2025.12.04(更新:2025.12.04)

eo光 マンションはauユーザーに最適|ただし提供タイプと配線方式の確認が重要

比較
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

eo光のマンションサービスには複数の提供タイプがあり、建物ごとに利用できるタイプが決まっている点が大きな特徴です。

広告のイメージだけでは速度や割引の可否が判断しづらく、「どのタイプに対応しているマンションなのか」で実際の使い勝手が大きく変わります。

結論からお伝えすると、auユーザーであれば、独自回線のメゾンタイプ/マンションタイプが最適です。

一方、 タイプNしか使えないマンションでは他社NTT系回線を選んだ方がお得です。

この記事では、最初に確認すべき「提供タイプ」と「配線方式」の見方を整理し、誤解しやすいタイプNとの違いも明確に区別して解説します。

この記事を読むことで、自分のマンションで最適な回線をどのように選べばよいか、迷わず判断できるようになります。

eo光のマンションタイプを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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【結論】eo光マンションは3種類|おすすめはメゾン・マンションタイプ

eo光のマンションはどのタイプを選べば、速度や割引で損しないのでしょうか?

独自回線のメゾンタイプとマンションタイプが最も安定し、auスマートバリューも適用できます。タイプNは割引不可のため家計負担が増えやすく、選択肢から外すべき状況が多いです。

eo光のマンション向けサービスは、建物ごとに決まった3つの提供方式で構成されています。

それぞれ設備や回線の仕組みが全く異なり、速度や割引の対象範囲が大きく変わる点が特徴です。

  • メゾンタイプ:独自回線・戸建てタイプと同等
  • マンションタイプ:独自回線・建物ごとに料金・速度が異なる
  • eo光タイプN:NTTフレッツ光回線・スマホ割非対応

結論として、auユーザーにとって最適なのは独自回線の「メゾンタイプ」「マンションタイプ」です。

これらはauスマートバリューの対象となり、家族のスマホ代まで含めて通信費全体を大きく抑えられます。

速度面でも光配線方式が導入されている物件なら、高い実効速度を期待できます。

用語解説

eo光の「独自回線」とは?
NTTのフレッツ光回線を使わず、eo光が自社で保有する光ファイバー網だけで提供する回線方式です。
混雑しやすいNTT設備を経由しないため、マンションでも速度が安定しやすいのが特徴です。

一方で、NTTフレッツ光回線を使った「タイプN」はauスマートバリュー対象外です。

「eo光」という名前がついているものの、実態はNTT光コラボと同じ仕組みで提供されるため、割引が使えず年間コストが上がりやすい点が最重要の注意点です。

そのため、auユーザーがタイプNを選ぶメリットは限定的で、auスマートバリューに対応したビッグローブ光など他の光コラボの方がお得に利用できます。

また、建物ごとに提供タイプは固定されているため、ユーザー側で自由に選ぶことはできません。

特に、マンションタイプとタイプNが混在して表示されることはなく、「最初に建物がどのタイプに対応しているか」を確認する作業が最重要となります。

この記事では、この基本構造を踏まえた上で、速度・料金・割引の違いを順に整理し、最適な判断ができるよう詳しく解説していきます。
  

eo光の3タイプの違い|通信速度・料金比較

eo光の3タイプは、どこにいちばん大きな違いがあるのですか?

