

- 記事の監修責任者
- 丸山 和輝
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ホームルーター主要4社を比較

ホームルーターってどれがいいの?

純粋な速さならドコモ home 5G、料金の安さを追求するなら、お客様のスマホに合わせるのが一番ですよ。
前提として、今回はホームルーターの中でも人気のある「ドコモ home 5G」「WiMAX」「ソフトバンクエアー」「Rakuten Turbo」の4サービスを比較していきます。
それでは、最初に各社の詳細がわかる比較表をご覧ください。
ホームルーター 比較一覧表
項目 | ドコモ home 5G | WiMAX | ソフトバンク エアー | Rakuten Turbo |
---|---|---|---|---|
平均速度 (下り) | 180Mbps | 130Mbps | 134Mbps | 125Mbps |
平均速度 (上り) | 17Mbps | 24Mbps | 12Mbps | 38Mbps |
平均速度 (Ping値) | 47.4ms | 47.3ms | 47.4ms | 57.0ms |
実質 月額料金 | 約4,816円 | 約4,960円 | 約5,019円 | 約4,909円 |
端末代金 | 73,260円 | 27,720円〜 | 71,280円 | 41,580円 |
スマホ セット割 | ドコモ | au UQモバイル | ソフトバンク Y!mobile | 楽天モバイル |
※2025年7月現在の情報です。
※実質月額料金は、ドコモ・WiMAXは3年間、
ソフトバンクエアー・Rakuten Turboは4年間で計算した一例です。
※ドコモ home 5GはGMOとくとくBB、WiMAX・ソフトバンクエアー・Rakuten Turboは
公式サイトのキャンペーンを適用した場合の料金です。
※平均速度の出典:みんなのネット回線速度
まず、平均速度に注目してみると、下り速度では「ドコモ home 5G」、上り速度では「Rakuten Turbo」が最も優れています。
用語解説
- 下り速度・上り速度・応答速度(Ping値)とは
- 下り速度:動画視聴やサイト閲覧などデータを受信する速さ。
上り速度:Web会議や動画投稿などデータを送信する速さ。
Ping値:データを送ってから応答が返ってくるまでの速さ。
一方で、実質月額料金を比較すると各社に大きな差はありません。
そして、スマホセット割が利用できるキャリアは、各サービス異なっています。
今回は、ホームルーター選びで重要となる、この「通信速度」「料金」「スマホセット割」の3つの項目について、詳しく見ていきましょう。
通信速度で比較
ドコモ home 5Gの速度が最も優秀

一番速いホームルーターはどれ?

一般的なネット利用で最重要と言える、下り速度が優秀なドコモ home 5Gが一番ですね。
最初に気になるのが、インターネットの快適さを直接左右する「通信速度」ですね。
通信速度を比較する際に重要なのは、「最大速度」ではなく実際に利用している人たちの平均的な速度である「実測値」で比較することです。
ここでは、「下り速度」「上り速度」「応答速度(Ping値)」の3つの指標で、4社のリアルな実測値を比較していきます。
通信の快適さを決める「下り速度」を比較

動画視聴やWEBサイトの閲覧といった、インターネットの快適さに最も影響するのがこの「下り速度」です。この数値ではドコモ home 5Gが最も優れていますね。
「下り速度」は、Webサイトの読み込み、動画視聴、SNSの閲覧、アプリのダウンロードなど、インターネットの快適さに最も影響する重要な指標です。
この数値が大きいほど、高画質な動画も途切れることなくスムーズに楽しむことができます。
ホームルーター 平均下り速度 比較
サービス名 | 平均下り速度 |
---|---|
ドコモ home 5G | 180Mbps |
WiMAX | 130Mbps |
ソフトバンクエアー | 134Mbps |
Rakuten Turbo | 125Mbps |
※出典:みんなのネット回線速度
比較した結果、平均下り速度では「ドコモ home 5G」が最も速いということが分かりました。
ドコモの広くて高品質な5G/4Gネットワークを活かし、安定して高いパフォーマンスを発揮していると言えますね。
もちろん、どのサービスも一般的な4K動画の視聴に必要な速度(約25Mbps)を大幅に上回っており、日常生活での利用に困ることはほとんどありません。
しかし、ご家族など複数人で同時に動画を見たり、高画質なコンテンツを頻繁にダウンロードしたりする場合には、より速度の速いドコモ home 5Gの方が安心感があるでしょう。
次は、ビデオ通話や動画投稿に関係する「上り速度」を比較します。
ビデオ会議や動画投稿の快適さを決める「上り速度」を比較

