2023.08.15(更新:2025.08.27)

インターネット引っ越しは「移転」か「乗り換え」か|最適解と損しない手続き完全ガイド

引っ越し
記事の監修責任者
丸山 和輝

いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。

引っ越しのとき、インターネットの手続きで「移転にするか」「乗り換え(解約新規)にするか」で迷う方は多いです。

実はこの選択ひとつで、数万円単位の損得が生まれてしまうことをご存じでしょうか。

本記事の結論はシンプルです。

原則として「乗り換え(解約新規)」のほうが圧倒的にお得。

なぜなら、光回線業界は「新規契約」の特典が充実している一方で、ユーザーへの優遇は限定的で移転は割高になりやすいからです。

そのため、新規契約で適用されるキャッシュバックや工事費無料特典を利用すれば、5万円以上の差が出るケースも珍しくありません。

ただし例外もあります。ソフトバンク光のように移転費用が無料になるキャンペーンや、特殊な条件に当てはまる場合は、移転のほうが結果的に最適な選択になることもあります。

この記事では、以下の項目を徹底解説していきます。

  • 「移転」と「乗り換え」の違いとメリット・デメリット
  • 実際にかかる費用比較とシミュレーション
  • 主要プロバイダ別の特徴と注意点
  • ネットの空白期間を避けるための段取りと代替手段

読み終えれば、移転か乗り換えか、損をしない選択ができるようになるはずです。

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インターネット引っ越しの選択肢は「移転」か「乗り換え」

インターネット引っ越しのとき、「移転」と「乗り換え」はどう違うの?

移転は同じ回線を住所変更して継続、乗り換えは解約して他のインターネット回線を新規契約する方法です。

インターネットの引っ越し手続きは、大きく分けて 「移転」か「乗り換え(解約新規)」 の二択です。
それぞれの意味と仕組みを理解することで、余計な出費や手間を避けられます。

移転=同じ回線を住所変更して継続利用する方法

「移転」は一番シンプルな引っ越し方法ですが、工事費がかかるので金銭的なメリットは基本ありません。

「移転」とは、現在利用しているインターネット回線を新居へそのまま持っていくことです。

住所変更の申請をし、新居で開通工事を行えば、これまでと同じサービスを利用できます。

  • メリット:契約を続けられるので解約金がかからない
  • デメリット:移転工事費が発生し、キャンペーン対象外になることが多い

「移転はラク」というイメージがありますが、費用面で見劣りするケースが多い点に注意が必要です。

乗り換え(解約新規)=旧回線を解約して新たに契約する方法

「乗り換え」は、ひと手間かかりますが新居の工事費が無料になったり、キャッシュバックがあったりとメリットが豊富です。

「乗り換え」とは、現在の回線を一度解約し、別の事業者のインターネット回線を新規契約する方法です。

新居では新しい事業者のサービスをゼロから契約するため、料金プランや特典を一新できるのが特徴です。

  • メリット:高額キャッシュバック、工事費無料キャンペーンなどで総費用を抑えられる
  • デメリット:旧回線の解約金や端末残債が発生することがある

費用面ではメリットが多いですが、解約の連絡や乗り換え先選びなど、多少の手間はかかります。

判断の基本軸=費用・手間・キャンペーンの有無で比較する

移転と乗り換え、どちらが最適な選択になるかは、使っているサービスによって異なります。

一般的には「乗り換え(解約新規)」の方がキャンペーンを活用でき、2年間で数万円お得になります。

ただし、ソフトバンク光のように「移転工事費無料キャンペーン」がある場合は、移転の方がコスト面で優位になることもあります。

つまり、移転は“そのまま使い続ける方法”、乗り換えは“新しい契約に切り替える方法”

まずはこの違いを整理しておくことが、最適な判断につながります。

では、それぞれのメリット・デメリットを詳しく掘り下げていきますね。

移転のメリット・デメリット

引越の面倒は避けたいので「移転」を考えているんだけど、どんなメリットとデメリットがあるの?

