オール電化住宅に住む人のなかには、オクトパスエナジーのオール電化プランを検討している人も多いでしょう。SNSや口コミの評判はさまざまですが、「電気料金が高くなるリスクは?」「基本料金や時間帯別プランの仕組みは?」など気になることも多いですよね。
そこで今回は、実際にオール電化住宅でオクトパスエナジーを契約している人にアンケートをとって口コミ・評判を集めました。また、オクトパスエナジーのオール電化プランの向き不向きやメリット・デメリットについて徹底調査。オクトパスエナジーと地域電力会社のオール電化プランの料金を比較できるシミュレーターも用意したので、ぜひ最後までチェックしてください。
幸田海都
エネルギー領域のスペシャリスト。電力・ガス販売業界に従事し現在6年目。現場責任者として月間20社に及ぶ提携企業の情報を精査し、年間4,000世帯の契約締結をサポート。電気・ガスに関連する諸法令を徹底的に遵守し、制度の裏側まで熟知した専門性の高い解説に定評がある。電力自由化以降の複雑な市場において…エネルギー領域のスペシャリスト。電力・ガス販売業界に従事し現在6年目。現場責任者として月間20社に及ぶ提携企業の情報を精査し、年間4,000世帯の契約締結をサポート。電気・ガスに関連する諸法令を徹底的に遵守し、制度の裏側まで熟知した専門性の高い解説に定評がある。電力自由化以降の複雑な市場において、「ごまかしのない誠実な案内」を掲げ、顧客の不利益を排除した中立公平な視点からメディア監修を行っている。
髙橋夏帆
小売電気アドバイザー。ライフスタイルメディアの運営責任者を務めたのち、現在はでんきガイドの運営責任者に従事。「電気をもっと身近に・シンプルに」をモットーにでんきガイドのメディア運営・記事執筆に務めている。電力自由化をきっかけに電力会社を切り替えようとした際、電力会社によって…小売電気アドバイザー。ライフスタイルメディアの運営責任者を務めたのち、現在はでんきガイドの運営責任者に従事。「電気をもっと身近に・シンプルに」をモットーにでんきガイドのメディア運営・記事執筆に務めている。電力自由化をきっかけに電力会社を切り替えようとした際、電力会社によって料金体系やプランが大きく異なったうえ、どんな選び方をしたほうがよいのかつまづいた経験からでんきガイドを設立した。
更新履歴
2026年10月1日
オール電化住宅向けにオクトパスエナジーについてリサーチし、電気料金の変更や追加情報はありませんでした。
2026年9月1日
オール電化住宅向けにオクトパスエナジーについてリサーチし、電気料金の変更や追加情報はありませんでした。
2026年8月4日
オール電化住宅向けにオクトパスエナジーについてリサーチし、単価表とシミュレーターを最新データに更新しました。
2026年7月1日
オール電化住宅向けにオクトパスエナジーについてリサーチし、追加情報はありませんでした。
2026年6月18日
オール電化住宅向けにオクトパスエナジーについて独自にリサーチを行い、新たに記事を公開しました。
オクトパスエナジーのオール電化プランの特徴は? 電気料金は安くなる?

オクトパスエナジーのオール電化プランの電気料金は、地域電力会社より電気の単価が安く設定されています。そのため、九州以外のすべてのエリアで地域電力会社のオール電化プランよりも電気代が安くなる可能性大。例えば5人世帯が東京電力のスマートライフSを契約している場合、オクトパスエナジーのオール電化プランに切り替えることで年間約4,000円ほど安くなるでしょう。
また、オクトパスエナジーのオール電化プランの特徴は、給湯器のタイプに合わせたプランがあること。夜の単価が安いプランだけでなく、昼の単価が安いプランもあるので生活に合わせてプラン選びを行えます。また、どのプランにも「非化石証書」が導入されており、環境にやさしい電気を使える点も魅力。
一方で、オクトパスエナジーのオール電化プランは、基本料金が直近1年間の消費電力のデータをもとに契約電力が決まる実量制が採用されています。電気の使い方次第で基本料金が上がり、電気代が高くなる可能性がある点には注意が必要。料金の仕組みについては、次の章で詳しく解説します。
オクトパスエナジーのオール電化プランの電気料金をチェックしよう!