ビデオ会議や動画投稿の快適さに関わるのが「上り速度」です。この数値では、Rakuten Turboが他社を引き離して最も速いですね。
「上り速度」は、データをインターネット上に送り出す(アップロードする)速さのことです。
ビデオ会議での映像送信、SNSやYouTubeへの動画投稿、大容量ファイルの送信といった作業の快適さに直結します。
ホームルーター 平均上り速度 比較
サービス名 | 平均上り速度 |
---|---|
ドコモ home 5G | 17Mbps |
WiMAX | 24Mbps |
ソフトバンクエアー | 12Mbps |
Rakuten Turbo | 38Mbps |
※出典:みんなのネット回線速度
4社の中では、「Rakuten Turbo」が最も速い数値を記録しています。次いで「WiMAX」も良好な数値です。
これらの速度は、一般的なビデオ会議や数分程度の動画をSNSに投稿する分には十分な性能と言えます。
ただし、光回線であれば100Mbpsを超えることも珍しくないため、高画質な動画を長時間配信したり、数十GBといった大容量のデータを頻繁に扱ったりする方にとっては、物足りなさを感じると思います。
次は、オンラインゲームの快適さを左右する「応答速度(Ping値)」を比較していきます。
オンラインゲームの快適さを左右する「応答速度(Ping値)」を比較

オンラインゲーム、特にコンマ1秒を争うようなゲームで重要になるのが「Ping値」です。正直なところ、どのホームルーターも光回線には敵いません。
「応答速度(Ping値)」は、インターネットの“反射神経”のようなものです。
特に、一瞬の判断が勝敗を分けるオンラインゲームでは非常に重要な指標です。
この数値が低ければ低いほど、操作してからゲーム内のキャラクターが反応するまでの時間(ラグ)が短くなります。
ホームルーター 平均Ping値 比較
サービス名 | 平均Ping値 (低いほど良い) |
---|---|
ドコモ home 5G | 47.4ms |
WiMAX | 47.3ms |
ソフトバンクエアー | 47.4ms |
Rakuten Turbo | 57.0ms |
※出典:みんなのネット回線速度
4社ともカジュアルにゲームを楽しむ分には問題ないことが多いですが(目安50ms以下)、競技性の高いゲームをプレイするには、少し物足りなさを感じる可能性のある数値です。
ホームルーターは手軽で便利ですが、通信の安定性やPing値では、物理的なケーブルで接続する光回線には及びません。
光回線の平均Ping値は20ms前後と、ホームルーターの半分以下です。
プロレベルでプレイされる方や、わずかなラグも許容できない方には、やはり光回線をおすすめします。
ここまで、速度に関する3つの指標を見てきました。
次は、通信費全体を節約するためのポイントである「料金」について詳しく比較していきます。
料金で比較
実質料金で見ると大きな差はない

一番安いホームルーターはどれ?

月額料金だけでなく、端末代金やキャンペーンも含めた実質料金で見ると大きな差はありません。
ホームルーターを選ぶうえで、やはり一番気になるのは「料金」ですよね。
ただ、ここで注意したいのが、月額料金の安さだけで判断してはいけないということです。
本当のコストを比較するためには、月々の料金だけでなく、高額な「端末代金」や「キャンペーン割引」など、契約期間中に支払うすべての費用と受けられる割引を考慮した「実質料金」で比べることが非常に重要になります。
ここでは、「月額料金と端末代金」「主要キャンペーンと割引」「結論としての実質月額料金」という3つのステップで、4社の料金を徹底的に掘り下げていきます。
月額料金と端末代金の比較