解約金がかからず手続きは簡単ですが、工事費が高額で特典も受けにくいのが弱点です。

「移転」とは、現在のインターネット回線を新居にそのまま持っていく方法です。

手続きがシンプルで安心感がある反面、以下のような見落としがちな費用負担やキャンペーンの対象外といった落とし穴もあります。

それでは1つ1つ詳しく解説していきます。

移転のメリット:手続きがシンプルで違約金なし

移転は一言で言うと「住所変更」なので、契約自体は変わりませんが住居タイプが変わると月額料金が変わる点は注意してください。

移転の最大の強みは、契約をそのまま継続できる点です。解約を伴わないため、解約違約金や端末残債が発生しません

ただし注意点として、住居の形態や提供条件が変わると月額料金が変わる場合があります。

たとえばマンションから戸建てに引っ越すと、同じ事業者でも料金は高くなるのが一般的です。

また、電話番号やメールアドレスなど、プロバイダ特有の付帯サービスも引き継げるので、生活の中での変更手続きがほとんど不要です。

「できるだけ手間を省きたい」という人には安心感のある選択肢です。

移転のデメリット1:工事費が高額

光回線の場合、新居の工事が必要なので、その費用負担が発生することがデメリットです。

デメリットの一つ目は、移転工事費が高額になりやすいことです。

相場は1万〜4万円程度で、場合によっては乗り換えよりも大きな負担になることがあります。

特に戸建て住宅では回線を引き直すケースが多く、費用が上振れしやすい傾向にあります。

分譲マンションでも、建物の設備状況によっては再配線工事が必要になり、同様に高額になる場合があります。

移転のデメリット2:キャンペーンの対象外になりやすい

移転する場合は特典が付かないことが多いため、乗り換えに比べると金銭的なメリットがありません。

移転は「新規契約」ではないため、多くの事業者が実施している高額キャッシュバックや工事費無料キャンペーンの対象外となります。

結果的に「特典を逃してしまう」という機会損失が生じやすいです。

例えば他社に乗り換えれば数万円のキャッシュバックが受けられるのに、移転を選んでしまうと工事費だけ支払って終わり、ということも珍しくありません。

移転のデメリット3:「楽に済む」と思って選ぶのは危険

移転でも乗り換えでも、どちらにせよ“新居の工事は必須”なので、特典が少ない移転手続きのメリットはあまりありません。

多くの人が「移転の方が、手続きが楽そう」と考えがちです。

しかし実際には、工事日程の調整や新居の開通工事は必要ですし、費用面で見るとむしろ負担が大きくなる場合が多いのです。

「とりあえず移転しておけば安心」と思って選ぶと、数万円単位で損をする可能性があります。

結論:移転は「安心感」はあるが「費用面」で不利

利用しているサービスにこだわりがあって、他に変更したくないという方は移転手続きがおすすめです。

移転は違約金がかからず、契約内容を引き継げる安心感があります。

しかし、工事費の高さとキャンペーン対象外という弱点を理解しておかないと、後から後悔することになりかねません。

結論として、移転は「手間をかけたくない人」向けだが、コストを抑えたいなら注意が必要というのが実態です。

乗り換え(解約新規)のメリット・デメリット

引っ越しのときに「乗り換え(解約新規)」を選ぶと、どんな得と損があるの?

高額キャッシュバックや工事費無料で総費用は安くなりますが、解約金や手続きの手間が発生する点が注意です。

「乗り換え(解約新規)」とは、現在契約している回線を一度解約し、新しい事業者で契約し直す方法です。

新居ではゼロからサービスを選べるため、料金や特典を一新できるのが大きな特徴です。

以下のようにメリットは多いですが、それでもデメリットもあるので詳しく紹介していきます。

乗り換えのメリット1:キャッシュバックで数万円お得

乗り換え先によっては数万円のキャッシュバックキャンペーンを行っているので、よりお得な回線を吟味して選ぶのがおすすめです。

乗り換え最大の魅力は、キャッシュバック特典の存在です。

事業者や代理店によっては 2万〜6万円 の還元が受けられることもあり、これだけで移転とのコスト差が大きく開きます。

特に大手光回線(ドコモ光、ソフトバンク光、auひかり、NURO光など)はキャンペーンが豊富で、引っ越しと同時に乗り換える人を強く優遇しています。

乗り換えのメリット2:工事費が実質無料になる

多くの光回線サービスでは、新居の工事費を実質的に無料にしています。これを利用するとお得に引越ができますよ。

新規契約では開通工事が必要ですが、多くの事業者は「工事費実質無料」の加入特典を提供しています。

用語解説

工事費実質無料とは?
工事費分割払いと同額の割引が毎月発生するので実際の負担はゼロになります。
ただし途中解約すると残額が請求される仕組み。

つまり、契約期間に応じた分割払いが終了すれば、実質的に工事費が無料になります。

移転だと1〜4万円かかる工事費が、新規契約だとこういった加入特典が利用できるため、費用差はさらに広がります。

乗り換えのメリット3:他社違約金還元キャンペーン

旧居の光回線を「解約」する際に発生する“違約金や工事費残債”などを、乗り換え先の事業者が負担するキャンペーンを使えば負担が軽減されます。

「いまの回線を解約すると違約金がかかるのでは?」と不安に思う方も多いですが、実は多くの光回線が他社の解約金や工事残債を負担するキャンペーンを実施しています。

例えばソフトバンク光やauひかりは、この制度を積極的に打ち出しています。

結果的に、違約金が高額でも自己負担を抑えてに乗り換えられるケースが多いです。

乗り換えのメリット4:料金プランを見直すチャンス

引っ越しを機会に、新しい利用環境に合った回線を選び直すことも重要です。

新居の状況に合わせて事業者を選び直せるので、料金プランやスマホセット割を最適化できるのもメリットです。

  • スマホとのセット割がある事業者に変える
  • 高速通信が必要ならNURO光や10ギガプランを選ぶ
  • 安さを重視するなら楽天ひかりや光コラボ系を選ぶ

例えば、マンションから広い一戸建てに引っ越しをした場合など、どの部屋でも快適にWi-Fiが使えるようにするために、より速度の速い回線に乗り換えるといったことができます。

