auひかりとビッグローブ光はどっちが優秀な光回線?決め手となるのは通信速度の違い
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auひかりはビッグローブ光よりも優秀な光回線
auひかりかビッグローブ光ならどっちがいいの?
auひかりの方が通信速度が速くてより快適に利用できるのでいいですよ。
このような結論を出すために、auひかりとビッグローブ光を「通信速度」「月額料金」「初期費用」「提供エリア」「キャンペーン」の5項目で比較しましたので、まずは結果からご覧ください。
auひかりとビッグローブ光の比較結果
比較項目 | 比較結果 |
---|---|
通信速度 | auひかりの方が速い |
月額料金 | 状況により結果は変わるが大きな差はない |
初期費用 | 支払う費用は事務手数料のみで同じ |
提供エリア | ビッグローブ光の方が広い |
キャンペーン | 乗り換えならauひかりの方がお得 |
両サービスは、特に通信速度と提供エリアの項目で違いがはっきりとしていますが、インターネットを如何に快適に利用できるか判断するには通信速度がより重要と言えるので、ビッグローブ光よりもauひかりがおすすめなのですね。
とはいえ、結論だけで判断するのは難しいと思うので、それぞれ比較した項目の詳細を見ていきましょう。
通信速度の比較結果:auひかりの方が速い
通信速度はどちらが速いの?
auひかりの方が2倍近く速いです。
今回、どちらかを選ぶ上で決め手となった通信速度の項目ですが、実際にauひかりとビッグローブ光で通信速度にどれくらいの差があるのか、下記の表をご覧ください。
auひかりとビッグローブ光の通信速度(平均速度)
auひかり | ビッグローブ光 | |
---|---|---|
下り(ダウンロード) | 509Mbps | 251Mbps |
上り(アップロード) | 526Mbps | 268Mbps |
出典:みんなのネット回線速度
下り上りとは通信の方向のことですが、どちらの場合でもビッグローブ光に比べてauひかりの方が2倍近く速いことがわかりますよね。
つまり、通信速度は圧倒的にauひかりの方が速いということです。
関連記事:auひかりの平均速度は520Mbps!ただしマンションでは遅い場合もあるから注意が必要
NTT回線よりも独自回線の方が速い
なんでこんなに通信速度が違うの?
独自回線のauひかりは利用者数が少なくて混雑しにくいからです。
前提として、光回線は大きく2種類に分類され、NTT東日本・NTT西日本が整備管理している“NTT回線”と、事業者独自で整備管理している“独自回線”に分けられます。
NTT回線は、その名の通りNTTが管理している回線なのですが、元々自社サービスのフレッツ光として使用していた回線を、2015年から各事業者に回線の貸し出し“光コラボ”というサービスをはじめた影響もあって、現在NTT回線を利用しているユーザーは非常に多くなっています。
光コラボは全国に500社以上ありビッグローブ光もこの光コラボの1つですが、これらのユーザーが同じNTT回線を共有しているので、道路に例えるなら常に渋滞にはまってしまって、速度が出しづらい状態なのですね。
それに対して独自回線であるauひかりは、その回線を使用しているのは自社である1社のみなので、比較的ユーザー数は少なく、常に道路は空いている状態なので、通信速度が出やすくて速いのです。
つまり、この回線の違いが影響して、NTT回線であるビッグローブ光よりも、独自回線であるauひかりの方が速いということです。
ちなみに、光回線全体の平均速度は250~300Mbps程度なので、ビッグローブ光も決して遅いわけではありません。
月額料金の比較結果:状況により結果は変わるが大きな差はない
月額料金はどちらが安いの?