差が出るのは回線の仕組みで、速度と割引条件が大きく変わります。

eo光の3タイプは回線構造がまったく異なり、最大速度・月額料金に明確な差があります。

特にマンションでは、建物の配線方式(光/LAN/VDSL)が実効速度を大きく左右するため、同じ「eo光」でも体感速度が大きく変わる点が重要です。

この章では、3タイプの違いを具体的に比較できるよう解説していきます。

通信速度比較|実測値ではメゾンタイプが圧倒的に速い

eo光の通信速度は配線方式で決まり、光配線以外は遅いので、速度を重視する人は注意してください。

eo光の速度は「最大1Gbps・10Gbps」といった理論値より、建物の配線方式(光/LAN/VDSL)による実測値の方が明確な判断材料になります。

同じeo光でも、配線の種類によって体感速度に大きな差が出るためです。以下は最新傾向を踏まえた、代表的な速度帯の比較です。

タイプ最大速度平均下り速度
目安
特徴
メゾンタイプ
(独自回線)
<光配線方式>
1G・5G・10Gbps
※選択可能
<1Gbps>
300〜800Mbps
<5・10Gbps>
1〜2Gbps
戸建てと同等で
最も高速
マンションタイプ
(独自回線)
<光配線方式>
1Gbps
<VDSL・LAN方式>
100Mbps

<1Gbps>
150〜500Mbps
<VDSL・LAN方式>
50〜80Mbps
配線方式によって
速度差が大きい
タイプN
(NTT回線)
<光配線方式>
1G・10Gbps
※選択可能
<VDSL・LAN方式>
100Mbps
<1Gbps>
150〜300Mbps
<10Gbps>
1〜2Gbps
<VDSL・LAN方式>
50〜80Mbps
光コラボと同じ
速度帯

※平均速度参照:みんなのネット回線速度

この表から分かる通り、速度の分かれ目は「独自回線かどうか」よりも「建物内配線の種類」です。

特にVDSL方式やLAN方式は最大100Mbpsしか出せない構造のため、どのプランを選んでも高速化できない点が最も重要な注意ポイントです。

次の見出しでは、割引条件の違いと家計インパクトを整理します。

eo光の通信速度に関してはこちらの記事でも解説しています。あわせてご一読ください。

スマホ割比較|auスマートバリューの適用可否と影響

auスマートバリューを目的にeo光を使うのであれば、タイプNは割引が適用されないので注意して下さい。

auスマートバリューは、eo光ネットと光電話をセットで契約することで、auスマホの月額料金が永続的に割引される仕組みです。

この割引は、auのサブブランドUQモバイルであっても「自宅セット割」として適用が可能です。

ただし、この割引が使えるかどうかは、選ぶ回線タイプで大きく変わります。

  • メゾンタイプ:適用可能
  • マンションタイプ:適用可能
  • タイプN:適用不可

割引額は最大1,100円/月で、家族10回線まで適用できるため、独自回線の2タイプを選んだ場合は家計インパクトが非常に大きくなります。

一方で、タイプNは名前に「eo光」とつきますが、実態はNTT光コラボのため、スマートバリューは一切適用されません。

そのため、auユーザーがタイプNを選ぶと、同じ月額料金でも年間では大きな差が生まれます。

次の見出しでは、3タイプの料金や初期費用の違いを整理していきます。

auスマートバリュー適用の必須条件
メゾン/マンションタイプでスマホ割を使うには、eo光ネットに加えてeo光電話の契約が必須です。
電話基本料は無料で、アダプタ利用料(314円/月)が最低限の追加費用となります。

メゾンタイプのみ「eo光電話パック割」が適用され5か月間314円割引でご利用いただけます。

料金・特典比較|コスパ優秀なのはメゾンタイプ

eo光はタイプごとに料金が異なりますが、スマホ割を含めるとメゾン・マンションタイプの方が費用を抑えやすいと言えますね。

eo光の料金比較で重要なのは「横並びでどれが安いか」ではなく、“タイプごとに料金体系がまったく違う” という前提を押さえることです。

なぜなら、マンションでは建物に導入された設備によって利用できるタイプが決まるため、「選ぶ」というより “その物件がどの価格のタイプになるのか” が重要です。

以下では、eo光の一般的な1ギガコース・100メガコースの3タイプの料金・初期費用・割引特典をまとめました。

メゾンタイプマンションタイプタイプN
月額料金1ギガコース>
5,500円
※即割適用時
1ギガコース>
約3,000~5,500円
100メガコース>
約2,500~4,500円
1ギガコース>
4,070円
100メガコース>
4,070円
初期費用<契約事務手数料>
3,300円
<工事費>
29,700円
実質無料
<契約事務手数料>
3,300円
<工事費>
無料
<契約事務手数料>
3,300円
<工事費>
22,000円
無料
特典・12か月間2,220円割引
・12か月間900円割引
(割引総額:最大37,440円)
・24か月間550円割引
(割引総額:最大13,200円)
・3か月間3,570円割引
(割引総額:最大10,710円)
スマホ割
※要「eo光電話」