こうした見直しのタイミングは「引っ越し+乗り換え」が最も自然です。

乗り換えのデメリット1:解約金や残債が発生する可能性

デメリットとしては解約金が発生することですが、これは違約金還元の特典を使えばクリアできる障害です。

旧回線を途中で解約するため、解約違約金(約1万〜2万円)や機器代の残債が発生する場合があります。

ただし前述の通り、他社負担キャンペーンで軽減できることが多いので、実際のリスクは限定的です。

乗り換えのデメリット2:手続きの手間は増える

旧回線の解約と、新居の光回線の新規契約の2つの手続きがあるので、手間が増えますが、

移転と比べると、乗り換え手続きの工程は確かに多く、引越元の回線の解約連絡、新居の乗り換え先の申し込みの両方を平行に進める必要があります。

  • 新回線の申込み
  • 旧回線の解約連絡
  • 新居での開通工事

とはいえ実際にやることは「解約の電話」と「新規申込」の2つ程度で、思ったほど煩雑ではないのが実態です。

乗り換えのデメリット3:メールアドレスやオプションが使えなくなる

乗り換えた場合、旧回線は解約となるので、利用していたメアドやオプションサービスは使えなくなります。

現在の回線で提供されているプロバイダメールアドレスや各種オプションサービスは、解約と同時に利用できなくなります。

特にプロバイダメールをメインに使っている場合、連絡先の変更が必要になり、移行の手間がかかります。

ただし、近年はGmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使う人が増えているため、大きな影響を受けないケースも多いです。

よく使うオプションがある場合は、乗り換え前に代替サービスを確認しておくと安心です。

旧回線のメールアドレスを残すことも可能
プロバイダによっては、メールのみのコース(月額500円程度)を設けている場合があり、解約ではなくコース変更することで、メールアドレスの継続利用が可能です。

結論:手間はあるが、総費用では圧倒的にお得

乗り換えは少し手間はかかりますが、最適な環境で新生活を始めるのに最適な選択です。

乗り換えは工事費実質無料・キャッシュバック・違約金負担などの制度が整っているため、総合的な費用メリットは移転より大きいのが現実です。

確かに解約連絡や新規申込みの手間はありますが、その数万円単位のメリットを考えると「やる価値がある」選択肢だといえます。

また、新居の状況にあったプランに変更ができるというのも、大きなメリットになります。

比較表でわかる!移転と乗り換えの損得

結局のところ、乗り換えの方がいくらぐらいお得になるの?

原則は乗り換えの方が数万円単位でお得ですが、移転工事費が無料のキャンペーン時は移転するのも有効です。

ここまで移転と乗り換えの特徴やメリット・デメリットを整理しました。次は数字で比較してみましょう。

移転と乗り換えは「工事費」「解約金」「キャンペーン」など、見るべき項目が異なります。

それぞれの費用や条件を一覧で整理すると、どちらがお得かが分かりやすくなります。

項目移転乗り換え
解約金なし発生する(1万〜2万円程度)
※キャンペーンで補填あり
工事費1万〜4万円実質無料になるケースが多い
月額料金現行契約を引き継ぐ
(住居形態で変動あり)
新プランに変更可能、
安くなるケースも
キャンペーン対象外が多いキャッシュバック(2万〜6万円)
工事費実質無料
違約金補填など豊富
メール
オプション
継続利用可解約と同時に利用不可

この表から分かるのは、「費用面では乗り換えが圧倒的にお得」 という点です。

一方で、メールアドレスやオプションをどうしても残したい場合は移転の方が適しています。

つまり「手間なく今のサービスをそのまま使いたいなら移転」「費用を抑えたいなら乗り換え」と整理できるわけです。

2年間利用した場合のシミュレーション

乗り換えで得られる金銭的なメリットは5万円を超えることがあります。

例として、月額5,500円前後の光回線を2年間利用した場合を試算します。

項目移転乗り換え
工事費22,000円実質無料
(キャンペーン適用)
解約金0円15,000円
※違約金負担キャンペーン
で実質0円になることも
キャッシュバック0円30,000円
2年間の月額料金
(5,500円×24ヶ月)
132,000円132,000円
総額154,000円102,000円
(〜117,000円)