建物や利用年数によって変わりますが、そこまで差はありません。
月額料金は、建物の種類(戸建て or マンション)や、利用年数などによって変動しますが、詳細を見ていくとそこまで大きな差はありません。
auひかりとビッグローブ光の月額料金
auひかり | ビッグローブ光 | |
---|---|---|
戸建て | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目以降:5,390円 | 5,478円 |
マンション | タイプV:4,180円 or 4,510円 タイプG:4,180円 or 4,510円 都市機構:4,180円 都市機構G:4,180円 タイプE:3,740円 or 4,070円 タイプF:4,290円 ギガ:4,455円 ミニギガ:5,500円 | 4,378円 |
戸建てタイプに関しては、ビッグローブ光が一定の料金なのに対し、auひかりは1年目~3年目にかけて110円ずつ安くなっていきます。
1,2年目はビッグローブ光の方が安いですが、3年目以降はauひかりの方が88円/月安くなります。
つまり、2年以内ならビッグローブ光に方が安く、3年以上ならauひかりの方が安く利用できるということですが、正直そこまで違いはありませんね。
続いてマンションタイプに関して、ここでは詳しい説明は省きますが、auひかりのマンションタイプは建物によって8つのタイプに分かれているので、一概には比較できません。
ただし、タイプがミニギガではない限り、戸建てと同じく両サービスの料金の差は大きくありません。
ということで、利用年数やauひかりの何タイプを契約することになるのかによって、どちらを利用した方が安く済むのか状況は変わりますが、正直に言ってそこまで大きな料金差はありません。
ちなみに、auひかりマンションのタイプは、auひかりの提供エリア検索から調べることができます。
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初期費用の比較結果:支払う費用は事務手数料のみで同じ
初期費用はどちらが安いの?
どちらも支払う費用は事務手数料だけなので同じです。
ここで言う初期費用とは、“事務手数料”と“工事費”のことを指しますが、事務手数料は同額、工事費はどちらもキャンペーンで無料になるので、両サービスに初期費用の差はありません。
auひかりとビッグローブ光の初期費用
auひかり | ビッグローブ光 | |
---|---|---|
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
工事費 | 戸建て: ⇒実質無料 マンション: ⇒実質無料 | ⇒実質無料 |
事務手数料は、どちらも3,300円で同額なので違いはありません。
工事費は、ベースとなる料金は異なりますが、両方ともキャンペーンで実質無料になるので、契約期間通り利用すれば違いはありません。
実質無料とは、分割で請求される工事費と同額の割引を毎月入れることにより、実質的に負担が0円になっている状態です。
契約開始してから数ヵ月など短期で解約をした場合は、まだ支払い終えていない回数分の工事費が請求されてしまうので注意してください。
提供エリアの比較結果:ビッグローブ光の方が広い
提供エリアはどちらが広いの?
ビッグローブ光の方がより広く多くのユーザーが利用できます。
前提として、光回線はお住まいの地域まで、電柱などをつたって配線整備されていないと利用できないので、整備されていれば提供エリア内、されていなければ提供エリア外となります。
その提供エリアの広さを比較してみると、auひかりよりもビッグローブ光の方が広く、より多くのユーザーが利用できる環境が整っていることがわかります。
auひかりとビッグローブ光の提供エリア
auひかり | ビッグローブ光 | |
---|---|---|
戸建て | 関西・東海・沖縄を除くエリア | 全国 |
マンション | 全国(設備導入済み物件に限る) | 全国 |
まず、ビッグローブ光は戸建てタイプでもマンションタイプでも、全国47都道府県が提供エリアとなっているので、ほとんどの方が利用できます。
それに対してauひかりは、ビッグローブ光に比べると提供エリアが限られているのがわかると思います。
独自回線よりもNTT回線の方が提供エリアは広い
なんでauひかりの提供エリアはビッグローブ光よりも狭いの?
auひかりは限られた地域にしか回線が整備されていないからです。
通信速度の項目で、光回線はNTT回線と独自回線に分けられると解説しましたが、それぞれの提供エリアは異なります。
まず、NTT回線の全国エリアカバー率は実に96.9%にも及ぶので、全国のほとんどの人がビッグローブ光の提供エリア内に住んでいます。
それに対して、auひかりのような独自回線は、その事業者が独自で整備した回線を使用しているので、NTT回線ほど広いエリアを網羅できていないのですね。
なので、NTT回線を使用しているビッグローブ光よりも、独自回線であるauひかりの方が提供エリアが狭いのです。
また、マンションタイプは建物に専用の設備が導入されている必要があるのですが、auひかりでは新規でのマンションタイプの設備導入を停止しているため、提供エリアは既存の建物に限ります。
<関連記事>
・auひかり戸建てタイプは一部エリア限定サービス!関西と中部地方では利用不可
・auひかりマンションタイプの提供エリアは建物に設備があるかどうかで決まる
キャンペーンの比較結果:乗り換えならauひかりの方がお得
キャンペーンはどちらがより充実しているの?
