- 記事の監修責任者
- 丸山 和輝
「SIS」はネット接続に必要なプロバイダーサービス
SISってどんなプロバイダーなの?
株式会社スピーディアが提供しているドコモ光の公式プロバイダーです。
前提として、プロバイダーというのは回線をインターネットに接続する役割を担っています。
そう言われても正直ピンとこない人もいると思うので、イメージしやすいようにインターネットを利用している時の仕組みを水道に例えました。
プロバイダーが“水道局”、回線が“水道管”、インターネットが“水”のようなイメージです。
水道局が水道管を通じて水を供給するのと同じ原理で、プロバイダーは回線を通してインターネットサービスを提供しているのですね。
なので、インターネットを利用する際は回線だけでなく、プロバイダーも必ず必要ということです。
それでは、SISというプロバイダーがどのようなサービスなのか、料金プランをご覧ください。
SIS 料金プラン
項目 | v4プラン | v6プラン |
---|---|---|
月額料金 | 1,210円 | 1,320円 |
初期費用 | なし | 110円 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
特典 | 最大1ヵ月無料 | 最大1ヵ月無料 |
若干の違いですが、月額料金と初期費用は「v4プラン」「v6プラン」どちらを選ぶかによって変わってきます。
おすすめはIPv6に対応したv6プラン
v4プランとv6プランって何がどう違うの?
通信の安定感が違います。
まず、“IPv4”に対応しているのが「v4プラン」、そのIPv4と“IPv6”にも対応しているのが「v6プラン」です。
このIPv4・IPv6というのは、一言で言ってしまうとインターネットの通信システムのことです。
これまではIPv4が主流でしたが、インターネットの利用者が増えすぎた影響でIPv4だけではキャパオーバーとなってしまい、この状況を改善するため新たにつくられたのがIPv6というシステムです。
道路に例えるなら、IPv4では1車線だった道路が、IPv6では2車線に増えたようなイメージです。
車線が多いほど車は分散しやすく、渋滞なくスムーズに速度を上げることができるので、それだけ安定かつ快適にインターネットを利用できるようになります。
なので、月額料金と初期費用の違いはあるものの、これから光回線を利用しようと検討している方には「v6プラン」をおすすめします。
また、毎月の費用に関しては、この月額料金や初期費用以外にも、どのオプションを付けるかによっても変わります。
SISのオプションサービス
どんなオプションがあるの?
セキュリティや保証に関するオプションが豊富にあります。
オプションに加入することで、より便利で快適にサービスを利用することが可能です。
SIS オプション一覧
カテゴリ | 名称 | 月額料金 | 無料期間 |
---|---|---|---|
セキュリティソフト | SISプレミアムセキュリティ | 550円 | 最大2ヵ月 |
セキュリティソフト | AdGuard | 550円 | 最大1ヵ月 |
データ保存 | トレンドマイクロパスワードマネージャー | 550円 | 最大1ヵ月 |
メール | メールパック | 330円 | 最大2ヵ月 |
安心・保証 | らくらく!えんかくサポート | 550円 | なし |
安心・保証 | らくらく!えんかくサポートプラス | 990円 | なし |
安心・保証 | ルータあんしんサポート | 220円 | なし |
パソコンをウイルスから守るためのセキュリティソフトや、インターネットに詳しくない方をサポートするためのオプションが豊富です。
全てのオプションを付ける必要はないので、ご自身に必要なものだけ付けるようにしましょう。
このオプションなどについて詳しく知りたい方は、実際にSISに問い合わせて聞いてみるのもいいと思います。
SIS 問い合わせ先
Webで問い合わせ | メール相談フォーム |
TELで問い合わせ | 0120-55-7343 営業時間:10:00~18:00(※年末年始を除く) |
ここまで、SISについて解説してきましたが、最初に言った通りSISはあくまでプロバイダーで、インターネットを利用するためには必ず回線サービスも必要になります。
「SIS for ドコモ光」の基本スペック
回線サービスは何を使えばいいの?
SISはドコモ光の公式プロバイダーなので、当然ドコモ光がおすすめです。
ここからは、SISを利用した光コラボ「SIS for ドコモ光」について解説していきます。
光コラボというのは、NTT東日本・西日本から光回線を借り受けて、自社サービスと組み合わせて提供するサービスのことです。
まずは「SIS for ドコモ光」の基本情報をご覧ください。
SIS for ドコモ光 基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
最大通信速度 | 1Gbps |
月額料金 | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費 | |
解約金 | 戸建て:5,500円 マンション:4,180円 |
契約期間 | 2年 |
提供エリア | 全国 |
この情報をもとに、各項目について解説していきますね。
最大通信速度1Gbpsであればどんな用途でも快適
最大通信速度が1Gbpsってどれくらいの速さなの?