この例では、乗り換えを選ぶと 最大で52,000円の差になります。

キャッシュバック金額がより高額な場合(5万円など)は、差額がさらに大きくなり7万円以上お得になるケースも珍しくありません。

つまり、数字で比較すると「移転は費用がかかり、乗り換えは特典で実質的に安くなる」という構造がはっきり見えてきます。

原則は「乗り換え」がお得、例外的に「移転」もあり

すでに最適な光回線を使っている方や、移転工事費の無料特典が利用できる場合などは移転がおすすめです。

比較表とシミュレーションから分かる通り、基本的には乗り換え(解約新規)の方がお得です。

理由は、キャッシュバックや工事費無料といった新規特典が必ず用意されているため、移転との差が数万円以上になることが多いからです。

ただし、例外的に移転したほうがいいケースもあります。代表的なのは以下のような条件です。

  • ソフトバンク光などの「移転工事費無料キャンペーン」を利用できる場合
  • 長期利用特典(更新月割引など)を継続させたい場合
  • スマホのセット割を継続したい場合
  • プロバイダメールや付帯オプションを残したい場合

これらの条件に当てはまるなら、移転を選ぶ方が長期的なコストや利便性の面で選択する意味があります。

引っ越し時の最適解が分かるフローチャート

インターネットの引越で「移転」か「乗り換え」、どちらが適しているかわかるフローチャートを用意しました。

「移転」と「乗り換え」のどちらを選ぶべきかは、新居の提供エリア状況と、費用を優先するか・サービス継続を優先するかによって変わります。

下記のフローチャートをたどれば、自分のケースでどちらが最適かを直感的に判断できます。

インターネットの引越フローチャートです。
新居が現在の光回線のエリア外であったり、移転工事費が有料、スマホ割を利用していないという方は乗り換えがおすすめです。引越しを機会にご自身の利用環境に合った回線選びをしましょう。

結論:引っ越し費用を重視するなら乗り換えが最適

乗り換えの方が得になることは明白ですが、最終的な決め手は「乗り換えをする必要があるかどうか」ですね。

移転と乗り換えを比較すると、原則として乗り換えの方が圧倒的にお得です。

2年間で最大7万円以上の差が生まれるケースもあり、費用面だけを見れば移転に勝ち目はほとんどありません。

一方で、「移転工事費無料キャンペーン」や「スマホセット割・長期利用特典の継続」といった条件が当てはまる場合は、移転の方がトータルで得になるケースも存在します。

つまり、移転のネックである工事費が無料なら、スマホ割を外してまで乗り換えるメリットは薄いということです。

したがって判断の目安はシンプルです。

  • 費用メリットを優先するなら「乗り換え」
  • スマホセット割やサービス継続を重視するなら「移転」

この軸を持って比較すれば、引っ越し後に「損をした」と感じるリスクを最小限にできます。

スムーズに引っ越しを進めるための段取りとタイムライン

インターネット引っ越しの手続きは、いつ何をすればスムーズに進みますか?

1〜2か月前から準備を始め、工事予約や申込みを前倒しするのが成功のポイントです。

インターネットの引っ越しは「思ったより時間がかかる」ことが多いです。

特に春や秋の引っ越し繁忙期は工事予約が取りにくく、直前に動くと開通まで数週間待ちになることもあります。

そこで、逆算したスケジュール管理が重要です。

インターネット引っ越しのタイムライン全体像

インターネット引っ越しは、準備から利用開始までに複数のステップがあります。

時期ごとにやるべきことを整理しておくと、インターネットが利用できない空白期間を作らずスムーズに進められます。

以下では、2か月前から引っ越し後までの流れを段階的に解説します。

2か月前〜1か月前:契約内容と新居のエリアを確認

まずは現在契約している回線の契約内容を確認しましょう。

  • 解約金が発生するかどうか
  • 工事費分割払いの残債があるか
  • 提供エリアは新居でも対応しているか

加えて、旧居で回線撤去工事が必要かどうかも確認しておくのが大切です。

事業者によっては撤去工事費が発生するケース(例:NURO光の戸建て撤去は1万円以上)がある一方で、ルーターやONU(回線終端装置)などの機器返却のみで済む場合もあります。

このタイミングで新居・旧居両方の条件を把握しておくことで、次の「申込み」と「工事日調整」をスムーズに進められます。

用語解説

回線撤去工事とは?
インターネット回線を解約する際、宅内に敷設された光ファイバーケーブルや機器を物理的に撤去する作業のことです。
これは、退去の1か月程度前に依頼、日程調整をし、退去日までに終える必要があります。
なお、マンションタイプなどは撤去工事がなく、ルーターやONUなどの機器返却だけで完了する場合もあります。