オクトパスエナジー
オール電化プラン
料金比較シミュレーター
※ 本シミュレーターは概算値であり、実際の請求額と異なる場合があります。
※ オクトパスエナジーの基本料金は日数単価×月の日数で計算しています(2025年度の各月の実日数を使用)。
※ 地域電力会社はオール電化向けの時間帯別プランを適用しています。
※ 契約容量は世帯人数に応じた目安の値を設定して計算しています。
※ 再エネ賦課金は4.18円/kWh(2025年度単価)として計算しています。
※ 地域電力会社とオクトパスエナジーの燃料費調整単価について4〜12月分は2025年データ、1〜3月分は2026年データを使用して計算しています。
※ 四国電力「でんかeプラン」は、IHコンロありの場合は「でんか割」(基本料金と電力量料金の合計額から10%割引)、IHコンロなしの場合は「エコキュート割」(同5%割引)を適用して計算しています。
※ 「オール電化オクトパス サンシャイン」は昼間沸き上げ型の給湯器向けプランのため、夜間沸き上げを前提とした地域電力会社のオール電化プランとの比較は行っておりません。
上記は、地域電力会社のオール電化プランとオクトパスエナジーの「オール電化オクトパス」の電気代を比較できる料金シミュレーターです。オール電化住宅でオクトパスエナジーに契約する前に電気代の目安を知りたい人は計算してみましょう。
一部のエリアを除き、地域電力会社には昼沸きあげ式電気給湯器に対応するプランがないため、上記の料金シミュレーターでは地域電力会社のオール電化プランとオール電化オクトパス サンシャインとの料金比較はできません。
オクトパスエナジーのオール電化プランの料金体系

オクトパスエナジーの「オール電化オクトパス」「オール電化オクトパス サンシャイン」の料金体系は以下のとおり。
基本料金+電力量料金(時間帯制)+燃料費調整額+再エネ賦課金(+消費税)
とくに以下の料金項目に着目しましょう。
- 基本料金
電気の使用の有無にかかわらず固定で請求される料金項目で、契約電力によって料金が異なります。具体的な計算式は、契約電力(kW)×単価×検針月の日数です。この計算式にある契約電力とは、直近1年間のなかで最も電力を消費した30分間の電力の最大値のこと。この値が大きいほど基本料金が高くなる仕組みです。 - 電力量料金(時間帯制)
電気の使用量に応じて請求される料金項目で、単価×使用量で計算されます。オクトパスエナジーのオール電化プランにはこの電力量料金の昼の単価が安いプランと夜の単価が安いプランがあり、契約したプランの電気の単価が安い時間帯に多くの電気を消費することで電気代を抑えることができます。

幸田海都
オクトパスエナジーのオール電化プランの基本料金は、シンプルオクトパスなどの一般家庭向けプランと異なり、オール電化プランにおいては電気の使い方次第で高くなります。
例えば、ひと月のうち30分間でも、洗濯機や掃除機、エアコンなどの複数の電子機器を同時にフル稼働させてしまうと、一気に消費電力が大きくなるため、向こう1年間の契約電力も大きくなり、基本料金が高くなる可能性があることは留意しておきましょう。
料金プランを紹介!給湯器のタイプとライフスタイルに合ったプランを選ぼう
オクトパスエナジーには、新規契約を受け付けているオール電化住宅向けのプランが全部で4つ。そのうち2つはメーターが2つ存在するオール電化住宅向けです。自宅のメーターの個数や給湯器のタイプなどを照らし合わせて、どのプランが合っているのか確認しましょう。
- オール電化オクトパス
オール電化住宅で夜間~深夜に電気を多く使う人はこのプラン。夜にお湯を沸かす給湯器を保有していて、その他の家事も夜間に済ませる生活スタイルの人はこのプランを選びましょう。 - オール電化オクトパス サンシャイン
オール電化住宅で昼沸きあげ式の給湯器を持っている人はこのプラン。どのエリアでも朝9時~夕方15時までの単価が安く設定されているため、日中家にいて家事を行う生活スタイルの人は特におすすめです。 - オール電化オクトパス ゼロ
電気使用量を計るメーターが2つあるオール電化住宅の人は、「オール電化オクトパス」と併せてこのプランも契約しましょう。「オール電化オクトパス」と電力量単価は同じですが、基本料金がない料金体系のため、メーターが2つあっても1つ分の基本料金で電気を利用できます。 - オール電化オクトパス サンシャイン ゼロ
電気使用量を計るメーターが2つあり、昼沸きあげ式の給湯器を保有しているオール電化住宅の人は、「オール電化オクトパス サンシャイン」と併せてこのプランも契約しましょう。「オール電化オクトパス サンシャイン」と電力量単価は同じですが、基本料金がない料金体系のため、メーターが2つあっても1つ分の基本料金で電気を利用できます。

幸田海都
メーターが2つあるオール電化住宅の人であっても、基本料金ゼロのプランが適用されるのは1つのメーターだけなので、「オール電化オクトパス」か「オール電化オクトパス サンシャイン」のいずれかに申し込みましょう。
申し込み後の契約手続きの際にメーターが2つあると判明した場合には、オクトパスエナジー側が「オール電化オクトパス ゼロ」または「オール電化オクトパス サンシャイン ゼロ」での契約手続きを進めてくれます。
