2023.10.25(更新:2025.09.25)

フレッツ光の速度はなぜ遅い?実測値でわかる原因と光コラボのメリットを解説

速度
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

「フレッツ光の速度って、実際どれくらい出るの?」「最大1Gbpsって書いてあるけど本当?」フレッツ光を検討中の方や、現在利用中の方なら、誰もが一度は抱く疑問ですよね。

この記事では、公式サイトの数字だけでは見えてこない、フレッツ光の「本当の速度」に迫ります。

全国のユーザーのリアルな測定データから平均値を算出し、オンラインゲームや動画視聴といった用途別に、その速度で十分なのかを徹底的に検証します。

結論を先にお伝えすると、フレッツ光は旧式の接続方式がボトルネックとなり、多くの場合で本来の性能を発揮できていません。

本当に快適なインターネット環境を手に入れるなら、その仕組みを理解し、「光コラボ」へ乗り換えることが最善の選択肢となります。

この記事を読めば、フレッツ光の速度に関する疑問がすべて解消し、お客様が今とるべき最適なアクションが明確になります。

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フレッツ光の公式速度は最大1Gbpsだが実測値は他社より遅い

フレッツ光の速度って速いの?

理論上の最大速度は1Gbpsですが、実際の平均速度は約300~400Mbps程度で、主要な他社光回線より遅いのが実情です。

インターネットの速度を調べるとき、多くの方がまず公式サイトの「最大1Gbps」といった数字に注目します。

これはフレッツ光のポテンシャルを示す重要な指標ですが、残念ながら、お客様がご自宅で常に体験できる速度ではありません。

まずは、フレッツ光の「建前」である公式の最大速度と、利用者の測定データに基づいた「本音」である平均実測値を明らかにします。

このギャップを知ることが、フレッツ光の速度問題を正しく理解するための第一歩です。

プランごとの最大通信速度(理論値)

フレッツ光の主要プランの公式最大速度は1Gbps、または10Gbpsですが、これはあくまで理論上の最高値(ベストエフォート)です。

まず、NTT東日本・西日本が公表している主要なプランの最大通信速度を見てみましょう。

フレッツ光 プラン別 最大通信速度

プラン名最大通信速度
(理論値)
フレッツ 光ネクスト最大概ね1Gbps
フレッツ 光クロス最大概ね10Gbps

※2025年9月現在の情報です。

これらの数字は非常に高速に見えますが、「最大概ね」と表記されている通り、技術規格上の最高値を示したものです。

実際のインターネット通信は、道路の交通状況のように、回線の混雑状況や利用する時間帯、接続する機器など様々な要因の影響を受けます。

そのため、この速度が常に保証されるわけではない「ベストエフォート(最大限の努力)型」のサービスであることを理解しておく必要があります。

利用者の測定データから見るフレッツ光の実測値

実際の利用者が測定した平均速度(実測値)は、下り(ダウンロード)で約370Mbps、上り(アップロード)で約276Mbpsです。

では、実際にフレッツ光を利用しているユーザーの平均速度はどのくらいなのでしょうか。

全国のユーザーから集計された実測値データを見てみましょう。

フレッツ光の平均実測値

項目平均実測値
下り速度(ダウンロード)370Mbps
上り速度(アップロード)276Mbps
Ping値(応答速度)21.8ms

出典:みんなのネット回線速度

ここで、それぞれの数値がどのような意味を持つのか、簡単にご説明しますね。

  • 下り速度(ダウンロード)

Webサイトを見たり、YouTubeなどの動画を視聴したり、アプリをインストールする際の「データを受信する速さ」のことです。

この数値が大きいほど、高画質な動画も止まることなくスムーズに再生でき、日常生活で最も速度の速さを体感しやすい部分です。

  • 上り速度(アップロード)

メールを送ったり、InstagramやX(旧Twitter)に写真や動画を投稿したり、Web会議でこちらの映像を送るときの「データを送信する速さ」を指します。

在宅ワークやライブ配信などをする方にとっては、特に重要になる数値です。

  • Ping値(応答速度)