1か月前:移転 or 新規申込み、工事日を予約

引っ越しの1か月前には、新居で使う回線の申込みを済ませるのが理想です。

特に繁忙期(3〜4月)は工事予約がすぐに埋まるため、早めの申込みが空白期間を防ぐ最大の対策となります。

  • 移転を選ぶ場合:現プロバイダに移転手続きを依頼し、工事日を調整
  • 乗り換えを選ぶ場合:新規申込みを行うと同時に、旧回線の解約連絡も忘れずに行う

このとき、旧回線の解約日を退去の日(または、退去日が属する月の月末)、新回線の工事日を入居日に調整すると、ネットの使えない期間を最小限に抑えられます。

引っ越し直前〜当日:旧居の撤去と新居の開通

引っ越し当日までに、旧居での回線撤去や機器返却を済ませておきましょう。

新居では開通工事が予定されているため、工事日当日は必ず立ち会いが必要です。

特にマンションの場合、管理会社への事前申請が必要なケースもあるため注意が必要です。

工事日程は事前に管理会社へ連絡
新居の工事日程が決まったら、必ず管理会社へ「工事を行う旨」を連絡しましょう。
特にマンションなどでは勝手に工事を行うと、入館が許可されない場合や、機械室等へ入室できないといったトラブルが発生し、工事を終えることができないケースがあります。

引っ越し後:機器設定とキャッシュバック申請

工事完了後はONUやルーターを接続し、設定を行います。

また、乗り換えの場合は、キャッシュバックや解約金還元特典の申請を行う必要があります。

キャッシュバックは開通から3〜6か月後にメールで案内される場合が多く、申請忘れは無効になります。

解約金還元の特典は、事前に解約金の明細書、請求書などの“証明書”を提出する必要があります。

旧回線のマイページ(会員向けサイト)等で金額が記載された書類のPDFデータをダウンロードしておくか、スクリーンショットを保存しておきましょう。

これらの申請手続きは忘れてしまうことも多いため、スマホのカレンダーに申請期日を登録しておくと安心です。

主要プロバイダ別・引っ越し手続きの違い

光回線ごとに引っ越し手続きの違いはあるの?

大きな違いがあります。ドコモ光は乗り換えがお得、ソフトバンク光は移転手続きがお得など、事業者ごとに特徴が異なります。

インターネットの引っ越し手続きは、契約しているプロバイダごとにルールやキャンペーンが異なります。

「移転」と「乗り換え」どちらが得かは、事業者の方針によって大きく変わるため、個別に確認しておくことが重要です。

以下では主要5社について、移転と乗り換えを比較表で整理しました。

ドコモ光を利用中の場合

ドコモ光は移転でも工事費がかかるので、プロバイダを変更して申込みし直す方法がおすすめです。

移転乗り換え(新規契約)
事務手数料2,200円3,300円
工事費NTT東西内:11,000円
NTT東西をまたぐ:22,000円
無派遣工事:3,300円
22,000円
→実質無料
特典dポイント
2,000pt付与
キャッシュバック
1ギガ:39,000円
10ギガ:57,000円
解約金還元dポイント
最大25,000pt還元
開通までの
Wi-Fiレンタル
なしあり(最大3か月無料)
モバイルWi-Fi

※プロバイダ:GMOとくとくBBの場合(2025年8月時点の特典)

ドコモ光は移転すると必ず工事費がかかります。金額は引越先がNTT東西のエリア内か、NTT東西をまたぐ場合で異なります。

例:東京都(NTT東日本)から千葉県(NTT東日本)への引っ越し:11,000円
  大阪府(NTT西日本)から埼玉県(NTT東日本)への引っ越し:22,000円

また、引越先の住居にすでにNTTの光回線が整備されている場合は「無派遣工事」が適用され、住居での工事なしでドコモ光を開通させることができます。

用語解説

無派遣工事とは?
住居内に「光コンセント」が設置済みの場合のみに適用される工事のことで、現地での工事はありません。
実際にはNTT局舎内の工事のみで光回線を開通させることができるので、事前に配送されている機器をお客様が光コンセントにつなげばインターネットが利用できます。

一方、乗り換えれば工事費無料+キャッシュバックを受けられますが、ドコモスマホ割はドコモ光でしか受けられません。

そのため、最適な方法は「ドコモ光を解約 → プロバイダ変更で新規契約」です。これならキャッシュバックを得つつ、ドコモスマホ割も継続できます。

おすすめのプロバイダは2つ。GMOとくとくBBOCNインターネットはキャッシュバック特典が高額なので乗り換え先として最適です。
  

ドコモ光の引っ越し方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ドコモ光を引越し先でも利用する方法|お得に移転するにはいったん解約がおすすめ