※要「eo光電話」
×

※eo光マンションタイプ:VDSL方式の場合、別途モデムレンタル料440円/月がかかる場合があります。

5ギガ・10ギガコースの料金比較
メゾンタイプ
5ギガコース
メゾンタイプ
10ギガコース
タイプN
10ギガコース
月額料金5,960円
※即割適用時
6,530円
※即割適用時
6,930円
初期費用<契約事務手数料>
3,300円
<工事費>
29,700円
実質無料
<契約事務手数料>
3,300円
<工事費>
無料
<契約事務手数料>
3,300円
<工事費>
22,000円
無料
特典・12か月間2,680円割引
・12か月間900円割引
(割引総額:最大42,960円)
・12か月間3,250円割引
・12か月間900円割引
・6か月間1,400円割引
(割引総額:最大58,200円)
・3か月間3,950円割引
(割引総額:最大11,850円)
スマホ割
※要「eo光電話」

※要「eo光電話」
×

この表から分かるとおり、料金の比較ポイントは次の4点に整理できます。

  • メゾンタイプの月額料金は高いが、割引額が大きいのが特徴

メゾンタイプは「戸建てタイプ」と同等のサービス内容になるため、月額料金は5,500円と最も高く設定されています。

その代わり、特典は充実していて12か月間の割引が大きく、1年間は2,380円で利用できます。

ただし、メゾンタイプのみ工事費は“実質無料”です。

工事費を24回の分割払いにして、毎月分割払いと同額の割引をして工費を相殺する仕組みです。

つまり、分割払いの途中で解約すると、残額が一括請求されてしまいます。その点はマンションタイプ・タイプNと異なるので短期利用には注意しましょう。

  • マンションタイプの料金は「建物ごとに異なる」ため、最安とは限らない

マンションタイプは“eo光の設備”を導入した時点で、賃貸マンションオーナーや管理組合(分譲の場合)との契約条件により月額が設定される仕組みになっています。

そのため、マンションごとに料金が異なり、適用可能なキャンペーンもマンションによって変わるので注意が必要です。

  • タイプNの料金は比較的安いが、長期的メリットが最も小さい

eo光のタイプNは、割引期間が短く、スマートバリューが使えないため、auユーザーにとっては年間総額が高くなる要因となります。

フレッツ光回線を使った光コラボであるため、関西以外の地域で利用できるものの、他の光コラボと比較しても特段メリットはありません。

eo光のマンション向けサービスでは、どのタイプが使えるかは建物で決まるため、「どれを選ぶか」ではなく、ご自宅のeo光がどのタイプなのか?ということを調べることが何より重要です。

eo光の料金やキャンペーン特典の詳細はこちらの記事をご覧ください。
  

マンションの「提供タイプ」を確認する方法

自分のマンションが、メゾン・マンションタイプ・タイプNのどれに対応しているかを正確に知るにはどうすればいいですか?