月額料金の安さだけでなく、端末本体の価格も合わせて確認するのが、料金比較の最初のポイントですよ。
それではまず、各社の基本的な月額料金と、意外と見落としがちな端末本体の価格を比較してみましょう。
一見すると月額料金が安くても、端末代が高額なケースがあるため、この2つは必ずセットで確認することが大切です。
ホームルーター 月額料金・端末代金 比較表
サービス名 | 月額料金 | 端末本体価格 |
---|---|---|
ドコモ home 5G | 5,280円 | 73,260円 |
WiMAX (UQ) | 4,950円 | 27,720円 |
ソフトバンクエアー | 5,368円 | 71,280円 |
Rakuten Turbo | 4,840円 | 41,580円 |
※2025年7月現在の情報です。月額料金は割引適用前の通常料金です。
この表を見ると、月額料金では「Rakuten Turbo」が最も安い価格帯であることが分かりますね。
端末代金は「WiMAX」が1番安く、「ドコモ home 5G」や「ソフトバンクエアー」は7万円を超えています。
このように、料金だけを見ても各社に特徴がありますが、これだけではまだ本当にお得なサービスは分かりません。
次に、これらの基本料金に大きく影響する「キャンペーン」の内容を比較していきましょう。
主要キャンペーンと割引の比較

月額料金だけでなく、高額な端末代が「実質無料」になる割引など、各社のキャンペーン内容をしっかり確認しましょう。
月額料金と端末代金だけでは、本当のコストは分かりません。
各社が提供するキャンペーン、特に「端末代金の割引」や「月額料金の割引」を適用して初めて、サービスの真の価値が見えてきます。
ホームルーター 主要キャンペーン比較表
サービス名 | 主な特典① (端末代割引) | 主な特典② (月額料金割引など) |
---|---|---|
ドコモ home 5G | 月々サポート(最大36ヶ月) 【実質無料】 | 代理店特典 (例:20,000円分還元) |
WiMAX (UQ) | UQ WiMAXおトク割 【−21,780円割引】 | WiMAX +5G割 (最大13ヶ月 −682円/月) |
ソフトバンクエアー | 月月割(最大48ヶ月) 【実質無料】 | デビュー割 (最大48ヶ月 −418円/月) |
Rakuten Turbo | 製品代金実質0円 キャンペーン(最大48ヶ月) 【実質無料】 | ー |
※2025年7月現在の情報です。
ドコモ home 5G、ソフトバンクエアー、Rakuten Turboは、数万円する高額な端末代金が、3〜4年かけて実質無料になる仕組みを取り入れています。
これは、長期間利用するお客様にとっては非常に大きなメリットです。
一方でWiMAXは、端末自体の価格が他社より安く、さらに購入時に直接端末代を割り引く「UQ WiMAXおトク割」を提供しています。
このように、端末代の扱い方が各社で異なるため、これら全ての割引を合算した「実質料金」を見ていくことが重要になります。
ホームルーターの実質月額料金で比較

スマホ割を抜いた料金では、ドコモ home 5Gが有力候補の一つになります。最高クラスの通信品質を、非常に競争力のある価格で利用できるのが大きな魅力ですね。
これまで見てきた「月額料金」「端末代金」「キャンペーン割引」の全てを合算し、各社の実質的な料金を算出しました。
この詳細な内訳を見れば、本当の意味でコストパフォーマンスが高いサービスが一目瞭然になります。
ホームルーター 実質料金 詳細比較表
項目 | ドコモ home 5G | WiMAX (UQ) | ソフトバンク エアー | Rakuten Turbo |
---|---|---|---|---|
月額料金 × 契約月数 | 190,080円 (36ヶ月) | 169,334円 (36ヶ月) | 257,664円 (48ヶ月) | 232,320円 (48ヶ月) |
端末代金 | 73,260円 | 27,720円 | 71,280円 | 41,580円 |
初期費用 | 3,850円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
キャンペーン 割引合計 | −93,260円 | −21,780円 | −91,344円 | −41,580円 |
実質総額 | 161,500円 | 178,574円 | 240,900円 | 235,620円 |
実質月額料金 | 約4,831円 | 約4,960円 | 約5,019円 | 約4,909円 |
※2025年7月現在の情報です。
※スマホセット割(楽天のポイント還元含む)を除いた料金です。
※各社の主要なキャンペーンを最大限適用した場合の計算です。
この比較を見ると、ホームルーター単体では「ドコモ home 5G」が最もコストパフォーマンスが高いことが分かりますね。
これは、代理店(GMOとくとくBB)の高額なキャッシュバック特典が大きく影響しています。
しかし、これはあくまでホームルーター単体の料金です。
次に解説するスマホセット割を適用することで、この順位は大きく変わります。
お客様の通信費全体を考える上では、次の章が最も重要になりますので、ぜひご自身のスマホキャリアと照らし合わせながらご覧ください。
スマホセット割で比較
セット割が利用できるホームルーターがおすすめ

通信費を一番安くするにはどう選べばいいの?