インターネットの「応答の速さ」を表す数値で、単位はms(ミリ秒)です。

この数値が小さければ小さいほど、操作してからサーバーの反応が返ってくるまでの遅延(ラグ)が少ないことを意味します。

特に対戦型のオンラインゲームなどを快適にプレイしたい方にとっては、非常に重要な指標となります。

このように、公式の最大値である1Gbps(1,000Mbps)に対して、実測値はその3分の1程度に留まっているのが現実です。

もちろん、300~400Mbpsという速度は、Webサイトの閲覧や高画質な動画視聴、ほとんどのオンラインゲームを快適にプレイするには十分な数値です。

しかし問題は、「1Gbpsの性能を期待して契約したのに、なぜ速度がこれほど落ちてしまうのか?」という点にあります。

主要な光回線との実測値比較|フレッツ光は速いとは言えない

他の主要な光回線サービスと比較すると、フレッツ光の実測値は残念ながら見劣りしてしまいます。

フレッツ光の速度が十分かどうかを客観的に判断するために、他の主要な光回線サービスの平均実測値と比較してみましょう。

比較する光回線は、使っている回線網の成り立ちによって大きく2つのグループに分けられます。

一つは、NTTが直接提供する大元の「フレッツ光」と、そのNTTの回線設備を借りてドコモ光やソフトバンク光などが提供している「光コラボ」のグループです。

これらは全国に普及しているNTTの回線を使っているのが特徴です。

NTT系の光回線は日本全国の99%でご利用可能。メリットは、工事なしで開通できるケースが多いこと。デメリットは、混雑によって通信品質が低下しやすいこと。

もう一つは、NURO光やauひかりのように、NTTとは別の自社ネットワークを使う「独自回線」のグループです。

自社で回線を管理しているため提供エリアはフレッツ光よりも狭くなりますが、その分、回線を利用できるユーザーも限定されます。

その結果、回線が混雑しにくく、速度が出やすい傾向にあるのです。

独自回線は通信品質がとても良い。メリットは、混雑しにくいので安定した高速通信が可能なこと。デメリットは、申し込みから開通まで数ヶ月かかるケースがあること。

それでは、実際のデータをご覧ください。

主要光回線の平均実測値比較

光回線平均下り速度平均上り速度Ping値
フレッツ光370Mbps276Mbps21.8ms
ドコモ光
(光コラボ)
465Mbps402Mbps20.2ms
ソフトバンク光
(光コラボ)
473Mbps419Mbps15.8ms
NURO光
(独自回線)
794Mbps694Mbps10.6ms
auひかり
(独自回線)
617Mbps574Mbps15.5ms

出典:みんなのネット回線速度

この表を見ると、独自回線を使用しているNURO光やauひかりが頭一つ抜けて速いことがわかります。

また、フレッツ光は同じNTT回線を使っている「光コラボ」であるドコモ光やソフトバンク光にも、平均速度で劣っているのが現状です。

この客観的なデータから、フレッツ光の速度は現在の光回線市場において「速い」とは言えないポジションにあることがお分かりいただけるかと思います。

フレッツ光の速度が遅い最大の原因は接続方式にある

どうしてフレッツ光は、光コラボと比べて実測値が遅くなってしまうの?

多くの場合、インターネットの出入り口で渋滞が起こりやすい「PPPoE」という古い接続方式を今も利用しているからです。

前のパートで、フレッツ光の実測値が他の光回線に比べて伸び悩んでいる現実をデータで確認しました。

同じNTTの回線設備を使っているにもかかわらず、なぜこのような差が生まれるのでしょうか。

その最大の原因は、フレッツ光が標準で利用しているインターネットへの「接続方式」に隠されています。

この接続方式とは、ご自宅からインターネットの世界へ繋がるための”通り道の種類”のようなものだと考えてください。

実は、この”通り道”が昔ながらの狭い道(PPPoE)なのか、新しくできた広い道(IPv6 IPoE)なのかによって、通信速度は大きく変わってくるのです。

ここでは、速度低下の根本原因である旧式の接続方式「PPPoE」の仕組みと、その解決策となる次世代の接続方式「IPv6 IPoE」について、初心者の方にも分かりやすく解説します。