ソフトバンク光を利用中の場合

ソフトバンク光は新居の工事費がかからないため、シンプルに移転手続きがおすすめです。

移転乗り換え(新規契約)
事務手数料NTT東西内:無料
NTT東西をまたぐ:4,950円
3,300円
工事費31,680円
→実質無料
31,680円
→実質無料
特典月額料金割引
1ギガ:3か月無料
10ギガ:3か月無料
解約金還元最大100,000円還元
開通までの
Wi-Fiレンタル
あり(無料)
ポケットWi-Fi または ソフトバンクAir


ソフトバンク光は「移転工事費無料キャンペーン」を長期的に実施しています。

そのため、NTT東西のエリア内の移転であれば費用負担ゼロで継続可能です。(光電話・光テレビの移転工事費は別途かかります)

他社に乗り換えるとキャッシュバックは得られますが、ソフトバンクスマホとのセット割が解除されるためトータルで損になるケースが多いです。

乗り換えるのであれば、ソフトバンクスマホ・ワイモバイルのセット割引が利用できる「NURO光」が候補になります。

ただし、NURO光は提供エリアが限られているので、現実的にはソフトバンクユーザーは移転が最適といえます。

ソフトバンク光引越し 公式窓口

ロゴ画像

  1. 公式窓口から引越しの申し出
  2. 現住居の利用回線を解約
  3. 新居で工事に立ち会い・開通

公式窓口ならたった5分で手続き完了こちらの公式受付窓口にお問合わせいただくと、通常なら30分~1時間程度かかる面倒なお手続きを専任スタッフに全て無料でサポートしてもらえます。

受付時間:09:00〜20:00 土日祝日も営業

ソフトバンク光の引っ越し方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ソフトバンク光の引っ越し方法完全ガイド|手続き手順・費用を徹底解説

auひかりを利用中の場合

auひかりはプロバイダごとに引っ越しの対応が異なります。費用がかかる場合はプロバイダを変更して新規でauひかりを利用するのがおすすめです。

移転乗り換え(新規契約)
事務手数料3,300円3,300円
工事費戸建て:41,250円
マンション:33,000円
戸建て:41,250円
マンション:33,000円
→実質無料
特典au Payポイント
10,000円相当還元
※au one netの場合
キャッシュバック
最大30,000円
解約金還元最大30,000円還元

キャッシュバック
最大25,000円
開通までの
Wi-Fiレンタル
なしあり
モバイルWi-Fi

※プロバイダ:So-netの場合(2025年8月時点)

auひかりは「移転手続き」という概念がないため、エリア内でも移転は「新規扱い」となり、工事費も発生(分割払い可能)します。

ただし、プロバイダによっては旧居の「解除料・工事費残債」が免除される場合もあります。プロバイダによって移転の対応方法が大きく異なるので事前に確認が必要です。

そのため、auひかりをお得に引越するには、旧居のauひかりは解約+新居でプロバイダを変更してauひかりを新規契約というのがおすすめです。

ただし、auひかりは提供エリアが狭く、新居がエリア外になることも考えられます。

その場合は解約必須なのですが、auひかりは契約のタイミングによっては撤去工事費が31,680円もかかる場合があるので、解約金還元のある光回線への乗り換えが重要になります。

auひかり引越し 公式窓口

ロゴ画像

  1. 公式窓口から引越しの申し出
  2. 現住居の利用回線を解約
  3. 新居で工事に立ち会い・開通

公式窓口ならたった5分で手続き完了こちらの公式受付窓口にお問合わせいただくと、通常なら30分~1時間程度かかる面倒なお手続きを専任スタッフに全て無料でサポートしてもらえます。

受付時間:09:00〜20:00 土日祝日も営業

auひかりの引っ越し方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
auひかり 引っ越し手続きの流れを解説|移転費用が高い場合の対処法

NURO光を利用中の場合

NURO光は引越先が提供エリアなら移転手続きが最適です。ただしエリア外の場合は乗り換え一択となります。

移転乗り換え(新規契約)
事務手数料3,300円
→同額割引0円
3,300円
工事費44,000円
→同額割引0円
44,000円
→実質無料
特典月額料金割引
開通月:無料
キャッシュバック(2ギガ)
戸建て:最大85,000円
マンション:最大55,000円
解約金還元
開通までの
Wi-Fiレンタル
あり(最大2か月500円)
モバイルWi-Fi