動画視聴やネットサーフィンなど問題なく使える速さです。
最大通信速度というのは、理論上の最大値のことで、これは保証された速度ではありません。
実際の使用環境では、最大通信速度の20〜30%程度になることが一般的です。
では、どの程度の速度が出ていれば問題なくインターネットを利用できるのか、用途別に必要な通信速度をまとめたのでご覧ください。
必要な通信速度の目安
利用用途 | 通信速度の目安 |
---|---|
メール | 1Mbps |
Webサイトの閲覧 | 1~10Mbps |
動画視聴(4K画質) | 20Mbps |
Web会議 | 10~30Mbps |
オンラインゲーム | 30~100Mbps |
最も速い通信速度が必要なオンラインゲームでも、大体30~100Mbpsほどが目安となります。
つまり、最大通信速度が1Gbpsであれば、基本的にどのような用途でもインターネットを快適に利用できるというわけですね。
SISの月額料金はタイプAに分類される
SIS for ドコモ光の料金って安いの?
SISはタイプAに分類されるので安いです。
前提として、ドコモ光はプロバイダーによってタイプAとタイプBに分けられており、SISはタイプAに分類されています。
ドコモ光 プロバイダー 一覧
タイプA
SIS/OCN/GMOとくとくBB/@nifty/andline/ic-net/hi-ho/BIGLOBE/BB.excite/タイガースネット/エディオンネット/SYNAPSE/楽天ブロードバンド/DTI/@ネスク/TIKITIKI
タイプB
@TCOM/TNC/AsahiNet/@ちゃんぷるネット/WAKWAK
このタイプAとタイプBで何が違うのかというと、月額料金が違います。
ドコモ光 月額料金
タイプ | 戸建て | マンション |
---|---|---|
タイプA | 5,720円 | 4,400円 |
タイプB | 5,940円 | 4,620円 |
タイプAは、タイプBよりも月額220円安く利用できるのでお得です。
ちなみに、タイプAとタイプBの基本的な違いは料金だけで、通信品質などに違いはありません。
また、ドコモユーザーであれば「ドコモ光セット割」というスマホ割が利用できるのでよりお得です。
「ドコモ光セット割」は、ドコモのスマホ1台あたり最大1,100円/月の割引が入るサービスです。
契約者本人だけでなく、家族のスマホ代にも同じように割引が利用できるので、ドコモユーザーの方はぜひ活用してください。
SISの初期費用と解約金
初期費用はかかるの?
事務手数料は有料、工事費はキャンペーンで無料です。
SIS for ドコモ光 初期費用
項目 | 料金 |
---|---|
事務手数料 | 3,300円 |
工事費 |
事務手数料は3,300円、工事費は通常22,000円ですが、工事費に関してはキャンペーンで無料です。
この工事費の無料ですが、他社がよく実施している、分割払い分に割引を入れて相殺するような実質無料とは異なり、ドコモ光の工事費は完全無料です。
もし契約期間内に解約した場合、実質無料の時のように工事費の残債を請求されることはありませんが、解約金はあるので注意してください。
解約金はどれくらいかかるの?
およそ月額料金1ヵ月分の解約金がかかります。
「SIS for ドコモ光」は2年契約なのですが、更新月以外のタイミングで解約をすると、以下の解約金がかかります。
ちなみに更新月は、契約満了の当月(24ヵ月目)、翌月(25ヵ月目)、翌々月(26ヵ月目)の3ヵ月間です。
SIS for ドコモ光 解約金
プラン | 解約金 |
---|---|
戸建て | 5,500円 |
マンション | 4,180円 |
戸建て・マンションともに、解約金は月額料金のおよそ1ヵ月分と覚えておきましょう。
最後に「SIS for ドコモ光」のどこがおすすめなのか紹介していきます。
「SIS for ドコモ光」は顧客ファーストなサービス
SIS for ドコモ光はどんなところがおすすめなの?