「オール電化オクトパス」「オール電化オクトパス サンシャイン」のエリア別の単価は以下を確認してください。
北海道エリアの料金表
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金(1kWあたり) | 15.33円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 27.71円/kWh |
| 電力量料金(ナイトタイム) | 20.01円/kWh |
| オール電化オクトパス サンシャイン | 単価 |
|---|---|
| 基本料金(1kWあたり) | 15.33円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 17.85円/kWh |
| 電力量料金(スタンダードタイム) | 28.11円/kWh |
東北エリアの料金表
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 143.21円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 14.32円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 22.3円/kWh |
| 電力量料金(ナイトタイム) | 17.87円/kWh |
| オール電化オクトパス サンシャイン | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 143.21円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 14.32円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 14.83円/kWh |
| 電力量料金(スタンダードタイム) | 24.07円/kWh |
東京エリアの料金表
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金(1kWあたり) | 10.25円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 24.31円/kWh |
| 電力量料金(ナイトタイム) | 17.71円/kWh |
| オール電化オクトパス サンシャイン | 単価 |
|---|---|
| 基本料金(1kWあたり) | 10.25円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 16.92円/kWh |
| 電力量料金(スタンダードタイム) | 26.43円/kWh |
中部エリアの料金表
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 60.44円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 10.56円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 37.72円/kWh |
| 電力量料金(ホームタイム) | 27.91円/kWh |
| 電力量料金(ナイトタイム) | 16.24円/kWh |
| オール電化オクトパス サンシャイン | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 60.44円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 10.56円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 17.5円/kWh |
| 電力量料金(スタンダードタイム) | 27.26円/kWh |
北陸エリアの料金表
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 74.14円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 9.95円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 26.01円/kWh |
| 電力量料金(ナイトタイム) | 16.41円/kWh |
| オール電化オクトパス サンシャイン | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 74.14円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 9.95円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 14.54円/kWh |
| 電力量料金(スタンダードタイム) | 23.64円/kWh |
関西エリアの料金表
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 79.21円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 13.71円/日 |