新規ならほぼ同じ内容ですが、乗り換えならauひかりの方が充実しています。
スマホ割や工事費無料もキャンペーンですが、auひかりとビッグローブ光では、それ以外にキャッシュバックや他社違約金補填のキャンペーンを実施しています。
auひかりとビッグローブ光のキャッシュバック(CB)・他社違約金補填詳細
auひかり | ビッグローブ光 | |
---|---|---|
新規 | 最大30,000円CB | 30,000円CB |
乗り換え(戸建て) 乗り換え(マンション) | 最大55,000円CB+最大30,000円違約金補填 最大45,000円CB+最大30,000円違約金補填 | 30,000円CB |
新規契約の場合は、どちらも最大30,000円のキャッシュバックなので違いはありません。
ただし、auひかりは乗り換えの方向けのキャンペーンを手厚くしているので、他社からの乗り換えなら、ビッグローブ光よりもauひかりの方がお得と言えます。
まとめ
ビッグローブ光も決して悪い光回線ではないですが、
どちらか選ぶなら通信速度が速いauひかりがおすすめです。
今回の記事では、auひかりとビッグローブ光の違いについて解説してきましたが、最後に改めて比較結果をご覧ください。
auひかりとビッグローブ光の比較結果
比較項目 | 比較結果 |
---|---|
通信速度 | auひかりの方が速い |
月額料金 | 状況により結果は変わるが大きな差はない |
初期費用 | 支払う費用は事務手数料のみで同じ |
提供エリア | ビッグローブ光の方が広い |
キャンペーン | 乗り換えならauひかりの方がお得 |
はっきり言って、auひかりもビッグローブ光も、どちらも悪いサービスではないですし、どちらを選んでも問題ないとは思います。
ただし、どちらか1つを選ぶなら、月額料金に大きな差がない以上、通信速度が速いauひかりの方がおすすめです。
auひかり
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ビッグローブ光
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総額 最大¥71,800相当バック新規申込で¥30,000キャッシュバック!
その他、工事費最大¥28,600実質無料・auのスマホ料金 年間¥13,200割引き!
受付時間:09:00〜20:00 土日祝日も営業
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Q&Aauひかりとビッグローブ光に関する“よくある質問と回答”
特にauひかりがおすすめな人は?
速度重視の人におすすめと言えます。
特に、オンラインゲームやWeb会議など、オンライン系の用途が多い人は、auひかりの方がより確実に快適に利用できるでしょう。
特にビッグローブ光がおすすめな人は?
引っ越しが多い人におすすめです。
そして、ビッグローブ光の3年プランなら、何度引っ越しても引っ越し先での工事費は無料です。
なので、比較的引っ越しが多い人にはビッグローブ光の方がおすすめです。
フレッツ光から乗り換えるならどっちがおすすめ?
新たに工事をする必要がないビッグローブ光がおすすめです。
フレッツ光からビッグローブ光のような光コラボへ乗り換えることを“転用”と言いますが、転用なら新たに工事を行う必要がなく、手間もかからず簡単だからです。
関連記事:フレッツ光の転用はメリットしかないって本当?手続き方法についてもわかりやすく解説
auひかりのエリア外だと独自回線は利用できないの?
関西はeo光、東海はコミュファ光、沖縄はauひかり ちゅらが利用できます。
関西地方はeo光、東海地方はコミュファ光、沖縄県ではauひかり ちゅらという独自回線を提供しているので、独自回線を利用したい方はこちらの光回線をご検討ください。
いらっしゃいませ、株式会社INEの丸山です。
auひかりとビッグローブ光は、同じKDDIグループが運営する光回線です。
そんな両サービスは、どちらもau・UQmobileユーザー向けのスマホ割が適用できる光回線なので、対象の方はどちらにしようか悩むのではないしょうか。
そこで今回の記事では、auひかりとビッグローブ光を徹底比較して、どちらがより優秀な光回線なのか解説致します。
先に結論を言ってしまうと、総合的に見ればビッグローブ光よりもauひかりの方が優秀です。
なぜそう言えるのか、詳しくは本文で解説していきますので、auひかりとビッグローブ光、どちらにしようか悩んでいる方は、ぜひ最後までご一読ください。