お使いのスマホキャリアに合わせてホームルーターを選ぶのが一番確実でお得ですよ。毎月のスマホ代が割引になるので、通信費全体を大きく節約できます。
多くの方にとって最も簡単で効果的な節約方法は「スマホセット割」を活用することです。
これは、特定のホームルーターとスマホをセットで利用することで、毎月のスマホ料金が永年割引されるというもの。
ご自身だけでなく、家族のスマホも割引対象になることが多いため、通信費全体を劇的に安くできる可能性があるのです。
ここからは、お客様がお使いのスマホキャリアごとに、どのホームルーターを選べば良いのかを具体的にご紹介します。
ドコモユーザーなら「ドコモ home 5G」

ドコモのスマホをお使いなら、迷わずドコモ home 5Gを選びましょう。「home 5G セット割」で、ご家族のスマホ代も含めて毎月の通信費が安くなりますよ。
ドコモのスマホをご利用の場合、迷わず「ドコモ home 5G」を選びましょう。
最大の理由は、「home 5G セット割」という強力なスマホ割引が適用されるからです 。
この割引は、ドコモ home 5Gと対象のドコモスマホプランをセットで利用することで、スマホ1台あたりの月額料金から永年最大1,210円が割引されるという内容です。
さらに大きなメリットは、この割引が契約者本人だけでなく、「ファミリー割引」グループ内のご家族や親戚のスマホにも適用される点です(最大20回線まで)。
例えば、ご家族3人が対象プランであれば、毎月合計で3,300円、年間では39,600円もの通信費を節約できる計算になります。
この割引額は、他のホームルーターを選んで得られるキャンペーン特典を大きく上回ることがほとんどです。
そのため、ドコモユーザーにとっては、通信品質の高さに加えて料金面でも「ドコモ home 5G」が最も合理的な選択と言えますね。
au・UQモバイルユーザーなら「WiMAX」

auやUQモバイルのスマホをお使いなら、WiMAX一択です。「auスマートバリュー」か「自宅セット割」で、毎月のスマホ代が安くなりますよ。
auまたはUQモバイルのスマホをお使いの方には、「WiMAX」が最もお得な選択肢となります。
auの「auスマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」という、2つの強力なスマホセット割に対応しているからです。
これらの割引を適用すると、スマホ1台あたりの月額料金が永年最大1,100円割引されます。
もちろん、ご家族のスマホも対象で、合計最大10回線まで割引を受けられるため、家族みんなの通信費を大きく節約できます。
WiMAXのさらに良い点は、たくさんのプロバイダ(販売代理店)から契約先を自由に選べることです。
例えば、キャッシュバックが高額な「GMOとくとくBB WiMAX」や、月額料金が安い「エコスマWiMAX」など、どのプロバイダを選んでもau・UQモバイルのセット割を適用できます。
つまり、スマホ割で通信費を抑えつつ、さらにホームルーター自体の料金も、キャンペーン内容を比較して一番お得な窓口から契約できるのです。
この選択肢の豊富さが、WiMAXがau・UQモバイルユーザーにとって最適である大きな理由ですね。
ソフトバンク・Y!mobileユーザーなら「ソフトバンクエアー」