| 電力量料金(デイタイム夏季) | 25.58円/kWh |
| 電力量料金(デイタイムその他季) | 23.03円/kWh |
| 電力量料金(ホームタイム) | 22.12円/kWh |
| 電力量料金(ナイトタイム) | 14.91円/kWh |
| オール電化オクトパス サンシャイン | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 79.21円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 13.71円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 13.39円/kWh |
| 電力量料金(スタンダードタイム) | 22.31円/kWh |
中国エリアの料金表
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 66.37円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 15.79円/日 |
| 電力量料金(デイタイム夏季) | 27.27円/kWh |
| 電力量料金(デイタイムその他季) | 25.21円/kWh |
| 電力量料金(ナイトタイム) | 17.14円/kWh |
| オール電化オクトパス サンシャイン | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 66.37円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 15.79円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 14.4円/kWh |
| 電力量料金(スタンダードタイム) | 24.29円/kWh |
四国エリアの料金表
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 50.99円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 15.47円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 27.23円/kWh |
| 電力量料金(ナイトタイム) | 19.51円/kWh |
| オール電化オクトパス サンシャイン | 単価 |
|---|---|
| 基本料金 (最初の10kWまで) | 50.99円/日 |
| 基本料金 (10kWを超える1kWあたり) | 15.47円/日 |
| 電力量料金(デイタイム) | 15.52円/kWh |
| 電力量料金(スタンダードタイム) | 27.57円/kWh |
九州エリアの料金表
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金(1kWあたり) | 10.42円/日 |
| 電力量料金(デイタイム夏季) | 29.03円/kWh |
| 電力量料金(デイタイムその他季) | 25.87円/kWh |
| 電力量料金(ナイトタイム) | 14.73円/kWh |
| オール電化オクトパス | 単価 |
|---|---|
| 基本料金(1kWあたり) | 10.42円/日 |
| 電力量料金(デイタイム夏季) | 28.61円/kWh |
| 電力量料金(デイタイム) | 14.98円/kWh |
| 電力量料金(スタンダードタイム) | 23.4円/kWh |
【結論】オクトパスエナジーのオール電化プランは地域電力会社よりも安くしたい人にぴったり!
オクトパスエナジーは
オール電化住宅に向いている?
オール電化住宅で使用している電気給湯器のタイプは?
現在住んでいる地域は?
現在のオール電化住宅での電気の使い方で当てはまるのは?
請求内容を確認する時にしていることで当てはまるのは?
「オール電化オクトパス
サンシャイン」が向いている可能性大!
昼にお湯を沸かすタイプの給湯器をお使いなら、昼間の電気の単価が安い「オール電化オクトパス サンシャイン」との相性が抜群です!ぜひ切り替えを検討しましょう!
「オール電化オクトパス」が
向いている可能性大!
夜にお湯を沸かすタイプの給湯器をお使いなら、夜間の電気の単価が安い「オール電化オクトパス」との相性が抜群です!ぜひ切り替えを検討しましょう!
オクトパスエナジーは
検討の余地あり!
あなたのライフスタイルによっては、オクトパスエナジーに切り替えると電気代がお得になる可能性があります。電気の使い方や給湯器のタイプによってメリットが変わるため、一度詳細をチェックしてみてください。
オクトパスエナジーは
向いていないかも
現時点では大きなメリットが出にくい可能性があります。ただし、ライフスタイルの変化や電気の使い方によっては状況が変わることも。気になる方は公式サイトやこの記事で詳細を確認しましょう。
| オール電化住宅でオクトパスエナジーへの契約が向いている人 ・九州エリア以外のオール電化住宅に住んでいる人 ・夜間にお湯を沸かす電気給湯器を保有していて、その他の家事も夜に行うことが多い人 ・昼間にお湯を沸かす電気給湯器を保有していて、その他の家事も日中に行うことが多い人 ・環境に配慮した電気を使いたい人 |