原因の正体:プロバイダとの接続部分で起こる「PPPoE」の渋滞

PPPoE方式は、インターネットへの接続口が狭いため、利用者が増える夜間帯などに交通渋滞のような現象を引き起こします。

フレッツ光で一般的に使われている「PPPoE」という接続方式は、例えるなら高速道路の料金所のようなものです。

ご自宅からインターネットの世界へ出発する際、必ずこの料金所(網終端装置)を通過する必要があります。

用語解説

網終端装置(もうしゅうたんそうち)
お客様の回線を、契約しているプロバイダのネットワークに接続するための重要な装置です。PPPoE方式では、この装置の処理能力に上限があるため、アクセスが集中すると混雑の原因となります。

日中のように道路が空いている時間帯は、車(データ)はスムーズに料金所を通過できます。

しかし、多くの人が一斉にインターネットを使い始める平日の夜間や休日になると、この料金所に車が殺到し、長蛇の列ができてしまいます。

これが、PPPoE方式で起こる「渋滞」の正体です。

いくらご自宅までの光回線(高速道路)が最新で広々としていても、出口である料金所が混雑していれば、その先のインターネットの世界へスムーズに進むことはできません。

このため、PPPoE方式を利用していると、特定の時間帯に「Webページの表示が遅い」「動画が途中で止まる」といった速度低下が起こりやすくなるのです。

【改善の鍵】渋滞を回避する次世代の接続方式「IPv6 IPoE」

「IPv6 IPoE」は、PPPoEの渋滞ポイントを通らない新しいバイパス道路のようなもので、混雑する時間帯でも快適な通信が可能です。

PPPoE方式の渋滞を解決するために登場したのが、「IPv6 IPoE」という新しい接続方式です。

これは、先ほどの例えで言うなら、料金所を通らない広々としたバイパス道路のようなものだと考えてください。

IPv6は混雑が発生しにくい最新の通信規格。例えるなら、幅が広がり車線も増えた渋滞しにくい高速道路。混雑しないので遅延や障害が起きにくい。ただし、対応ルーターと対応プロバイダが必要。

IPv6 IPoE方式では、混雑の原因となっていた網終端装置(料金所)を経由せず、直接インターネットへ接続することができます。

そのため、PPPoE方式で渋滞が発生しやすい夜間帯などでも、アクセスの集中を避けてスムーズに通信を行うことが可能です。

現在、多くの新しい光回線サービスでは、このIPv6 IPoE方式が標準で提供されるようになっており、これが「同じNTT回線なのに速度が速い」理由の一つとなっています。

つまり、快適なインターネット環境を手に入れるためには、光回線の種類だけでなく、「どの接続方式を利用するか」が非常に重要な鍵となるのです。

フレッツ光のままIPv6を使うのは、実は「もったいない選択」

速度は改善されますが、料金の二重払いはそのままで、結果的にコストパフォーマンスが悪くなるため、おすすめできません。

「それなら、フレッツ光の契約のままで、IPv6 IPoEが使えるプロバイダに申し込めば良いのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、その方法でも速度の改善は見込めます。

しかし、この選択はあまり「賢い」とは言えません。なぜなら、いくつかのデメリットがあるからです。

1.追加の手続きや費用が必要

IPv6 IPoEを利用するには、まずNTTへ「V6オプション」を申し込む必要があります。

このオプションの月額料金は無料ですが、別途工事費(3,300円)が発生する場合があります。

さらに、ご自身でIPv6 IPoEに対応したWi-Fiルーターを用意する必要もあります。

2.料金の二重払い構造は変わらない

最も大きな問題は、フレッツ光の利用料金とプロバイダの利用料金を別々に支払うという、割高な料金体系が維持されてしまう点です。

プロバイダによってはIPv6対応プランの料金が高めに設定されており、月々の通信費が以前より上がってしまうケースも少なくありません。

速度は少し速くなるかもしれませんが、そのために余計な手間や費用がかかり、割高な料金を払い続けることになるのです。

これでは、根本的な解決とは言えないでしょう。

最も賢い選択はIPv6標準の「光コラボ」へ乗り換えること

フレッツ光の速度と料金の問題を解決する方法は?