NURO光は移転制度が存在せず、引っ越し=解約+新規契約になります。

そのため、引越であっても契約解除料(最大4,400円)や工事費残債(最大44,000円)がかかります。

ただし、NURO光のマイページから「お引越しコード」を発行し、引越の手続きをすることで旧居の解除料・工事費残債、新居の手数料・工事費が無料になります。

つまり、NURO光はお金をかけずに移転できるのですが、あくまで引越先がNURO光の提供エリア内である場合に限ります。

もし、提供エリア外であった場合は、解約するしか選択肢がなく、違約金・工事費残債も発生します。

その場合は、ソフトバンク光のような違約金還元特典が充実している光回線への乗り換えがおすすめです。

なお、引越先の光回線として乗り換えを検討しているなら、新規契約特典(工事費実質無料+高額キャッシュバック)が大きいため、非常にお得ではあります。

しかしながら、NURO光は引越後に工事が2回あるため、利用開始までの空白期間が長くなりがちになるということは頭に入れておきましょう。

NURO光引越し 公式窓口

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  1. 公式窓口で新居の開通 申込み
  2. 現住居の利用回線を解約
  3. 新居で工事に立ち会い・開通

公式窓口ならたった5分で手続き完了こちらの公式受付窓口にお問合わせいただくと、通常なら30分~1時間程度かかる面倒なお手続きを専任スタッフに全て無料でサポートしてもらえます。

NURO光の引っ越し方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
NURO光の引っ越しは特典を使えば無料で手続き可能!事前に注意すべき点も解説

楽天ひかりを利用中の場合

楽天ひかりは移転工事がかかるので、楽天ポイントなどにこだわりがなければ他の回線への乗り換えがおすすめです。

移転乗り換え(新規契約)
事務手数料NTT東西内:無料
NTT東西をまたぐ:880円
880円
工事費NTT東西内:11,000円
NTT東西をまたぐ:22,000円
無派遣工事:3,300円
22,000円
→実質無料
特典SPUポイント
+2倍
解約金還元
開通までの
Wi-Fiレンタル
なしなし

楽天ひかりは移転に対応していますが、必ず工事費が発生します。

そのため、楽天ひかりにこだわりがなければ他の光回線へ乗り換えするのがおすすめです。

ただし、楽天モバイルとのセット割(毎月1,000pt付与)を重視する場合は、移転を選んだ方がメリットを維持できます。

楽天ひかりの引っ越し方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
楽天ひかりの引っ越し手続きを解説|ただし実質料金が安い光回線への乗り換えがおすすめ

その他の光回線の引越について

そのほかの光回線の引っ越し方法については、別記事にて詳しく解説しています。

ネット空白期間を避ける代替手段

引っ越しで回線工事が間に合わないとき、ネットが使えない期間をどう乗り切ればいい?

短期ならレンタルWi-Fi、軽作業ならスマホのテザリング、長期ならホームルーターが有効です。

インターネットの引っ越しで多いトラブルの一つが「空白期間」です。

特に繁忙期は工事日が1〜2か月先になることもあり、その間ネットが使えないと生活にも仕事にも大きな支障が出ます。

最も理想的なのは、工事日の予約を1か月前に済ませて空白期間を作らないことですが、どうしても空白が発生する場合でも、代替手段を利用すればストレスを最小限に抑えられます。

そこで、ここでは工事までのつなぎとして使える代替手段を3つ紹介します。

短期利用に最適:レンタルWi-Fi

光回線の開通までモバイルWi-Fiをレンタルしてくれる光回線事業者もあるので積極的に利用しましょう。

もっともバランスが良いのが、短期レンタルのWi-Fiルーターです。

宅配で受け取り、電源を入れればすぐに使えるため、引っ越し直後からネットを確保できます。

  • 利用期間:1週間〜1か月程度の短期利用向き
  • 通信速度:動画視聴やネットサーフィンなら許容範囲
  • 費用目安:1日500円〜、月額4,000〜6,000円程度

さらに最近は、光回線事業者が「開通までモバイルWi-Fiを無料貸し出し」するサービスを提供していることもあります。

例えばドコモ光やソフトバンク光など、一部の事業者で実施されています。

この制度を利用できれば、追加コストなしで開通までの空白期間をカバー可能なので、おすすめです。

軽作業なら十分:スマホのテザリング

数日間といった短期間のネット利用であれば、スマホのテザリング機能でしのぐのがおすすめです。

短期間で、しかもメールや調べ物など軽い用途であればスマホのテザリングで代用可能です。

モバイルデータ通信を利用するため速度や容量に制限はありますが、数日〜1週間程度であれば問題なく利用できます。

  • 利用期間:保有しているデータ容量に応じて数日〜1週間程度
  • 通信速度:日常的な作業は問題ないが、大容量データには不向き
  • 注意点:データ使用量がかさむと速度制限や追加料金が発生する場合あり

長期間の代替に:ホームルーター

移転の手続きが遅れた場合や、そもそも光回線がエリア外の時にはホームルーターの利用がおすすめです。

工事がどうしても遅れる、あるいは新居が光回線の提供エリア外という場合はホームルーターが有効です。

コンセントに挿すだけで利用でき、契約から数日で端末が届くため、すぐに新居のWi-Fi環境を整えることができます。

  • 利用期間:数か月〜長期利用も可
  • 通信速度:下り200Mbps以上が多く、普段使いには十分
  • 費用目安:月額4,000〜5,000円程度
  • 注意点:通常契約では機器代金が高額(3〜7万円)で、短期利用には不向き

