- 記事の監修責任者
- 丸山 和輝
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ドコモ光の速さは体感的に「とても快適」なレベル
ドコモ光の速さってどれくらいのものなの?
ラグや遅延といったストレスが少なくて快適です
冒頭でお話しした通り、「日常的なインターネット通信は快適に行える速度」なのですが…
気になるのは、それが具体的にどのくらいの体感速度なのか?という点ですよね。
それは要するに、テレワーク時のビデオ通話やオンラインゲームなど、いわゆる「一般的なネット利用」がラグ無く・安定して使えるということです。
そう断言できるのは、私自身がドコモ光を利用していてそう思うから、というのが大きいですね。
以前は他回線(あえてサービス名は伏せておきますが)を使っていたのですが、当時は
- オンラインゲーム利用中にYouTubeを開くと読み込みが遅延する
- NintendoSwichでHuluを見ようとすると頻繁に止まる
- 電子レンジを使っている最中は動画サービスが止まる
こういった事態に悩まされていました。
これが、ドコモ光に切り替えたことで全て解消されたのです。
快適なのは分かったけど、数値としてはどれくらいなの?
平均275Mbpsですが、正直プロバイダー次第です
まずは「通信速度の単位」についてご説明しておきますね。
一般的に、インターネット回線の速度は「Gbps」「Mbps」「Kbps」といった単位で表されます。
要は、1秒間に何bitのデータ量が送受信されているか、ということですね。
ドコモ光の速度について確認いただくとき注意いただきたいのは、「最大速度」と「平均速度」があるということです。
公式サイトなどをご覧いただくと「1Gbps」と記載がありますが、これは最大速度であって「実際に体感できる速度ではない」のです。
これは、車のスピードメーターをイメージいただくとわかりやすいかもしれません。
300km/hまでメモリがあったとしても、実際に走行するときはそこまで飛ばしませんよね?高速道路に乗っていたとしても、せいぜい100km/h程度しか出さないはず。
ドコモ光の回線速度も同じで、ポテンシャルとしては1Gbps(毎秒1ギガ)まで出せるものの、実際には平均275Mps(毎秒275メガ)しか出ていないということです。
ただ、それもあくまで「ドコモ光というサービス全体の平均値」に過ぎません。
少しややこしいのですが、ドコモ光はプロバイダーの選択肢が多いサービスで、どれを選ぶかによって速度も変わってくるのです。
なぜプロバイダーによって速度に差が出てくるの?
サービスを供給する仕組みが会社によって異なるからです
まず、プロバイダーというのは、お客様のPCやスマホがインターネットに繋がるようにしてくれている事業者のことです。
例えるなら、水道局。
各家庭には水道管がつながっていますが、水を供給してくれているのは水道局ですよね。
これをインターネット通信に置き換えると、「水道管=回線設備(光ファイバー)」「水道局=プロバイダー」ということになります。
さて、そのプロバイダー次第で通信速度が変わるという話ですが、その理由は「サービス提供に使っているシステムの性能に差があるから」です。
先ほど挙げた水道の例を用いるなら、水道局内で使われているポンプの性能が違う、といったところでしょうか。
要するに、インターネットサービスを提供するシステムにも優劣があるから、良い物を使っているプロバイダーを選んだ方が速度も出やすい、という話です。
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プロバイダー別の平均速度
プロバイダー毎にどれくらい速度に差があるのか、まずは一覧をご覧ください。
プロバイダー名 | 回線速度 |
ドコモnet | 下り320.0Mbps 上り266.3Mbps |
BB.excite | 下り318.8Mbps 上り318.1Mbps |
TNC | 下り297.6Mbps 上り263.0Mbps |
ic-net | 下り294.4Mbps 上り244.5Mbps |
GMOとくとくBB | 下り292.3Mbps 上り254.9Mbps |
ASAHIネット | 下り292.2Mbps 上り262.6Mbps |
BIGLOBE | 下り282.5Mbps 上り231.8Mbps |
OCN | 下り277.1Mbps 上り210.7Mbps |
TiKiTiKi | 下り276.1Mbps 上り228.9Mbps |
sis | 下り271.0Mbps 上り230.4Mbps |
plala | 下り268.8Mbps 上り213.3Mbps |
@Tcom | 下り266.4Mbps 上り202.9Mbps |
andline | 下り261.8Mbps 上り265.7Mbps |
エディオンネット | 下り260.8Mbps 上り169.7Mbps |
DTI | 下り243.4Mbps 上り222.5Mbps |
Tigers-net.com | 下り226.6Mbps 上り215.3Mbps |
WAKWAK | 下り224.3Mbps 上り245.7Mbps |
@nifty | 下り210.5Mbps 上り231.8Mbps |
SYNAPSE | 下り197.7Mbps 上り199.7Mbps |
楽天ブロードバンド | 下り169.5Mbps 上り158.5Mbps |
@ネスク | 下り125.6Mbps 上り177.8Mbps |
ちゃんぷるネット | 下り109.7Mbps 上り373.2Mbps |
hi-ho | 下り97.9Mbps 上り156.3Mbps |
これだけ見ると、速度の優劣だけで考えるならドコモnetが最適かと思いますよね。
しかし実際にプロバイダーを選ぶときは、速度以外にも料金や特典といった判断材料が気になってくるはず。
最適なプロバイダーはGMOとくとくBB
結局どのプロバイダーを選べばいいの?
