はいくらになるんだろう?
IIJmioの料金は、“電話回線とデータ通信”のバランスを考えてSIMの種類とギガ数を絞り込めば簡単にわかりますよ。
IIJmioには、SIMとデータ容量の組み合わせで、40パターンもの料金プランがあります。数が多いが故に、一目では「自分はだいたいどれくらいの料金になるのか」が読めないですよね。
ということで、以下に“SIMとギガ数”という判断軸で整理した料金表を用意しました。IIJmioの料金プランの全体像を、まずざっと把握しましょう。
| 音声SIM (データ+電話) | 音声eSIM (データ+電話) | データ (データ通信のみ) | データeSIM (データ通信のみ) | SMS (電話・SMSのみ) | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2ギガ | 850円 | 850円 | 740円 | 440円 | 820円 |
| 5ギガ | 950円 | 950円 | 860円 | 650円 | 930円 |
| 10ギガ | 1,400円 | 1,400円 | 1,300円 | 1,050円 | 1,370円 |
| 15ギガ | 1,800円 | 1,800円 | 1,730円 | 1,430円 | 1,780円 |
| 25ギガ | 2,000円 | 2,000円 | 1,950円 | 1,650円 | 1,980円 |
| 35ギガ | 2,400円 | 2,400円 | 2,340円 | 2,240円 | 2,380円 |
| 45ギガ | 3,300円 | 3,300円 | 3,240円 | 2,940円 | 3,280円 |
| 55ギガ | 3,900円 | 3,900円 | 3,840円 | 3,540円 | 3,880円 |
この中から“自分の料金”を把握するには、まずは“電話回線とデータ通信”のバランスを考えてSIMの種類を選ぶことになります。
プランを絞り込んだのち適切なギガ数を選ぶと、自分の料金がおのずとわかりますよ。
SIMは用途とタイプ別に5種類
SIMの種類って何?それぞれどう違うの?
要するに、“そのSIMでできる機能”と“SIMの形状”を軸として分類されています。
“SIMの種類”がわからないと、適切なSIMを選ぶことができず、使いたい機能が使えないという事態に陥る可能性も。まずは“SIMの種類”について理解しましょう。
IIJmioにはSIMが5種類用意されていますが、これは“そのSIMでできる機能”と“SIMの形状”の違いによるものです。これらをひとつずつ紐解いていきましょう。
まず“そのSIMでできる機能”について。IIJmioは、機能に3種類のSIMがあるのですが、この違いは言ってしまえば「電話ができるか・データ通信ができるか」という点です。
IIJmioのSIMの機能
- 音声SIM:データ通信+電話どちらも可能
- データ:データ通信のみ可能(電話はできない)
- SMS:電話・SMSのみ可能(データ通信はできない)
選んだSIMによって“できないこと”もあります。たとえば、「データSIM」はデータ通信のみができるSIMです。LINE通話等のアプリを用いた通話は可能ですが、一般的な通話をすることができません。
基本的に“日常使いをしたい”なら、データ通信も通話もどちらもできる「音声SIM」を選ぶのが最善です。そのほか、幼いお子様に持たせるのなら通話のみができる「SMS」が有力。
…というように、自分の使いたい用途に合った機能のあるSIMを選ぶようにしてください。
そして“SIMの形状”について。これはそのまま、SIMの形のことを指します。
SIMと言えば“SIMカード”が一般的ですが、現在は物理的なSIMカード以外にファイル形式の“eSIM”というSIMも登場しています。
用語解説
- eSIM
- スマートフォン本体にインストールするファイル形式のSIM。これにより、モバイル通信を行ううえで物理的なSIMカードの挿し込みが不要となる
SMS SIMではSIMカードのみしか選べませんが、音声SIM・データSIMでは、SIMカードかeSIMかを選ぶことができます。
SIMカードを選べば、IIJmioへの乗り換えの際「SIMカードの挿し替え」を行わなければなりません。
しかしeSIMを選べば、申し込み後に送られてくるプロファイルをインストールするだけでOK。手間を格段に減らすことができます。
また、SIMカードの場合、どうしても「物理的なカード」の発行と発送が必要になるため、乗り換え完了までには数日を要します。また若干料金が高くなるプランもあるのは注意すべき点です。
とはいえ「自分でうまくインストールできるか不安」という方は、無難にSIMカードを選ぶのが最善です。ここは、ご自身のITリテラシーの度合いで判断すると良いでしょう。
ギガ数は2~55GBまで幅広く8パターン
なんでギガが8パターンにも分かれてるの?