多くの人にとって最も合理的で賢い選択は、高速な「IPv6 IPoE」が標準で使えて料金も安い「光コラボ」へ乗り換えることです。

ここまで、フレッツ光の速度が伸び悩む原因と、その解決策について解説してきました。

乗り換えを検討する際、選択肢は大きく2つあります。

  • 最大1Gbpsの「光コラボ」
  • 最大10Gbpsの「フレッツ光クロス」

「速さを求めるなら、10ギガのフレッツ光クロスが良いのでは?」と考えるのは自然なことです。

しかし、ほとんどのお客様にとって最大1Gbpsの「光コラボ」が最も賢い選択と言えます。

なぜなら、10ギガプランには以下のような注意点があるからです。

10ギガプランの注意点

  • オーバースペックになりがち:Webサイトの閲覧や動画視聴、オンライン会議といった一般的な使い方では、1Gbpsでも十分すぎるほどの速度です。10ギガの性能を日常的にフル活用できる場面は限定されます。
  • 月額料金が高額:「フレッツ光クロス」の月額料金は約6,050円(NTT東日本の場合)+プロバイダ料金となり、1Gbpsプランよりも高額です。
  • 提供エリアが限定的:2025年現在、フレッツ光クロスの提供エリアはまだ都市部の一部に限られています。
  • 周辺機器も10ギガ対応が必要:10ギガの速度を活かすには、Wi-FiルーターやLANケーブル、さらにはパソコン本体も10ギガに対応した高性能な製品が必要となり、追加の出費がかかります。

これらの理由から、まずはコストパフォーマンスに優れ、十分すぎるほどの速度が出る「IPv6 IPoE対応の光コラボ」を選ぶことが、最も多くの方にとって合理的で失敗のない選択と言えるのです。

それでは、その光コラボがなぜ「速くて安い」を実現できるのか、具体的に見ていきましょう。

光コラボなら「速度」と「料金」の課題をまとめて解決できる

多くの光コラボは、高速なIPv6 IPoE接続を標準提供しており、さらに料金体系がシンプルで割安になるからです。

光コラボが「速くて安い」を実現できるのには、明確な理由があります。

理由1:高速な「IPv6 IPoE」を手軽に利用できる

多くの光コラボ事業者は、速度改善の鍵となる「IPv6 IPoE」に対応しています。

例えば、「ドコモ光」の優良プロバイダ(GMOとくとくBBなど)では、対応ルーターを無料レンタルでき、特別な申し込みなしですぐにIPv6 IPoEを利用開始できます。

一方、「ソフトバンク光」の場合は、高速なIPv6 IPoE通信の利用に「光BBユニット」という専用機器のレンタル(月額513円)が必須となります。

このように事業者によって条件は異なりますが、フレッツ光のように別途NTTへオプションを申し込む手間なく、契約と同時に高速な接続方式の利用準備が整う点は、光コラボの大きなメリットです。

理由2:料金の支払いが一本化されてシンプル&割安に

フレッツ光のように回線事業者(NTT)とプロバイダへ別々に料金を支払う必要がなくなり、光コラボ事業者にまとめて支払うシンプルな形になります。

光コラボとは回線・プロバイダのセット商品。例えるなら、乗車料金を払うだけで有料の高速道路を使って移動できるバス。ポイントは、NTTの回線を複数社が共有して使っているということ。