ホームルーターは工事がない(工事費も不要)のが特徴ですが、代わりに端末代金がかかります。

サービスによっては実質無料で利用開始できますが、短期で解約すると高額な端末残債が請求されるので、前提として長期利用を心がけてください。

ホームルーターも各スマホキャリアのセット割に対応しているので、ホームルーターの選び方についてはこちらの記事をご参照ください。

短期利用なら「ソフトバンクAir」のレンタルプランがおすすめ
ソフトバンクAirでは、端末の旧機種をレンタルプランとして月額5,907円(端末レンタル料込み)で貸し出しています。
機器の購入代がかからず、解約時の違約金もないため、数か月の空白期間をカバーするには現実的な選択肢となります。

まとめ

インターネットの引っ越しにおける最適な選択肢は「解約新規」+事前準備

ここまで比較してきたように、インターネット回線の引越では、原則「乗り換え(解約新規)」を選んだ方が費用面で圧倒的にお得です。

キャッシュバックや工事費無料特典を活用すれば、移転と比べて2年間で数万円〜最大7万円以上の差が出ることも珍しくありません。

一方で、ソフトバンク光のように「移転工事費無料キャンペーン」を実施している事業者では、移転を選んだ方が得になるケースもあります。

またスマホセット割を維持したい場合は、無理に乗り換えるより移転の方が合理的です。つまり結論はこうなります。

  • 費用メリットを最優先するなら「乗り換え」
  • スマホ割やサービス継続を重視するなら「移転」

そしてどちらを選ぶにしても、1か月前から準備を始めることが損を避ける最大のコツです。

早めにエリア確認と申込みを済ませておけば、キャッシュバックを取り逃さず、空白期間も発生させずに引っ越しができます。

これを意識するだけで、余計な出費を防ぎつつ、引っ越し当日からストレスなくネットを利用できるので、引越を予定している方はさっそく手続きを始めましょう。

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Q&A
インターネット引っ越しのよくある質問

いまの回線を解約すると違約金や残債が高額になるのですが、どうしたらいいですか?
他社の違約金負担キャンペーンを使えば自己負担を抑えられるケースが多いです。

多くの光回線では「他社解約金負担キャンペーン」を実施しており、解約金や工事残債を最大10万円(ソフトバンク光)まで補填してくれる場合があります。

これを活用すれば、実質的に違約金ゼロで乗り換えられることも珍しくありません。

3〜4月の繁忙期でも工事に間に合いますか?
地域にもよりますが、繁忙期は引越先の住所が決まり次第手続きをするのがおすすめです。

インターネットの工事は、その地域の工事業者が受付の順番に工事をしていくため、申込みが集中する引っ越しシーズンは工事日が1〜2か月先になることもあります。

理想は住所が確定したらすぐに申込みを済ませること。もし間に合わないようなら、モバイル回線をつなぎに利用して乗り切るのが現実的です。

工事までの間ネットが使えないと困るのですが、どうすればいいですか?
レンタルWi-Fiやスマホのテザリングで代替できます。長期ならホームルーターも選択肢です。

光回線の開通工事が遅れると、ネットが使えない空白期間が発生します。

短期間であればスマホのテザリングやモバイルWi-Fi、1か月以上ならホームルーターを活用するのが現実的です。

期間別におすすめの代替回線をまとめましたのでご覧ください。

  • 空白期間が1週間以内 → スマホテザリング
  • 1か月以内 → レンタルWi-Fi
  • 1か月以上 → ホームルーター(ソフトバンクAirのレンタルがおすすめ)
引っ越したら新居がいまの回線の提供エリア外でした。どうすればいいですか?
その場合は解約し、提供エリア内の回線に乗り換えるしかありません。

auひかりやNURO光などは提供エリアが限定的で、引っ越し先が対象外なら必ず解約が必要です。

その場合は他社の新規契約キャンペーンを活用するのが一番合理的です。

ただし、他の光回線も利用できない場合などは、ホームルーターやケーブルテレビのインターネット回線なども視野に入れて検討しましょう。

丸山 和輝
記事の監修責任者
丸山 和輝

大学ではスポーツ科学部・競技スポーツ学科を専攻。陸上部に所属。長距離部門の選手として数々の大会に出場し、多くの功績を残すが、箱根駅伝メンバーにはあと1歩及ばず。その悔しさをバネに、個人の成果を重視する INEに新卒入社。電気・ガスなどの商材を扱う内勤営業で経験を積む。入社2年目の11月より通信回線を扱う部署のSmgrに昇格。現在に至る。