ソフトバンクやY!mobileのスマホをお使いなら、迷わずソフトバンクエアーを選びましょう。特にY!mobileユーザーの割引額は大きいので、通信費を大幅に節約できますよ。
ソフトバンクまたはY!mobile(ワイモバイル)のスマホをお使いなら、選ぶべきホームルーターは「ソフトバンクエアー」で決まりです。
「おうち割 光セット」という、スマホ代が大幅に安くなるセット割引が使える唯一のホームルーターだからです。
この割引を適用すると、スマホ1台あたりの月額料金が、ソフトバンクなら永年最大1,100円割引、Y!mobileなら永年最大1,650円割引となります。
特にY!mobileの割引額は非常に大きく、他のどのセット割よりもお得です。
ご家族のスマホも最大10回線まで対象になるので、家族で利用している場合は通信費を大幅に削減できます。
この強力な割引があるため、ソフトバンク・Y!mobileユーザーにとっては、他のホームルーターを選ぶよりも「ソフトバンクエアー」を選ぶのが最も経済的と言えるでしょう。
楽天モバイルユーザーなら「Rakuten Turbo」

楽天モバイルをお使いならRakuten Turboがおすすめです。月額料金の割引はありませんが、楽天ポイントでの還元が非常に強力ですよ。
楽天モバイルをお使いの方には、「Rakuten Turbo」をおすすめします。
他のキャリアのような毎月のスマホ代割引という形ではありませんが、楽天モバイルユーザーを対象とした強力なキャンペーンが用意されているからです。
Rakuten Turboは、楽天モバイルユーザーが申し込むと、「最強おうちプログラム」により、毎月1,000円相当の楽天ポイントが還元されます。
これらの特典を利用することで、実質料金を安くできるので、楽天モバイルユーザーにとっては料金的なメリットが非常に大きいのです。
また、月々の支払いでも楽天ポイントが貯まり、支払いにポイントを充当することもできるため、楽天のサービスをよく利用する方にとっては、さらにお得感が増しますね。
これらの理由から、楽天モバイルユーザーであれば「Rakuten Turbo」一択と言って良いでしょう。
各ホームルーターのメリット・デメリット

料金とか速度以外に、それぞれのルーターの強みや弱みってあるの?

はい、あります。通信品質が自慢のドコモ、選択肢が豊富なWiMAXなど、それぞれに個性があります。契約後に後悔しないためにも、各社の特徴をしっかり見ていきましょう。
料金や速度といった数字の比較だけでは見えてこない、各サービスの個性や注意点をここで整理します。
ご自身の使い方や価値観に合うサービスはどれか、考えながら読み進めてみてください。
ドコモ home 5Gのメリット・デメリット

ドコモ home 5Gの一番のメリットは、やはり通信品質の高さとエリアの広さですね。デメリットは、プロバイダが選べず、料金がやや割高になる点です。
ここからは、ドコモ home 5Gのメリットとデメリットを、一つずつ詳しく解説していきます。
メリット:実測値で証明された通信品質の高さ
ドコモ home 5G最大のメリットは、なんといっても通信品質の高さです。
速度比較の章で見た通り、平均下り速度は4社の中でトップクラスであり、動画視聴やWeb会議など、安定した通信が求められる場面で最も頼りになる一台と言えるでしょう。
メリット:全国をカバーする広範な5G/4Gエリア
ドコモのスマホと同じ広範な通信網を利用するため、都市部だけでなく郊外や山間部でも繋がりやすいという大きな強みがあります。
他のホームルーターがエリア外となってしまうような場所でも、ドコモ home 5Gなら利用できる可能性が高いです。
デメリット:プロバイダを選択できない
ドコモが直接提供するサービスのため、WiMAXのように複数のプロバイダから料金プランやキャンペーンを選ぶことはできません。
そのため、申し込み窓口による価格競争が起きにくく、料金が高止まりしやすい傾向にあります。
デメリット:最安値にするには、特典申請の手間がある
料金比較の章で見た通り、ドコモ home 5Gを最安値で利用するには、GMOとくとくBBのような代理店経由での申し込みが必須です。
こうした代理店の高額なキャッシュバック特典は、利用開始から数ヶ月後に専用メールアドレスに届く案内メールから、ご自身で申請手続きを行う必要があります。
この手続きを忘れると特典が受け取れないため、自己管理が少し苦手な方にとってはデメリットになる可能性があります。
WiMAXのメリット・デメリット