| オール電化住宅でオクトパスエナジーへの契約が向いていない人 ・九州エリアでオール電化住宅に住んでいる人 ・一時的な電気の使い方次第で基本料金が高くなる仕組みに不安がある人 |
オクトパスエナジーのオール電化プランは、多くのエリアで地域電力会社よりも単価が安く設定されているため、電気代が安くなる可能性大。またオクトパスエナジーのオール電化プランに契約すると、実質的に環境に配慮した電気を使うことができます。そのため、地域電力会社よりも電気代を抑えつつ、環境への優しさにも配慮して電気を使いたい人にはぴったり。
一方で、九州エリアのみ地域電力会社のオール電化プランよりも1円程度オクトパスエナジーのほうが単価が高いため、オクトパスエナジーのオール電化プランは不向き。例えば、九州エリアで毎月550kWh使用する家庭の場合、年間1万円以上電気代が高くなる可能性があります。
またオクトパスエナジーのオール電化プランは、電気を同時に使い過ぎてしまうと契約電力と呼ばれるその家庭での電力の最大値が大きくなり、契約電力が大きくなると基本料金も上がる仕組みになっています。正月やお盆の来客時など、一時的にたくさん電気を使う時期などには契約電力が大きくなりやすいため、電気の使い方次第で基本料金が高くなる仕組みに不安がある人にも向かないでしょう。
メリット・デメリットと口コミ・評判をチェック

オクトパスエナジーのオール電化プランのメリットは3つ。1つめは、電気給湯器のタイプに合わせて、夜間の単価が安い「オール電化オクトパス」と昼間の単価が安い「オール電化オクトパス サンシャイン」の2種類のプランを選べること。2つめは、九州エリアを除く多くのエリアで地域電力会社より電気代を安くできること。3つめは、解約時に手数料や違約金が発生しないことです。さまざまな型の電気給湯器に対応しているプランがあるため、自宅の住環境に合わせてプランを選択できる点はメリットといえます。
対するデメリットも3つあります。1つめは、家庭内の電気の使い方次第では基本料金が高くなる可能性があること。2つめは、燃料費調整額に上限がなく、燃料費が急激に値上がりした際には、燃料費調整額が大幅に増額される可能性があること。3つめは、契約してから一度プランを変えたら1年間はプラン変更ができないことです。頻繁にプラン変更をしたい人や、複雑な料金設定のプランを避けたい人にはデメリットでしょう。
実際に2026年9月現在、オクトパスエナジーのオール電化プランに契約している人にアンケートを取り、メリット・デメリット別に口コミ・評判をまとめたのでぜひチェックしてください。
メリットの口コミ・評判
オール電化住宅でオクトパスエナジーに契約している人から寄せられた口コミでは、「電気代が安くなった」「電気使用量が確認できることで自分の電気の使い方がわかる」といった声が挙がりました。オクトパスエナジーのオール電化プランはいかに単価の安い時間帯にたくさん電気を使えるかで電気代が変わるからこそ、電気の使い方をマイページでいつでもチェックできるのはメリットといえます。
デメリットの口コミ・評判
オール電化住宅でオクトパスエナジーに契約している人から寄せられた口コミでは、「思いのほか電気代は安くならなかった」「マイページの情報の反映にタイムラグがあってわかりにくい」という意見が挙がりました。オクトパスエナジーのオール電化プランは、単価が安い時間帯に電気を使うことでより電気代を抑えられる料金体系なので、タイムラグで正確な使用状況がわかりにくいのはデメリットになるでしょう。
オクトパスエナジーの基本情報
東京ガスとイギリスの電力会社Octopus Energy Groupとの間で設立された合弁会社。Octopus Energy Groupが強みとするデジタルプラットフォームとエネルギー業界大手である東京ガスのノウハウを掛け合わせ、単価の安いさまざまなプランを展開しており、2025年5月には昼間沸き上げ型給湯器に対応して昼の単価が安い「オール電化オクトパス サンシャイン」をリリースしています。
| 供給エリア | 北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・ 中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力(※離島を除く) |
| 電気・ガスセット割 | あり(東京電力エリアのみ) |
| オール電化住宅向けプラン | オール電化オクトパス オール電化オクトパス-サンシャイン オール電化オクトパス-ゼロ オール電化オクトパス-サンシャイン-ゼロ |
| 調整費用の種類 | 燃料費調整額 |
| 契約手数料 | なし |
| 解約金 | なし |
| 支払い方法 | 口座振替・クレジットカード払い・コンビニエンスストア払い |
| ポイント還元 | 基本的になし (ポイントオクトパスRにのみ還元あり) |
| 運営元 | TGオクトパスエナジー株式会社 |
Q&A
ここからはオクトパスエナジーに関して寄せられた質問のなかでも、オール電化住宅に住む人向けの疑問に対して、電気の専門家が分かりやすく回答します。
オクトパスエナジーの「オール電化オクトパス」と東京電力の旧オール電化プラン「電化上手」ではどちらが安い?