より自分に合ったデータ容量を選べるようにするためです。これにより「必要な分だけ料金を支払う」ことができるので、無駄のない・コスパの良いスマホ利用が可能になります。
IIJmioの使用可能データ容量は2~55GBまで8種類用意されています。
データ容量が細かく刻まれているということは、つまりそれだけ自分の使っている容量に合わせたプランを選択できるということ。
特に大手キャリアだと、データが無制限で使えることも多く、そこまで使用量が多くない人からすると、無駄に料金を払っている感覚が否めません。
より自分の使用量に合わせたギガ数を選択できるので、「必要な分だけ料金を支払う」ことができ、コスパの良いスマホ利用ができるのです。
キャンペーンで月額料金が割り引かれていることも
プランによっては、期間限定で月額料金の割引が発生していることも。2025年現在であれば、音声SIMと音声eSIMの5・10・35ギガプランで、6ヶ月間月額料金が割り引かれています。
ご自身の使用容量と使用SIMによりますが、もし割引のあるプランが適切だった場合は、12ヶ月などのロングスパンで見たときに料金が少し安くなります。
フローチャートで診断|あなたに合ったプランと料金を把握しよう
そしたら、自分はどのプランを選ぶのがいいのかな?自分の料金を把握したい。
スマホの使い方と乗り換え手続きのしやすさでSIMを選び、ご自身のこれまでの使用容量でギガ数を選びましょう。そうすると、プランが明確になってご自身の料金がわかりますよ。
IIJmioの料金が「わかりづらい」理由がわかったところで、次は「自分のプラン・料金の絞り込み方」を把握しましょう。
やり方はここまでの解説の通り。まずはデータ通信と通話のバランスからSIMを選び、そして手続きのしやすさからSIMの形状を絞りましょう。

あとはご自身の使用量に応じて、必要ギガ数を選べばOKです。現在お使いのキャリアのマイページ等から、月々の使用ギガ数を確認してみてください。
IIJmioの契約前に知っておくべき3つの落とし穴
そのほかに、かかる料金等はあるの?
契約時にかかる料金は初期費用4,000円ほど。しかし、金銭面以外にも契約前に絶対に確認しておくべきことがあるので紹介します。これをクリアしていないとそもそも「契約できない」という事態に陥る可能性もあります。
IIJmioは、どのプランにおいても、大手キャリアはもちろん他社格安SIMの中でも安いです。
そんな“安さ”という大きな魅力に目が向きがちですが、IIJmioへの乗り換えには事前に把握しておくべき注意点があります。
これらを知らずに申し込むと、そもそも「契約ができない」ということにもなりかねません。
契約手続きを進める前に、必ず以下の3つの点を確認しておきましょう。
初期費用が約4,000円発生する
IIJmioの契約の際、月額料金とは別に4,000円ほどの初期費用がかかります。月額料金が安い分、この初期費用がかなり高額に感じられるかもしれません。
IIJmioでは契約時に必ず初期費用が発生します。契約事務手数料のほか、SIMの発行にもお金がかかります。
IIJmioの初期費用
- 契約事務手数料:3,300円
- SIMカード発行手数料:約440円(プランによる)
- eSIMプロファイル発行料:220~433円(プランによる)
これらを合わせると、初月の請求には約3,700〜4,000円程度がプラン料金に上乗せされることに。
一部のキャリアではこれらが無料の場合もありますが、IIJmioは有料です。「乗り換えた初月は月額料金よりも支払い総額が高くなる」という点は、あらかじめ頭に入れておく必要があります。
家族割を使うには“同一名義”での契約が必須
IIJmioでは、ご家族で同じスマホを使っていた場合に“家族割”が発生します。しかし、そのためには“同一名義”で契約しなければなりません。