まずは、公式の「eo光マンション検索」で確認する方法が確実かつ手軽ですね。

eo光の提供タイプは、ひとつの検索だけでは判定できません。

理由は、独自回線(メゾン/マンションタイプ)用の検索ページ・タイプN用の検索ページ
が完全に分かれているためです。

そのため、正しく判定するには 必ず次の順番 を踏む必要があります。

STEP1:「独自回線」専用の検索で確認する

  • eo光 マンション検索▶

    この検索は、市区町村 → 町名 → その地域に存在するマンションの一覧(リスト)が表示される形式で、マンションリストには、次の情報が並んでいます。

    メゾンタイプ or マンションタイプの区分
    配線方式(光/LAN/VDSL)
    ・提供速度(1G/100M)
    ・現在のキャンペーン対象かどうか
    ・提供可能サービス(ネット/電話/テレビ)

    このリストに建物名が表示されていて、提供可能サービスに「ネット」の記載があれば、その物件は独自回線対応が確定です。

上記の検索を行ってみて、自宅のマンションが表示されない場合は、eo光(メゾン・マンションタイプ)は利用できないということになります。

上記の検索には「タイプN」は一切表示されないため、次にNTTフレッツ光の提供エリアを確認します。

■ STEP2:「タイプN(NTT回線)」を確認

  • eo光 タイプN エリア検索(NTT検索サイト)▶

    タイプNは NTTの設備を使う仕組みのため、「NTTフレッツ光が使える住所であれば eo光タイプNも利用可能」という関係になっています。

    このページで住所を入力すると、以下のように判定されます。

    「光アクセスサービスの提供エリアです」
     → NTTフレッツ光が導入されている
     → eo光タイプNも利用可能

    「提供エリア外です」
     → NTT設備がない
     → タイプNも利用不可

タイプN側で「光アクセスサービスの提供エリアです」と表示された場合は、建物にNTTフレッツ光の設備が導入されており、eo光タイプNが利用できる状態ということです。

この場合は、eo光タイプNだけでなく、ビッグローブ光やSo-net光などNTT回線を使う光コラボも選択肢にあげることができます。

また、この二段階チェックを行う理由は、その建物で利用できるプラン(独自回線かタイプNか)を正しく絞り込むためです。

独自回線検索に建物が出てこない時点で、タイプN側の可能性に切り替わるため、まず独自回線、次にタイプNという順番で確認するのが最も確実です。
  

eo光 マンションタイプ|他社光回線と比較

eo光の3タイプって、他の光回線と比較してお得なんでしょうか?

eo光のタイプによっては他社の方がお得な場合もあります。タイプごとに比較してみますね。

ここまで、マンションでeo光を使うのであれば、メゾンタイプ・マンションタイプであれば、auスマートバリューをはじめとした料金メリットがあると紹介してきました。

このセクションでは、それぞれのタイプごとに他社光回線として「ビッグローブ光」と比較したうえで、どちらを選ぶべきか をはっきりさせます。

メゾンタイプ (独自回線)vs ビッグローブ光

項目eo光 メゾンタイプ
1ギガコース
ビッグローブ光
マンション1ギガ
下り平均速度約700Mbps約400Mbps
月額料金の目安5,500円4,378円
特典・12か月間2,220円割引
・12か月間900円割引
(割引総額:最大37,440円)
キャッシュバック
30,000円
2年間の支払総額
(月額平均)
94,560円
(平均:3,940円)
75,072円
(平均:3,128円)
スマホ割
※要:eo光電話

※要:ビッグローブ光電話

eo光メゾンタイプは独自設備を使用するため、夜間でも速度低下が起きにくく、安定した実測値が出やすい特徴があります。

ビッグローブ光はNTT設備を利用する光コラボのため、回線混雑の影響を受けやすく、速度は安定しているもののメゾンほどの余裕はありません。

そのため、月額料金ではeo光メゾンタイプが1,000円以上高くなりますが、通信速度では圧倒的にeo光の方が安定して高速と言うことができます。

つまり、eo光メゾンタイプかビッグローブ光、どちらにすべきかは“速度”をとるか“料金”をとるかになるということですね。

  • 速度を重視する人 → eo光メゾンタイプ
  • 料金のお得さを重視する人 → ビッグローブ光

マンションタイプ(独自回線) vs ビッグローブ光

項目eo光 マンションタイプビッグローブ光
マンション1ギガ
下り平均速度<1Gbps>
150〜500Mbps
<VDSL・LAN方式>
50〜80Mbps
約400Mbps
月額料金の目安1ギガコース>
約3,000~5,500円
100メガコース>
約2,500~4,500円
4,378円
特典・24か月間550円割引
(割引総額:最大13,200円)
キャッシュバック
30,000円
2年間の支払総額
(月額平均)
建物ごとに変動75,072円
(平均:3,128円)
スマホ割
※要:eo光電話