幸田海都
結論、オクトパスエナジーの「オール電化オクトパス」のほうが東京電力の「電化上手」よりも電気代は安いです。2016年以前から東京電力のオール電化プランを利用している場合はこのプランで契約している人が多いでしょう。
この電化上手は、以前は夜間の電力量単価が1kwhあたり12円台という破格の安さを誇るプランでしたが、2023年6月の価格改定により夜間の単価が1kWhあたり28.85円まで値上がりしたほか、プランに自動的に反映される全電化住宅割引(5%)も2025年3月に廃止されました。
その結果、現在では新電力会社であるオクトパスエナジーのオール電化プランのほうが単価が安くなっています。
オール電化住宅の場合、オクトパスエナジーとLooopでんきではどちらが安い?

幸田海都
結論、一部のエリアを除き、オクトパスエナジーのほうがLooopでんきよりも電気代が安くなる可能性が高いです。
おもな理由は料金体系の違いにあります。Looopでんきは電力市場の価格に連動して30分ごとに単価が変動する仕組みのため、給湯器が稼働する時間の単価が安いとは限りません。
対してオクトパスエナジーのオール電化プランは、給湯器が稼働する時間帯の単価が最も安く設定されています。そのため、全体の電気使用量のうちの約4割を占める給湯器の電力を安定して安い単価で利用できるオクトパスエナジーの方が電気代を抑えられるでしょう。
以下の表は3~4人世帯で450kWhの電気を使用した場合のLooopでんきの「スマートタイムONE」とオクトパスエナジーの「オール電化オクトパス」の電気代をエリア別で比較したものです。
オール電化住宅のLooopでんきとオクトパスエナジーの電気料金比較表
| 対象エリア | オクトパスエナジー (オール電化オクトパス) | Looopでんき (スマートタイムONE) |
|---|---|---|
| 北海道エリア | 15,818円 | 18,281円 |
| 東北エリア | 16,380円 | 18,288円 |
| 東京エリア | 14,198円 | 18,821円 |
| 北陸エリア | 14,311円 | 17,281円 |
| 中部エリア | 14,699円 | 18,267円 |
| 関西エリア | 13,652円 | 16,398円 |
| 中国エリア | 14,604円 | 16,124円 |
| 四国エリア | 14,700円 | 13,940円 |
| 九州エリア | 12,861円 | 15,908円 |
燃料費調整単価、および電力市場のエリアプライス平均単価は2026年5月の金額で計算しています。
オクトパスエナジーの関連記事もチェック!
ほかの会社のオール電化住宅との相性もチェックしよう
まとめ
オクトパスエナジーは、ガス業界大手の東京ガスとイギリスのエネルギー会社が設立した電力会社で、さまざまな生活スタイルに合わせたプランを地域電力会社よりも安い単価で展開しています。オクトパスエナジーのオール電化プランである「オール電化オクトパス」や「オール電化オクトパス サンシャイン」もまた、多くのエリアで地域電力会社よりも電気の単価が安いため、電気代を抑えられる可能性が高いです。
ただし、基本料金の仕組みには注意が必要。直近1年間の消費電力の最大値をもとに契約電力(kW)が更新される実量制と呼ばれる仕組みが採用されているため、同時にたくさんの家電を使用して一時的な消費電力が大きくなると基本料金も高くなってしまう点には留意しておきましょう。
とはいえ、解約金は原則なしで気軽に切り替えることが可能なため、地域電力会社よりも電気代を安くしたい人には、ぜひ検討してみましょう。







幸田海都
昨今では、太陽光発電設備などの普及に伴い、日中の電気が安く取引きされるケースも見られます。以前は給湯器は夜間にお湯を沸かすタイプが一般的でしたが、こうした背景から、最近は「おひさまエコキュート」など昼間にお湯を沸かすタイプの給湯器も増えてきています。
オクトパスエナジーの「オール電化オクトパス サンシャイン」は、昼間にお湯を沸かすタイプの給湯器があるオール電化住宅向けに、昼間の単価が安く設定されている革新的なオール電化プランといえます。