高速かつ特典豊富なGMOとくとくBBがオススメです
当社(株式会社INE)としては、総合的に見てGMOとくとくBBが最適だと考えています。
その理由を一言でまとめるなら、「高速回線を低コストで利用できるから」です。
より詳細に説明させてもらうと、
- 超高速な通信システム「IPv6」を利用できる
- IPv6を使うために必要なWi-Fiルーターを無料レンタルできる
という2つの特徴を兼ね備えているから、GMOとくとくBBが最適であると言えるのですね。
IPv6って何?
今までよりも混雑しにくくなった通信システムのことです
前提として、回線の速度や安定性(ラグや接続不良の生じにくさ)というのは、混雑具合によって大きく左右されます。
これは高速道路に例えられることが多いのですが…
イメージしてみてください。たとえ100km/h出してもいい高速道路であっても、渋滞が発生すると思うようにスピードは出せませんよね?
実は通信回線でも同じことが起きるもので、利用者数が多い地域や時間帯では、どれだけ優秀なサービス(回線・プロバイダー)を選んでいたとしても、遅延や接続不良は免れません。
お客様も、「17時頃になるとYoutubeが止まりやすくなる」といった経験があるのでは?
それは回線が混雑しているから生じる不具合で、IPv6というのは、そういった状況を根本的に解決したシステムなのです。
どう解決したかというと、キャパ(利用者の定員)の増強。
従来の通信システム(IPv4と言われていました)のキャパは43億人程度だったのですが、IPv6のそれは“ほとんど無限”になっています。
高速道路で言うところの、今まで2車線しかなかった道が、5車線以上に増えた感じですね(そんな道路は実在しませんが)。
それとプロバイダー選びに何の関係が?
IPv6は一部のプロバイダーしか導入していないのです
画期的なIPv6ですが、このシステムは全てのプロバイダーが採用しているわけではありません。
だからこそ、プロバイダー選びは「快適なインターネットライフ実現」に向けて重要なポイントになっているのですね。
お察しいただけていると思いますが、GMOとくとくBBはしっかりIPv6を採用しています。
これが、GMOが最適と言える理由その1というわけです。
じゃあ、IPv6が使えるルーターっていうのは?
対応ルーターが必要なのですが、GMOなら無料で使えます
たとえIPv6対応プロバイダーを選んでも、実際に利用するには“システムに対応したWi-Fiルーター”を用意しなくてはいけません。
これも高速道路に例えて言うなら、増えた車線と繋がっているIC(インターチェンジ)が必要というイメージですね。ルーターがすなわちICの役割を果たしているという感じです。
つまり、IPv6対応ルーターを用意しなければ意味がないという話なのですが、GMOの場合は無料で対応機種をレンタルできるのです。
ちなみに私もドコモ光×GMOとくとくBBを契約していて、IPv6対応ルーターを無料で使っています。
対応ルーターは契約スタートの1~2週間前を目処に郵送されてくるので、当日になって慌てる心配もありません。
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ドコモ光×GMOとくとくBBの速度は平均306Mbps
結局、GMOを選んだとして速度はどれくらいになるの?