※要:ビッグローブ光電話

eo光のマンションタイプは建物によって料金が異なるので、一概に比較はできません。

また、マンションタイプは配線方式(光/LAN/VDSL)によって速度が大きく異なります。

光配線方式であればメゾンに近い高速が出ますが、VDSL方式は最大100Mbps以下まで低下します。

ビッグローブ光も建物の配線方式に依存するため、事前に光配線なのかVDSLなのか確認が必要です。

そのため、以下のような指標で判断するのがおすすめです。

  • eo光が光配線方式 → eo光マンションタイプ
  • eo光はVDSL・ビッグローブ光は光配線 → ビッグローブ光
  • どちらもVDSL → どれを選んでも速度は同等なので、総額が安い方を選択

タイプN(NTT回線) vs ビッグローブ光

項目eo光 タイプN
1ギガ・100メガコース
ビッグローブ光
マンション1ギガ
下り平均速度<1Gbps>
150〜300Mbps
<VDSL・LAN方式>
50〜80Mbps
約400Mbps
月額料金の目安4,070円4,378円
特典・3か月間3,570円割引
(割引総額:最大10,710円)
キャッシュバック
30,000円
2年間の支払総額
(月額平均)
86,970円
(平均:3,623円)
75,072円
(平均:3,128円)
スマホ割×
※要:ビッグローブ光電話

タイプNはNTTフレッツ網を使うため、実測値は光コラボとほぼ同等です。

一方、ビッグローブ光はv6プラス標準対応で、混雑時間帯の安定性がタイプNより優れやすい傾向があります。

月額料金としては、ビッグローブ光の方が300円ほど高いですが、高額キャッシュバックとスマホセット割が適用できるため、支払総額としてはeo光タイプNよりも安く使えます。

  • auユーザー → 100%ビッグローブ光(タイプNは割引不可)
  • au以外 → キャンペーン重視で他の光コラボを選ぶのが最適

最終的にどれを選ぶべきかは、マンションに導入されている回線設備で決まります。

  • 独自回線(メゾン・マンションタイプ)対応 → eo光が最適
     速度が安定し、auスマートバリューで総額も下がるためです。
     ただし、月額料金自体も下げたい場合はビッグローブ光も検討の余地ありです。
  • タイプNのみ対応 → 光コラボ(ビッグローブ光など)が最適
     速度は同等で、割引や特典は光コラボの方が有利だからです。

まずは提供タイプを確認し、独自回線ならeo光、NTT回線なら光コラボ、この基準で判断すれば迷いません。

ビッグローブ光

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auユーザー以外なら“eo光以外”がお得|キャリア別の最適解

うちはauじゃないのですが、eo光を選ぶメリットはありますか? 他の光回線のほうが良いのでしょうか?

au以外なら、スマホキャリアに合わせた光回線の方が、割引が大きく総額も安くなります。

ここまでの比較で、タイプN物件では光コラボ(ビッグローブ光など)が有利であることを整理しました。

ただ実はこれは “auユーザー以外の人すべて” に当てはまる考え方 です。

理由は明確で、eo光のスマホ割は auユーザーしか対象にならないため、ドコモ・ソフトバンクユーザーは、eo光より自分のキャリアの光回線の方が確実にお得だからです。

ここからは、キャリア別に最適な光回線を整理します。

ドコモユーザー:ドコモ光が最適

ドコモスマホを使っているなら、ドコモ光セット割を利用しない手はありません。

ドコモユーザーであれば、ドコモ光が eo光より圧倒的にお得 です。

理由は単純で、ドコモ光は「ドコモセット割」が適用されるため、毎月のスマホ料金が最大1,210円×家族分割引されるからです。

さらに、プロバイダとして人気の高い「GMOとくとくBB」で契約した場合、料金・速度・特典のバランスが非常に優れており、マンションタイプでもコスパが突出しています。