料金も一体型になったことで、総額としてフレッツ光時代より安くなるケースがほとんどです。

さらに、お使いのスマホキャリアに合わせた光コラボを選べば、「スマホセット割」が適用され、通信費全体を大幅に節約することも可能です。

フレッツ光から光コラボへの乗り換え(転用)は驚くほど簡単

「転用」という手続きを使えば、新たな工事は不要で、Webや電話での申し込みだけで簡単に乗り換えが完了します。

「乗り換え」と聞くと、「また工事が必要で面倒なのでは?」と心配されるかもしれませんが、その必要は一切ありません。

フレッツ光から光コラボへの乗り換えは、すでにあるNTTの回線設備をそのまま利用するため、新たな宅内工事は原則不要です。

この手続きは「転用(てんよう)」と呼ばれ、非常に簡単なステップで完了します。

転用手続き 手順

  • NTT東日本/西日本で「転用承諾番号」を取得する:Webサイトまたは電話で、現在契約中のフレッツ光から転用するための「整理番号」のようなものを発行してもらいます。(有効期間は15日間)
  • 乗り換えたい光コラボ事業者に申し込む:取得した転用承諾番号を伝え、希望の光コラボに申し込みます。

たったこれだけで、数日から1週間程度で自動的に回線が切り替わり、新しいサービスが利用できるようになります。

インターネットが使えない期間が発生することもないので、スムーズに移行できますよ。

【重要】旧プロバイダの解約を忘れずに!
光コラボへの「転用」手続きで切り替わるのは、NTTとのフレッツ光回線契約のみです。
お客様が別途契約していたプロバイダとの契約は自動で解約されないため、ご自身で解約手続きを行う必要があります。これを忘れると、利用していないプロバイダの料金が請求され続けてしまうので、ご注意ください。

【スマホキャリア別】おすすめの光コラボ乗り換え先

通信費を最もお得にするなら、お使いのスマホキャリアに合わせて光コラボを選ぶのがおすすめです。

最後に、具体的にどの光コラボへ乗り換えるべきか、フレッツ光と比較しながら見ていきましょう。

お住まいの住居タイプに合わせて、料金やサービス内容がいかに変わるかをご確認ください。

【戸建て向け】フレッツ光とおすすめ光コラボの比較

項目フレッツ光ドコモ光ビッグローブ光ソフトバンク光
月額料金の目安約6,270円
(回線+プロバイダ)
5,720円5,478円5,720円
スマホセット割なしあり
(ドコモ)
あり
(au/UQ)
あり
(SB/Y!mobile)
接続方式PPPoE
(IPv6は別途申込が必要)
IPv6 IPoE
(標準提供)
IPv6 IPoE
(標準提供)
IPv6 IPoE
(標準提供)
料金体系回線とプロバイダで
別々の契約・支払い
一本化一本化一本化

【マンション向け】フレッツ光とおすすめ光コラボの比較

項目フレッツ光ドコモ光ビッグローブ光ソフトバンク光
月額料金の目安約4,455円
(回線+プロバイダ)
4,400円4,378円4,180円
スマホセット割なしあり
(ドコモ)
あり
(au/UQ)
あり
(SB/Y!mobile)
接続方式PPPoE
(IPv6は別途申込が必要)
IPv6 IPoE
(標準提供)
IPv6 IPoE
(標準提供)
IPv6 IPoE
(標準提供)
料金体系回線とプロバイダで
別々の契約・支払い
一本化一本化一本化