顧客に寄り添った親切なサービスを提供しているところがおすすめです。
「SIS for ドコモ光」のおすすめポイントは、主に以下の4つです。
SIS for ドコモ光 おすすめポイント
詳細について、順番に解説していきます。
IPv6対応のWi-Fiルーターが無償レンタル
「SIS for ドコモ光」では、IPv4とIPv6の両方に対応する「v6プラス」対応Wi-Fiルーターを無料でレンタルしています。
このWi-Fiルーターがあれば、LANケーブルが使えないスマートフォンなどにも接続可能で、無線通信が主流になった現代には欠かせない機器ですので、ぜひ利用してみてください。
プロバイダーによっては有料だったり、IPv6に対応していなかったり、レンタル自体を行っていない場合もありますから、このサービスは非常に魅力的です。
さらに「SIS for ドコモ光」では、13ヶ月以上の契約と利用を行うことで、解約時のルーター返却義務が免除されます。
セキュリティソフトが永年無料
「SIS for ドコモ光」は、ウェブルート社製の次世代セキュリティソフト(パソコン用)を契約している限り1ライセンス永年無料で提供しています。
通常、セキュリティソフトには月額500円以上が必要ですが、このサービスを利用することで、コストを抑えながらセキュリティを強化することができます。
ちなみに、他のプロバイダーも無料のセキュリティソフトを提供していますが、その多くは1年間限定です。
訪問サポートが60日間無料
開通後60日以内であれば、インターネット関連の設定を代行してくれる訪問サポートが2回まで無料で使用可能です。
訪問サポート 作業内容
設定メニュー | 作業一例 |
---|---|
接続設定 | インターネット接続 Wi-Fiルーター設定 |
無線LAN設定 | アクセスポイントの接続設定 |
メール設定 | アカウント設定 |
セキュリティ | セキュリティソフトのインストール |
その他の設定 | dアプリストア等のアプリ設定 |
訪問サポートがあれば、インターネット設定が不安な方でも安心してサービスを利用開始できますね。
ちなみに、ドコモ光の工事日に合わせて訪問サポートを利用することができ、土日の指定も可能です。
圧倒的につながりやすい窓口
「SIS for ドコモ光」は、平均待機時間2~3分という圧倒的につながりやすいサポート窓口を提供しています。
SISサポートセンター
TEL | 0120-540-860 |
営業時間 | 10:00~19:00 ※年末年始を除く |
カスタマーサポートなどの窓口では、なかなか電話がつながらず誰もがストレスを感じたことがあると思います。
なので、聞きたい時・困った時にすぐつながるというのは、サービスを選ぶ上で重要なポイントと言えます。
まとめ
「SIS」はIPv6対応の通信が安定したプロバイダー
「SIS for ドコモ光」は顧客満足度の高いサービス
今回は、プロバイダーサービスである「SIS」、そしてそのSISを利用した光コラボ「SIS for ドコモ光」について解説してきました。
「SIS」は次世代の通信システムIPv6に対応しているため、速度が速く安定したプロバイダーサービスです。
このSISを使った「SIS for ドコモ光」も、顧客に寄り添った顧客ファーストな光回線サービスを提供しています。
それは、97%を超える継続率の高さからも、多くのユーザーに支持され、顧客満足度が非常に高いことがうかがえます。
これらのことから「SIS」「SIS for ドコモ光」は誰もが安心して利用できるサービスだと言えます。
Q&ASIS・SIS for ドコモ光に関する「よくある質問」
SIS(プロバイダーサービス)はどうやって申し込むの?
電話での申し込みが可能です。
「SIS for ドコモ光」はどこから申し込める?
公式のWebフォームから申し込んでください。
ログインするにはドコモのdアカウントが必要になりますので事前にご準備ください。
Webフォーム:Webで申し込み
お近くにドコモショップやドコモ光を取り扱う店舗がある場合は、そこから申し込むこともできます。
契約内容は確認できる?
お客様マイページ(UserTool)から確認することができます。
ログインするには「開通のご案内(ご契約通知書)」に記載のログインIDとパスワードが必要になります。
「開通のご案内(ご契約通知書)」が手元にない場合は、以下のSISサポートセンターへお問い合わせください。
<SISサポートセンター>
TEL:0120-540-860
営業時間:10:00~19:00(年末年始を除く)
SIS 運営会社情報
会社名 | 株式会社スピーディア |
代表者 | 並里 武裕 |
所在地 | 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー7F |
TEL | 022-723-0570 |
企業URL | https://www.speedia.co.jp/ |
「SIS」URL | https://www.speedia.jp/SIS |
「SIS for ドコモ光」URL | https://www.speedia.jp/docomoHikari_detail |
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
「SIS」は、ドコモ光やフレッツ光を利用するためのプロバイダーサービスです。
しかし「SISってどんなプロバイダーなんだろう?」「SISと他のプロバイダーって何が違うの?」というように、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、このSISというプロバイダーについて徹底解説していきたいと思います。
結論から言うと、SISはセキュリティや設定サポートが無料で、待ち時間のないカスタマーサービスを提供するなど、顧客に寄り添ったサービスを多く提供している優良なプロバイダーです。
また、SISを利用した光コラボ「SIS for ドコモ光」についても解説していきますので、プロバイダーや光回線を検討中の方はぜひ最後までご一読ください。