以下は、GMOとくとくBB版ドコモ光の実際のスペックです。


※GMOとくとくBBの場合
マンションタイプ
1ギガ
マンションタイプ
10ギガ
下り平均速度400Mbps約2~3Gbps
月額料金4,400円6,930円
※ルーター代込み
初期費用<契約事務手数料>
4,950円
<工事費>
22,000円
実質無料
<契約事務手数料>
4,950円
<工事費>
22,000円
実質無料
特典キャッシュバック
39,000円
キャッシュバック
57,000円
6か月間月額料金
500円
(割引総額:最大94,280円)
2年間の支払総額
(月額平均)
71,550円
(平均:2,981円)
68,350円
(平均:2,848円)

※平均速度参照:みんなのネット回線速度

ポイント解説

  • 利用できるマンションが多く、初期費用が実質無料なので導入しやすい
  • マンション1ギガで「実測400Mbps」あれば体感は十分速い
  • 2年間総額で見ると 平均 3,000円前後で利用できる高コスパ

eo光にはドコモ向けの割引がないため、通信費の面でどうしても不利になります。

一方でドコモ光なら、セット割によってスマホ料金が家族分まで下がり、高額キャッシュバックも受けられるため、2年間の総額はeo光より大幅に安くなります。

速度面でもv6プラス対応で安定しているため、料金・割引・速度のバランスを考えると、ドコモユーザーにとってはドコモ光を選ぶのがもっとも合理的です。

そのため、「スマホがドコモ」=「光回線はドコモ光」と考えてほぼ間違いありません。
  

ソフトバンクユーザー:ソフトバンク光が最適

ソフトバンクのスマホユーザーであれば、通信速度も比較的速い「ソフトバンク光」の方が、料金メリットがあります。

ソフトバンクユーザーの場合、ソフトバンク光を選ぶのがおすすめです。

理由は明確で、スマホセット割の「おうち割 光セット」が適用されると、スマホ料金が毎月最大1,100円下がり、家族にも適用できるため、通信費全体が大きく下がるからです。

さらに、マンションタイプの料金・特典・実測速度を見ても、ソフトバンク光は総額と使い勝手のバランスが非常に良い回線です。

以下は、ソフトバンク光(マンションタイプ)の実際のスペックです。

ソフトバンク光(マンションタイプ)

マンションタイプ
1ギガ
マンションタイプ
10ギガ
下り平均速度458Mbps約1.5Gbps
月額料金4,180円6,930円
※ルーター代込み
初期費用<契約事務手数料>
3,850円
<工事費>
31,680円
実質無料
<契約事務手数料>
3,850円
<工事費>
31,680円
実質無料
特典3か月間月額料金
0円
(割引総額:最大12,540円)
6か月間月額料金
0円
(割引総額:最大41,580円)
2年間の支払総額
(月額平均)
91,630円
(平均:3,818円)
128,590円
(平均:5,358円)

※平均速度参照:みんなのネット回線速度

ポイント解説

  • 2年間の平均月額はやや高いが、スマホ割が利用できれば問題ではない差額
  • マンション1ギガで「実測458Mbps」は十分高速で、日常用途なら不自由なし
  • 工事費は実質無料で初期費用が抑えられる
  • 月額0円の期間があり、キャンペーンによる総額メリットが大きい