平均306Mbpsで他社と比べてもかなり優秀です
数値そのものは平均306Mbps。他プロバイダーも含めた平均値が275Mbpsなので、ドコモ光の中でもスピーディーであることは明らかですね。
では、この数値が光回線サービスとしてどれくらいなのかというと、“かなり優秀”と言ってしまっても良いと思います。
これについては実際に他サービスの速度と見比べてみるのが1番わかりやすいと思うので、こちらをご覧ください。
サービス名 | ホームタイプ | マンションタイプ |
---|---|---|
ドコモ光 | 下り:572.9Mbps 上り:558.7Mbps | 下り:357.1Mbps 上り:329.81Mbps |
auひかり | 下り:317.8Mbps 上り:234.0Mbps | 下り:352.3Mbps 上り:273.5Mbps |
ソフトバンク光 | 下り:316.8Mbps 上り:261.9Mbps | 下り:326.7Mbps 上り:254.1Mbps |
フレッツ光 | 下り:266.3Mbps 上り:216.7Mbps | 下り:273.7Mbps 上り:225.7Mbps |
ビッグローブ光 | 下り:261.9Mbps 上り:213.2Mbps | 下り:274.4Mbps 上り:240.8Mbps |
楽天ひかり | 下り:253.4Mbps 上り:210.0Mbps | 下り:250.3Mbps 上り:226.7Mbps |
ご覧の通り、ドコモ光×GMOの速度はかなり上位に位置しています。
正直に申し上げて、NURO光やauひかりといった超高速回線には劣るものの、そういったサービスはよほど速度に拘りがある人向けです。
例えば、オンラインゲーム(スプラトゥーンやAPEXなど)を本気で遊んでいる人…いわゆる“ガチ勢”向けということですね。
ドコモ光を検討しているお客様は、そこまでのスペックを求めているわけではないと思いますので、あくまでも「プロバイダーにGMOを選ぶ」という点だけ頭に入れておいていただけると良いと思います。
まとめ
ドコモ光を快適な速度で使いたいならGMOを選択しよう
通信速度というのは、回線サービスの品質を考えるうえで最も重要な項目のひとつです。
ここで妥協してしまうと、動画の読み込み遅延やオンラインゲームプレイ時のラグなど、日常生活のあらゆるシーンでストレスを抱えることになります。
ドコモ光の場合、優良プロバイダーを選べばその点に不安はありません。
より具体的には、GMOとくとくBBがオススメです。
GMOなら、最新の通信システムである“IPv6”でインターネットができるうえ、それに対応したWi-Fiルーターを無料でレンタルできるからです。
もちろん他にも優良プロバイダーはありますし、最終的にはお客様の判断になりますが…いずれにせよ、インターネットライフの快適性という観点から吟味していただけると良いと思います。
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Q&Aドコモ光の速度に関する“よくある質問と回答”
マンションでも快適に使えるの?
ドコモ光の場合は快適にご利用いただけます。
前提として、ドコモ光を含む多くの回線サービスには、戸建て用の“ホームタイプ”と集合住宅用の“マンションタイプ”という2つの種類があります。
これらの違いは目立つところで言うと“料金の差”なのですが(基本的にマンションタイプの方が安く設定されています)、根本的には“回線の接続方法”が異なっているのです。
回線が分散すると、言うまでもなく各部屋に供給されるサービスの勢いや量も減ってしまうので、本来なら通信速度も(戸建てと比べて)遅くなるものなのですね。
ところがドコモ光の場合、その差がかなり小さいのです。
理由は、正直なところドコモ光やプロバイダーの内部事情なので、ハッキリしたことはわかりません。
おそらくは、プロバイダーが「マンションでも快適にインターネット通信ができるように」と、細やかな調整を行っているものと考えられます。
というわけで、ドコモ光はマンションでも快適にご利用いただけるのです。
速度を考えたら、やっぱり10Gプランを選ぶべき?
当社としては「無用の長物」だと考えています。
とはいえ、ここまでに解説した通り、GMOとくとくBBのような優良プロバイダーを選べば通常の1Gプランでも十分に快適なインターネットライフを実現できます。
料金が同じなら10Gを選んだ方がいいですが、言うまでもなく、通常プランよりも割高。
具体的には、通常は¥4,400/月のところ、10Gプランだと¥6,380/月・・・約1.5倍です。
何だったら、10Gプランを選ぶならauひかりやNURO光のような速度特化型サービスを選んだ方が良いとすら思います。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
ご自宅にドコモ光の導入を検討しているお客様の中には、「速度はどれくらいのものなのか」という点が気になっている人もいらっしゃいます。
結論から言いますと、ドコモ光は「日常的なインターネット通信は問題なく快適に行える速度」です。
ただし、それはあくまでも「適切なプロバイダーを契約した場合」に限った話。
一体どういうことなのか、お客様の疑問を全て解決していきましょう。