WiMAXの最大のメリットは、多くの会社から料金プランを自由に選べる点と、端末そのものが安いことですね。ただ、その選択肢の多さが逆に分かりにくさにも繋がります。
それでは、WiMAXのメリットとデメリットを、それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット:プロバイダが多く選択肢が豊富
WiMAXの最大の特徴は、UQ WiMAXやGMOとくとくBB WiMAXなど、20社以上のプロバイダ(販売会社)から契約先を選べる点です。
どのプロバイダを選んでも通信品質は同じなので、月額料金の安さやキャッシュバックの金額など、ご自身の希望に最も合う、一番お得な条件の窓口を探すことができます。
メリット:端末代金そのものが安い
ドコモやソフトバンクエアーの端末が7万円以上するのに対し、WiMAXの端末は2万円台と、価格が大きく抑えられています。
「実質無料」といった長期の割引に縛られることなく、手頃な価格で端末を買い切れるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
メリット:契約によっては外に持ち出して使える
WiMAXは、登録した住所以外の場所、例えば外出先や旅行先でも利用することが可能です。
これは、他の3社のホームルーターにはない、WiMAXならではの大きな利点です。
一方で、WiMAXには注意すべきデメリットも存在します。
デメリット:選択肢が多すぎて複雑に感じる
メリットの裏返しになりますが、プロバイダが多いということは、それだけ料金プランやキャンペーンの種類も多いということです。
そのため、どの窓口が自分にとって本当に一番お得なのかを比較検討するのが、少し難しく感じてしまうかもしれません。
ソフトバンクエアーのメリット・デメリット

ソフトバンクエアーのメリットは、Y!mobileユーザー向けの強力な割引と、短期利用向けのレンタルプランがある点です。一方で、最新端末は購入プランしかなく、短期解約時のリスクには注意が必要です。
それでは、ソフトバンクエアーのメリットとデメリットを、それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット:Y!mobileユーザーへの割引が非常に強力
ソフトバンクエアーは「おうち割 光セット」の対象で、Y!mobileユーザーであれば、スマホ1台あたり永年最大1,650円もの割引が適用されます。
これは、今回比較している4社のスマホセット割の中で最も大きな割引額です。
ご家族にY!mobileユーザーが複数いる場合、通信費全体を劇的に節約できるため、Y!mobileをお使いの方にとっては最高の選択肢と言えるでしょう。
メリット:短期利用向けのレンタルプランがある
ソフトバンクエアーは、端末を購入するプランだけでなく、月額539円でレンタルできるプランも用意されています。
数ヶ月だけの短期利用が目的の方にとって、高額な端末を購入する必要がなく、解約時に端末代の残債を心配する必要がないレンタルプランは、非常に大きなメリットです。
一方で、ソフトバンクエアーには契約前に必ず知っておくべき注意点があります。
デメリット:短期解約時の端末代残債リスク
最新の5G対応端末は、71,280円の分割払いを、同額の月月割で相殺して「実質無料」にする仕組みです。
そのため、契約期間内に解約すると割引が終了し、数万円にのぼる端末代の残債を一括で支払う必要があります。長期利用が前提のプランと言えるでしょう。
デメリット:上り(アップロード)速度が遅め
速度比較の通り、4社の中では上り速度が最も遅い傾向にあります。
ビデオ会議や高画質な動画の投稿などを頻繁に行う方は、少し物足りなさを感じるかもしれません。
Rakuten Turboのメリット・デメリット

楽天モバイルユーザー向けの強力なキャンペーンが最大のメリットです。ただ、楽天モバイルのスマホと違ってau回線が使えないので、楽天回線のエリア内であることが大前提になりますよ。
それでは、Rakuten Turboのメリットとデメリットを、それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット:楽天モバイルユーザー向けのキャンペーンが強力
楽天モバイルユーザーであれば、「最強おうちプログラム」が適用され、毎月1,000円相当の楽天ポイントが還元されます。
これは実質的なスマホセット割として機能し、通信費全体を大きく抑えることができます。
楽天のサービスをよく利用する方にとっては、非常に大きなメリットです。
メリット:上り(アップロード)速度が速い
速度比較の通り、4社の中では上り速度が最も速いという特徴があります。
ビデオ会議での映像送信や、SNSへの動画投稿といったデータをアップロードする機会が多い方にとっては、他社よりも快適に利用できる可能性があります。
一方で、Rakuten Turboには契約前に必ず理解しておくべき、重要な注意点があります。
デメリット:パートナー回線(au回線)に接続できない
Rakuten Turboの最も重要な注意点です。楽天モバイルのスマホは楽天回線のエリア外だと自動でパートナー回線(au回線)に繋がりますが、Rakuten Turboは楽天回線にしか接続できません。
そのため、ご自宅が楽天回線のエリア外、もしくは電波が弱い場所だと、全く利用できない可能性があります。
契約前に必ず公式サイトのエリアマップで詳細なエリア確認が必要です。
ホームルーター契約前に知っておきたい3つの注意点

申し込む前に、他に気をつけることってある?