※2025年9月現在の情報です。
※フレッツ光の料金は「フレッツ 光ネクスト」+「標準的なプロバイダ料金」で算出。
建物の契約数により料金は変動します。

これらの表から分かる通り、お住まいのタイプに関わらず、光コラボに乗り換えることで、以下のような明確なメリットがあります。

フレッツ光から光コラボに乗り換えるメリット

  • 月額料金がシンプルになり、安くなる
  • スマホセット割で、毎月の通信費全体を節約できる
  • 高速なIPv6 IPoE接続が標準で利用できる

ご覧の通り、光コラボに乗り換えれば、速度改善の鍵である「IPv6 IPoE接続」が標準で使えるようになります。

さらに、ご自身のスマホキャリアに合わせることで「スマホセット割」が適用でき、通信費全体を節約できるのも大きな魅力です。

速度と料金の両面でメリットが大きい光コラボへの乗り換えを、ぜひ前向きにご検討ください。

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まとめ

フレッツ光の速度に疑問を感じたら、光コラボへの乗り換えがおすすめ

今回は、フレッツ光の「本当の速度」について、その実態から速度が伸び悩む原因、そして最も賢い解決策までを詳しく解説してきました。

公式サイトの「最大1Gbps」という数字とは裏腹に、実際の平均速度は他の光回線サービスに見劣りしてしまうのが実情です。

その最大の原因は、インターネットの利用者が増える時間帯に渋滞を引き起こしやすい、旧式の接続方式「PPPoE」にありました。

そして、この速度問題を根本から解決する鍵こそが、次世代の接続方式「IPv6 IPoE」です。

現在では、その「IPv6 IPoE」を標準で提供し、月額料金も安くなる「光コラボ」へ乗り換えることが、最も合理的で効果的な選択肢となっています。

もし今、お客様がフレッツ光の速度に少しでも疑問や不満を感じているのであれば、それはまさにインターネット環境を見直す絶好のタイミングです。

この記事を参考に、より快適なインターネット環境への第一歩を踏み出していただければ幸いです。

Q&A
フレッツ光の速度に関する“よくある質問と回答”

プロバイダだけをIPv6対応のものに変更するのはダメなの?
速度は改善しますが、料金が割高になるためおすすめしません。

フレッツ光の契約を維持したままプロバイダだけを変更する方法は、速度改善の効果はあっても、コスト面でおすすめできません。

最大の理由は、NTTに支払うフレッツ光の回線料金と、プロバイダに支払う利用料金の「二重払い」構造が変わらないためです。

むしろ、IPv6対応プランは料金が割高に設定されていることもあり、月々の通信費が以前より高くなってしまう可能性があります。

一方で、光コラボに乗り換えれば、回線とプロバイダの料金が一体化し、スマホセット割なども適用されるため、トータルの通信費を安く抑えながら速度を改善できます。

マンション(VDSL方式)の速度が遅いのはもう諦めるしかない?
100Mbpsの上限を超えることはできませんが、IPv6対応の光コラボで安定性を高めることは可能です。

お住まいのマンションの設備がVDSL方式の場合、建物全体で一本の電話回線を共有しているため、最大100Mbpsという物理的な速度の上限を変えることはできません。

しかし、「夜になると極端に遅くなる」といった症状に悩まされている場合、その原因は建物の設備ではなく、本文で解説したPPPoE方式による「インターネットの出入り口の混雑」にある可能性が高いです。

このようなケースでは、IPv6(IPoE)に対応した光コラボに乗り換えることで、混雑を避けられるようになり、時間帯を問わず上限に近い速度で安定して通信できるようになる可能性があります。

最高速度は変わりませんが、体感速度は大きく改善されるはずですよ。

光コラボに乗り換えても速くならない場合、何が原因?
ご自宅のWi-FiルーターやLANケーブルが古いことが原因かもしれません。

光回線を最新の高速なものに変更しても、ご自宅の通信環境がその速度に対応していなければ、性能を最大限に引き出すことはできません。

特に見落としがちなのが、Wi-FiルーターとLANケーブルです。

例えば、5年以上前に購入したWi-Fiルーター(例:Wi-Fi 4/IEEE802.11nなどの古い規格)や、1Gbpsの通信に対応していない古いLANケーブル(例:「CAT5」と記載のもの)を使っていると、そこがボトルネックとなって速度が頭打ちになってしまいます。

光コラボに乗り換えても速度が改善しない場合は、これらの機器が1Gbpsに対応した製品(Wi-Fiルーターなら「Wi-Fi 5/ac」以上、LANケーブルなら「CAT5e」以上)であるかを確認し、必要であれば買い替えをおすすめします。


丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。