IIJmioでは、大手キャリアと同じように「家族複数人でIIJmioを使っている」場合、ー100円の家族割が発生します。
ただし、この家族割を発生させるには、すべての回線を同一の名義で契約しなければなりません。
たとえば、ご自身とお子様がそれぞれ自分の名義でIIJmioを契約していると、家族割が発生しないということです。
乗り換えの際は、ご家族の中で代表者を立て、その代表者が人数分をまとめて契約するようにしてください。それに伴って、お支払いもご家族分をまとめて支払うことになる点も注意が必要です。
支払い方法はクレジットカードのみ
ほかの格安SIM同様に、IIJmioの支払い方法はクレジットカードのみ。口座振替やデビットカードも対応していません。
IIJmioの支払い方法は、本人名義のクレジットカード決済に限定されています。
口座振替やコンビニ払い、PayPayなどのコード決済は利用できません。
デビットカードについては一部利用できる場合はあるものの、カード会社側の判断で決済が弾かれるケースも少なくありません。
クレジットカードを持っていない方や、家計管理の都合でどうしても口座振替を利用したい方にとっては、この時点でIIJmioは“使いたくとも使えない”ことになります。
加えて、そのクレジットカードの名義が契約者の名義と一致していることも必須条件です。つまり、たとえば「契約者はお子様・支払いは親のクレジットカード」という方法はNGということ。
IIJmioの唯一の支払い手段は“契約者のクレジットカード”のみとなることをご注意ください。
安さと引き換えに発生するIIJmioのデメリット
料金はわかった。そしたらどうしようかな?IIJmioにしてもいいのかな。
料金が安い代わりに、IIJmioには速度とサポート面で「大手キャリアでは当たり前だったことがなくなる」という大きなデメリットがあります。双方を天秤にかけて総合的に判断するようにしてください。
圧倒的な月額料金の安さを誇るIIJmioですが、その安さは「設備や人件費の徹底的な削減」によって実現されています。
そのため、大手キャリアと同じ品質・同じサービスレベルを期待すると、乗り換え後にギャップを感じることになるでしょう。
料金の安さと引き換えに、ユーザーが許容しなければならないデメリットについて解説します。
1.平日12時〜13時は通信速度が遅くなりやすい
IIJmioの仕組み上、平日12~13時は速度が落ちます。Wi-Fi環境下にいるのであれば問題ありませんが、外出時は少し使いにくさを感じると思います。
これはIIJmioに限らず多くの格安SIMに共通することですが、平日12~13時のお昼休みの時間帯は通信速度が著しく低下します。
この時間は、多くのユーザーが一斉にスマホを利用するため回線が混雑する時間帯です。
そして、IIJmioは、大手キャリアが持っている回線の一部分を“借りて”サービスを提供しています。混雑時は回線の貸元である大手キャリアの利用ユーザーが優先されるため、速度が遅くなるわけです。
わかりやすく言うなら、大手キャリアの料金の高さはこの“優先権”。IIJmioはこの速度低下と引き換えに、料金が安くなっているわけですね。
LINEのメッセージ送受信程度であれば問題ありませんが、Webサイトの表示がワンテンポ遅れたり、画像や動画の読み込み・再生に時間がかかったりします。
「お昼休みはスマホに触れることが多い」という方にとっては、この速度低下は大きなストレスになる可能性があります。
2.店舗での対面サポートは受けられない
その安さゆえに、IIJmioには実店舗がありません。初期設定やトラブル対応等をご自身で行うことになるので、スマホ操作が不安な方は注意が必要です。
IIJmioには、ドコモショップやauショップのような「困ったときに駆け込めるお店」が存在しません。