特に重要なのが「端末代の実質無料」の仕組み、「対応エリア」の確認、そして「設置場所」の3点です。
ご自身に合いそうなサービスが見えてきたかと思いますが、申し込みボタンを押す前に、いくつか確認しておきたい共通の注意点があります。
「契約したのに繋がらない…」「思わぬ費用を請求された…」といった後悔をしないために、以下の3つのポイントを必ずチェックしてください。
注意点1:必ず「対応エリア」を確認する

契約前に最も重要なのが、このエリア確認です。特にRakuten Turboはau回線が使えないため、楽天回線のエリア内かどうかを必ず確認してください。
ホームルーター選びで、最も重要で絶対に省略してはいけないのが「対応エリア」の確認です。
どれだけ評判の良いサービスでも、ご自宅がサービス提供エリア外、あるいは電波の届きにくい場所では全く意味がありません 。
契約してから「繋がらない…」と後悔しないために、契約前には必ず各サービスの公式サイトに用意されているエリア検索を使いましょう 。
ホームルーター エリア確認ページ
特に、Rakuten Turboを検討している方は、スマホの楽天モバイルと仕様が異なり、パートナー回線(au回線)は利用できないため、楽天回線のエリア内であることが絶対条件となります。
ご自身の住所をピンポイントで検索し、5G通信が使えるか、電波状況は良好かなどを詳細に確認することが、後悔しないための絶対条件です。
注意点2:端末代金の「実質無料」の仕組み

「実質無料」は、契約期間を使い切ることが前提の割引です。途中で解約すると、残りの端末代が一括請求されるので注意が必要ですよ。
ドコモ home 5Gやソフトバンクエアーでよく見かける「端末代実質無料」という言葉。
これは、多くの場合、高額な端末を36回や48回などの分割払いで購入する契約になっています。
そして、その分割支払い金と同額の割引が毎月適用されることで、端末代が「実質0円」になる仕組みです。
この仕組みは長期間使い続ける方にとっては非常にお得ですが、注意点が一つあります。
それは、分割払いが終わる前にサービスを解約してしまうと、その時点で割引も終了するということです。
結果として、残りの端末代(残債)を一括で支払う必要が出てきてしまいます。
例えば1年で解約した場合、残りの2年分、約4〜5万円の端末代を請求される可能性があります。
長期で利用する方には大きなメリットですが、短期での解約の可能性がある方はこのリスクをしっかり理解しておきましょう。
注意点3:設置場所で速度は大きく変わる