結論:ソフトバンクユーザーはソフトバンク光が最適です。

eo光ではソフトバンク向けのセット割が使えず、長期の通信費に大きな差が出ます。

一方、ソフトバンク光であれば毎月のスマホ代が下がり、初期費用無料や月額無料期間などの特典もあり、2年間の総額はeo光よりも抑えやすくなります。

速度・特典・スマホ割のすべてを考慮すると、ソフトバンクユーザーにとってはソフトバンク光を選ぶのがもっとも合理的な選択 だと言えます。

ドコモ光

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まとめ

eo光マンションは「メゾン/マンションタイプ × au割引」で最適

eo光は同じ“マンション向け”であっても「メゾンタイプ・マンションタイプ・タイプN」で仕組みが大きく異なります。

特に、独自回線のメゾン/マンションタイプと、NTT回線を使うタイプNでは別サービスと言えるほど内容が違うため、まずは自分の住む建物がどのタイプなのかを確認することが最重要です。

結論として、auユーザーであれば、独自回線のメゾンタイプ/マンションタイプが最適です。

理由は、auスマートバリューが適用されることで月額料金の実質負担が下がり、速度も独自回線のため安定しやすいからです。

一方で、タイプNしか使えないマンションの場合は、速度構造や割引の仕組みが光コラボと同じであり、スマホ割も適用されません。

そのためタイプNを選ぶより、ビッグローブ光・ドコモ光・ソフトバンク光など、スマホキャリアに合わせた光回線を選ぶ方が総額で確実にお得になります。

要点を整理すると次のとおりです。

  • 独自回線(メゾン/マンションタイプ)対応:auユーザーは「eo光」が最適
  • タイプNのみ対応:auユーザーは「ビッグローブ光」が費用面でおすすめ
  • ドコモ・ソフトバンクユーザー:「ドコモ光・ソフトバンク光」が最適解

ぜひ、まずは公式検索でお住まいのマンションの対応タイプを確認し、独自回線かタイプNかの違いを踏まえたうえで、最も家計にメリットが出る回線を選んでください。
  

Q&A
eo光 マンションに関するよくある質問

eo光のマンション向け回線のタイプは自由に選べますか?
建物に導入されている設備によって利用タイプは決まっており、選択はできません。

eo光の「メゾンタイプ」「マンションタイプ」「タイプN」は、すべてマンション側の設備で利用可否が固定されています。

そのため、利用者が希望のタイプを選ぶことはできず、建物が対応しているサービスのみ契約できます。

特に、メゾンタイプは戸建て並みの独自回線で人気ですが、導入済みのマンション以外では利用不可です。

まずは提供タイプ検索で、あなたの建物がどのタイプに該当するかを確認することが重要です。

タイプNを選ぶメリットはありますか?
eo光のメールアドレスの継続など特殊な理由がない限り、選ぶメリットはありません。

タイプNはNTTフレッツ光を利用する方式で、構造は光コラボと同じです。ただし、タイプNは以下のデメリットがあります。

・auスマートバリューが使えない
・割引特典が短期で総額メリットが小さい

一方、光コラボ(ビッグローブ光・ドコモ光・ソフトバンク光など)は、スマホキャリアのセット割・高額キャッシュバックなどの恩恵が大きく、総額で安くなるケースが圧倒的に多いです。

引っ越しなどで「eoのメールアドレスを維持したい」などの特別な理由がなければ、タイプNより光コラボを選んだ方が費用面でも使い勝手でもお得です。

eo光とauひかりのマンションタイプはどちらが得ですか?
建物の設備によって変わります。eo光が光配線ならeo光、VDSLならauひかりが得になるケースがあります。

マンションの配線方式によって最適解が変わるため、まずは「eo光がどの方式で提供されているか」を確認することが重要です。

eo光が光配線(メゾン/独自マンションタイプ)の場合
独自回線で混雑しにくく、速度が安定しやすいのがメリットです。
auスマートバリューも適用できるため、auユーザーならeo光の方が得になりやすいです。

eo光がVDSL方式またはタイプNの場合
VDSLは最大100Mbpsで頭打ちになり、タイプNは光コラボ相当の速度になります。
この条件では、auひかり(とくにタイプG) の方が、実測値が速くなるケースがあり、キャンペーンやセット割も適用されることからauひかりが有利になることがあります。

丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。