つまり 「操作方法がわからない」「スマホの調子が悪い」などといった契約後のトラブルは、すべて公式サイトのチャットやメールなどを使い、自力で解決する必要があります。
この、対人サポートにかかる“人件費”が省かれているために、IIJmioの料金は安く設定できているのです。
とはいえこれまでトラブル発生時はショップを訪れていた方にとっては、スマホにかかわる何から何までを自分で行わなければならないことに、使いづらさを少々感じるかもしれません。
その点は把握しておいてください。
まとめ
IIJmioの料金は“スマホの使い方”に基づいてSIMとギガの2軸から判断できる
一見すると複雑に見えてわかりづらいIIJmioの料金ですが、“自分に必要なSIM機能”と“毎月使うデータ容量”の2軸で整理すれば、簡単に自分に合ったプランを絞り込めます。
まずはご自身がどのようにスマホを使いたいかを考えて適切なSIMを選んでください。それからご自身の直近のデータ使用量を確認し、それに応じたギガ数を選ぶと、最適なプランと自分の料金がわかります。
基本的にIIJmioの料金は、全体で見ても“安い方”。ただしその裏には「名義統一」という契約時のルールや「お昼の速度低下」といったデメリットが隠れています。
これらが許容範囲内であれば、IIJmioは通信費を大幅に下げる選択肢として有力です。
まずはご自身の料金を絞り込んだうえで、ルールやデメリットが問題ないかを見定めると、納得のいく意思決定につながりますよ。
IIJmioの料金がわからない方から
よく頂く質問
- IIJmioの通話料金はどれくらいですか?
- およそ大手キャリアの半額です。
IIJmioの通話料は、30秒で11円となっています。大手キャリアが30秒で22円なので、半額で通話ができるということですね。
さらに通話頻度が高い方向けに、5分・10分・完全かけ放題のオプションも用意されています。
ちなみに、以前は「みおふぉんダイアルアプリ」という専用通話アプリを使わなければ通話料が安くなりませんでしたが、現在はスマホ標準の通話アプリからかけてもこの料金となっています。
- 契約期間の縛りや解約金はありますか?
- 一切ありません。
現在のIIJmioには最低利用期間の縛りがなく、いつ解約しても解約金は0円です。
「まずは試してみて、通信速度や使い勝手が合わなければ別の会社へ乗り換える」といった使い方もできます。
同様に、使用後にプランを変更する場合も、特に別途料金はかかりません。
- 5G通信を使うと追加料金がかかりますか?
- 5Gオプションは「無料」で利用可能です。
会員専用ページから「5Gオプション」をONにするだけで、追加料金なしで5G通信に切り替えられます。
ただし、5Gエリアはまだ限定的であるうえに、5G通信はバッテリー消費が早くなる傾向があります。普段はOFF(4G)にしておき、必要なときだけONにする使い方がおすすめです。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
IIJmioへの乗り換えを検討中の方が必ずと言っていいほど悩んでしまうのが、「自分の料金がいったいどれくらいになるのかわかりにくい」ということ。
その理由は、IIJmioにはSIMの種類とギガ数が複数あるから。つまり、プランがひと通りではなく、非常に数多くあるがためにわかりにくいのですね。
しかし、裏を返せば、“SIMの機能と必要ギガ数”という軸で絞り込めば、「ご自身の料金がどれくらいになるか」はすぐに見えてきます。
この記事では、IIJmioのにあるSIMにはどのようなものがあるかご説明します。そのうえで、自分にぴったりのプランとその料金の判断方法をご紹介。
現状、「IIJmioの料金がわかりにくい」と悩まれている方は、ぜひ最後までお読みください。