ホームルーターは置き場所一つで速度が大きく変わります。基本は、電波を受信しやすい「窓際」で、できるだけ「高い場所」に置くのがおすすめですよ。
ホームルーターは電波を使って通信するため、その置き場所によって通信速度や安定性が大きく変わります。
せっかく高性能な機種を選んでも、置き場所が悪いと十分なパフォーマンスを発揮できません。
そこで、ルーターの性能を最大限に引き出すために、おすすめの設置場所と避けるべき場所のポイントをまとめました。
おすすめの設置場所
- 窓際:屋外の基地局からの電波を最も受信しやすい場所です。
- 床から1m以上の高さ:棚の上など、家具による電波の遮断を防ぎ、電波が部屋全体に広がりやすくなります。
- 家の中心に近い場所:家全体にWi-Fiの電波をバランス良く届けることができます。
避けるべき設置場所
- 床の上や棚の中:電波が遮られ、家中に届きにくくなります。
- 水槽や花瓶の近く:電波は水に吸収されやすい性質があるため、電波が弱まる原因になります。
- 電子レンジなど家電の近く:Wi-Fiと同じ周波数帯を使う家電は、電波干渉を起こして通信を不安定にさせることがあります。
- 金属製の棚の近く:金属は電波を反射・遮断してしまうため、通信が不安定になる原因となります。
最終的には、いくつかの候補地で速度を計測し、ご自宅環境での「ベストポジション」を見つけるのが一番確実です。
少し場所を変えるだけで、通信速度が劇的に改善することもありますよ。
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まとめ
ホームルーター選びは、お使いのスマホキャリアに合わせるのが正解
この記事では、主要なホームルーター4社を様々な角度から徹底比較してきました。
最高のホームルーターは一つではなく、お客様の使い方や環境によって答えが変わる、ということがお分かりいただけたかと思います。
もしお客様が、少しでも快適にインターネットを使いたいと考えるなら、通信速度の比較で最も優れた実測値を記録した「ドコモ home 5G」が最も有力な候補となるでしょう。
一方で、月々の支払いを少しでも安く抑えたい、通信費全体でコストパフォーマンスを追求したいと考えるなら、答えはさらにシンプルです。
「お客様がお使いのスマホキャリアに合わせる」こと。これが、最も簡単で、かつ最大の割引を受けられる確実な方法です。
スマホキャリア | 最適なホームルーター |
---|---|
ドコモ | ドコモ home 5G |
au / UQモバイル | WiMAX |
ソフトバンク / Y!mobile | ソフトバンクエアー |
楽天モバイル | Rakuten Turbo |
ということで、この記事で解説したポイントを参考に、ぜひ後悔のない選択をして、快適なインターネットライフをスタートさせてくださいね。
Q&A
ホームルーターの比較に関する“よくある質問と回答”
- 契約前にお試しで利用できるホームルーターはある?
- WiMAXには15日間の無料お試しサービスがあります。他社も8日以内の初期契約解除制度が利用できます。
WiMAXには「Try WiMAX」という15日間無料でお試しできる公式のレンタルサービスがあります。
契約前にご自宅の電波状況を実際に確認できるので、非常に安心です。
ドコモ home 5Gなど他のサービスには無料お試し期間はありませんが、電波状況が不十分な場合などに、契約から8日以内であれば違約金なしでキャンセルできる「初期契約解除制度」を利用できます。
- 申し込みからどのくらいで使えるようになるの?
- 最短で翌日〜1週間程度で端末が届き、すぐに利用開始できます。
特に公式サイトから申し込むと、最短2〜3日で端末が届くこともあり、非常にスピーディーです。
代理店経由の場合は、書類のやり取りなどで1週間程度かかることもありますが、いずれにしても工事が必要な光回線(1〜2ヶ月)に比べて圧倒的に早く利用を開始できます。
- データ容量は無制限で使い放題なの?
- 原則データ無制限ですが、ネットワークを占有するほどの極端な使い方をすると、一時的に速度が制限される可能性があります。
どのサービスも、月間のデータ容量に上限はなく、基本的に無制限で利用できます。
ただし、あまりにも短期間で大容量の通信を行うなど、ネットワークに著しい負荷をかける使い方をした場合、他の利用者を守るために一時的に通信速度が制限されることがあります。
通常の利用で制限がかかることはまずありませんので、ご安心ください。
- 海外で利用できるホームルーターってある?
- どれも日本の携帯電話会社の電波を利用するため、海外で利用することはできません。
海外でインターネットを利用する場合は、「ZEUS WiFi」や「縛りなしWiFi」など、海外データプランが展開されているモバイルルーターがおすすめです。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
コンセントに挿すだけで手軽にインターネットが使える「ホームルーター」は、とても便利なサービスですよね。
ですが、ドコモ home 5G・WiMAX・ソフトバンクエアー・Rakuten Turboなど選択肢が多く、「結局どれが自分に合っているの?」と迷ってしまうお客様も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、主要4社のホームルーターを、「料金」「速度」「スマホセット割」の項目で徹底比較し、お客様にとって最適な1台を案内します。
先に結論をお伝えすると、通信速度を優先するなら「ドコモ home 5G」、料金の安さを重視するなら「お使いのスマホキャリアに合わせる」のが、最も賢い選び方です。
なぜそう言えるのか、本文で詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。